2020年08月05日

◆ 大量の検査で感染抑止

 大量の検査で感染拡大を抑止する、という方針がある。これは妥当だ。(多大なコストがかかるが)

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 大量の検査で感染拡大を抑止する、という方針がある。オーストラリア、ニュージーランド、ドイツなどが、この方針で成功したそうだ。(春ごろにそう報道されていた。)

 最近では、中国がこの方針を取っている。地域住民の大半に PCR 検査をして、陽性者を隔離することで、感染拡大の芽を摘む。かくて(ごく小規模なうちに)感染拡大を阻止する……というわけだ。
 中国政府が、国内で頻発する新型コロナウイルス流行の「第2波」を抑え込むため、PCR検査の物量作戦を続けている。集団感染があった地域に医療スタッフを大量投入し、住民を片端から検査する。
 大連市では、……市中感染が発覚した。政府は直後から周辺地域を含む医療関係者を動員し、3千人体制での検査を実施。町内会のような自治組織を通じて住民に検査を求め、1週間で市人口の半分を超える350万人以上を調べて80人余りの感染者を確認した。
( → 中国、住民を片端からPCR検査 第2波抑え込み狙う:朝日新聞

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 これは確かに有効な方法だろう。ただし、注意点が二つある。

 第1に、検査は「隔離」とセットだ、ということだ。検査だけして「隔離」をしないのでは、検査をしたことの意味がない。検査をしたならば、必ず陽性者を隔離する必要がある。たとえ無症状でも、陽性者を隔離する必要がある。これができないと、感染が拡大する。……その悪しき例が、東京都だ。せっかく検査したのに、陽性者を隔離なかったせいで、感染がどんどん拡大した。グズグズしているうちに、感染が域外に拡散して、とうとう日本中に大感染を引き起こしてしまった。……その意味で、東京都の罪はきわめて重い。(小池さん、あんたのことだよ!)

 第2に、大量の検査には大量の検査機が必要だ、ということだ。このことは、ドイツその他の先進国家や韓国では実現済みだが、日本ではまったく配備態勢が貧弱だ。
 とはいえ、ここで大量配備することは不可能ではない。次の二点があるからだ。
  ・ 高速で安価な新型の検査機が開発された。( → 別項
  ・ 購入するための金は、たっぷりとある。


 金はどこにあるか? 平時ならば、金はなかったが、今では「コロナ対策予算」という特別予算がある。この金を使えばいいのだ。たとえば、
  ・ アベノマスクにかかる約千億円
  ・ GoTo にかかる2兆円ぐらいの金
  ・ その他の多額のコロナ予算(合計 100兆円)

 こういう特別予算があるのだから、ちょっと予算を組み替えると、大量の検査機を配備することは十分に可能となる。(お釣りが来る。)

 あるいは、経済学的に、別の勘定もできる。
  ・ 大量の検査機を配備する費用(数千億円)
  ・ 感染拡大後の緊急事態宣言で生じる経済損失(数十兆円)

 この両者を比較すれば、どちらがまともな発想であるかは、すぐにわかるはずだ。
 実際、中国はこれと似た比較をして、前者の方針(大量の検査)という方針を選択したそうだ。「ロックダウンよりはずっとマシだ」ということで。

 ちなみに、日本政府は、「 GoTo によって感染を拡大する」という方針を取っている。いったい何を目指していることやら。(日本滅亡をめざしている? それとも……?)

posted by 管理人 at 22:30| Comment(0) |  インフルエンザ | 更新情報をチェックする
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