2020年06月14日

◆ 東京都の感染増加(47人)

 東京都の感染者が 47人出た。感染拡大を予想して、「大変だあ」と騒いでいる人もいるが。……

 ──

 日経の記事から。
 東京都の小池百合子知事は14日、新型コロナウイルスの感染者が都内で新たに47人確認されたと明らかにした。前日(24人)から大幅に増加し、5月5日以来の高水準になった。
( → 新型コロナ:東京都、新規感染者47人 5月5日以来の高水準 :日本経済新聞

 感染者数が一挙に倍増(以上)になったことで、「このまま急増しそうだ」と予想している人が多いようだ。
  → はてなブックマーク

 だが、実は騒ぐほどのことはない。
 7人のうち18人は20〜30代のホストで、「夜の繁華街」に関連した感染者が多く報告されている新宿区が実施した集団検査で陽性が確認された。ほかの14人も夜の街の関係者で、計32人が同様の経路での感染とみられている。

 増えたと言っても、夜の街の感染者が大半だ。それ以外の人数は、15人だけだ。
 さらにそのうち7人は、集団感染が起きた武蔵野中央病院(小金井市)など医療機関の関連だ。
  → 東京で47人感染 約7割「夜の街」関連―新型コロナ:時事
 つまり、市中感染は8人だけだ。市中での感染が急増したわけではない。これなら、通常ペースだ。

 ──

 また、夜の街の感染者が増えたと言っても、集団検査で発見されただけだ。つまり、これまでは自主的に検査を受けずに(検査のがれをして)隠れていた感染者が、集団検査で発覚しただけだ。嘘がばれたのと同様である。
 ここでは、「感染者が急増した」のではなく、「感染が発覚した人が急増した」のである。その理由は、「集団検査をしたこと」である。

 そもそも、夜の街のホストが、検査逃れをして隠れていたことは、すでに報道済みだ。(朝日新聞。)……そういう連中が、集団検査のせいで、網にかかって、発覚したわけだ。ここではあくまで「発覚した」のであって、「感染者が増えた」というわけではない。

 ただ、次のようには言えそうだ。
 「急増したのではなく、もともと隠れて感染者がいっぱいいたのなら、その方が問題だろ」
 その通り。これはつまり、東京都(小池都知事)の現在の方針が間違っている、ということを意味する。

 東京都は、ナイトクラブを含む酒場の営業を認めているが、現実には、これらの店では「マスクなし」が横行している。
 東京都や政府の基準では、「マスクあり」は、あくまで推奨基準であって、強制ではないし、罰則もない。これでは尻抜けも同然なのだ。その上さらに、東京都は規制を緩和する予定だ。( 19日から無制限に)
  → 休業要請、19日全面解除 「東京アラート」は即日―ステップ3に移行・都:時事

 ──

 では、こういう問題を解決するには、どうすればいいか? 簡単だ。「マスク義務化」をすればいい。つまり、こうだ。
  ・ 店内では、客も店員も、マスクをすることが義務となる。
  ・ これを守らない店は、営業停止とする。

 このような強制性をもたせることで、マスク義務化を徹底する。それなら、ホストの大量感染もなくなるはずだ。

 ──

 ちなみに、マスク義務化の厳しい例は、ニューヨーク市の警察の事例に見て取れる。1カ月ほど前の事例だが、若い母親が、マスクをしないで地下鉄に乗ろうとしたところ、警官に逮捕されて、制圧されて、押しつぶされた。





 ここまでやると、さすがに「やりすぎ」の感は否めないが、ともあれ、こういうふうに強制性をもたせることで、「マスク義務化」を徹底することができる。
 上の母親は、よく考えたら、マスクをしないで電車に乗ることで、「コロナの感染をもたらして、死者を発生させようとしていた」と認定できなくもない。その意味では、炭疽菌やサリンをぶちまけようとするテロリストと、さして違いはない。(確率的なテロリストだ、と言える。)
 少なくとも、この警官のおかげで、感染死の人数が減ったかもしれないのだ。マスク義務化というのは、確かに有効なのである。(前項を参照)



 [ 付記1 ]
 参考記事。
  → 英、唾かけられた運転手死亡 感染自称の客は逃走

 この客はとんでもないが、上のニューヨーク市の母親だって、似たようなものだ。
 もっとひどいのは、それと同様の「マスクなしの接客」を見逃している、日本政府と東京都の方針だ。
 特に、東京都は罪深い。小池都知事は、3〜4月の大感染で東京都に(医療逼迫による)大量の死者をもたらした張本人だが、その張本人が、今ふたたび、ホストの大量感染を野放しにするという大失敗をやらかそうとしている。

 [ 付記2 ]
 東京都の医療逼迫は、軽症者施設をまともに用意しなかったことで、新規の患者が入院できなくなったことによる。そのせいで死者が増えてしまった。
 よく考えたら、岡江久美子さんが亡くなったのも、(4月3日の発熱なので)小池都知事のせいだと言えなくもない。彼女は入院できずに自宅待機したまま死んでしまったが、仮に、ちゃんと入院して、アビガンの投与を受けていたら、死なずに済んでいただろう。
 岡江さんは3日に発熱したが、医師から「4、5日様子を見るように」と言われ、自宅で待機していたという。
 6日朝に容体が急変、そのまま緊急入院となった。すぐに集中治療室で人工呼吸器を装着され、その後、PCR検査で陽性と判明したという。

 「現状のようにPCR検査に時間がかかるようなら、厚労省は即、アビガンを使えるようにするべきです。インフルエンザなら、診断が確定しなくても医師の裁量でタミフルを使えます。岡江さんは乳がんですから、ハイリスクだったのは間違いない。PCRができないのだったら、主治医がアビガンを処方できるようにするべきです。それで回復するかどうかはともかく、患者さんと家族の納得度が全く違います。海外に配る余裕があるのなら、自国の患者に使わないとダメですよ」
( → 岡江久美子さん急逝 PCR検査受けられず自宅待機の高リスク|日刊ゲンダイ

 東京都と政府の無為無策のせいで、岡江久美子さんは死んでしまった。
 次に死ぬのは、あなたかも。
 


 【 追記 】
 夜の街では、
 「顔が見えないと、接客がしにくい」
 という意見もある。なるほど。
 それなら、「鼻出しマスク」にすればいい。口を隠しても、鼻を出せば、顔はかなりわかる。だから、鼻出しマスクで十分だ。

 それでも足りなければ、客の指をいただいて、ホストまたはホステスの唇に接すればいい。間接キスだ。これなら、客も満足するだろう。顔を見せないかわりになる。
(事後にアルコール消毒するべき。ただしその容器に触れる手に注意。布巾も用意するべき。)

 ──

 透明な口元のシールドを使う、というアイデアもある。
  → 中洲のクラブ続々再開 マウスシールド接客「意外と…」:朝日新聞

 ただし、マウスシールドはほとんど役に立たない、と判明している。直接ぶつかる飛沫を防ぐ効果はあるが、息に混じって漂う飛沫を防ぐ効果はない。防止効果は3割ほどかな。
 どうせなら、フェイスシールドの方がずっといい。これなら息が下方に落ちるので、飛沫拡散の効果は大きく落ちるからだ。
( ※ その点、上向きに開放されているマウスシールドは、駄目だね。ないよりはマシという程度。)
 ただし、体験者によると、「フェイスシールドは声が届かないので、大声を発する必要がある」とのことで、よろしくないそうだ。 → https://j.mp/2Y1umYb


 ( ※ 上の朝日新聞の画像は、やたらと美人のホステスだ。)
posted by 管理人 at 23:59| Comment(17) |  感染症・コロナ | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
主題からそれますが、お名前が出たので、

かの女優さんに、スタチンを処方していたと、主治医が発言していました。
Posted by あんどう at 2020年06月15日 00:44
>ニューヨーク市の警察の事例

文字通り、マスク警察ですね。
Posted by 77 at 2020年06月15日 02:57
マスクを義務化したって、ナイトクラブで守るわけはない。守るような人たちは最初から行かないでしょう。
関東圏だけ、緊急事態宣言を再指定して、営業を自粛させるしかないかもしれない。
ほかに良い手はないだろうか。
Posted by df at 2020年06月15日 11:19
> 守るわけはない。

 守らないのなら営業停止なので、(守らないことを理由に休業させることができて、)かえって好都合だ。守らない方がありがたい。
 守るような人たちは最初から行かないのなら、それはそれで有効だから、かえってありがたい。開店休業状態になる。

> 営業を自粛させる

 自粛させるというのは日本語になっていない。
 営業停止処分ならわかる。その名分になるのが、マスク義務化だ。

 あなたの主張通りなら、マスク義務化は非常に有効だとわかる。

Posted by 管理人 at 2020年06月15日 11:25
安倍晋三首相は15日午前の参院決算委員会で、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐための罰則付きの外出制限に関して「どうしても必要な事態になれば当然検討されるべきものだ」とする一方、「私権の大きな制約を伴うため慎重に考える必要がある」と述べた。自民党の長峯誠氏への答弁。

やはり、私権の制限が法的に可能かということか。
Posted by df at 2020年06月15日 11:47
 マスク義務化は、店内や駅構内に限られる、と前に言ったでしょ。他人の敷地内では、私権は制限されるのが当然だ。

 あなた、よその家に入ってまで、自分の権利を主張するつもり? 「ここで何をしようがオレの勝手だ。制限するな」と? 
Posted by 管理人 at 2020年06月15日 12:09
店内や駅構内も「他人の敷地内」ですが。
Posted by 細波 at 2020年06月15日 12:46
上のコメントは不正確でしたね。
店内や駅構内も「他人の敷地内」ですが、行政は利用者に対する私権を制約できる根拠を持っていません。
Posted by 細波 at 2020年06月15日 12:52
個人的に憂慮しているのが、歌舞伎町の飲み屋をトリガーとした感染の拡大です。

歌舞伎町界隈の飲食店で感染した客や従業員が、新宿駅から電車移動されたらちょっとイヤですね。特に、深酒した酔っ払い客なんかは、マスクを着けるとは思えない。その客が感染しているとしたら・・・。

私の妄想・笑い話で済めばよいのですが、今後、夜の街の飲み屋で歌舞伎町のようなクラスターが発生しないことを願ってやみません。
Posted by 反財務省 at 2020年06月15日 14:10
上記の趣旨(私権の制限・制約)は、現在の法律で、マスク着用を守らない店は営業停止させることが可能かどうかということ。
新しい法律が必要だろうか?
Posted by df at 2020年06月15日 19:32
 本当は条例などの立法化が必要だが、世界中の各国では、そんな面倒な(時間のかかる)手間を掛けないで、知事命令や市長命令でやっています。

 命令違反に対する営業停止だけなら、今の法律の適用でも可能らしい。そういう趣旨の記事を読んだことがある。
Posted by 管理人 at 2020年06月15日 19:54
ご回答ありがとうございました。
Posted by df at 2020年06月15日 20:01
管理人様みたいな方が東京都知事になればいいですね。
管理人様は東京都知事に立候補しようと思ったことはあるのでしょうか?
Posted by 77 at 2020年06月15日 22:36
 お誉めにあずかって恐縮ですが、思ったことはないです。ただし「私が都知事になったら、こういうふうに改革する」という腹案なら、あります。だけど、私は政治家になろうなんて、思ったことはない。

 ただし、「美人タレントと結婚して、彼女を都知事にして、私が裏で操る」という妄想なら、もったことはある。
 世の中の男の「美人タレントと結婚したら」という妄想の変形だ。

 例。新垣結衣と結婚して、彼女を都知事にして、その政策はすべて私が提案する。彼女は「イエス」と言って、手を振るだけで、都民には大人気。

Posted by 管理人 at 2020年06月15日 22:53
東京の夜の街は、閉じるか無人島で営業するべきです。
また、この店に行きたい客は、無人島で暮らすべきです。

暴力団の発砲事件と同じように、
日本全国民が一部の人間の行動に迷惑している。

暴力団と東京の夜の街は隔離するべき。
これで解決。
Posted by あおぞら at 2020年06月16日 09:41

夜の街風営法ロックダウンより画期的な案が出ましたので国会でご検討よろしくお願いします
https://www.landerblue.co.jp/50872/
Posted by 名無し at 2020年06月16日 13:11
 ↑ その方法は、ロックダウンと同様で、人出を減らすことが目的だ。効果はあるとしても、経済的な損失が多大に出るので、ロックダウンと同様に効率が悪い。頭の悪い方法だ。ものすごい馬鹿の方法だ。

 客の数を減らさずに、感染者だけを減らすのが、賢い方法だ。それが「マスク義務化」だ。

 何だったら、ビニールシートで隔てて、そばで会話してもいい。エロ施設ではそういう部屋があるらしいが。
 
Posted by 管理人 at 2020年06月16日 13:45
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