2020年07月12日

◆ アビガンの有効性が証明 1

 アビガンの有効性が証明された。 【 特報 】
 これは重大なニュースだ。

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 アビガン(物質名ファビピラビル)の有効性が証明された。バングラデシュの医学会による公式声明。



 引用元に戻って、原文と機械翻訳を示そう。

Dhaka trial recommends Favipiravir in COVID-19 treatment


Bangladesh Society of Medicine (BSM) has found the effectiveness of Favipiravir as the first possible clinically proven drug for the treatment of people infected with COVID-19, says a press release.

After ending trial in Wuhan province of China and Russia, the Dhaka trial revealed similar kind of effectiveness of the Favipiravir in treating the COVID-19 infected patients.

"To evaluate usefulness and safety of favipiravir in treating the COVID-19 patients, we have conducted a double-blind, placebo-controlled randomised clinical trial for the first time in Bangladesh and we named it as Dhaka Trial," said Principal Investigator of the trial, Dr Ahmedul Kabir, Professor of the Department of Medicine, Dhaka Medical College and Hospital.

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ダッカ試験ではCOVID-19治療でファビピラビルを推奨しています。


バングラデシュ医学協会(BSM)は、COVID-19に感染した人々の治療のための最初の可能性のある臨床的に証明された薬としてファビピラビルの有効性を発見した、とプレスリリースは述べています。

中国の武漢省とロシアでの試験を終了した後、ダッカでの試験では、COVID-19感染者の治療におけるファビピラビルの同様の有効性が明らかになりました。

"COVID-19患者の治療におけるファビピラビルの有用性と安全性を評価するために、バングラデシュで初めて二重盲検プラセボ対照無作為化臨床試験を実施し、ダッカ試験と名付けました」と、ダッカ医科大学病院医学部教授のDr Ahmedul Kabir氏は述べています。

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ダッカの試験はCOVID-19治療でファビピラビルを推奨しています


バングラデシュ医学会(BSM)は、COVID-19に感染した人々を治療するための臨床的に証明された最初の薬剤として、ファビピラビルの有効性を発見しました、とプレスリリースは述べています。

中国とロシアの武漢県での治験の終了後、ダッカの治験では、COVID-19感染患者の治療におけるファビピラビルの同様の効果が明らかになりました。

「COVID-19患者の治療におけるファビピラビルの有用性と安全性を評価するために、バングラデシュで初めて二重盲検プラセボ対照ランダム化臨床試験を実施し、それをダッカ試験と名付けました」と主任研究者は述べた。裁判では、ダッカ医科大学病院の医学部教授であるAhmedul Kabir博士。

( → Dhaka trial recommends Favipiravir in COVID-19 treatment


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 簡単に言えば、こうだ。
 「プラセボを用いた二重盲検法の試験で、アビガンの有効性が確認された」


 前項で示したように、
  ・ 外国でランダム試験をする

 というのを私は推奨してきた。
 そして、そのランダム試験がまさしく実現して、そこでは、アビガンの有効性が確認されたわけだ。
 ここでも、私の予想が的中したことになる。万歳。\(^^)/

 一方、日本では「アビガンは有効ではないと判明した」というようなデマが はびこっている。残念だね。バングラデシュ以下の後進国だ。

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 ついでにもう一つ。次の記事も見つけた。
 Covid-19 Patients: Favipiravir effective in Dhaka trial
Staff Correspondent

 The Bangladesh Society of Medicine (BSM) has found effectiveness of Favipiravir as a clinically proven drug for the treatment of Covid-19 patient.
 After ending trial in Wuhan province of China and Russia, the Dhaka trial revealed similar effectiveness of Favipiravir in treating Covid-19 infected patients.
 The BSM found around 96 percent patients to be Covid-19 negative in their RT-PCR testing after application of this drug.
 "To evaluate the usefulness and safety of Favipiravir in treating Covid-19 infected patients, we have conducted a double blind placebo controlled randomised clinical trial in Bangladesh and we named it 'Dhaka Trial'," said Syed Gulam Mogni Mowla, associate professor of the Department of Medicine, Dhaka Medical College and Hospital.
 Mowla said this during a PowerPoint presentation at a seminar styled "Study on safety and efficacy of Favipiravir (Favipira) on Covid-19 patients in selected hospitals of Bangladesh", organised by the BSM in collaboration with Beacon Pharmaceuticals Ltd. (BPL) at The Dhaka Westin yesterday.
 Favipira, the generic version of Japan's anti-flu drug Avigan, has already been manufactured by BPL, one of the country's leading pharmaceutical companies.
 Eskayef Pharmaceuticals manufacture same drug under the brand name of Favipir and are supplying it to hospitals to treat Covid-19 patients.
 Apart from around 14 pharmaceuticals companies, including Beximco, Renata, Orion Pharma, and Square are also producing this drug.
 The trial protocol was approved by the Directorate General of Drug Administration (DGDA) and the Bangladesh Medical Research Council (BMRC).
 It was conducted on a total of 50 Covid-19 patients, who were undergoing treatment at Kuwait Bangladesh Friendship Government Hospital, Dhaka Mahanagar General Hospital, Kurmitola General Hospital and Mugda Medical College and Hospital in Dhaka.
 After using Favipira on the patients for four days, 48 percent of the results were Covid-19 negative in PCR testing report and within 10 days, it was 96 percent, said a healthcare official working with the treatment of Covid-19 patients.
 The drug improved lung function three times higher than the placebo group and also shortened the longevity of the virus, Mowla said.
 The results of the Dhaka trial found that patients who received Favipira had a 44 percent more viral clearance than those who received the placebo drug.
 "The good thing is that Favipiravir has no significant side effects on the liver, kidneys o blood sugar and we did not find significant differences Favipira and the placebo group," he added.
 "Through the Dhaka trial, we found Favipiravir to be an effective drug with negligible side effects in treating Covid-19 patients," he claimed.
 He also suggested that the BSM start early use of the drug to avoid the fatality rate from increasing.
 Prof Billal Alam, president of the BSM said, "We are pleased to reach a clear-cut decision for treating Covid-19 patients through the Dhaka trial conducted on our own patients."
 Billal also thanked all the doctors, nurses and health workers for their tireless efforts to take care of patients infected with coronavirus.
 Prof Abdur Rahman, dean of the Faculty of Medicine at DMCH, said it has been proved that Bangladesh is capable of manufacturing a quality drug.
 He also requested all local drug manufacturers to go for a big volume of exportation after producing the drug to boost the country's overall economy.
 Prof ABM Abdullah, dean of the Faculty of Medicine, Bangabandhu Sheikh Mujib Medical University, said there was no specific drug for Covid-19 treatment.
 So, Favipiravir is one of the hopes for treatment, as its clinical trial proved that it is effective at mild to moderate stage.
 Doctors can use this drug to treat Covid-19 patients, he said, adding, "But the general public cannot use it as preventive measures."
 Prof Dr Syed Modasser Ali, chairman of Bangladesh Medical Research Council, thanked the medicine society team for excellent research work that find the right path of treating Covid-19 patients.
 "We believe Favipiravir will be the game changer and will reduce the pressure on the healthcare system," Ali added.

 ──

 Covid-19患者:ダッカ試験で有効なファビピラビル


 バングラデシュ医学会(BSM)は、Covid-19患者の治療のための臨床的に証明された薬剤としてのファビピラビルの有効性を発見しました。
 中国とロシアの武漢省での治験の終了後、ダッカの治験では、Covid-19感染患者の治療におけるファビピラビルの同様の有効性が明らかになりました。
 BSMは、この薬剤の適用後、RT-PCR検査で約96%の患者がCovid-19陰性であることを発見しました。
 「Covid-19感染患者の治療におけるファビピラビルの有用性と安全性を評価するために、バングラデシュで二重盲検プラセボ対照無作為化臨床試験を実施し、それを「ダッカ試験」と名付けました」とSyed Gulam Mogni Mowla准教授は述べた。ダッカ医科大学病院の医学部。
 Mowlaは、BSMがThe Beacon Pharmaceuticals Ltd.(BPL)と共同で主催した「バンビデシュの特定の病院におけるCovid-19患者に対するファビピラビル(ファビピラ)の安全性と有効性に関する研究」というスタイルのセミナーでのPowerPointプレゼンテーションでこれを述べました。昨日ダッカウェスティン。
 日本の抗インフルエンザ薬アビガンのジェネリック版であるファビピラは、国内有数の製薬会社の1つであるBPLによってすでに製造されています。
 Eskayef Pharmaceuticalsは、Favipirのブランド名で同じ薬を製造し、Covid-19患者を治療するために病院に供給しています。
 Beximco、Renata、Orion Pharma、Squareなどの約14の製薬会社がこの薬を製造しています。
 治験プロトコルは、薬物管理総局(DGDA)およびバングラデシュ医学研究評議会(BMRC)によって承認されました。
 これは、クウェートバングラデシュ友好政府病院、ダッカマハナガール総合病院、クルミトラ総合病院、ダッカのムグダ医科大学病院で治療を受けていた合計50人のCovid-19患者に対して実施されました。
 患者にファビピラを4日間使用した後、結果の48%はPCRテストレポートでCovid-19陰性であり、10日以内に96%であったとCovid-19患者の治療に携わる医療関係者は述べています。
 この薬により、プラセボ群よりも肺機能が3倍向上し、ウイルスの寿命も短くなったとMowla氏は述べています。
 ダッカ試験の結果では、ファビピラを投与された患者は、プラセボ薬を投与された患者よりもウイルスクリアランスが44%高いことがわかりました。
 「ファビピラビルは肝臓、腎臓、血糖に重大な副作用がなく、ファビピラとプラセボ群の間に有意差は見られなかったことは良いことです」と彼は付け加えた。
 「ダッカの試験を通じて、ファビピラビルはCovid-19患者の治療において副作用がほとんどない有効な薬剤であることがわかりました」と彼は主張しました。
 彼はまた、BSMが死亡率の増加を回避するために薬物の早期使用を開始するよう提案した。
 BSMの会長であるBillal Alam教授は、「私たち自身の患者に対して行われたダッカ試験を通じて、Covid-19患者を治療するための明確な決定に到達できたことを嬉しく思います。」
 ビラルはまた、コロナウイルスに感染した患者の世話をするための精力的な努力をしてくれたすべての医師、看護師、医療従事者に感謝しました。
 DMCHの医学部の学部長であるアブドゥルラーマン教授は、バングラデシュが高品質の医薬品を製造できることが証明されたと述べました。
 彼はまた、国の全体的な経済を後押しするために薬を生産した後、すべての地元の薬メーカーに大量の輸出に行くように要求しました。
 バンガバンドゥシェイクムジブ医科大学の医学部長であるABMアブドラ教授は、Covid-19治療のための特定の薬物はないと述べた。
 そのため、ファビピラビルは軽度から中程度の段階で有効であることが臨床試験で証明されたため、治療の希望の1つです。
 医師はこの薬物を使用してコビッド-19患者を治療することができると彼は付け加え、「しかし、一般市民はそれを予防策として使用することはできない」と付け加えた。
 バングラデシュ医学研究評議会の会長であるサイードモダッサーアリ教授は、Covid-19患者の正しい治療法を見つけるための優れた研究成果を医学会チームに感謝しました。
 「ファビピラビルはゲームを変えるものであり、医療システムへのプレッシャーを軽減すると私たちは信じています」とアリは付け加えました。
( → Covid-19 Patients: Favipiravir effective in Dhaka trial | The Daily Star


 ※ 掲載元の「 The Daily Star 」は、バングラデシュにある英字新聞の会社。詳しくは下記。
  → https://www.thedailystar.net/about-us



 [ 付記 ]
 「日本では「アビガンは有効ではないと判明した」というようなデマが はびこっている」
 と上に述べた。その例は、ツイッターなどに見出されるが、同趣旨の話は、前項にも見られる。
 さらに、忽那賢志・医師が、本日(12日)の記事で、アビガンの有効性には「×」を付けているし、アビガンの投与には否定的 or 慎重である態度を示している。
  → 新型コロナの治療薬 デキサメサゾン、レムデシビルなど 現時点でのエビデンス(忽那賢志)

 彼は「有効だというエビデンスがない」とも言っている。だが、エビデンスはすでにある。本項で示されている通り。(時期も、上記記事の公開は7月09日の正午だから、三日も前だ。)
 少なくとも本項を読めば、「アビガンが有効であることのエビデンスはある」と判明するだろう。
 


 【 関連サイト 】
 試験の報告についての情報は下記にある。
  → The Dhaka Trial: Clear-Cut Evidence Favipiravir Effective against COVID-19 with Compelling Results

一部を抜粋して機械翻訳を示すと、下記の通り。
 Called the Dhaka Trial, the double blinded, placebo controlled randomized clinical trial conducted in the nation’s largest city was reported on recently by Syed Gulam Mogni Mowla, assistant professor of the Department of Medicine at Dhaka Medical College and Hospital. Dr. Mala just presented the results to a seminar titled “Study on Safety and Efficacy of Favipiravir (Favipira) on COVID-19 patients in selected hospitals of Bangladesh,” sponsored by BSM along with Beacon Pharmaceuticals Ltd.

 ダッカ試験と呼ばれるこの国内最大の都市で実施された二重盲検プラセボ対照無作為化臨床試験について、ダッカ医科大学病院医学部のSyed Gulam Mogni Mowla助教授が最近報告した。Mala博士は、BSM社とBeacon Pharmaceuticals Ltd.が主催した「バングラデシュの選択された病院におけるCOVID-19患者に対するFavipiravir(Favipira)の安全性と有効性に関する研究」と題するセミナーで結果を発表したばかりである。





 【 追記 】
 ロシアでもアビガンの有効性が確認されたそうだ。
 ロシア製薬ケムラーは10日、新型コロナウイルス感染症の治療薬候補とされる抗インフルエンザ治療薬「アビガン」のジェネリック(後発薬)「アビファビル」の効果を擁護した。
 アビファビルは新型コロナ感染の初期、もしくは軽症の患者で最も効果があると指摘した。
( → ロシア、アビガン後発薬の効果擁護 日本臨床で有効性確認できず - ロイター

 中等症または重症になってからでは効果が大きくない、ということのようだ。これもまたすでに知られた通り。(だから本サイトでは、アビガンの早期投与を推奨した。)



 【 関連項目 】

 本項の続編:
  → アビガンの有効性が証明 2(インド): Open ブログ
posted by 管理人 at 21:18| Comment(7) |  インフルエンザ | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
 最後に 【 追記 】 を加筆しました。
 ロシアでもアビガンの有効性が確認された……という話。
Posted by 管理人 at 2020年07月13日 18:12
なぜこのような素晴らしいニュースが国内で流れないのか不思議です。共同通信は嬉々として有効性が確認できなかったと、大衆を惑わす報道をしながら、こちらの報道には目もくれません。
やはり官僚の天下り先では無いとか、薬剤製造の大手ではないといったことが影響しているのかと、考えてしまいます
Posted by gunts at 2020年07月14日 01:27
 政府の利権でのせいではないようです。安倍首相や官邸は、アビガンを推しています。
 逆に、朝日新聞・社説はアビガンに批判的だ。前出。

 忽那賢志を初めとする医者も、反対論者が多い。一方、現場の医師のほとんどは、使用例を見て、アビガンの有効性を認知しているようだが、論文にまとめているわけではないので、公言できない。

 イレッサがトラウマになっているようだ。
 前例の呪縛から脱しにくい。
 あつものに懲りて、なますを吹く。
Posted by 管理人 at 2020年07月14日 08:00
>イレッサがトラウマになっているようだ。
 前例の呪縛から脱しにくい。

これが原因だとすると、レムデシビルの承認も慎重になると思われます。レムデシビルには腎機能や肝機能に関する副作用があるとのことです。


「厚労省、レムデシビルを初の新型コロナ治療薬としてスピード承認」
https://scienceportal.jst.go.jp/news/newsflash_review/newsflash/2020/05/20200508_01.html
Posted by 反財務省 at 2020年07月14日 13:27
 レムデシビルは、命の危機にある重症者に限って承認されているだけであって、軽症者向けには承認されていません。

 価格も高額なので、現実には、利用されることはないでしょう。アビガンとフサン(またはオルベスコやデキサメタゾンなどのステロイド)で済むのだし。安くて安全な薬が確立されているのに、高額で危険な薬を使うことはありえそうにない。
 使うとしたら、アビガンのないアメリカなどでしょう。
Posted by 管理人 at 2020年07月14日 14:14
いつも参考になる記事ありがとうございます。それにしても、バングラデッシュで14社がアビガンのジェネリックを作っているとは・・・・ビックリ仰天しました。
Posted by 塚本水樹 at 2020年07月15日 22:25
バングラのアビガンジェネリックは、
4月の以下のニュースを見ると、チャイナのサポートで製造されたようですね。

アビガンの製造準備進む
2020年04月07日
バングラデシュ デジタル ニュース
http://bddnews.com/post/20200407_108714/
Posted by 塚本水樹 at 2020年07月23日 14:35
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