2020年09月09日

◆ バードストライクと猛禽類

 バードストライクへの対策に猛禽類を使う、という方法がある。猛禽類を飛ばして、一般の鳥を追い払う。

 ──

 バードストライクというのは、風車への問題となるだけでなく、飛行場の飛行機への問題ともなる。
 たとえば、ハドソン川への不時着水事故がある。これはバードストライクで起こった事故として有名だ。映画にもなっている。( Amazonプライム にもある。)





 バードストライクというのは、これほどにも大きな問題を引き起こすのだ。そこで、「何とかならないか?」と考えたあげく、「猛禽類で鳥を追い払う」というアイデアが出た。(私のアイデアではないです。)
 《 鳥の衝突防止、タカが役立つ? 成田空港で実験 》
 成田国際空港会社(NAA)は、鳥が飛行機に衝突するバードストライクの防止策として、タカを「巡回」させて鳥を追い払う実験を始めた。
 試行場所はB滑走路の北側エリアで、周辺の管理道路と東側にある防音堤の林。鷹匠(たかじょう)4人が2羽のタカを連れて、11日の午前と夕方にそれぞれ2時間ずつ歩いた。鳥はタカの存在を確認すると近づかなくなる。17日まで行い、効果を検証するという。
 バードストライクが起きると、確認のため滑走路を閉鎖する必要があり、運航に支障が出る。エンジンに巻き込まれると停止する恐れもある。同空港周辺は、ツバメやスズメ、ヒバリなどの鳥が多く、昨年は 113回発生。このため、1日に5回程度、職員が滑走路周辺を巡回し、鳥を確認すると空砲で威嚇していた。
 この日実験に協力した千葉県旭市の鷹匠、町田英文さん(46)は「空を見ると、野鳥がだいぶ減った」と1日で効果を実感していた。
( → 朝日新聞 2014-08-12


 さらには、生物のかわりにロボットの猛禽類を使えばいい……というアイデアもある。

 実際、鳥型ラジコンというのが発売されていた。
  → https://amzn.to/3hkOzyM 

 こういうのをそばに飛ばしていたら、本物の猛禽類が警戒して、襲いかかってきた、という動画もある。





 ハヤブサみたいに、羽ばたかずに急降下する、という手もある。
 実際、ハヤブサを鳥除けに使っている例もあるそうだ。
(ハヤブサは) 食性は動物食で、主にスズメやハト、ムクドリ、ヒヨドリなどの体重1.8キログラム以下の鳥類を食べる。獲物は飛翔しながら後肢で捕えたり、水面に叩きつけて捕える。
 急降下時の速度は、飼育しているハヤブサに疑似餌を捕らえさせるという手法で計測したところ、時速390kmを記録した。
 イギリスでは、太陽光発電所の太陽光パネルに糞をするカモメを追い払うために、ハヤブサを定期的に放している発電所が存在する。
( → ハヤブサ - Wikipedia

 というふうに、いくらか情報を紹介した。(本項は、それだけです。)
 
 ※ 風力発電のバードストライク対策になるかも、という話。
 
posted by 管理人 at 22:11| Comment(3) |  太陽光発電・風力 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ブレードの一枚を黒く塗るだけで風力発電のバードストライクは減らせるそうですが。
Posted by 細波 at 2020年09月10日 19:20
 情報ありがとうございました。下記ですね。

  https://nazology.net/archives/67753
  http://karapaia.com/archives/52294142.html
Posted by 管理人 at 2020年09月10日 23:04
 上の二つのリンクの記事では、黒く塗った理由について、「鳥にはブレードが見えないから」と述べているが、そんな馬鹿なことがあるはずがない。
 第1に、こんなに大きなものが見えないはずがない。速度だって、たいして速くはない。
 第2に、白いものを黒くすれば、見えるものが見えなくなる。見えないものを見えるようにするのではない。話が逆だ。

 では、正しくは? 
 3本だと、「見えない」のではなく、「認知できない」のである。こんな生物はほとんど見かけないから、どういうふうに動くのか、まったく予想が付かなくて、鳥は戸惑ってしまうのだ。(頭が悪いので。幾何学的な知性がないので。)

 そこで、1本だけを黒く塗ると、残りは白が く の字状になる。これならば、曲がった虫か蛇や、曲がった枝と、同様の形状なので、鳥にも認知できる。そいつがどういうふうに動くかも、予想が付く。だから、そこを避けて、別の方に逃げるのだ。

 この理屈からすると、羽根と、本体部(塔の部分)とは、別の色に塗り分ける方が、鳥は認知しやすいだろう。
 羽は白でいいが、塔の部分は、薄茶色にする方が良さそうだ。あるいは、縞模様や市松模様にするのでもいい。どっちにしても、羽根の部分とは区別されるので、羽根を認知しやすくなり、衝突事故を回避できる。


 
Posted by 管理人 at 2020年09月10日 23:43
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