2020年11月25日

◆ 盲人に見えない交通信号

 視覚障害者は、信号が見えないので、赤信号で横断することがある。それで事故死する例が多発している。
 ( 日産の新型ノートの話も。)

 ──

 そういう問題があるので、交通信号機からスマホに通信して、信号の色を教えるようにするという。朝日新聞の記事。
 歩行中の視覚障害者が交通事故に巻き込まれる被害は後を絶たない。2017〜19年に亡くなった人は8人、重軽傷者は66人。うち信号機がある道路を横断中の死亡者は2人、重軽傷者は19人だった。

 目の不自由な人が安全に道路を渡れるように、信号の色をスマートフォンの音声で伝えられるようにする通信機器がある。警察庁はこれを全国的に整備する方針を決めた。信号機のある交差点など約2千カ所での設置を目標に、来年度当初予算の概算要求では約25億円を計上した。
 通信機器は1基約130万円。
( → 信号機「青」「赤」、スマホから音声で 警察庁が整備へ:朝日新聞

 一方、全国の信号機の総数はどれだけか? 
 警察庁のホームページで公表されている『都道府県別交通信号機等ストック数』という資料によると、日本全国の信号機の総数は2012年度末現在で204,713基となっています。
( → 世界一信号機が多い国、日本。信号機は本当に安全を守ってくれる? | SmartDrive Magazine

 全国で 20万もあるのだから、現状のように年に 2千カ所のペースでは、100年かかる。耐用年数は 50年以下だろうから、100年たっても完了しない。永遠に完成しない事業となる。これじゃ、役立たずだ。
 困った。どうする?

 ──

 そこで、困ったときの Openブログ。うまい案を出そう。こうだ。
 「スマホの側に、状況を認識するソフトを搭載して、状況を教える」
 具体的には、次の2通りだ。

 (1) 信号認識ソフト

 交通信号を認識するソフトをつくる。カメラを向けると、AI が自動的に交通信号だけを認識して、その交通信号が何色であるかを音声で教える。
 例。「信号は赤です」

 (2) 自動車認識ソフト

 交差点に向かって近づいてくる自動車があれば、告知する。これは、自動車に搭載する自動ブレーキ技術を応用する。単眼カメラ方式で、しだいに近づいてくる自動車を検知して、告知する。
 例。「近づいてくる自動車があります。危険です」
 
 解像度の問題があるので、かなり高解像度のスマホでないと、うまく検知できないかもしれない。しかし、最近の高性能機ならば、十分な解像度があるので、身を守るためならば出費は可能だろう。政府が一部補助してもいい。

 自動ブレーキ技術がこういう面で役立てば、自動車メーカーも社会に役立つことができる。 SDGs の観点からも有益だろう。
 社会貢献はすばらしいことですが、企業はボランティア組織ではないので本筋ではありません。
 これに対し、SDGsは「事業を通じて社会課題を解決する」のがポイントで、ビジネスと両立します。CSRとSDGsの違いをしっかり理解しておきましょう。
( → 「SDGs」知らないとヤバい!? 社会貢献との違いは?

 障害者向けに「自動車検知ソフト」を提供できるのは、自動ブレーキ技術のある自動車会社にしかできないことだ。だからこそ、自動車会社に期待したい。



 [ 余談1 ]
 日産自動車のノートが新型になった。
 旧型の自動ブレーキは 2020年夏の時点でも、ミリ波レーダーを搭載しない単眼カメラ式であって、ひどいものだった。一方、新型は、大幅に高性能化しているので、たぶんミリ波レーダーを搭載しているようだ。(その言葉は出ていないが。)
  → 日産:ノート [ NOTE ] 電気自動車 (e-POWER) | 全方位運転支援システム
 この点では、業界平均未満だった旧型から、業界平均を大幅に宇和間る用になった、と言えるだろう。スカイラインのプロパイロットを開発した時点で、日産の技術は大幅に向上したようだ。
  → 日産の新しい自動運転車: Open ブログ
  → 日産の自動運転技術: Open ブログ

 [ 余談2 ]
 新型ノートは、デザイン面では、格好悪かった「 V モーション」が、かなり大幅に改善したと言える。
  → 日産:ノート [ NOTE ] 電気自動車 (e-POWER)
 今までのは、

   \__/


 という形があるだけという、単細胞丸出しのゴミデザインだったが、今回初めて、プロのデザイナーがデザインしたデザインになっている。

 これまでの V モーション 2.0 というのは、ナンバープレートを付けると破綻してしまうデザインなので、広告ではナンバープレートなしで写真を掲載していたが、新型ノートでは、ナンバープレートを付けても破綻するほどではないようだ。(ちょっとカッコ悪いという程度で済んでいる。)
 おかげで、広告ではナンバープレート付きで写真を掲載している。これは偉い。詐欺広告ではなくなった。その点は、歓迎できる。
 以前の V モーション 2.0 では、ナンバープレートなしの広告を掲載していた詐欺広告だった。あれはひどかった。
  → 日産の新グリルは欠陥デザイン: Open ブログ

 ただし、詐欺でなくなった点は歓迎できるが、バンパーがない点は歓迎できないね。その点は、上記項目で述べた通り。
 




 ちなみに、新型フィットと新型ヤリスは、バンパーがあります。(ググればわかる。)
 ただ、この二つの車は、いかにも大衆車然としていて、安っぽいね。ノートの方が高級に見える。デザイン面では、高そうに見えるというだけで、ノートが上回っているようだ。

posted by 管理人 at 23:38| Comment(0) | 自動車・交通 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

  ※ コメントが掲載されるまで、時間がかかることがあります。

過去ログ