2020年12月18日

◆ 35人学級は実現可能か?

 小学校が 35人学級になることになったが、そのために必要な教員 1.3万人はちゃんと増やせるのか? 教師の即席栽培はできないが。

 ──

 朝日新聞の記事から。
 公立小学校の1学級の児童数の上限が、現行の40人(小1は35人)から35人に引き下げられることになった。来年度は小2で実施し、2025年度までに全学年を段階的に35人以下にする。
 文科省によると、現行でも小2は教員の追加配置や自治体の取り組みで実質的に35人以下となっており、来年度の教職員増員は計約740人(国負担約16億円)ですむ。一方、22年度以降は小3〜小6を1学年ずつ35人以下に引き下げるため、少子化による自然減をふまえても、25年度までに計約1万2800人の増員が必要となる。22年度以降の財源確保は、財務省とそのつど交渉する必要がある。
( → 小学校、35人学級に 5年かけ1学年ずつ 来年度から 中学校は40人維持:朝日新聞デジタル

 財源の心配ばかりしているが、問題は、財源ではなく、人員だ。1万2800人の増員というが、そんなに大量の人材がたったの5年間で充当できるのか? 今いる休職職員や非常勤職員を充てるにしても、1万2800人もの人数にはなりそうもないが。また、非常勤職員だと、教員としてのレベルが落ちるので、学校全体の教育水準が低下しかねない。
 かといって、新卒で採用するというわけにも行かない。大学の教育学部の定員を今すぐ増やしたとしても、それが教員に育つまでには4年間もかかる。また、特定の5年間だけ、新卒採用を増やすと、教員の人口ピラミッドがいびつになってしまう。将来に禍根を残す。
 では、35人学級をやめればいいか? あるいは、5年間だけでやるというのを延期して、10年がかりか 20年がかりで、徐々に 35人学級を実現すればいいか? しかしそれだと、生徒の側が少人数教育を受けられない時期が続くことになる。教師の都合は付くとしても、生徒の方が不利益をこうむる。
 結局、あれもこれも駄目だ。困った。どうする? 
 
 ──
 
 そこで、困ったときの Openブログ。うまい案を出そう。こうだ。
 「教師の定年を延長して、定年退職する教師の定年を伸ばす。これによって、教員の総数を増やせる」


 教員の総数は、現在、41.7万人だ。1.28万人は、その3%にあたる。
 教員の勤務年数は、22歳から 60歳までの38年間。定年を1年延長すると、約3%の勤務延長となるので、総数が約3%増える。
 というわけで、定年を1年延長することで、1.28万人の増員が可能となる。これで解決。

 ※ 数が足りない分は、非常勤職員から採用すればいい。
 ※ 数が余る場合には、定年延長を全員でなく一部のみに認めればいい。
 ※ 制度的には、定年延長でなく、再雇用でもいい。
 
posted by 管理人 at 20:51| Comment(1) | 一般(雑学)6 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
一番の問題は教師がブラックだと知れ渡って誰も応募しないことです。
今で募集倍率が1倍台と応募した人間すべて採用せざる得ない状況ですし、毎年次々とやめてゆき常に足りない状況です
Posted by 通りがかり at 2020年12月18日 21:13
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