2021年01月25日

◆ 宿泊療養施設の食事

 コロナの宿泊療養施設の食事はどうか? 「大阪では貧弱な食事だ」と話題になったが。

 ――

 コロナの宿泊料用施設の食事については、私は前に「ホテルで豪華な食事を出せ。バイキング(ビュッフェ)なら、なお良い」というふうに述べた。
  → 軽症者は宿泊療養へ(コロナ): Open ブログ の (6)

 その一方で、本日、「大阪では貧弱な食事だ」という話題がツイッターで人気記事になった。


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 しかし、ここには誤解がある。なるほど、「弁当が貧弱だ」というのは、写真の通りで、事実である。
 ただし、「中抜き」「癒着」というのは、勘違いだ。「1500円と 300円の差額を大阪府が抜いている」ということはないからだ。

   《 以下、訂正 》
【 誤 】
 正しくは、こうだ。
  ・ 上限 1500円までで、国の補助がある。
    → https://www.mhlw.go.jp/content/000627454.pdf
  ・ 補助率は2分の1であり、残りの2分の1は都道府県の負担だ。
    → https://www.mhlw.go.jp/content/000626875.pdf


 つまり、国は 1500円という固定額を払うのではなく、実費の半額を払うだけだ。1500円というのは、上限の額であって、実際に払う額ではないのだ。
 当然、中抜きなんかはない。大阪府は、金を受け取るどころか、払っている。そして、その払う額(負担額)を減らしたいので、安い弁当にしているわけだ。
 たとえば、300円の弁当にすれば、大阪府が払う金は 150円で済む。
 一方、東京都あたりは、800円ぐらいの弁当を買っているのかもしれない。その半額の 400円を国が払って、残りの 400円を東京都が払う。


【 正 】
 正しくは、こうだ。
  ・ 上限 1500円までで、国の補助がある。
    → https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000627378.pdf


 つまり、国は 1500円という固定額を払うのではなく、実費の全額を払うだけだ。1500円というのは、上限の額であって、実際に払う額ではないのだ。
 当然、中抜きなんかはない。
 それでも大阪府は、払う金を減らしている。それはどうしてか? 報道によると、「国から1500円の支援を受けているのにケチっているわけではなく、ホテルによって提供する食事の額に大きな差が出ないよう配慮した結果です」とのことだ。つまり、「質の向上」よりも、「悪平等」によって、底辺レベルにそろえようとした結果だ。単純に言えば、「大阪府職員の頭が馬鹿だから」である。記事にはこうある。
「身を切る改革」をうたってコロナ患者へのサービスまで削る――。これぞ、「維新クオリティー」の本領発揮だ。
( → これぞ維新クオリティー!宿泊・自宅療養者へのお粗末配食|日刊ゲンダイ


 ――

 では、実際には、どんな弁当があるか? それをネットで調べることができる。以下、画像とともに示そう。

画像表示


 次の例もある。(場所は別々)





 以下は 同一人物の連続報告。4県。地域は東京(のどこか)。





 朝食がたっぷりある割には、夕食はあまり多くない。




 以下は 同一人物の連続報告。地域(県名)は不明。18件。
 掲載順に記す。日付はところどころ、記載を間違えているので、注意。

 本人は女性なので、この分量でも足りているようだが、大柄の男性だと、これでは不足しそうだ。ときどき、おかわりをもらいたがるはず。もらえるのか? 




 他にも、次の検索結果が得られる。
  →  twitter タグ検索「#ホテル療養」

 ――

 大阪の人の連続ツイートもある。
  → (2) 痛風予備軍(コロナ陽性)さん (@tuuuufuuuu) / Twitter
 
 大阪の弁当も、他県の弁当と、大差ないようだ。
 冒頭の批判ツイートは、フェイク・ニュースかもね。



 【 追記 】
 ざっと見たが、明らかに野菜不足ですね。食物繊維が足りない。便秘になりがち。
 対策としては、大きめのみかんを1日に3個ぐらい(小さめなら6個ぐらい)を追加するべき。

 また、発熱するとカロリーを消費するので、別途、パン or おにぎりをいくらでも追加注文できるようにするべき。

 すぐ上には、大阪の人の連続ツイートがあるが、本人が「食欲が全然ない」というのに、おかゆをもらえない。かわいそうに。どうして、おかゆ( or うどん)がないんだ? そのせいで、何も食べられないままだ。これじゃ、死んじゃうよ。
 
 
posted by 管理人 at 21:13| Comment(3) |  感染症・コロナ | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
 最後に 【 追記 】 を加筆しました。
Posted by 管理人 at 2021年01月26日 08:00
    → https://www.mhlw.go.jp/content/000626875.pdf
 つまり、国は 1500円という固定額を払うのではなく、実費の半額を払うだけだ。1500円というのは、上限の額であって、実際に払う額ではないのだ。
# pdf ファイルの中を読むと、国が「実費の半額を払うだけ」なのは「医療費」。日刊現代の記事https://bit.ly/2QyrRvF
# は大阪府に取材した結果でもあり、ブログ記事が勘違いかと。食事提供費は、政府の文書で定義された医療費には入らない。
医療等の範囲
@往診等 宿泊療養・自宅療養中に要した新型コロナウイルス感染症に係る医療等
※新型コロナウイルスに関連のない医療は対象外
※往診・訪問診療、外来診療(電話等情報通信機器による診療を含む。)、訪問看護、調剤が対象。
A宿泊療養等の終了時のPCR検査
補助率 国1/2、都道府県1/2
Posted by 橋本 剛 at 2021年05月20日 02:59
 ご指摘ありがとうございました。
 該当箇所を全面修正しました。

 ※ 「補助率」で検索したときにヒットしたものを掲載したが、そのとき、「医療費」のページであることに気づかなかった模様です。
 現実には、補助率は全額であったので、あえて補助率を記した文書は見つからなかった模様です。
Posted by 管理人 at 2021年05月20日 07:52
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