2020年11月20日

◆ 1票の格差の合憲判決

 1票の格差が3倍というのを合憲と見なす最高裁判決が出た。

 ──

 以前ならば「今のうちはまだ仕方ない」という解釈も出たが、あれから何十年もたって、いまだに3倍という格差を合憲と見なす。呆れてものが言えない、とはこのことだ。日本の最高裁は、「法律を守る」という最低限のこともできていないようだ。
 でなければ、論理的思考ができないのだろうか? 小学1年生以下の論理力しかないのだろうか? 

 いや、違う。単に「政府におもねっている」だけだ。これはつまり、民主主義の破壊だとも言える。

 私がいちいち書くまでもない、当たり前のことなので、とりあえずは、朝日の社説を紹介しておく。
 国会の怠慢に助け舟を出すために、およそ理屈にならない理屈を繰り広げ、結果として司法の存在意義を自らおとしめた。そう言うほかない。
 その視線はどこを向いているのか。立法府の振る舞いをチェックして国民の権利を守るという、司法に課せられた使命を忘れ、政治におもねったとしか思えない判断は、厳しく批判されなければならない。
( → (社説)参院定数訴訟 国会の怠慢許した判決:朝日新聞

 舌鋒鋭い。朝日も冴えているじゃん。
posted by 管理人 at 22:23| Comment(1) | 一般(雑学)6 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
原告には「漸進的な判決だ」と受け止める人も
いますね
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO66369790Y0A111C2CR8000/

原告グループの升永英俊弁護士は
「(格差是正に向けた)漸進的な見直しを国会に求めており大きな前進」と評価。
「今回は留保付きの合憲判決。格差を是正するには
選挙区を抜本的に見直すほかない」と話した。

別のグループの山口邦明弁護士は判決が
国会の取り組みを重視した点について
「現状の格差が不平等かどうかという判断を避けている」と不満をあらわにした。
「格差が2倍、3倍ある状況が憲法に違反しないという判断は誰も納得しない」と述べた。
Posted by A at 2020年11月21日 01:35
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