2021年02月27日

◆ 尖閣に接近した船を撃破する?

 中国の船舶が尖閣諸島に接近したら、軍事的に撃破する……と政府が方針を示したことで、批判を浴びた。だが……

 ――

 中国の船舶が尖閣諸島に接近したら撃破する……と政府が方針を示したことで、批判を浴びた。
  → 政府、中国海警局船への「危害射撃」可能と説明 自民部会で - 産経
  → 国際法を無視する日本政府と与党に主に軍事&海保クラスタが唖然とした日 - Togetter

 単に接近しただけで(まだ上陸していないのに上陸するという意図を認めて)攻撃してもいい……と政府が見解を示した。
 しかしこれは、船舶の無害通航権を侵害するものであって、国際法違反だ、という批判が出た。
 これでは日本が先に攻撃して戦争を始めたのと見なされる、という批判も出た。

 ※ 「攻撃」は「危害射撃」。つまり、危害を与える射撃。

 ――

 25日の昼に見解が出たあとで、夕方に産経の報道が流れ、 twitter でさっそく批判が湧き起こった。
 26日になると、騒動を聞いた政府が「マズった」と思ったらしくて、一転して、方針を曖昧にした。
 危害射撃が可能となるケースについて、加藤勝信官房長官は26日の会見で「適用は個別具体的な状況に応じて判断する必要があり、一概にお答えするのは困難」と述べるにとどめた。
( → 尖閣上陸への対応「危害射撃も可能」 政府が見解:朝日新聞

 「ぼかしておけば失言にはならない」と思ったのだろう。だが、これはもっとまずい。原則が示されないからだ。
 原則がないと、行動の指針がない。すると、相手が行動したときに、末端の裁量に任されることになる。これでは末端が何をするかも、末端任せだ。
 すると、とんでもない暴走が起こるかもしれない。二つの方向で。
  ・ 上陸前に、攻撃する。(その後は、日中で戦争になる。)
  ・ 上陸されても、何もしないで放置する。(その後は、侵略される。)

 どっちになっても、まずい。 困った。どうする?

 ――

 そこで、困ったときの Openブログ。うまい案を出そう。こうだ。
  ・ 上陸前は、警告射撃のみを認めて、危害射撃は認めない。
  ・ 上陸後は、逮捕する。
  ・ 相手が逮捕に抵抗して、武器を使用したら、軍事的に制圧する。


 この方針ならば、問題ないだろう。次の意味で。
  ・ こちらが攻撃するのは、相手が逮捕に抵抗して、武器を使用した場合のみである。(この場合は、既存の方針のままとなる。)
  ・ 相手が武器を使用しない場合には、こちらからも危害射撃をしないので、何も問題は生じない。


 唯一、問題があるとしたら、相手が武器を用いないで、カンフーで抵抗した場合だ。その場合は、日本からも格闘技の強い対抗馬を出す必要がある……と思いそうだが、そんな必要はなくて、催涙ガスやスタンガンで足りる。(これは危害射撃ではない。)
 これにて一件落着。

 というわけで、こういう方針を、事前にきちんと明示するべきだ。(曖昧にぼかしてはならない、ということ。)
 
posted by 管理人 at 21:35| Comment(0) |  感染症・コロナ | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

  ※ コメントが掲載されるまで、時間がかかることがあります。

過去ログ