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ストロング系チューハイでアル中(アルコール依存症)になりがちだという問題が指摘されている。
→ ストロング系バブルを過熱させる「巣ごもり飲酒家庭」急増の深刻度
→ ストロング系チューハイに注意飲みやすさの先にある危険
それは薬物依存と言えるほどの危険さがあるそうだ。
→ ストロング系チューハイは“酒ではなく薬物”なのか?精神科医が依存&健康リスクに警鐘
→ ストロング系チューハイに薬物依存研究の第一人者がもの申す 「違法薬物でもこんなに乱れることはありません」
この件については、まさしくその通りなのだが、関連して、次の記事が出た。
厚生労働省が定めた指針では、「節度ある適度な飲酒量」は1日平均で純アルコール20グラム程度で、度数7%の350ミリリットル缶1本分に当たる。だが、500ミリ缶は約28グラムあり、1本飲めば基準を超えてしまう。
メーカーにはまだできることがあるはずだ。例えば、思い切ってストロング系の 500ミリ缶の販売をやめてみてはどうか。
( → (取材考記)ストロング系缶チューハイ飲み過ぎ注意 依存症のリスク、メーカーは対策を 若井琢水:朝日新聞 )
メーカーに販売禁止を求めている。だが、これはおかしい。
(1) 別記事にもあるように、500ミリ缶を2本・3本も飲むような、大酒飲みが出現するというのが問題だ。 500ミリ缶の販売をやめても、350ミリ缶を何本も飲むようになるので、意味がない。
(2) ストロング系チューハイがよろしくないのは、飲みやすいことだ。やたらとぐいぐい、大量に飲めてしまう。だから、ストロング系チューハイでなく、別の酒に向かうように仕向けるべきだ。特に、アルコール度数の低いビールに向かうように仕向けるべきだ。
(3) 実は、日本ではもともとビールが人気であって、ストロング系チューハイやチューハイはあまり人気はなかった。(一時的に俵万智のころにチューハイの人気が出たこともあったが、そのブームも去った。)
(4) ところが政府が酒税法を改定して、ビール系飲料の税率を大幅に上げたので、そこから逃れた人々が、缶チューハイに走るようになった。つまり、ストロング系チューハイを促進しているのは、税率を改定した政府なのである。
(5) ゆえに、税率を戻して、ビール系飲料の税率を引き下げるべきだ。そうすれば、人々は、チューハイをやめて、元のようにビール系飲料に戻るだろう。
要するに、悪いのは、チューハイのメーカーではなくて、政府なのである。強欲な政府が、自分の税を稼ぐために、税率を上げたから、貧しい国民は缶チューハイを飲むようになって、健康を害するようになったのだ。政府こそが、「金のために国民の健康を害する」という、悪魔のごとき方策を取っているのである。メーカーを責めるのは、お門違いというものだ。
※ 要するに、税率を戻して、第三のビールの税率を引き下げることが大事だ。人々がビールを飲むようになれば、アル中続出というような問題は生じなくなるだろう。
※ 立憲民主や共産のような野党は、「ビール系飲料の税率を引き下げます」(元に戻します)と公約するべきだ。なお、(本物の)ビールの税率も、(政府の税率改訂予定のように)引き下げていい。つまり、ビール系飲料全体の税率を引き下げていい。税収を得るために税率を上げるなんて、悪魔の発送である。税収を得たければ、アルコール全体の税を上げればいいのであって、ビールばかりを増税するべきではない。ビールばかりに高率課税をするのは、不公平である。
(だから私はビールを飲まないんだよ。税を払うのが馬鹿馬鹿しいから。)
(ちなみに、諸外国と比べて、日本のウイスキーは格安だ。税率が諸外国より、ずっと低いからだ。欧米では、ウイスキーはずっと高額だ。)
[ 付記 ]
そう思ったあとで、ネットを見ていたら、上記記事のうちのひとつにも本項と同趣旨の話があった。
日本の場合には、なぜかみんなが一番飲むビールには高い酒税をかけてきました。
それに対抗して、発泡酒が出てきたわけですが、発泡酒が広がると、財務省はまたそこに高い税をつけてきた。それで、出てきたのが、税率が低いことを狙って開発されたこのストロング系チューハイです。
そして、お酒がもともと好きではない人たちが、酔うためにこれを飲む。リストカットなどを繰り返している10代の子たちが、意識を飛ばすためにこれを飲む。
もともと酒なんて嫌いな人たちなんです。嫌いなら無理して飲むことはないじゃないですか。毒なんだから。好きな人だけ飲めばいいと思う。だけど、そういうことが起きてしまっています。
( → ストロング系チューハイに薬物依存研究の第一人者がもの申す 「違法薬物でもこんなに乱れることはありません」 )
→ https://ure.pia.co.jp/articles/-/36293
どうせこの先いいことなど何にもない苦痛しかない人生ならアル中になって何もかも忘れてさっさと死んだ方がましでしょう。
飲む福祉、合法自殺薬が必要な状況は変わらないんですからね
働く人が減って、生活保護を受ける人が増えるので、消費税を増税しなくちゃ。
例えば、下記。
https://search.rakuten.co.jp/search/mall/焼酎+4l/
安くてたくさん飲めるし、濃さを自由に調整できる。
酒好きな友人曰く「あれを毎晩飲んだら悪酔いする。ヤバい。安い酒は身体壊すね(笑)」
とのことです。
また年齢はさておき、
大人になるということは自分の酒量をわきまえるということ。であって、
酒の分解酵素を持たない人が、
強炭酸の酎ハイを飲むんで急性摂取で、
中毒や悪酔い、常習になるのは、
個人の問題、でしかない感。
自分は日本酒党ですが、和み水は必ず飲みます。
アルコールや炭酸を薄めることが重要。
それが大人のたしなみ、当然のマナー。
ある意味、親からのしつけや反面教師かと。
それをやると、高率なビールの課税が下がるので、酒税の総収入が減ってしまう。そうなるのを財務省がイヤがっている。理屈よりも税収。国民の健康よりも税収。命を奪っても金を得たい。(悪魔の発想)
かといって、アルコール税全般を高くすると、日本酒やワインやウイスキーのメーカーが壊滅する。莫大な失業者が発生する。
いきなり激変させるのは無理なので、少しずつ、中間的な状態に持ち込むのが最善だ。簡単に言えば、ビール税を大幅に下げて、他の税を少し上げればいい。
※ ちなみに、私はビール党ではないので、そう改訂すると、私は少し損する。
だから各国では「覚醒剤等」の持ち込みは厳しい罰則を設けています。
覚醒剤はいちど手をつけると個人では止めることができません。
酒も同じです。
特にこのストロング系のチューハイはひどいです。