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コロナについて政府は「今はまだ問題ない」(まだ小規模だ)というふうに言っている。現状を甘く見ているわけだ。
→ 菅官房長官「大事なのは重症者数」 感染再拡大でも再宣言「状況にない」と強調 - 毎日新聞

専門家会議のあとの感染症分科会でも、同様の見解が示された。
尾身会長は、連日多くの新規感染者が報告されている東京都や大阪府、愛知県は「感染漸増」に当たると説明した。
( → 感染状況、4段階に分け対策へ 東京などは「感染漸増」:朝日新聞 :右の図も )
現状を下から二番目の「感染漸増」段階だと見なしているわけだ。
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以上のどちらも、現状を楽観している。だが、
・ クラスターが広範に多発
・ 感染者が急増
・ 一般医療にも大きな影響
という三点は、すでにあらかた成立しているので、現状は「感染急増」段階にあると言えるはずだ。
そもそも、いちいち現場を調べなくとも、数字を見るだけでもわかる。東京都では連日、 300人以上の新規患者が出て、昨日は 463人、本日は 472人にもなった。こういう状況では、入院の許容量の上限に達するのは自明である。(足し算ができる小学生でもわかる。)
では現実は? すでに調べた新聞記事がある。
7月29日。東京都杉並区の住宅街にある河北総合病院。
「医療現場はすでに、第2波のまっただ中だ。受け入れ態勢はもう逼迫寸前。8分目まで来ている」
( → 消毒、食事の補助…「すでに第2波」ギリギリの医療現場:朝日新聞 )
これは7月29日だから、現在ではすでに 100%に達している可能性がある。越えた分は、あぶれる。
一方、中等症についてはすでにすでにあぶれているらしい。
保健所が自らの管内で入院先を調整できず、都に調整を依頼をする件数は1日100件を超え、特に中等症患者で難航しているという。
( → 防護服、緊迫の日常 都内の病院疲弊、減収「限界近い」 新型コロナ:朝日新聞 )
医療逼迫を越えて、医療崩壊になりつつある。まともに医療が困難となっている。
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では、医療崩壊となると、何が問題か? いろいろと問題が生じるが、特に問題なのは、次のことだ。
「軽症者が軽症のうちにアビガンの早期投与を受けられない。そのせいで、症状が悪化して、中等症や重症になる。かくて、助かるはずの人が、アビガンを投与されないまま、無駄に悪化して重症化してしまう。余計な死者も出る」
こうなる原因は、医療のキャパシティが足りないことではない。医療のキャパシティは足りている。アビガンを処方するのには、医師は処方箋を出すだけでいい。あとは薬局(院内薬局?)がアビガンを処方してくれる。特に面倒な手間がかかるわけではない。
ただし、アビガンを処方するのは、指定された大病院に限られている。その大病院に入院できないと、その段階で、「アビガンは投与されません」となる。これは、医療のキャパシティの問題ではなく、医療の制度の問題だ。制度を改善すれば、それだけで解決する。だから、制度を改善するべきなのだ。
と思っていたら、安倍首相は制度の改善を図っているようだ。
→ コロナ下、医官トップ交代 官邸の不満、背景との見方も―厚労省:時事
ところが、これには大反対する人々が圧倒的に多いようだ。
→ はてなブックマーク
アビガンを無効だと信じて、アビガンの使用を禁じようとする。呆れるばかり。
政府が最悪かと思ったが、国民も同様に最悪であるようだ。
かくて日本は政府と国民がそろって、集団自殺への道を進む。
[ 余談 ]
自殺は良いか悪いか……ということが話題になったばかりだが、今や日本人全体が集団自殺に向かって突き進みつつある。
しかも、自分自身では、そのことに気づかない。自分たちがどこに向かっているか気づかない。「助かりたい」と重いながら、あえて自分たちが奈落の底へ向かう道を選ぶ。狂気だね。無知蒙昧というべきか。
レミング並みの知能かな。
安倍官邸の強権もたまにはGoodなこともあるんですね。で、管理人さんと似たオピニオンを見つけました。「すべてはメンツと利権死守。アビガンを厚労省がすぐ承認できぬ闇(大村大次郎)」
https://news.goo.ne.jp/article/mag2/nation/mag2-453345.html
もう相当数のデータが集まっているのだから統計的に処理すれば結果は素人がやっても明らかだとおもうんですがねぇ! でもいまだにFAX使っているくらいなので、たまさか統一されたビッグデータがないんじゃないのかと疑っちゃいますよ。あるいは頭の固い連中がそんなんじゃダメ、あくまで個々のレベルで証明されないと認められないとか言っているのだろうか? 量子力学の時代なんですけど! 薬の特性から見てあくまで完治は個人個人の治癒力の問題で、アビガンはウイルス増殖をおさえるだけだから投与タイミングとか投与量とか患者の体質とか諸々微妙に絡んでくるのでF大のようなやり方では発散するだけだと思いますがね。今夜TBSのニュースキャスターで東大の池谷氏が「医療が新型コロナへの対処に慣れてきたおかげで重症化が少なくなっているのではないか」と述べ、アビガンとフサンのこともさらりと言ってました。この問題はいずれ白黒ついたらアビガン・スキャンダルとして有名になるかも。とにかく早く何とかしてよ厚労省さん!!!
まあ、そうなんですけど、レミングなんて、普通は誰も見たことがないはずだし、伝説のなかの話にしか登場しないし。
■これ、ほんとうにアビガン承認に結び付けばいいけど。96人の参加者が4か月たっても、まだ集まらないフイルムの3相試験。これから始まる海外の3相試験の結果を待つなら、まだまだ時間がかかる。
■もしも、3相の途中で承認申請させるには、厚労省のサポートが絶対に必要だが、5月に潰れた方針を復活できるか疑問。
■それを考えると、米国の緊急使用権限と似たものを、なにかの政令改正で作り、緊急使用としてアビガン使うしかないように思う。本来なら、立法してほしいけど、国会閉会中だから。
■報道無いからわからないが、米国での2相がそろそろ終わっているはず。この2相の結果で、米国での緊急使用が認められれば、レムデシビルと同じ政令で特例承認が出来る。
日米連携でアビガン使用出来てほしい。米国民の為にもなるし。
レミングの集団自決は、1958年製作のディズニーのドキュメンタリー映画「White Wilderness(白い荒野)」で、ねつ造されたものだそうです。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AC%E3%83%9F%E3%83%B3%E3%82%B0
http://bijibou.blogspot.com/2011/11/little-pilgrims.html
http://www.bbc.com/earth/story/20160705-many-animals-seem-to-kill-themselves-but-it-is-not-suicide
http://openblog.seesaa.net/article/475243010.html