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「 GoTo をやめてコロナの感染を防ぐか、GoTo で経済を振興するか」
という二者択一で論じられることが多い。ここでは
「 GoTo の目的は経済の振興だ」
と見なされている。
だが、それは政権を支持する保守派の人々の言い分だ。実際は、そうではない。なぜか? その金は、経済の振興の対象となる産業(店の側)に注入されるのではなく、サービスを享受する人(客の側)に注入されるからだ。
ここで、レバレッジが3倍ぐらいあれば、「客と店がともに利益を得る」(利益を分かちあう)というふうに見なすこともできる。
しかし、GoTo トラベルでは2万円の支出に対して1万円の還元があるので、レバレッジは2倍ぐらいしかない。
GoTo イートではもっとひどくて、「無限くら寿司」のように何回もタダで飯を食えるようになるので、レバレッジは1倍に近い数値( 1.1倍ぐらい)になることもある。こうなると、利益のほとんどは客の側に行って、店の側にはそのおこぼれが来るぐらいでしかない。
例示すると、次の対比となる。
(1) 直接給付 ……… 月 20万円を店に給付する
(2) GoToイート …… 月 20万円を客に給付して、客が 20万円を使う。
( ※ 客は1人でなく多数 )
前者の場合は、店の手元に 20万円が残る。この金を、経営者と従業員で分かちあえばいい。(働かなくてももらえるお金。)
後者の場合は、売上げとして 20万円が入ったあとで、食費やら光熱費やら交通費やらに 10万円以上が出費となるので、手元に残るのは 10万円以下となる。この金を、経営者と従業員で分かちあう。
両者を比べると、後者は「働く」という手間がかかる割には、手元に残る金は半額以下だ。( 20万円に対して 10万円以下だ。)
一方、客の側は大違いだ。前者の場合には、客は1円の利益にもならないが、後者の場合には、客は 20万円分の利益(食事)を得る。
( ※ 客は1人でなく多数 )
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これは何を意味するか? こうだ。
「 GoTo の目的は、店の側に利益を与えることではなく、客の側に利益を与えることだ」
換言すれば、こうだ。
「 GoTo の目的は、経済回復ではなく、国民の票を買収することだ」
つまり、(客となる)国民に金をばらまいて、国民の票を買収しようとしているのである。バラマキ政策であり、買収政策である。
その真の目的は、経済の振興ではなく、自民党の票を増やすことなのだ。
これこそが GoTo の真の目的だ。だまされないようにしよう。ちゃんと気づくべきだ。
【 関連項目 】
似た話。前出。
→ GoTo イート の効果: Open ブログ
一部抜粋。
結局、GoTo イートというのは、「飲食店を救う」と見せかけて、「酒場で大量の感染者を増やす」という効果ばかりがある。そして、その裏では、グルメサイトと電通が儲ける。そして、その袖の下が、菅首相に行き着くのである。

店が1000円売り上げたら、店に700円を直接給付(原価率は30%程度だからその分は除く)。
キャンペーン参加店に定員半減義務づけすれば、店は半分空いてても実入りは満額で、客は感染リスクを減らせる。店も客もwin-winだし、キャンペーンも持続可能。やるためには税務データとのリンクが不可欠だろうけど。