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Windows10 にしてパソコンを買い換えたあと、新規インストールした MS-Word の設定が、従来の設定を引き継がないので、困った。直そうとしたが、昔やったことを忘れてしまったので、四苦八苦していた。
ようやく元通りになったので、その設定の仕方。
インデントの解除
行頭に空白を入れると、空白が勝手にインデントになる。それを解除する方法。
3通りの方法が必要だ。
(1) 「ツール」→「入力オートフォーマット」で、
「行の始まりのスペースを字下げに変更する」
のチェック[レ]はずす。
(2) 「ツール」→「一括オートフォーマット」で、
「行の始まりのスペースを字下げに変更する」
のチェック[レ]をはずす。
(3) 「ツール」→「入力オートフォーマット」で、
「Tab/space/Backspace キーでインデントとタブの設定を変更する」
のチェック[レ]をはずす。
ルビの前の行の均等割り付け
行頭にルビが来るとき、前の行の字数が足りないときには、前の行の末端が空白になる。あるはずのない空白が勝手に表示される。これを解除する方法。
「書式」→「段落」→「インデントと行間隔」→「全般」→「配置」で、
「左揃え」
という既定値を
「両端揃え」
に変更する。
禁則の設定
句読点が勝手に小さな幅(半角ぐらいの幅)に詰められてしまうことがある。これを解除したい。そのためには、2点が必要だ。いずれも、かなり深い層に隠れているせいで、見つかりにくいので注意。
(1) 禁則文字の指定。
「書式」→「段落」→「体裁」→「オプション」→「禁則」で、
・ 「禁則」の箇所を「指定」にする。
・ 「行頭禁則文字」に適切な文字を加える。
・ 「行末禁則文字」に適切な文字を加える。
(2) 「書式」→「段落」→「体裁」→「オプション」→「文字間隔の調整」で、
「間隔を詰めない」
を選択する。