キヤノンのプリンタでインクを詰め替えて使っていたら、突然、インクを認識しなくなった。どうする? (個人的体験談。一般的ではありません。)
──
キヤノンのプリンタでインクを詰め替えて使っていたら、突然、インクを認識しなくなった。さあ、困った。
ネットでググってみたら、対処法が書いてあった。電源を抜いてから、電源を入れ直す、という方法。
→ プリンターがインクを認識しない時の解決法 / インク革命.com
実は、この方法は、前に詰め替えインクを入れたときに、実行済み。なのに、それで正常に作動していたのに、あるとき突然、認識しなくなった。
他のサイトを調べたりして、金属接点を掃除してみたが、やはり駄目。どうしようもない。お手上げ。
──
そこでパソコン画面の警告表示をあらためてよく見ると、カラーインクタンクとブラックインクタンクの双方を「認識できない」と表示されている。これはおかしい。片方だけ認識できないのなら、わけがわかるが、同時に二つが認識できなくなるというのは、確率的にはありえない。
そこで推定した理由の一つは、こうだ。
「キヤノンは、ICチップでインクの詰め替えを拒否しているから、詰め替えができなくなった」
このことは、先日、報道されたばかりだ。
→ キヤノンがインクカートリッジ再生品の「妨害」で訴えられた理由
しかしこのことは、ニュースにとらわれすぎだ。私のプリンタには当てはまらない。何しろずっと同じ状態で使えてきたからだ。
そこで閃いたのは、こうだ。
「廃インクタンクが満杯になったから、もう使えない」
「あるいは別の事情で、プリンタ本体が駄目になった」
こう思ったので、予備用の新品プリンタを取り出して、(インクヘッドは古いまま)プリンタ本体を交換した。
そうしたら、はい、直りました。やはり、プリンタ本体が寿命になったようだ。
ちなみに、今まで使っていたプリンタ本体は、かなり前から使っているもので、5年ぐらい使い続けているような気がする。そろそろお役御免になっても仕方ない。5年も使えたのだから、よしとしよう。その間に、詰め替えた回数は数が多すぎて、数え切れないぐらいだ。
キヤノンのプリンタは、ヘッドとインクが一体型の低価格品がある。これだと、ヘッドが目詰まりしても、ヘッドを交換することができる。だから、長持ちするんだ。(何回もインクを詰め替えて。)
ただし、最近の機種では、ICチップ の制限がきつくなってきたようだから、最近の機種でも同様にできるかはわからない。私の手法が使えるのは、あくまで数年前の古い機種の話。
──
さて。
今回は、前に買っておいたプリンタでしのげたが、このプリンタが壊れたら、今度はどうしようか? 新しく買い換えるとして、どれを買ったらいいか? 捜してみたが、買うべきプリンタが見つからない。
キヤノンの(複合機でない)インクジェットプリンタは、粗悪品ばかりになった。( Amazonではいずれも超不評。)
エプソンのプリンタは、ヘッド交換式ではないので、目詰まりしやすい。私の環境は、夏に異常に暑くなるので、目詰まりしやすいので、一時的にヘッドを外すのだが、エプソンだと、そういうことができない。
ブラザーには、安価なインクジェットプリンタがない。
HP は、撤退したも同然で、まともなプリンタをいっていないし、購入した人のレビューもほとんどない。
となると、トナーを使うレーザープリンタを使うしかないのか。しかしそれだと、1ページ未満の少量印刷には不向きだ。(大量印刷には適しているが。)これも困る。
結局、どうにもならないようだ。昔は、レックスマークとか何とか、多種多様のプリンタがあったのだが、今ではまともなプリンタが見つからない。困ったことだ。
[ 付記 ]
プリンタ本体を交換すると、従来のプリンタ・ドライバー(ソフト)がそのままでは使えない。プリンタ本体を(個体番号違いで)認識しないからだ。そこで、あらためてプリンター・ドライバーをインストールする必要がある。
Windows10 でもインストールできるかな? と疑ったが、製品自体は(古いとはいえ) 2018年の製品なので、無事インストールできました。( Windows10 は 2016年から発売)
2020年11月30日
過去ログ
どうしてもプリントしたければコンビニでWiFi印刷できるのでプリンターがいる人が少なくなるのも必然でしょう