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世界の各地で、バッタの大量発生が問題となっている。アフリカや中東など。
サバクトビバッタが今年、異常に繁殖し、農作物を食い荒らす被害が、アフリカ、中東、アジアの20カ国以上に広がっている。ケニアでは東京都より広い2400平方キロに及ぶ巨大な群れが確認された。新型コロナウイルス対策で各国が出入国や移動を制限し、殺虫剤の調達や散布は難航。駆除は後手にまわり、深刻な食糧難や生活困窮者の急増をもたらしている。
( → バッタ大発生20カ国以上に コロナが追い打ち食糧難も:朝日新聞 )
似た記事もある。
→ バッタ大量発生の中央アジア6カ国 日本が駆除支援へ 殺虫剤など提供 - 毎日新聞
→ 中国雲南省で数十年で最悪のバッタ食害 食糧安保に影響も
→ コロナで泣きっ面に…バッタ大発生なぜ? 天候で相変異:朝日新聞
→ アフリカから迫るバッタ巨大群の第二波――食糧危機は加速するか
→ コロナに続くもう一つの危機――アフリカからのバッタ巨大群襲来
→ 蝗害 - Wikipedia
朝日の記事によると、殺虫剤が足りないそうだが、殺虫剤があればいいというものでもない。殺虫剤をまくと、今度は殺虫剤を口から体内に入れた家畜が死んでしまうそうだ。
「イナゴが増えたら、イナゴを食べてしまえ」という妙案(?)も出るが、やはり殺虫剤が危険であるようだ。
そこで、困ったときの Openブログ……と言いたいところだが、そう簡単には、うまい案を出せない。
「何だ、お手上げか」
と思われそうだ。だが、それでは能がない。何とかしたい。
そこで、成功するかどうかはわからないが、とりあえず、「うまい案」と思えるアイデアを出しておこう。こうだ。
「植物毒を持つ植物を、大量に繁殖させておく。それを食べたイナゴは、毒が回って、次々と死んでいく」
これはまあ、「生物農薬」みたいなものだ。大量に繁殖したイナゴは、馬鹿みたいなものだから、手元にある植物に襲いかかる。それが毒草であるかどうかに関係なく、やみくもに襲いかかって、食らいつく。こうしてイナゴは次々と毒を食らって死んでいく。
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ただし、成功の保証はない。
その毒がアルカロイドである場合には、アルカロイド特有の苦味があるので、虫は苦味を検知して、食べるのをやめてしまうかもしれない。
( ※ 哺乳類の場合には、味覚が発達しているので、アルカロイドを鋭敏に検知する。虫の場合はどうかは、知らない。味覚は発達していないと思えるが、少しはありそうだ。)
アルカロイドの代わりに、トリカブトや毒キノコを利用する手もある。ただしこれらは繁殖力が弱いので、アフリカや中東で繁殖できるかはわからない。
それでも、農業研究所がじっくり研究すれば、毒と繁殖力をあわせもつ品種が開発されるかもしれない。特に、現地の気候に適するようなものが。
というわけで、とりあえずは、上記のアイデアを提出しておこう。
だがこれに出てくる群生相になると積極的にアルカロイドを含んだ毒草を食って毒を蓄え、有毒になるので天敵も食べません。
植物毒では死なないどころか、群生バッタの餌にしかならないのでだめですね。
また、致死量の問題もある。致死量以下なら体内に含むことができるが、致死量を超えると死んでしまう。人間もそうだし、バッタもそうだろう。
ドローンを複数用い電撃殺虫の大型版を飛行経路に中に複数置く
高電圧だがエネルギーは少ないのでバッテリーは持つ
ドローンなので効率のよい場所に自在に設置できる
交換用電池を地上に用意することで連続配備できる
2機でひと網のセットとし、20〜50セット用意する 多数機は故障のリスクヘッジにもなる
感電死なので毒物とは無縁 死骸を乾燥粉砕し肥料や飼料にできる
費用対効果は高い 飛行経路を追うように設置できる
初期投資 1セット\100万 50セットで\5000万 避けられる被害は数億円
開発から運営まで1ヶ月 DJIと各国が協力する
https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1802/26/news019.html
というページに、下記の記述があります。
> 1億Vに耐えられるキャパシターなど存在しない
> 雷1発分のエネルギーは2200世帯分の電力1日分に相当する
他に、空中に電気を飛ばすには、空気が湿っている雨の状態でないと、難しそうだ。乾燥した空気は良導体ではない
http://www.beautymckey.com/itm/6984ssnd/
これは20Wだが蛍光灯の電力が主で電撃部は極小で済む
バッタを通すのに適正な網の目の間隔にする
細かすぎると単なる捕獲網となり、バッタが挟まって通電体になり効力がなくなる
感電したら落下し網に残らない程度が理想 7割は通り抜けできるほどの隙間がいい
網をユニット化し給電部を持たせる ドローンは両サイドを吊るだけにする
網は10m X 10m程度 電圧は5000Vもあれば充分(効力の飽和値がある)
ドローンが電池交換で陸上に降りたとき、低電圧 大電流を流すと
網の間に挟まったバッタや異物をジュール熱で焼却できリセットされる
網に高電圧電撃と低電圧焼却用の機構を持たせ交互に切り換えてもいい
(10秒に1秒クリーニングする)高電圧だけではバッタの一部が網に残り高電圧を保てない
やり方は多種ある 無風なら気球(大型風船)でドローンをアシストすると滞空時間が延びる
ネックは強風だが、強風時はバッタも飛ばないのかもしれない
これだと規模が小さすぎて、とうてい追いつかないのでは? 琵琶湖の水をバケツで汲み出すようなものだ。焼け石に水という感じ。
いっぺんに百メートル四方とか、1km 四方とかで、一網打尽にする感じにしないと、大陸規模では追いつかない。
元々は大きな網で捕獲を考えた それではすぐ重みで満杯になる
ならば捕獲せず落下させればよい という履歴がある
では別案
レーザーで攻撃する
レーザーは1Kw〜5Kw 光線を帯状にするためミラーを使う
ミラーはガルバノミラーとして市販されているが軌跡の追従性重視なので
高額である 本案は左右に振らすだけなのでモーター駆動でよく安価にできる
価格と安全上からCO2レーザーがよい(アクリル板で遮断でき人間を保護しやすい)
高出力と言えども短時間でどの程度焼殺できるか疑問だが、焼殺に至らなくても
視力を奪うことを期待できる レーザーポインターで航空機への照射が問題になった
野球場でもあった 微弱でも視力に影響するからだ
キロワット級のレーザーなら短時間でも何らかの影響を与える可能性は高い
バッタの視力に影響を与えられるなら、飛行能力 意欲を撃退できるかもしれない
これも設営 ミラーの開発等でも1ヶ月あればできる レーザーは用意に入手可
バッタに感染するカビがあったと思い調べたところ「エントモファガ・グリリ」というそうで、バッタのみに感染し、個体群を根絶やしにするほど強いとか。
カビを使った生物農薬は実用化されてるし、このバッタにも効果はあるよ、でも殺すまでに時間かかるからその前に食いつくされちまう。バッタは死にました、農地は全滅しましたじゃ無意味なんだ
バッタを今すぐ殺す、人間にも危険なくらい猛毒の農薬じゃないと意味がない
> 携帯の電磁放射線、昆虫激減の一因か?
> 携帯電話の発する電磁放射線が、近年欧州で昆虫の個体数が激減した一因になった可能性がある
https://www.afpbb.com/articles/-/3305374
これでバッタ対策ができるかも。