2020年05月27日

◆ 院内感染の原因は?

 新型コロナの感染が収束しつつあるが、一部では院内感染が続く。どうしてか? 

 ──

 新型コロナの感染が収束しつつある。東京都の場合も、5月15日ごろから、1日10人ぐらいのレベルが持続している。
  → 東京都 新たに11人感染確認 4人死亡 新型コロナ | NHK (グラフあり)

 東京では、このまま同程度の量が続くと予想される。全国的にも、ほぼ同じ傾向が予想される。つまり、根絶はできないが、以前よりはずっと少ない数値がいじされる、ということだ。つまり、くすぶり続ける。この件は、前にも述べたとおり。
  → 緊急事態宣言を解除: Open ブログ の (4)

 ただし、一部の県では例外的に、収束に至らない。特に、神奈川県がそうだ。どうしてかというと、市中での感染は収束しているのだが、病院における院内感染が続出しているからだ。
  → 「検査するほど感染者」対策の裏で広がった集団院内感染:朝日新聞
  → (新型コロナ)第2波警戒、重症者に備え 聖マリ医大病院:朝日新聞
  → 院内感染78人、異例の3度目立ち入り調査 聖マリ西部:朝日新聞

 実は、これは神奈川県だけではない。大阪府も1月余り前には院内感染が続出したし、東京都も数週間前には院内感染が続出した。つまり、大都市の大病院は、いずれも院内感染が続出している。
 これは、どうしてか? 

 ──

 上の朝日の記事では、検証チームが調査して、「画面タッチの際に感染した」というような問題点を指摘したそうだが、そのくらいのことではなくて、もっと大がかりな問題があったはずだ、と病院関係者は疑っているようだ。
 しかし、その原因がわからない。つまり、真犯人が見つからない。困った。

 ──

 そこで、困ったときの Openブログ。最も疑わしい容疑者(たぶん真犯人)を指摘しよう。こうだ。
 「病院の感染の原因は、病院の不衛生な部分である。
 それは何か? 新型コロナの発生と同時に、急激に衛生状況が悪化した箇所である。
 それはどこか? ゴミ箱などだ。ゴミ箱は、普段は清掃担当者が清掃するので、特に問題ない。ところが、新型コロナの感染が広がってからというもの、清掃担当者が(危険を感じて)続々とやめていった。大幅な人員不足に陥った。人員が足りないので、残った少数の人々がごくおおざっぱに清掃をするだけになった。
 目に見える部分については、おおざっぱにモップをかけるが、目に見えない部分については、大幅に手抜きするようになった。不衛生な部分は、汚いまま放置された。そこでウイルスが増殖することになっても、見えない部分(ゴミ箱の中)まで気にする人はいないので、危険なウイルスが取り残された。
 防護服や手袋やマスクなども、使用後は汚いままゴミ箱に捨てられるが、そのゴミ箱もまた、特に滅菌などをされることもなく、汚いまま放置された。こうして、不衛生な部分が残されるようになったので、院内感染が蔓延するようになった」

 上は、私の推理だが、根も葉もない憶測というわけではない。次の証言がある。
 大阪府の 60代女性は総合病院で平日午前に働くパートの清掃員だ。
 ダスターでほこりやゴミをぬぐい、モップで汚れを拭き取る。マニュアルに従った丁寧な作業にプライドを持ってきた。
 感染疑いの患者の診察が始まると「家族に出勤を止められた」などとして、辞めたり休んだりする同僚が続出した。以前は複数でやった範囲を1人で担当。時間内に終わらせるためほこりを払うだけで済ませる部分が増え、後ろめたさを覚える。「体力と心の両方が傷ついている」と漏らす。
( → コロナショック:1 休めない、誰かの暮らし守るため:朝日新聞

 こういう証言があるのだ。とすれば、私の推理は十分に成立するだろう。

 ──

 なお、こういうふうになったことの根源は、次のことである。
 「政府が病院に金を出さない。コロナ患者の診療報酬を2倍に上げたが、2倍ぐらいではとうてい足りない。コロナ患者を受け入れる病院は、費用負担が増えて、どこもかも赤字になってしまった。当然ながら、掃除のための人件費に回す金もない」
 かくて、院内負担が続出する結果となった。

 ※ 参考記事
  → コロナの病院の4月の平均利益率が10%を超える赤字に転落

 ──

 これに対して政府は、重症者への診療報酬を「2倍から3倍へ、さらに引き上げる」という対策を出したそうだ。
  → 新型コロナの重症患者・中等症患者受け入れる医療機関では、診療報酬を「3倍」に引き上げ―厚労省 | GemMed | データが拓く新時代医療

 これは、かなりの対策となるだろう。遅ればせではあるがようやく、まともな対策が取られるようになったようだ。

 院内感染は、最近ではかなり減ってきたようだが、これは、重症者が続々と退院して、病院の負担が軽減されてきたことが大きな理由であるようだ。掃除のおばさんの負担も減ってきたのかも。

 ただし、今後については、楽観を許さない。そのうちまた感染者が増えると、重症者が増えるだろう。そうなったら、またしても院内感染が続出しかねない。
 そうなる前に、掃除のおばさんに「危険手当」を出して、人員を確保しておくべきだろう。

( ※ 上では私の推理を示したが、この推理が正しいと断定されたわけではない。あくまで「真犯人の候補」という扱いに留まる。別に真犯人がいる可能性も、なきにしもあらず。)
 
posted by 管理人 at 23:26| Comment(3) |  インフルエンザ | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
>>防護服や手袋やマスクなども、使用後は汚いままゴミ箱に捨てられるが、そのゴミ箱もまた、特に滅菌などをされることもなく、汚いまま放置された。こうして、不衛生な部分が残されるようになったので、院内感染が蔓延するようになった」

感染性の廃棄物の処理方法は病院ごとに決まっているはずですが。そこらのゴミ箱に捨てると思っておられるのですか?
Posted by 細波 at 2020年05月27日 23:42
> そこらのゴミ箱に捨てると思って

 そんなふうに思っている非常識な人は、あなただけ。
 よくもまあ、そういう馬鹿げたアイデアを出せるものだと、感心する。お笑いのボケ芸人か、気違いでないと、そういう発想は出せないね。
 たいしたものだ。芸人に転向したら? 吉本で活躍できそうだ。
Posted by 管理人 at 2020年05月28日 00:01
管理人様

上の人、今後はコメントを承認しないと通告されているのに、懲りもせず下らないコメントを垂れ流し続けています。

こういった人には何を言っても無駄なことがよく分かります。

今後は一切相手にせず、いかなる場合も即座に削除されたほうがよろしいかと存じます。
Posted by 港北 at 2020年05月28日 19:27
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