2020年06月11日

◆ マスクの話題 10 (夏マスク)

 夏のマスクについての話題を三つ。

 ──

 (1) マスクの表と裏

 マスクには表と裏があって、間違えてはならないのだが、どっちが表なのか、区別しにくいそうだ。NHKの「ガッテン」から。
  → 掃除洗濯にマスクまで! 暮らしを劇的に変えるたった1つのコツ - NHK ガッテン!

 表には撥水処理がしてあって、裏には吸水処理がしてある。これを間違えなければ、問題なく使える。だが、逆にすると、夏に汗をかいたときには、マスクが汗でびちょびちょになって、呼吸困難になってしまうそうだ。マスクとしての機能に大差が生じるそうだ。(実験結果)

 では、どちらが表で、どちらが裏か? 通常は、ヒモの付いている方が裏だ、と思われる。
 図で言うと、上から見たときに、こうだ。


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 両端にはヒモが付いている。で、ヒモの付いている側が裏だから、そちらを顔に付ければいい……と思われている。

 しかし、それは間違いであるそうだ。ヒモが付いている側が表であるか裏であるかは、製品ごとに違う。おおむね 1:2 の割で、裏が多いそうだ。
 だから、あなたが「裏だ」と思っている側は、実際に裏である確率は、3分の2である。
 番組では、司会者が「こっちが裏に決まっている」と思って装着したら、実際にはそうではなかった、と判明した。

 私が思うに、ヒモの付いている側を表にした方が、マスクの端をうまく肌に密着できるので、その方が効果的だ、と思われているのだろう。(たぶん。)

 で、正しくはどっちが表であるかは、マスクの解説書に書いてあるので、それを読めばいいそうだ。

 では、解説書をなくしたら? むむむ。……
 私は、撥水性と吸水性に着目して、「撥水性と吸水性を、実際に確かめる」という方法で調べようとした。そうしたら……裏も表もどちらも同様で、区別が付かなかった。安物マスクを使っているせいかな。(高いやつも持っているんだけど、今は袋に入ったままだ。)
 今、手元のマスクの袋を調べたら、3Dタイプはヒモが外側で、平面タイプはヒモが内側だった。ただしサンプル数が少ないので、一般的かどうかは不明。


 (2) スーパーの室温

 スーパーの室温が高すぎるので、マスクをしていると暑苦しくなることがある。
 イオン、おまえのことだよ! 冷房代をケチるな。今年の夏は、マスクのために、例年よりも気温を下げるべし。(前にも書いたが。)

 その点、別の食品スーパーは、ちゃんと冷房が強くなっていたので、涼しかった。マスクをしても、暑苦しくない。
 イオンは駄目だね。


 (3) マスクと換気

 換気をすると冷房が効かなくなるので困る……という話が報道されていた。

 列島各地が梅雨の季節を迎えた。悩ましいのが、新型コロナウイルスの感染防止策。換気しようにも、雨の中では窓や扉を開け放てない。逆に開ければ、蒸し暑さの中で冷房をどうするか。電車や飲食店、さらには災害時の避難所では――。それぞれが対応を模索している。
 コロナ禍を受け、首都圏の鉄道各社は車両の窓を開けて換気に努めてきた。
( → 吹き込む雨、効かぬ冷房 コロナ禍の梅雨、悩ましい換気:朝日新聞

 他に、名人戦や棋聖戦でも、換気のせいで窓を開けっ放しにして冷房が効かない、という問題が生じているそうだ。かわいそうに。
 全国各地の学校でも、同様の問題が生じているそうだ。

 ──

 困った。どうする?
 そこで、困ったときの Openブログ。何とか解決案を出そう。こうだ。

 「マスクをしていれば、換気についてはそんなに心配する必要はない。冬ならともかく、夏ならば、コロナの感染力は弱くなっているし、感染者数も激減している。危険なのはあくまで、マスクなしの会話や会食だ。これをマスクによって避ければ、換気については、あまり神経質になる必要はない。通常よりも少し強めの換気があるぐらいで足りる」


 具体的には、こうだ。

  ・ 風の出口と入口を設けて、一方通行の風の流れを作り出す。
  ・ 冷気は風の上流に置いて、冷気が人に行き渡るようにする。
  ・ 吹きだまりのないように、サーキュレーター(または扇風機)を使う。

 この三点で足りるだろう。

 一方、駄目なのは、こうだ。

  ・ やたらと風を掻き混ぜるだけで、排気が不十分。(滞留が生じる。)
  ・ 冷気が風の下流にあるので、風に当たらない人は涼しくない。
  ・ サーキュレーターがないので、隅の吹きだまりに空気がよどむ。

 これらの点に留意しよう。
 
 ──

 なお、マスクと換気の関係については、満員電車を例にして、前に同趣旨のことを述べた。
  → マスクの話題 9: Open ブログ の (3)

 マスクと換気があれば、満員電車のような密集状態でも、特に危険はないのだ。
 スーパー、飲食店、名人戦、学校などでも、やたらと換気をする必要はない。映画館ぐらいの換気量があれば、別に窓を開放する必要はないのである。
 やたらと換気をすると、冷房効果がなくなって、人々が暑くなって、マスクを外すかもしれない。そうなったら、かえって逆効果だ。
 最優先はマスクであって、換気はそこそこにやれば足りるのである。



 [ 付記 ]
 暑いときには「鼻出しマスクでいい」と前に述べた。
  → マスクの話題 9: Open ブログ の (4) 

 私も屋外では、これを実行している。これで鼻呼吸していると、暑い呼気が顔に触れないので、顔の暑苦しさがない。全然、楽ですね。
 


【 追記 】
 コメント欄に、表裏をうまく判別する方法が紹介されていた。
 プリーツ(ひだ)が下向きになる方が表だ、というもの。
 詳しくは、2番目のコメントの A を参照。

posted by 管理人 at 23:03| Comment(5) |  感染症・コロナ | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
マスクの表裏はっきりして欲しいですね笑
Posted by れじー at 2020年06月12日 02:39
> (1) マスクの表と裏

⇒ @ サージカルマスクで、薄いブルーやグリーンの色が付いているものは、色がついている方が表です(外科手術時に、赤い血をずっと見ていてすぐに白いものを見たときの補色残像効果を抑制するために、手術着と同じ狙いで色が付けてあるから。そんなことは関係ない市販マスクでも、この色が付いていればこれにならっているようです)。

  A 色が付いていない市販マスクは、ヒダ(プリーツ)の向きが大事。ヒダの向きが下側に揃う(ポケットの開口部が下側に向く)ほうが表です。こうするとヒダに埃やゴミがたまりにくい、という設計思想からです。

  B 困るのは、一部のマスクで見られる、ヒダの向きがマスクの中央から上と下で逆になっているものです。このタイプは、鼻にフィットさせる金具やプラ具が予め少し湾曲していることが多いので、それが鼻に沿うようにして表裏を判断します。

  C まれに、上の判断基準が互いにバッティングすることがあります。例えば、色の付いているほうを表にしたら、ヒダが全部上を向くなど。そういうマスクは、設計がシッカリしていない、形だけの粗悪品の可能性があるので、使わないほうが吉だと思います。
Posted by かわっこだっこ at 2020年06月12日 10:57
マスクの上下それぞれの真ん中あたりを指で摘んで引っ張れば、どちらに膨らむかですぐに分かりますが・・・
Posted by 高輪より at 2020年06月12日 11:20
 Posted by 高輪より at 2020年06月12日 11:20
> マスクの上下それぞれの真ん中あたりを指で摘んで引っ張れば、どちらに膨らむかですぐに分かりますが・・・

⇒ やって見るとわかりますが、どちらに膨らみやすいかはわかりずらいです。マスク本体の形状で見分けるなら、マスクの中央、横一文字に大きなプリーツが出来ているほうが表です。
Posted by かわっこだっこ at 2020年06月12日 11:56
 すみません、補足です。

 上の私のコメント(Posted by かわっこだっこ at 2020年06月12日 11:56)で、「マスクの中央、横一文字に大きなプリーツが出来ているほうが表です」という見分け方は、「ヒダ(プリーツ)の向きがマスクの中央から上と下で逆になっている一部のマスク」についてのものです。念のため。
Posted by かわっこだっこ at 2020年06月12日 16:40
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