2020年11月11日

◆ 横浜・港北の緑地

 横浜市の港北ニュータウンに、原生林を生かした緑地がある。細長い緑地や公園が延々と続いている。

 ──

 これは朝日新聞の記事を読んで知った。
 《 街をぐるっと、木漏れ日の道 「緑の回廊」 横浜市・港北ニュータウン 》
 人口370万余りの大都市の一角にいるのを、忘れてしまいそうになる。
 横浜市北部に広がる港北ニュータウン(NT)。住宅街のすぐそばに緑道や公園があり、歩いても歩いても深緑が続く。木漏れ日の中で、老若男女が散策したりジョギングしたり。大小約90カ所の公園があり、NTを巡るように断続的に緑道でつながれている。
 ニュータウンという言葉から、人工的な街並みを思い浮かべがちだが、実際は違う。曲がりくねった緑道や起伏のある公園が続く「緑の回廊」が延びている。丘陵地形を生かした総延長約15キロの道。一般道とは立体交差し、車に出くわすことはない。
( → (いいね!探訪記):朝日新聞デジタル





 地図で緑のところが該当する。いずれも公園となっている。
 公園と公園は、飛び飛びのように見えるが、細い緑道でつながっている。
 

 素敵な感じがするので、実際に行ってみたら……ちょっと感動した。
 丹沢や箱根みたいに本格的な大自然があるわけではないのだが、ちゃんとした原生林の一角がそこにある。樹齢も高いものがかなりあり、樹木の背丈も相当に高い。人工的な公園の緑地とはまったく異なる、本格的な自然が残されている。
 これは、もともと昔からあった自然の一部である。そこを部分的に残して、他の多くを開発したわけだ。逆に言えば、他は開発されても、そこだけは部分的に原生林が残されている。そういう緑地が延々と続いている。
 私が行ったのは、南東の「せせらぎ公園」から、西部の「鴨池公園」までだが、途中で緑道が途切れたのは、国道 45号線を渡る陸橋を通ったところだけだ。ここでは陸橋を通るために、100メートルぐらいを舗装道路で進む。
 そこ以外は、概ね緑道が続く。部分的に、公園の外側の歩道を通ることも1度あったが、その場合も片側は公園の緑地なので、雰囲気は悪くない。

 ただ、公園はともかく、緑道は細すぎるきらいがある。緑道の左側は樹木が多くても、緑道の右側は緑地が少なくて、5メートル先には人家がいっぱい並んでいる、というようなことも多い。(地図を見れば明らかだ。)
 その場合も、樹木自体は原生林なので、特に大きな不満はない。

 何よりもの美点は、交通至便なことだ。東京からだと電車で何時間もかけて遠ざからないと見られないような原生林が、渋谷駅から 40分(電車賃 500円)という近郊に見られるのだ。鎌倉よりもはるかに近いので、便利である。(鎌倉は、時間も運賃も倍ぐらいかかる上、駅から遠い。ハイキングするには、あまり適していない。)

 というわけで、ハイキングする人向けに、お薦めしておこう。
 
 ──

 私が通った経路は、「せせらぎ公園 → 鴨池公園」。なお、徒歩ではなく、自転車で進んだ。自転車だと、比較的短時間で済むが、起伏があるので、健脚向けのコースである。女性だと筋力不足で、自転車で通るのは無理だろう。
 なお、港北ニュータウンの中には、車道(国道)の端に自転車専用路が確保されているところもあって、サイクリングにはちょっと適している。ただし平坦ではない。


 以下は、私の撮影した写真。(クリックして拡大)



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 【 関連項目 】

 前に、等々力渓谷の紹介をしたことがあった。
  → 等々力渓谷(写真): Open ブログ

 等々力渓谷と比べると、港北の緑地は、規模ははるかに大きい。等々力渓谷は、ちょっと通るだけで、すぐに終わってしまうが、港北の緑地は、歩いても歩いても終わらない感じで、こちらの体力の限界の方が早く来る。

 港北の緑地は、全部めぐることは無理で、途中で切り上げるしかない。
 途中で切り上げても、そばは港北ニュータウンだから、どこでもバスが通っている。疲れたら、バスに乗って、駅まで戻れる。というか、電車の駅も近くにあるので、たいていは、バスなしで、電車と徒歩だけで足りる。……どこからでも電車だけで済むという、こんなに交通至便なハイキングコースは、滅多にないね。たいていは駅から何十分もバスに乗ってたどりつくものだ。
 


 [ 付記 ]
 港北の緑地は、本格的なハイキングをするなら(足が疲れるので)電車で行くしかないが、ちょっと散策するぐらいなら、自動車で行くこともできる。そばにはスーパーがあるので、スーパーの駐車場に駐車することもできる。(無料ではないが。)

 そして帰途には、「山の中のそば屋」に立ち寄ると、興がある。「風の陣」という名前の店だが、Google マップで「そば屋」を検索しても、見つからない。秘密の隠れ家みたいな店だ。場所も山の中にある感じだ。
 いかにも風流で、そばの味もいいので、自動車でないと行けないような交通不便なところにあるのにもかかわらず、いつも混雑しているという、「隠れた名店」である。
 レポートは下記。
  → 隠れ家と噂の手打ち蕎麦「風の陣」は本当に隠れ家だった
  → 風の陣(綱島/そば(蕎麦)) - Retty

 ※ そば好きの人が行くお店である。値段は安くはない。
 ※ 自動車で行くなら、都筑 IC のすぐそばなので、交通至便。
 
posted by 管理人 at 23:33| Comment(8) | 一般(雑学)6 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
横浜の北部は相模の丘陵の端にあるのでハイキング向けの場所が多いです
相鉄沿線にもあったのではないかな?
後、磯子区の氷取沢にも里山がありますが、磯子駅からだとバスで30分くらいかかるが洋光台からだと歩いていけます
Posted by Triple at 2020年11月11日 23:09
相鉄線沿線は緑園都市〜二俣川の間にありますね
https://afternoon-garden-70542.herokuapp.com/area/show/5
この辺りは戸塚区との区境になっていてゴルフ場もあったりします
Posted by Triple at 2020年11月11日 23:26
港北ニュータウンで出産をし、子育てを行っています。緑道も素晴らしいですが、子育てもしやすい街です。


我が家は遊歩道に面しており、車道を横切ることなく、せせらぎ公園や鴨池公園まで歩いて行けます。
緑道や遊歩道は数キロに渡って続いていて、コロナで遠出ができない中、家族でウォーキングを楽しみました。
普段の生活は、徒歩圏内にスーパー、ショッピングモール、子供用品店、病院、区役所と非常に便利です。

また、サイクリングは起伏がある分、トレーニングに来られる方も散見します。
鶴見川も近いのですが、多摩川よりもサイクリングロードの幅が広いので、そちらもおすすめす。

出産を考えている方、未就学児をお持ちの方にお勧めの場所です。

ところで、名前は港北ニュータウンですが、港北区ではなく都筑区なんですよね。
Posted by メカ屋 at 2020年11月15日 12:29
> 名前は港北ニュータウンですが、港北区ではなく都筑区なんですよね。

 元は港北区の一部だったんです。人のいない原野を開発して、分離して、都筑区という名前にした。

 https://bit.ly/2Us3vCb
Posted by 管理人 at 2020年11月15日 12:50
都筑区、緑区が元々は港北区だったのは有名な話
Posted by Triple at 2020年11月15日 16:26
 12.8kmもの緑道コースを踏破……というレポート。
  https://hamarepo.com/top.php

 ゆっくり歩けば、4時間ぐらいで踏破できそうだ。

 上の距離は、水平距離だが、実際には上下の移動もあるので、もうちょっと長くなる。
Posted by 管理人 at 2020年11月15日 17:37
管理人様

名前の由来を教えて頂きありがとうございます。お礼が遅くなり大変失礼いたしました。

港北ニュータウン計画自体は、随分昔に開始されたのですね。
偶に地元の方から開発前の話を聞くので、計画自体が最近の物だと思っていました。
Posted by メカ屋 at 2020年12月15日 23:55
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