2021年03月08日

◆ 大震災 10周年

 2011年の大震災から 10年たった。振り返って、教訓を考える。なぜあれほど多くの死者が出たのか?

 ――

 なぜあれほど多くの死者が出たのか? 「逃げるのが間に合わなかったからだ」と思う人が多いだろうが、そうではない。逃げるための時間は、たっぷりとあった。地震発生から津波の到達まで、30分ほどの時間があったのだ。





 これは当時のテレビ画面である。2時49分から臨時ニュースがあり、三陸沿岸では 10メートル以上の津波が来ると予報していた。(実際には 30メートルになったところもある。)
 大きな津波が来ることは、はっきりと予報が出ていた。ではなぜ、人々は逃げ遅れたのか? 
 簡単に言えば、それは「油断」や「過小評価」による。朝日新聞に、被災者の回想記事がある。(大川小で娘を失った親である あけみ という人の話。)
 「地震が来た時は車で20分ほどの職場にいて、まさかこんなことになっているとは思わなかった。学校にいた三女を捜している」
 そんな話をすると、女性(女性記者)は不思議そうに言った。
 「え、なんで迎えに行かなかったんですか?」
 あけみさんは顔をそむけ、何も言わず立ち去った。

 四十九日にあたる4月28日。愛さんが見つかった。
 左足首に巻かれた水色のミサンガは娘のもの。「会えてよかった」。2日間、ひつぎに寄り添って寝た あの日の問いかけが、頭によみがえった。
 「なんで迎えに行かなかったんですか?」
 行けなかったんじゃない。大きな津波は来ないと踏んで、私は「行かなかった」――。私は先生を責められない。
( → (うつりゆく記憶 東日本大震災10年:1)娘たちの大切な、大川小:朝日新聞

 大きな津波は来ないと踏んで、私は「行かなかった」―― そう回想している。

 ではなぜ、そういうふうに過小評価したのか? それが問題だ。ただの「愚かさ」では済まないからだ。(一人や二人ではなく、大量の人々が同じ理由で命をなくした。)

 ――

 実は、これは、特に不思議なことではない。人はそういうふうに誤認する心理的傾向があるのだ。これを「正常性バイアス」という。
 Wikipedia に解説がある。
 正常性バイアス(せいじょうせいバイアス、英: Normalcy bias)とは、認知バイアスの一種。社会心理学、災害心理学などで使用されている心理学用語で、自分にとって都合の悪い情報を無視したり、過小評価したりしてしまう人の特性のこと。
 自然災害や火事、事故、事件などといった自分にとって何らかの被害が予想される状況下にあっても、それを正常な日常生活の延長上の出来事として捉えてしまい、都合の悪い情報を無視したり、「自分は大丈夫」「今回は大丈夫」「まだ大丈夫」などと過小評価するなどして、逃げ遅れの原因となる。「正常化の偏見」、「恒常性バイアス」とも言う。

 ――

 津波避難をめぐる課題として「警報が出ているのを知りながら避難しない」人たちがいることが指摘されていた。実際に、地震発生直後のビッグデータによる人々の動線解析で、ある地域では地震直後にはほとんど動きがなく、多くの人々が実際に津波を目撃してから初めて避難行動に移り、結果、避難に遅れが生じたことが解明された。
 例えば海岸から5キロメートル離れた石巻市立大川小学校で、生徒74名と教師10名およびスクールバスの運転手が、避難先の決定を誤るなどして河川を遡上してきた津波に飲み込まれて死亡したケースでは、正常性バイアスによる根拠のない楽観的思考が対応を遅らせた可能性が指摘されている。
( → 正常性バイアス - Wikipedia

 こういう形で「正常性バイアス」という「認知の歪み」が発生した。

 このことは、今になって明らかになったわけではない。当時も、本サイトでは似たことを指摘していた。
 建物の崩壊などの被害は不可抗力だろう。だが、津波に呑み込まれた死者が多いのは問題だ。津波が来るまでには 20分以上の時間があるのだから、高台や大型ビルなどに逃げる時間は十分にあったと思える。それなのに、自宅に残っていた人が多いらしい。それで死んだ人が多いらしい。また、自宅の屋根に上って救助を求めている人がかなりいるという。

 これはどうしてか? 人々が津波の意味をよく理解できなかったせいだろう。津波警報は出されたが、「すぐに緊急避難せよ」と受け取った人ばかりではなかった。すぐに緊急避難した大半の人は助かったが、ぐずぐずしていて逃げ遅れた人が多かった。

 では、どうして彼らは逃げ遅れたか? 判断力が不足していたからだ。そして、判断力が不足した人々には、判断を情報として送るべきだった。次のように。

 「津波が来ています。津波により、海岸から数キロの距離にいる人々は、水死の危険があります。死者数は千人以上と見込まれます。早急に、高台や大型ビルなどに避難してください」

 現実には、そうではなかった。テレビで報道されたのは、「地震が起こった」ということと、「津波警報が発された」ということだけだった。津波警報のニュースは出たが、それを正しく理解できない人が多かった。(特にお年寄り?)

 テレビは津波警報を出せばいい、というわけではない。基礎情報を流せばいい、というわけではない。基礎情報の意味を、判断情報として、詳しく伝える必要があったのだ。「このままでは死ぬぞ。さっさと逃げろ」と。

 ここでは、政府が「緊急避難命令」というのを発するべきだったと思う。
(政府の命令という形にすれば、お年寄りほど、その指示に従う。判断力のない人ほど、政府の命令が必要となる。)
( → 地震で死者 1000人以上: Open ブログ


 地震直後に入った津波の予想は、高さ6メートル。防潮水門は 5.5メートルほどある。「6メートルなら大丈夫。万が一、波が水門を越えても、屋上に逃げればいい」。防災をになう職員の共通認識だった。
 午後3時20分過ぎ。「津波が来たぞ」と声が上がる。町長が屋上に上がると、防潮堤を乗り越えて波が入り、海岸近くの家が破壊されていくが見えた。「こんなはずはない」と思ったとき、逃げ道はなくなっていた。
( → 朝日新聞・朝刊 2011-04-11 [紙の新聞])

  …………

 歴史からして、津波の恐ろしい危険性はもともと警告されていた。にもかかわらず、現地の人々はその大きな危険を忘れて、小さな危険ばかりを覚えていた。危険を大幅に甘く見積もっていた。また、気象庁も、過去の歴史を忘れて、大幅に甘い予測を示した。……こういう誤認(油断)のせいで、大きな被害が起こった。

  …………

 動画を見ればわかるように、ものすごい津波が起こった。しかるに、心構えさえしっかりしていれば、小学生でさえ一人も被害が出ない。
 一方、のんびりと津波の見物なんかをしていれば、被害に遭う。似た例は、次の動画にも見られる。(津波ではないが。)

  …………

 「まさか、あそこまで津波が達するとは思っていなかった」というふうに、津波の範囲を狭い範囲だけだと思い込んでいた。さらには、鉄筋コンクリート造り2階建てで十分だと思っていた。専門家の意見もろくに聞かずに、勝手に判断していた。それが市長や知事の見解だ。
( → 南三陸の津波被害: Open ブログ


 3メートルなら大丈夫−−。過去に何度も津波を経験してきた岩手県沿岸部は各地で高い防潮堤を整備するなど対策を進めてきた。地震発生直後に気象庁がこの地域に出した大津波警報は高さ3メートル。「高台に避難しなくても安全だ」と考えた、という証言が相次いでいる。 
 午後2時50分、乗用車に乗り込み、自宅に向かう途中カーラジオをつけると「大津波警報が発令され、宮城県沿岸には6メートル、岩手県沿岸には3メートルの津波が来る」と聞いた。高さ約5メートルのコンクリートの防潮堤がある。「3メートルなら防潮堤を越えることはない」と思ったという。同様にカーラジオで「3メートル」と聞いていた征一さんが「津波はここまで来ることはないだろう」と言い、家族は室内の片付けを始めた。
 午後3時15分ごろ、恵子さんが気付いた。「津波だ」と叫んだ。村上さんは靴を取ろうと、玄関に向かった。ゴーゴーという音を立てて泥水が流れ込み、水はすぐにひざの高さまで。居間に戻ろうとしたが水圧が強く、動けない。何とか近くの階段にたどり着き、2階にはい上がった。水かさが増す。「3人はもう助からない」と思った。
 濁流は1階の天井近くまで達し、居間にいた3人はあっという間に水にのまれ、浮いてきたソファに夢中でしがみついた。

 岩手県陸前高田市の気仙小学校に避難した25歳の女性は「小学校は海抜10メートルぐらいで、ここに逃げればさすがに大丈夫だろうと思った」と話す。午後3時15分ごろに防災無線を通じて「6メートル」という数字を聞いた。「小学校まで来るとは思いもしなかった」。ところが津波はグラウンドの避難者を襲い次々にのみこんでいった。この女性は裏山を駆け上がり助かった。
 岩手県宮古市田老地区の70歳の男性は「防災無線で3メートルと聞き、大丈夫と思った。しかし『逃げろ』と叫ぶ声を聞き、一応避難することにした。今思えば危なかった」と話す。
( → 毎日新聞 2011-04-16 )

( → 津波の気象予報: Open ブログ




 [ 付記 ]
 正常性バイアスは、決して他人事ではない。これのせいで命を落とすという事例がしばしば起こっているそうだ。それは「心筋梗塞」が起こった場合である。
 「心筋梗塞」が起こると、心臓に明らかな異常が起こり、体がおかしくなる。そこですぐに(2時間以内に)病院に行けば、ただちに心電図で異常が判明して、即時、手術みたいなことをする。(正確には、メスは入れずに、血管からカテーテルを入れる。)……これで、たいていは助かる。
 ところが、「別にたいしたことはないさ。大丈夫さ。しばらく様子を見よう」と思って、病院に行くのを先延ばしする人が多い。すると、「2時間以内に治療」というタイミリミットを逃したせいで、もはや治療不可能となる。不可逆的な心臓の破壊が起こって、ひどく状況が悪化する。寿命は大幅に縮まるが、最悪の場合には、すぐに死ぬ。
 これは正常性バイアスだ。つまり、正常性バイアスのせいで、人々は心筋梗塞に対して無防備になる。
 心筋梗塞の経験者 110名に聞き取りやアンケートなどで調査を行いました。そこから浮かび上がったのは「およそ半分の人がすぐに病院へ行っていなかった」という事実!強烈な症状があるにもかかわらず、なぜ病院へ行かないのか?それには3つの理由があると考えられます。

すぐ病院へ行かない理由@「自分は大丈夫だろうと思った」
 「胸に象が乗っている感じ」「やりで胸を刺されたよう」など胸に強烈な症状があるのに、経験者たちの中には「年のせい」「花粉症が悪化した」などと考える人も。実はこれ、人の心の不思議なクセが影響しています。明らかに異常なことが起きているのに「自分は大丈夫だろう、自分だけは助かるだろう」と考えてしまう、「正常性バイアス」と呼ばれる心理です。
( → 激痛でも放置!?心筋梗塞の意外な落とし穴 - NHK ガッテン!

 三陸沿岸の津波で死んだ人を見て、「津波が来ても逃げないとは、なんて馬鹿なんだ。命が惜しくないのか」と馬鹿にする人が多い。しかし、そういう人もまた、心筋梗塞(という病気の津波)に襲われたとき、逃げ遅れる(治療に行かないで済ませる)。……そのせいで、制限時間を迎えて、助かる時間の期限が来てしまうのだ。

 正常性バイアスは、人を殺す。そのことを、肝に銘じるといい。

 《 加筆 》
 心臓に痛みを感じて、体調が急激に悪化したら、心筋梗塞の可能性が高い。うまく動けなくなるのが普通だ。そういうときには、ただちに救急車を呼ぼう。大病院へただちに運搬してくれるだろう。生きるか死ぬかが決まるのは、今すぐではなく、3時間後の処置だ。それが生死を分ける。その分岐点が、今すぐに救急車を呼ぶか否かだ。
  → https://bit.ly/3ejJqsD (参考記事)
 


 [ 余談 ]
 これは、コロナについても当てはまる。今年の 12月下旬まで、菅首相がコロナ対策では無為無策どころか、「 GoTo の推進でコロナの拡大」という方針を取っていた。国民を殺そうとしていた。にもかかわらず、多くの国民は、菅首相を支持していた。政権支持率は不支持率を上回った。ここでも、正常性バイアスが働いて、現状維持の方針を取り続けた。
 そのあと、第三波が襲って、死者が莫大に増えた。このときようやく、人々は政権支持から不支持へと転じた。それを知って、菅首相はようやく、「 GoTo 推進」から「緊急事態宣言の発令」へと方針を転じた。
 こういう経緯があったのだ。
  
 このことは、前にも述べた。
 「人々は、コロナ対策で大失敗している(無為無策であるどころか GoTo では有害なことをしていた)という菅政権の方針を否定したのだが、それでもなお、政権を支持する人が多かった。そして、その失敗が自分の命を失いかねないという段階になって、ようやく支持から不支持に転じた」
 これを要約すれば、こうだ。
 「人々は、自分が殺されそうになっても、まだ菅政権を支持していた。そして、いよいよ自分が殺される直前になって、ようやく支持することを諦めた」

 これほどにも人々は政権にしがみついていたのだ。どうしようもないほど狂気的である。殺されかけてもまだ支持するのだから。そして、その理由は、「自民党が好きだから」というわけではなく、単に「現状の体制を変えることが怖いから」(不安だから)なのである。
( → 選択的夫婦別姓を諦めよ: Open ブログ

 これもまた「正常性バイアス」というふうにとらえることができる。本当に殺されそうになる直前まで、人々は危険を理解し得ないのである。それが人間というものなのだ。逃げ遅れるのも当然である。

 実際、コロナからは逃げ遅れた。それが現在の多大な死者となって現れている。


日々の死者数
c-death-103-0308.png
Worldometer


 現在、死者総数 8,227人。
 ピークよりは下がっているとはいえ、春ごろの死者数の何倍もの死者が日々に発生している。人々は死に鈍感になってしまっているようだが、春のころより大幅に死者は出ているのだ。
 それでも楽観している人が多いので、ここでも正常性バイアスが働いているとも言える。

 人々の楽観の具合は、「喉元過ぎれば」という感じで、次の数字からも明らかだ。
 《 菅内閣 「支持」40%「不支持」37% 3か月ぶりに支持が上回る 》
 NHKの世論調査によりますと、菅内閣を「支持する」と答えた人は、先月より2ポイント上がって40%、「支持しない」と答えた人は、7ポイント下がって37%で、3か月ぶりに支持が不支持を上回りました。
( → NHKニュース


 
posted by 管理人 at 23:33| Comment(6) |  震災(東北・熊本) | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
 正常性バイアス(特に新型コロナについての)という言葉を聞くと、私はしつこいようですが、昨年2月28日付「新型コロナウイルスの話題 5」(下のリンク)での、私と管理人さんとの(コメント欄の)やり合いを思い出してしまいます。

 http://openblog.seesaa.net/article/473800360.html#more

 一部極端なご発言かもしれませんが、その時に管理人さんは、このように述べておられました。

 Posted by 管理人 at 2020年02月29日 23:25

> もうすぐ暖かくなるので、感染者が急造することはないでしょう。中国でもピークは越えています。

> 感染者数は、現在(コメント者註:昨年の2月末時点で)は200 程度。今後、1000 に近づくことがあるかもしれないが、1万に達することなど、まずありえない。(現在は中国以外の全世界で 5500 ぐらい。)(少なくとも、次の冬までは。)

> 死者数もそれほど多くにはならないでしょう。本日(コメント者註:昨年の2月29日)の時点で5人ですが、これが 10人を越えるようになるとは思えない。もう冬は過ぎたし。例年のインフルエンザでは収束しつつあるころです。
Posted by かわっこだっこ at 2021年03月09日 09:22
 私の予想が必ず当たるわけではない。予想が外れた理由は二点。
 三月下旬までは順調に減少していたのに、その後に急増した。それは二つの理由があったから。
  ・ 欧州で変異型のウイルスが発生して、これが急増した。中国形のウイルスはほぼ消えたのに、欧州型が急増した。変異までは私の予想ができなかった。
  ・ 私の主張していた「水際対策」(海外から来る人を止める)をしなかった。これが決定的にまずかった。

 結局、2月末日の時点で「特に何もしないでいい」という方針は、別に間違っていなかった。この時点で「水際対策」(海外から来る人を止める)をするべきだ、という方針は取る必要がなかった。
 ところがその後、状況が変化した。欧州では感染者が急増した。この時点で、方針を変更するべきだった。「水際対策」(海外から来る人を止める)をやるべきだった。そうすれば、何も問題はなかった。なのに「水際対策」(海外から来る人を止める)をやったのは、三月末に海外からのジェット機が止まった後であって、実質的には無為無策も同様だった。

 状況の変化に従って、早すぎもせず、遅すぎもせず、最適のときに最適の方策を取るべきだった。私の言う通りにしておけばよかった。

 ※ 2月末日の時点で「特に何もしないでいい」という方針は、別に間違っていなかった。3月下旬までは順調に減っていた。データからわかる。(問題は、その後だ。)
Posted by 管理人 at 2021年03月09日 09:37
 水際対策も大事だが、何よりも大事なのは「マスク」と「会食禁止」である。この二点をやるべきだということを、私は初めのころから言っていた。
 マスクについては、豚インフルエンザのときにもいっていたので、コロナの報道が出た初期から言っていた。
 会食の危険性については、4月01日の記事で強く強調している。
  → http://openblog.seesaa.net/article/474354177.html

 会食という言葉を使わずに、「会話しながらの食事」が危険だということは、3月02日から何度も言っている。そのことは、上記リンクの記事で説明している。

 このころ、政府は「三つの密」というダジャレのキャッチフレーズばかりを言っていたが、私は「会食こそ危険だ」と強調していたのだ。
 政府が会食の危険性を認めたのは、5月になってからだった。そのときにはすでにコロナは蔓延していて、すでにピークを越えていた。

 しかし安倍時代はまだマシだった。素が時代には、逆に、会食を推進するようになった。狂気の沙汰だ。そしてまた、専門家も GoTo の危険性を強く指弾できなかった。強く指弾したのは、12月になってからだ。つまり、第三波が起こってからだ。
Posted by 管理人 at 2021年03月09日 10:47
 最後の少し前に  《 加筆 》  を追加しました。
 心筋梗塞のときには、すぐに救急車を呼べ、という話。
Posted by 管理人 at 2021年03月09日 15:13
311以降の報道で自分は聞いたことがないのでとても不思議なんですが、ちょうど一年くらい前に空振りの大津波警報があったんですね。
https://www.data.jma.go.jp/svd/eqev/data/tsunamihyoka/20100227chile/index.html
これが正常性バイアスに拍車をかけたことでしょう。
人々を避難させるのには「そそくさと逃げる」率先避難者を用意するとよい、と提唱している研究室の報道も1〜2年前にあったんですが。
http://www.katada-lab.jp/katada/cont-05.html

311当時、このことを思い出して私はなんという皮肉だろう、と感じていました。
Posted by とおりがかり at 2021年03月10日 02:46
 朝日の記事にあります。
> 被災地全体をみれば、3月9日の地震で津波被害が小さかったことが、11日の避難行動を鈍らせる一因になったと指摘されている。2010年2月のチリ地震でも津波警報が出されて多くの人が避難したが、大きな被害はなく、この記憶もマイナスに働いたとされる。 震災直後、NPOが宮城県名取市の避難所で聞いたアンケートでは、「2日前の揺れと観測された津波のことを考えて、津波は来ないと思った」と答えた人が4割に達した。

 https://www.asahi.com/articles/ASP3856HRP36UNHB015.html

> 率先避難

 ググると見つかりますね。
  https://bit.ly/3l1zxBt
Posted by 管理人 at 2021年03月10日 08:16
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