2020年09月28日

◆ 世田谷には空地が多い

 世田谷には空地が多いので、有効利用するといい。

 ──

 世田谷には空き家が多い、という記事が話題になった。
  → 世田谷に空き家5万戸の衝撃 2割以上が市場に流通せず:朝日新聞
  → はてなブックマーク

 これについては、「もったいないから、有効利用するために、年寄りの土地を没収して、若者に配給せよ」という声が多く出たが、共産主義丸出しで、馬鹿馬鹿しい。
 この問題の根源は、次のことにある。
 「空き家をいったん貸したら、借主に居住権が発生する。すると、借主を容易に追い出すことができなくなるし、追い出せないと、家を売ることもできなくなる」

  ※ 法的解説は下記。
    → 居住権(借家権)という入居者を保護する権利

 だから、そういう問題を解決しないと、空き家を貸すということは無理だ。市場の流動性を確保したくても、現状の法制度が、やたらと借主優位になっているので、市場の流動性が生じない。それが、「大量の空き家の発生」という状態に結びついて、大量の無駄になるわけだ。

 これは、経済学における「需給の均衡が生じない」という現象の一例と言える。無駄な規制があるせいで、需給の均衡が起こらず、結果的に、供給不足となって、家賃の高止まりを招く。借主保護に努めれば努めるほど、貸し手が少なくなって、借主にとって不利な状況(家賃の高騰)を招くわけだ。

 ──

 ただし、それはさておき。
 本項の話題は、空き家ではなくて、空地だ。

 この記事が話題になったついでに、「どこが空き家になっているのかな?」と思って調べると、世田谷区には、交通が不便なところがいくらかあると判明した。
 「どの最寄り駅からも、徒歩 30分ぐらいかかる」

 たとえば、日本体育大の東側あたりは、桜新町駅からも、都立大学駅からも、徒歩 30分ほどかかる。
 「このへんはどんな感じかな?」と思って、ストリートビューを見たら、意外なことに、空き家というより、空地がやたらと多い。









 

 このあたりは、至るところ、空地だらけという感じである。最後の場所は、世田谷区の公園管理事務所の開放樹林地ということだが、一種の公園だ。しかるに、その正体は、相続税の物納というような形になったものだろう。

 結局、このあたりの土地は、売るに売れぬ状態のまま、やたらと空地だらけになっているわけだ。
 壮大な無駄。

 ──

 では、どうする? そこで、困ったときの Openブログ。うまい案を出そう。こうだ。
 「世田谷区は、今はやたらと保育所不足になっているのだから、これらの空き地を利用して、保育所を建設すればいい」

 ちなみに、世田谷区の保育所不足の状況は、下記。
  → 東京)世田谷区、待機児童「ゼロ」 「潜在」474人:朝日新聞

 統計の取り方を変えて、数値を操作したことで、名目上の「待機児童数」はゼロになったが、実際には 474人の待機児童がいる。
 ずっと「全国最悪」が続いてきたので、そう簡単には解決できない感じだ。
 そこで、たくさんある空き地を利用して、保育所を建設すればいい。

 ──

 問題は、費用だ。費用はどうする? 
 それについては、「ふるさと納税を廃止すれば、外部に流出する多額の金が入る」と言える。
  → 世田谷区、ふるさと納税で減収53億円 - 毎日新聞
  → ふるさと納税 東京 世田谷区の税収減 3年後に100億円超か

 ふるさと納税のせいで、世田谷区民の住民税の納税額が激減しているせいで、世田谷区の税収は激減する。そのせいで、保育所の建設費が足りなくなる。(私が前から何度も言っているとおり。)

 だから、ふるさと納税を廃止することで、その金を財源とすることができるわけだ。
 これにて財源の問題は解決。
 


 [ 付記1 ]
 といっても、保育園をいくら造ったところで、数の点ではたかが知れているので、大量の空地をすべて使い尽くすことはできない。大部分の空地は、そのまま残る。
 大量の空地を無駄なく使うには、やはり、土地の流動性を高めるしかないだろう。そのためには、過剰に「借り主が有利」になっている規制を緩和するしかあるまい。
 
 なお、「駅から遠い」という問題は、「駅のそばに自転車の駐輪場を作る」という方法で解決できる。
 この点を整備するのが、最も有効かもしれない。
 
 [ 付記2 ]
 長期的には、次の解決策もある。
 「駅から 30分ぐらいかかるような土地は、居住には不向きなので、ここには大学を設置する。そのために、大量の空地を区画整理する」

 たとえば、「50年後にはここに大学を設置する」と決めて、居住権を 50年後までに限定する。現存の中高年は生涯、今の家に住めるが、若者や赤ん坊は、将来はここには住めないと理解した上で人生設計を立てる。50年たったら、土地を自治体に売却する。その上で、広い土地を利用した大学を設置する。

 ※ 現状では、八王子のあたりに多くの大学があるが、それらの大学を、世田谷に誘致すればいい。

 ※ 過渡的には、中規模の土地を利用して、高校にしてもいい。その後、新たに大量の空地を入手したら、それらを区画整理して、大学に転換する。
 
 [ 付記3 ]
 保育園が充実すると、生後6カ月の乳児を保育園に預けることができる。そうすれば、「育児の負担が大きすぎて苦しい」ということを防げるので、母親が産後うつになることを防げる。
 竹内結子が亡くなったのも、産後うつの可能性が高い。(1月に出産して、9月に亡くなった。8カ月後。)
 日本で保育園制度が充実していれば、竹内結子は死なずに済んだ可能性が高い。

posted by 管理人 at 23:05| Comment(0) | 一般(雑学)6 | 更新情報をチェックする
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