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ケロリンのプラスチック製の桶に、酒を入れて提供する居酒屋があるので、ケロリンの会社が警告を発している。「アルコールは溶剤なので、プラスチックを溶かして危険だ」と。
→ 「危険だからやめて!」ケロリン桶に酒を入れて提供する居酒屋に公式マジギレ「お酒に桶の配合成分が溶け出す恐れが」 - Togetter
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ここでついでに「ケロリン桶」でググると、この桶を製造していた会社は 2013年に倒産した、とわかる。
→ 「ケロリン」の広告入り湯桶会社が資金ショートで経営破綻 - 産経
では、いま出回っているのは、どういう桶なのか? もしかしたら、2013年時代の古い桶がいまだに出回っているのか? それにお酒を入れて飲んでいるのか? ……まさか。
では、正解は?
自分で考えましょう。
正解は……
「ケロリンが自社で作っている。正確には、子会社に作らせているのだが、子会社がプラスチック容器の製造会社に発注している」
(出典は Wikipedia )
ただし、まだ続きがある。ここが肝心の話だ。
ケロリンの桶は、今はネットでも販売している。しかし、その値段が、聞いてびっくりだ。
そもそもその品質は、100円ショップの品と同様ぐらいだし、宣伝費の分だけ安くなっていそうだ。ならば売値は 50円ぐらいかな? 特にかかる金は送料の分だけかな?
……と思ったが、さにあらず。こうだ。
→ ケロリン・ヘルスケアショップのネットショッピング
何と、1430円である。1300円と消費税だ。驚くべきばかりの価格だ。
こんなものを購入して、酒を入れるなんて、考えた人の頭を疑う。
どうしても購入するのなら、かわいい女の子がケロリンの桶を使って入浴したあとの、その使いかけの桶に、酒を入れて提供した場合だけだろう。(変態趣味)
※ 画像の女の子は、居酒屋の店員ではなく、アイドルです。(ケロリンのお仕事ではなく、居酒屋のお仕事。)
※ このケロリン桶に入っているお酒には、女の子の成分が、有機溶媒に溶けて入っている……わけではありません。
【 関連サイト 】
→ 映画「テルマエ・ロマエ」のケロリンに学ぶ商売の工夫