※ 最後に「セラミック包丁の使い方」という新章を追加しました。
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京セラのセラミック包丁がとても優秀だ、という話は前から知っていたが、あらためて記事を見た。
→ やじうまロングレビュー - 玉ねぎみじん切りも怖くない! 京セラのセラミック包丁を使い倒す
アマゾンを見たら、ちょうど今はタイムセールをしている。70円引きのクーポンもある。
→ https://amzn.to/3qkTPHL
今の包丁は、モリブデン鋼の包丁だが、ときどき研ぐ必要がある。短時間で済むので、たいしたことはないから、研ぐのが特に面倒臭いということはない。ただし、切れ味が鈍くなるのが、気にかかる。
それより、上の記事によると、ものすごく切れ味がいいらしい。滅茶苦茶に切れ味がいいというのは、試してみたくなったので、購入することにした。
私が購入する前は「残り 12本」だったが、私が購入したので、今は「残り 11本」です。
この手の商品は、私が紹介したあと、すぐに売り切れることが多いので、ご注意あれ。(売り切れたあとは、値段が高くなって表示されます。タイムラグがあると、高い値段で買わされるハメになることもある。)
[ 付記1 ]
価格履歴を見ると、通常価格は 3464円だ。今は 3117 円だ。3117 円は、他のタイムセールのときと同じ割引価格だが、今はさらにクーポン割引 70円がある。
[ 付記2 ]
セラミック包丁は、自分では研げない。(あまりにも硬すぎるので。)
刃こぼれすることはあるので、それが心配だ。
その対策は? 「硬いものは切らない」というふうにすればいい。たとえば、カボチャとか、冷凍肉とか。こういう硬いものを切るときには、肉厚の包丁を使えばいい。それなら、刃こぼれしにくい。また、仮に刃こぼれしたとしても、被害は小さくて済む。
セラミック包丁は、「硬いものを切るのに便利」というよりは、「柔らかいものを切れ味鋭く切る」ということに特化して使う方がいい。したがって、普通の包丁と併用するべきだ。
[ 付記3 ]
普通の包丁については、下記に記事がある。
→ 普段使いの包丁を一本選ぶなら、どれがベストですか? に答えます||樋口直哉
この記事の意見もいいが、私としては、モリブデン鋼の包丁をこまめに研ぐのがお勧めだ。研ぎやすいので。通常、3〜5分間も研げば、とてもよく切れるようになる。
一方、ステンレスの包丁は、どれほど長く研いでも、あまりよく切れない。刃先が鋭利にならない感じだ。
※ 包丁を研いだあとで、新聞紙でこすって、かえり(バリ)を取る。
→ 包丁を研ぐには?: Open ブログ
通常は、これで終わりだが、そのあとで、さらにまた少し研ぐと、いっそうよく切れるようになる。キレキレだ。
研ぐ → 新聞でこする → 研ぐ → 新聞でこする
というふうに、2ターンを行うわけだ。これがコツ。
セラミック包丁の使い方
セラミック包丁の使い方には、コツがある。
セラミック包丁は、とても硬いが、刃先が鈍角になっているので、最初の食い込みが弱い。果物を切るとき、最初に刃先が食い込みにくい。いったん刃先が食い込むと、とても硬い刃なので、スーッと切れすぎるほど切れる。あっという間に、全部を切り終えて、下にあるマナ板にぶつかってしまう。
このような特性があるので、ちょっと使いにくい。モリブデン鋼の包丁なら、最初に刃先がスッと入って、途中は適度な抵抗があり、最後はマナ板に軟着陸する。それに比べると、セラミックの包丁は使いにくい。
以上の問題を解決するには、次のようにするといい。
「最初に刃先を入れるときには、包丁を上から押しつけずに、横にスライドさせるといい。普通の包丁を使うときにも、少しスライドさせながら斜めに包丁を下ろすのだが、セラミック包丁の場合には、斜めに下ろすというより、横にスライドさせるといい。ちょうど、ノコギリで切るように。……こうして刃先を食い込ませたら、あとは普通に切ればいい」
なお、以上のことが成立する理由は、たぶん、次のことだ。
「普通の包丁は、顕微鏡で微細に見ると、刃先が波打っていて、パン切り包丁のようになっている。だから刃先が食い込みやすい。一方、セラミック包丁は、顕微鏡で微細に見ると、刃先が直線状である。だから刃先が食い込みにくい」
上のように推定したが、確かにその通りであるようだ。普通の包丁については、次の画像と説明がある。
→ 切れる包丁は、刃がガタガタって知ってた!?|砥石のある風景+
セラミック包丁の刃先については、次の画像がある。
→ セラミック包丁 顕微鏡 刃先 - Google 検索
タイムスタンプは 下記 ↓
購入時に Web 登録すると、さらに1回、無料研ぎ直しの権利が付く。(計2回分)
送るときに必要となるので、梱包用のプラスチックケースは保存しておくこと。