2020年11月10日

◆ ファイザーのコロナワクチン

 ファイザーがコロナワクチンの開発に成功したが、背後にはゲイツ財団の支援がある。

 ──

 ファイザーがコロナワクチンの開発に成功したようだ。
 《 ファイザーの新型コロナワクチン、確率90%超で感染防ぐ暫定結果 》
 米ファイザーがドイツのビオンテックと開発している新型コロナウイルスワクチン候補は、数万人が参加した治験で90%を超える確率で感染を防いだ。暫定結果が示した。
 米国立アレルギー感染症研究所(NIAID)のアンソニー・ファウチ所長は記者団との電話会議で、90%を上回る有効性というのは「実に並外れた」数字だと評価。この先のコロナに関するわれわれの行動全てに「大きな影響」を及ぼすだろうと述べた。
( → Bloomberg

 この結果は、すでに予測されていた。ビル・ゲイツの予測。2020/10/13。インタビューに答える。
 《 ビル・ゲイツ氏が考える、新型コロナウイルスワクチン候補で先頭に立つ企業 》
 リーダーとなるは、ファイザーであるとの見方を示し、「もし全てがスムーズに進めば10月末までにファイザーがEUAを申請するかもしれない」とも述べています。
 10月終わりという目標が、ゲイツ氏が同社をワクチン競争のリーダーと見る重要な根拠となっています。
 で後期臨床試験段階にあるのは、ファイザーの他にアストラゼネカとモデルナの3社です。アストラゼネカは9月8日に治験を中断しています。
 一方モデルナは……登録は減速しています。

 ゲイツ財団が、ファイザー株を有望だと考えていることは明らかです。
 同財団は2002年にファイザーに出資し、現在も株式を保有し続けています。
( → 【米国株動向】The Motley Fool Japan, K.K.

 2020年9月24日の記事もある。
 《 ビル&メリンダ・ゲイツ財団が投資する新型コロナウイルスワクチン関連4銘柄 》
 ファイザーが新型コロナウイルスワクチンのリーダーであることは間違いなく、同社は10月中に、ビオンテック(NASDAQ:BNTX)と共同開発したワクチン候補のBNT162b2について後期臨床試験の初期結果を発表する見通しで、全てがうまくいけば米国で使用される初の新型コロナウイルスワクチンとなる可能性があります。
 新型コロナウイルスワクチンの開発で大きくリードしているファイザーとビオンテックが特に有望と思われます。
 ゲイツ財団はドイツのバイオ医薬品企業であるビオンテックの株式も保有しています。
 当初はエイズウイルス(HIV)や結核の感染を予防するためのワクチンや免疫療法の開発を支援することを目的に5,500万ドルを投資しましたが、出資額が1億ドルに引き上げられる可能性も示唆されていました。
 同社は今年に入って新型コロナウイルスワクチンとしてBNT162の開発に着手し、3月にファイザーとの提携を発表した時には既にかなりの成果を挙げていました。
 リスクを回避するなら、新型コロナウイルスワクチン以外にも多くの製品を持つ大手製薬会社のファイザーが最善の選択肢かもしれません。
( → 【米国株動向】 - ニュース・コラム - Yahoo!ファイナンス

 ファイザー単独の開発ではなく、ビオンテックとの共同開発であり、その両社にゲイツ財団は出資して協力していた、ということだ。
 この出資で研究開発費がふんだんにまかなわれたおかげで、ワクチン開発に成功した、と言える。

 ビル・ゲイツのおかげで人類はコロナの被害から救われることになりそうだ。 (彼だけのおかげ、というわけではないが。それでも部分的な協力はあった。特に、資金面で。)(他社が失敗したのに、ファイザーだけが成功したことには、ビルゲイツの貢献が影響したかもしれない。)

 ※ ビオンテック(BioNTech)の正しい読み方は、バイオエヌテック。ググればわかる。



 【 関連項目 】
 この件は、本サイトでも前に少し言及していた。ノーベル平和賞をゲイツに与えるべきだ、という提案。(2020年10月10日)
 他の個人に与えるべきだった。たとえば、ビル・ゲイツはそれにふさわしい。他の金持ちが自分のために金を使うのに対して、ビル・ゲイツは人類のために金を使っている。
 せめてジョブズが財団を作って、巨額の富をゲイツのように使って奉仕すれば、ジョブズも名を上げただろうが、彼はそうしなかった。ゲイツの立派さがひときわ目立つ。

 マイクロソフト時代には悪名が多かったが、引退後のゲイツは実に立派だと言えるだろう。(コロナのワクチンのためにも貢献しているようだ。)

( → ノーベル平和賞に反対する(2020): Open ブログ

 


 【 追記 】
 このワクチンの開発には、 新しい医学技術が使われている。遺伝子を使う方法。解説は下記。
  → https://www.bbc.com/japanese/54869478

 
posted by 管理人 at 07:31| Comment(1) |  感染症・コロナ | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
これは新しい医学技術で大変有望ですが、SARSですでに判明している、より症状を重篤化する抗体ができてしまう可能性を排除できるのでしょうか?
Posted by みむ at 2020年11月10日 11:38
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