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プリウスの後方視界は悪い。このことはすでに有名であって、ネット上にも指摘する記事がたくさんある。
→ 後方視界が悪いと感じた原因とは?プリウスを試乗した感想5
→ 新型プリウスPHVの後方視界はやっぱり悪い!?【実車画像で徹底チェック】
→ 後ろの視界の違いを検証【プリウスのヘッドレストを外してみた】
→ プリウスは後方視界が悪い?後方視界は簡単に改善出来るのか? | (車趣味)個性的な車に乗りたい人がたどり着くサイト
→ 価格.com - 『後方視界の改善(?)について』 トヨタ プリウス のクチコミ掲示板
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以上はネット上の情報だが、それとは別に、私の体験を記そう。
本日、プリウスと衝突事故を起こした。停車しているプリウスの後方を通り抜けようとしたところ、プリウスが突然、(駐車場に入るために)後退してきて、私の自転車に衝突した。交通事故。
私がすぐにブレーキをかけたし、プリウスもすぐにブレーキをかけたので、大事には至らなかった。物損も傷害もなし。
とはいえ、これは、プリウスの側では後方視界がまったく見えていないことが原因だとわかる。
そこで、念のために、帰宅後にネットで検索して、上記のような記事をいくつか見出したわけだ。こんな後方視界では、近づく人影に気づかなくても、仕方ないとも言える。
※ 人の顔は高すぎて見えない。人の下半身も見えない。人の胴体部分だけは見えるが、暗めの色彩だと、何が見えているのかもよくわからないだろう。
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プリウスの視界が悪いのは、後方の視界が上下に二分割されている上に、下半分はヘッドレストのせいで半分ぐらいは隠れているせいだ。
このヘッドレストを外せば、かなりよく見える。だが、ヘッドレストをしている状態だと、下半分はその半分ぐらいが見えないので、下半分が丸ごと認識されなくなる。(見えても何が見えてみるのかわからなくなる。)下記に比較画像がある。
→ 後ろの視界の違いを検証【プリウスのヘッドレストを外してみた】
結果的に、二分割された上半分だけしか見えないのと同然だ。こんな視界では、とうていまともだとは言えない。
非常に危険なので、販売禁止にするべきだと言える。
[ 付記 ]
同じようなデザイン(ファストバック)でも、後方視界にいくらか配慮したデザインもある。チェリー・クーペだ。

※ これはこれで、後方斜めの視界が悪いのが不評だったが。
【 追記 】
この問題を解決する方法がある。
ルームミラーを電子ディスプレイにして、リア・エンドに付けたカメラで撮影した画像を表示する……というものだ。
→ https://amzn.to/2DXYNai
価格は3万円なので、高価に見えるが、ドラレコと兼用することで、ドラレコのリアカメラをそのまま転用できる。高級なドラレコを設置すると思えば、価格は特に高くないわけだ。(ドラレコを設置すれば、どうせ金は必要だ。工事費も。)
メーカーが新車の出荷時に最初から搭載しておけば、特に高額になることもあるまい。
プリウスはこの装置を搭載するべきだ。全車がそうすれば、万事解決する。
( ※ 非搭載車は販売禁止。中古の場合は、後付け設置を義務づける。)
( ※ 法的には、「後方視界の悪さ」を公的にチェックして、車種ごとに対応を決めればいい。)
【 関連項目 】
→ プリウスは危険だ(テール・ランプ): Open ブログ
※ プリウスのテール・ランプの形状がおかしいので、危険だ……という話。2016年の記事。その後、この危険なデザインは修正された。