2020年07月13日

◆ 馬鹿と言う馬鹿(コロナ)

 「馬鹿と言う奴が馬鹿だ」の見本が、朝日新聞に掲載された。感染症の専門家の話で、コロナ論。

 ──

 「感染症の専門家の言っていることは間違いだらけだ」
 と批判する、感染症の専門家がいる。他人を批判しているつもりだが、自分もその一人だと気づかない。「馬鹿と言う奴が馬鹿だ」の見本だね。

 ──

 朝日新聞にコロナの記事が掲載された。感染症の専門家である西村秀一にインタビューする。趣旨は次の通り。
  ・ 今のコロナ対策は(過剰すぎて)間違いだらけだ。
  ・ その責任は、正しい情報を示さない専門家だ。
  ・ ウイルスの市中感染の危険は、あまり高くない。
  ・ 危険分野と一般分野を分けて考えるべきだ。
  ・ むやみやたらと過剰に対策する必要はない。
  ・ リスクゼロを求めて過剰に対策するのは無駄だ。


 ここで言っていることは、基本原理としては、正しい。言っていること自体は、間違いではない。問題は、次のことだ。
  ・ 原理だけがあって、各論がない
  ・ 他人への批判だけがあって、自己の指針がない
  ・ 統一的な指針が示されていない


 では、どうすればいいか? こうだ。
  ・ 原理だけでなく、各論を示す
  ・ 他人への批判だけでなく、自己の指針を示す
  ・ 統一的な指針を示す


 では、そんなことができるのか? できる。すでに私がやっている。具体的には、次のようなことだ。
  ・ 外出規制や一斉休業や休校は無駄だ。(有害だ)
  ・ 緊急事態宣言は無駄だ。(有害だ)
  ・ 特定の業種(水商売)だけを規制すればいい。
  ・ マスク義務化を実施すればいい。

 これらについては、細菌もいろいろと個別に論じた。たとえば、下記項目だ。
  → 学校とイベントの規制: Open ブログ(休校・休業)
  → 新型コロナウイルスの話題 25: Open ブログ(休業)
  → 東京都の感染急増 (7/10): Open ブログ(水商売)

 このような形で、個別・各論で具体的に述べることこそ、必要とされる。抽象論で原理的に述べるだけではダメなのだ。また、相手を批判するだけではダメなのだ。

 ──

 結局、この人は「感染症の専門家を批判する」という形で、「自分自身(感染症の専門家)をも批判する」という結果になってしまっている。ブーメランだね。攻撃の道具を投げたと思ったら、それが自分の頭に突き刺さる、というふうになる。


  boomerang_boy.png
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boomerang_ataru.png   




 [ 付記 ]
 ダメな話の具体的な例。(記事から)

 (1) 休校・緊急事態宣言

 2月の一斉休校要請もその後の緊急事態宣言も、地域ごとにやるべきだった。

 2月の一斉休校要請もその後の緊急事態宣言も、どちらもやるべきではなかった。「感染者の少ない2月にやったが、そのせいで経済体力がなくなった。だから、7月以降では感染者が急増しても、もはや何も手を出せなくなった」というのは、大失敗だろう。
 まして、今後、秋冬になれば、大感染になるのは目に見えている。そのときには一斉休校や緊急事態宣言の必要が出てくるかもしれない。しかしそうしたら、もはや経済体力を使い果たしているので、倒産が続出する。
 「2月の一斉休校要請もその後の緊急事態宣言も、どちらもやるべきではなかった」と言えない時点で、ダメだ。

 (2) 接触感染

 接触感染のリスク評価はどれだけ適正に行われたのか

 そんなことは、評論家然として疑問を出すのでなく、自ら数値を示すべきだ。自らリスク評価を出すべきだ。
 ちなみに私は情報を示している。
  → 接触感染とマスク: Open ブログ
  → NHK のコロナ番組(可視化): Open ブログ
 専門家ならば、このくらいの情報は自分で出すべし。リンクだけでもいいのだから。(何だったら、本サイトへのリンクでもいい。)

 (3) マスク

 文中には、「マスク」という語が一度も出てこない。もちろん「マスク義務化」という言葉も出てこない。マスクに関する提言が一片も出てこない。そのせいで「マスク軽視」という方針を続けた専門家会議の過ちを、指摘できていない。



 【 関連項目 】

 本項と似た話題の項目。朝日新聞の特集記事への批判。
  → コロナ総括の記事 (朝日): Open ブログ



 【 関連サイト 】

 同じ人にインタビューする別記事。日経。(話の内容はだいたい同じ。)
  → 新型コロナ:西村秀一仙台医療センター・ウイルスセンター長に聞く  :日本経済新聞

 ──

 他に関連するサイトはないかな……と思って調べてみたが、この人(西村秀一)は、ネット上で何も発信していないようだ。自分では何も発信しないくせに、偉そうに他人を批判するのだから、呆れるばかり。
 こんな人にインタビューをする朝日や日経もどうかしているね。本人の肩書きだけは立派なので、肩書きにだまされたか。

 ──

 この人は、7月23日に、コロナの著書を発売する。その事前広告で、インタビュー記事を掲載してもらっているようだ。
 朝日は著書の販促として利用された形だ。情けないね。

 ※ 著書の内容が空っぽであることは、本項で紹介したインタビューを見てもわかる。インタビューの内容がブーメランでしかないのだから、著書の内容も推して知るべし。

posted by 管理人 at 21:05| Comment(0) |  インフルエンザ | 更新情報をチェックする
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