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豚インフルエンザとマスク
2009年の豚インフルエンザのときにも、マスクの効果は大きかったようだ。日本だけで、死亡率が特別に低かったからだ。
2009年の新型インフルエンザA/N1H1のときにも、最終的に日本はダントツで低い死亡率を達成しました。
出典:岡部信彦
( → 国際比較に使える唯一の指標「超過死亡」で明らかになる実態 - 新型コロナウイルス情報室 - Quora )
日本は世界で一番、高齢者比率が高い。ならば日本は世界で一番、死亡率が高いのが当然だった。なのに逆に、世界で一番、死亡率が低いという結果になった。(調査対象国のうちで。)しかも、その、ダントツという差だ。
これは、マスクが原因だったというしかない。やはりマスクには大きな効果があるのだ。
忽那賢志・医師の見解
忽那賢志・医師が、マスクについての見解を述べている。
→ 症状がない人もマスクをつけるべきか?(忽那賢志)
→ 続・症状がない人もマスクをつけるべきか?(忽那賢志)
正編と続編だ。
正編では、「口からのウイルス排出量は、発症の前の時期の方が多い」と述べている。普通のインフルエンザならば、発症の後の時期に口から多くのウイルスを排出する。しかし新型コロナだと、発症の後よりも前の時期に多くのウイルスを排出するのだ。
このことから当然、「発症よりも前の時期にマスクをするべきだ」と言える。
したがって、「発症した人だけがマスクをするのでなく、発症していない人も含めて、全員がマスクをすることで、社会的には感染率を下げることができる」と結論できる。論理的に当然だろう。
ところが、忽那賢志・医師はどういうわけか、この結論を否定する。
発症の2日前に感染のピークがあるということになれば、必然的に「症状がないときにも常にマスクをすべきではないか」という議論が生まれてきます。
新型コロナのように発症前に感染のピークがあり、無症状者からも感染しうる感染症を想定すれば「全員マスク推奨」というのは妥当かもしれません。
ただし、理論的には正しいように思われる推奨ですが、これにより本当に新型コロナウイルスの伝播が防げるのかは現時点では不明です。
( → 症状がない人もマスクをつけるべきか?(忽那賢志) )
せっかく自分で示したことなのに、「これにより本当に新型コロナウイルスの伝播が防げるのかは現時点では不明です」と言って、あえて水をぶっかけて、マスクの有効性をつぶしてしまう。
「感染率を少しでも下げるべきだ」という議論をしているときに、「感染率をゼロにすることができるとは言えない」というふうに語る。つまり、「白か黒か」というふうに問題をすり替えて、「マスクの有効性は完璧ではない」という否定的評価に転じてしまう。
こんな理屈によるなら、医学におけるあらゆる薬剤は否定されてしまうことになるだろう。なぜなら、「全員が必ず治る 100%の治癒率」を誇る薬剤は、一つもないからだ。
つまり、忽那賢志・医師は、「完璧ではないから」という理由で治療を否定しているも同然であって、近代医学を否定しているのも同然なのだ。
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続編では、どうか? 一転して、マスクに肯定的になっている。これはどうやら、専門家会議が方針を転じたので、自分も後追いをしているのだろう。
まずは本項の冒頭で述べた「専門家会議のマスク推進」を紹介している。
専門家会議から「新しい生活様式」に関する提言が出ました。
個人的に驚いたのは「外出時、屋内にいるときや会話をするときは、症状がなくてもマスクを着用」と書かれていたことです。
筆者も「症状がない人もマスクをつけるべきか?」で無症状でもマスクを着用することの意義を解説しましたが、専門家会議もかなり思い切った提言を出したと感じました。
( → 続・症状がない人もマスクをつけるべきか?(忽那賢志) - 個人 - Yahoo!ニュース )
そりゃ、驚くだろうね。何しろ、「マスク推奨」という世界で標準のこと( WHO や CDC が推奨していること)を述べているんだから。あの専門家会議が、正しいことを言うのだから。まるで「犬が言葉をしゃべった」というような大いなる驚きがあった。(私もコメント欄で書いた。)
これまでずっと「マスク否定」にこだわった異端者である忽那賢志・医師にとっては、同じ仲間の専門家会議が、急に方針をひるがえして、WHO や CDC の側に寝返ったのを見て、寝耳に水のような驚きを感じたはずだ。「自分だけ置いてきぼりにされた!」と感じたかもしれない。
そのあとでは、正編と同じく、「発症の前にウイルスの排出量が多い」と解説する。(正編の繰り返し。)
さらに、「マスクをすると飛沫を飛ばすのを防ぐ効果がある」という動画も紹介する。
これほどにもマスクの有用性をはっきりと紹介する。だが、それにもかかわらず、(案の定だが)、最後にはマスクの効果を否定する。
理論的には正しいと思われるものの、まだ実際に予防効果があるかどうかは不明です。 各国の感染者数や死者数の違いにいろんな理由を求める人がいますが、まだはっきりとしたことは分かっていません。
マスクは「自分から他者」への感染には予防効果がありますが「他者から自分」への予防効果については科学的根拠が不十分です。
( → 続・症状がない人もマスクをつけるべきか?(忽那賢志) )
いくら科学的に実証されても、どうしてもマスクの効果を認めたくない……という気持ちがありありと見て取れる。そのせいで、この文章全体では、「感染者以外がマスクをすることは有効だ」ということを実証していながら、最後の結論部だけではマスクの有効性を認めまいとしている。
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まあ、認めたくない気持ちはわからなくもない。だが、それを主張するための根拠が、メチャクチャだ。
(i)「マスクあり」と「マスクなし」とを比較するグラフを見て、「これは BCG の効果を主張するグラフと同じだ。後者が信頼できないので、前者も信頼できない」という趣旨の主張をしている。しかしこれは、グラフを曲解しているだけだ。
そもそも BCG の効果を主張するグラフというのは、曲解されている。このグラフでは、「中国と韓国では感染率が低い」というふうに主張されることが多い。しかし、よく見ればわかるように、中国と韓国では、初期には感染が爆発的に広がった。このことからして、「BCG に効果がある」という説は否定される。
しかるに、「中国と韓国では、途中から感染率が劇的に下がった」という事実がある。これを「ロックダウンしたから」と見る人もいるが、ロックダウンに効果がないことは欧米の事実からもわかる。また、韓国はロックダウンしていない。ゆえに、ロックダウンが理由ではない。かわりに、マスクが理由となる。中国と韓国では、感染の後期から、「マスク義務化」が実施された。だからこそ、新型コロナを収束させたのだ。
つまり、上の二つのグラフは、いずれも「マスクが有効だ」ということを証明しているのである。それが事実だ。(忽那賢志・医師は、それを曲解している。)
(ii)次の主張もおかしい。(再掲)
マスクは「自分から他者」への感染には予防効果がありますが「他者から自分」への予防効果については科学的根拠が不十分です。
「他者から自分」への予防効果については科学的根拠が不十分です」というが、「感染前にマスクをすることが大切だ」と自分で述べたばかりではないか。しかも、「マスクをすると、飛沫を飛ばさなくなる」とも述べたばかりではないか。(動画で)
これだけはっきりと根拠を示しているのに、まだ「科学的根拠が不十分です」と否定する。話がおかしい。
そもそも、論理が自己矛盾している。
マスクは「自分から他者」への感染には予防効果があります。
そうだ。それが事実だ。そして、それだけで、すでに話は済んでいる。なぜなら、「自分から他者」への感染には予防効果があるということは、他人にとっては、「他者から自分」への予防効果があることになるからだ。
「全員がマスクをすれば、全員の感染率が下がる」
というのが、マスク着用の原則だ。これを理解しておけばいい。
ところが、忽那賢志・医師はとんでもない屁理屈を持ち出す。
「自分がマスクをしても、他人の口からウイルスを排出することを防ぐことはできないので、自分の感染率を下げることはできない」
これは話がおかしい。「自分がマスクをする」というのは、「他人の口からウイルスを排出することを防ぐこと」を狙っているのではない。「他人の口からウイルスを排出することを防ぐこと」を狙うには、他人の口にマスクをさせるべきだ。それが「マスク義務化」という概念だ。
なのに、忽那賢志・医師は「自分がマスクをしても、他人の口からウイルスを排出することを防ぐことはできない」という趣旨を取る。「自分がマスクをしても、他人の口からウイルスを排出することを防げるという効果はない。(そんなことは科学的に実証されていない)」というふうに否定する。もう、メチャクチャだ。いったい、何の話をしているんだ。
自分がマスクすることと、他人がマスクすることとは、まったく別のことだ。自分がマスクをするのは、自分の口からウイルスを排出しないためだ。他人の口からウイルスを排出させないためではない。何を勘違いしているんだ。比較にならないものを比較にしていいる。論理としてはメチャクチャだ。
今、大事なのは、「自分か他人か」ではない。「全員でマスクをすることで、全員の感染率を下げるべきだ」ということだ。社会全体の原理だ。それが「マスク義務化」の原理だ。なのに、忽那賢志・医師は「自分か他人か」という発想ばかりを取る。あくまで個人レベルで考えて、全体行動のことをまったく考えない。(これは進化論思想[利己主義原理]に汚染された生物学者には、ありがちなことだが。)
結局、何が何でもマスクを否定したいということで、彼はこういう非論理的なことを口に出す。呆れるしかない。
私としては、忽那賢志・医師の口をふさいでやりたい。いや、彼の口にマスクをかけたい。
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ついでに、次の画像を見てほしい。病院の診察室に、ありがちだ。

医者が患者にマスクをさせるのは、患者が感染しないためではない。このポスター画像が何のためにあるのか、忽那賢志・医師はよく考えるといいだろう。
ただし、彼の診察室には、こう書いてあるかもしれない。
「患者が診察室でマスクをするべきだ」というのは、理論的には正しいと思われるものの、まだ実際に予防効果があるかどうかは不明です。
マスクは「自分から他者」への感染には予防効果がありますが「他者から自分」への予防効果については科学的根拠が不十分です。患者さんがマスクをしても、自分のためには何の効果もありません。自分のためにマスクをすることは、まったく推奨できません。
こういうふうに書いてあるかもね。いかにも、ありがちだ。(そうでないとしたら、自己矛盾だしね。)
というわけで、彼の診察を付ける患者は、彼の前ではマスクを外して、彼に飛沫をいっぱい吹きかけてやればいい。それで患者の飛沫をいっぱい浴びれば、彼は満足するだろう。そして患者に告げるだろう。「あなたは自分のために正しいことをしましたね。それでいいんです。他人に飛沫を浴びせてもいいんです。私はコロナに感染して死にます」と。
彼が親指を立てながら、コロナ溶鉱炉に沈んでいくシーンは、涙無しに見ることはできない。
[ 付記1 ]
専門家会議も、忽那賢志・医師も、やたらと「手洗いが大事」と強調する。なるほど。手洗いは大事だ。だが、それで済むわけではない。マスクと手袋の方が、ずっと重要だ。特に、手袋が重要だ。
彼らは「帰宅してから手洗いしろ」と言う。だが、帰宅するまでの間に、手であちこちに触れていたら、汚染されてしまうのだ。外出している間に、感染してしまうかもしれないのだ。帰宅してから手洗いするのでは、手遅れだ。
馬が逃げてから、厩の扉を閉めても、手遅れだ。ウイルスが体内に入ってから、帰宅後にていねいに手洗いをしても、手遅れだ。……手洗いは、手遅れ。そう覚えておこう。
[ 付記2 ]
「夏は暑いので、マスクも手袋も付けにくい」という意見がある。これについて、前項コメントからの転載。
手袋はしなくてもいいです。あくまで身を守るためなのだから、自分の身を守ることを目的としなければ、しなくてもいいです。手から飛沫を撒き散らすわけじゃないので。 全員がマスクをするだけで、爆発的な感染拡大を十分に防げます。感染倍率が 0.5 以下になるでしょう。それで十分。
屋外では、面倒なら、マスクをし続けてもいいです。お勧めは、マスクをしたまま、口からはずすこと。5センチほど下げるだけでいい。駅に入ったら、マスクを5センチほど上げるだけでいい。簡単だ。ひとつまみ。1秒で済む。
[ 余談 ]
最近では、マスクがかなり流通してきているそうだ。安いところでは、50枚で 2000円以下で買える。
→ 新大久保マスク市場、はやくもバブル崩壊 : 市況かぶ全力2階建
そう言えば、孫正義のマスク(3億枚)は、どうなったんでしょうね? 5月半ば以降かな?
結局確実なのは使捨て。
手袋外す時も、外した後も手洗いは必要。
数秒の手洗いで水道水のカルキが除染と抗菌を
してくれるわけですから、本来はそれで充分。
カルキの次亜塩素酸の殺菌力は絶大です。
高層マンションの溜め水も、確かに微妙。
更に浄水器を通している水は石鹸は必要。
そもそも、浄水器もある意味、無駄なんですが、
マンションの溜め水…各個の検水次第か…
水は沸かして飲むもの。
あるいはペットボトル。
ただ、
そもそもの防疫の基本、感染拡大しないこと。
まずは自分を疑い、クシャミ咳エチケット。
平手に飛沫をつけないに限ります。
医療用マスクは感染予防ですから、特殊品です。
市販品をしてても接触感染は全く防げません。
更に、アルコールは皮脂と常在菌を奪い、
ウイルス皮膚感染の危険が増えることも念頭に。
もちろん使わないよりは、使った方が良いとは思います。
しかし、手袋の有無が感染に大きな影響を与えるとしたら、
既にスーパーのレジ係に感染が広がっているのではないでしょうか。
(通勤電車でのクラスターが発生していないようなので、
3密が決定的な因子ではない、と同様の推論です。)
実は既にレジ係に感染が広がっているが、
比較的若年が多いので無症状である、
軽症、激務などの理由でPCR検査を受けることができない、
などの理由で認識されていないだけの可能性はあるかもしれません。
「マスクに飛沫を抑える効果がある」という部分的な所は異論の余地無く共通の認識のようですが、
「生活全般を総合的に見た場合」の評価は分かれるようですね。
訓練された人が正しく使えば確実に効果があるが、一般人が普通に使えば"不適切な使用"※ は避けられない。
結果的にマスクの使用がウイルスの際限ない拡散に繋がってしまう。
※マスクの位置を手で修正 / お茶を飲むとき下顎にずらす / 一時的に外したマスクを無造作に扱う(ポケットに入れたり机の上に放置したり)
[ ↑リスク高 ]
・マスク有り(一般人の標準的な運用)
・マスクなし
・マスク有り(厳格な運用)
[ ↓リスク低 ]
というのがマスク懐疑論者の論旨です。
筋は通っていますが、日本の桁違いの感染者の少なさを見ると、感覚的にはマスクの習慣が功を奏したのかと思います。
(運良く? 花粉症の時期に重なっていた?)
もしかしたら、"不適切な使用" による弊害は実際には彼らが危惧する程は高くなかったのかもしれませんね。
[ ↑リスク高 ]
・マスクなし
・マスク有り(一般人の標準的な運用)
・マスク有り(厳格な運用)
[ ↓リスク低 ]
個人的には「ルーズな人のマスク有り(不適切な使用の頻度・レベルが高い)」がどの辺りにランクされるのか興味があります。
衛生に無頓着なヒトは何処にでも一定数居ますので。
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2020/05/post-93360.php
どのような見解をお持ちでしょうか
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2020/05/post-93360.php
> 外出禁止は感染抑制に顕著な効果が認められなかった
これは私が前から何度も言ってきたとおり。たとえば、
→ https://j.mp/3dsEIVT
> 感染拡大の抑制と最も高い相関が認められたのは休校だった
これは「休校をやめよ」という私の主張とは反するように見える。だが、違う。私の主張は「マスク義務化を前提とする」だ。
マスク義務化をして休校解除をしている国は、韓国と台湾だけだと思う。(将来はともかく過去では。)この両国が感染を抑止しているのだから、「マスク義務化をして休校解除をしている」が無効であるというデータは得られないはずだ。
あと、「休校をやめる」という措置を取った国は、欧州ではまだないはずだ。したがって、「休校をやめると感染が拡大する」というデータはまだ得られておらず、「(ロックダウンしなくても)休校すると感染の抑止ができる」というデータを得ただけだろう。
だが、「(ロックダウンしなくても)休校すると感染の抑止ができる」というデータを得た国など、あるはずがない。
・ それは感染の初期であるから、イタリアを初めとする欧州諸国では、間戦線拡大に失敗した時期だ。「効果があった」というデータを得られたはずがない。
・ 唯一、「効果があった」と見えた国は、日本だが、日本で「休校が成功した」と見えたのは、単に「マスクの着用率が高いから」であるにすぎない。休校の前後では、特に感染率の低下は見られない。
ゆえに、休校についての評価は、間違いだと思う。
今回これだけコロナが蔓延しています。特にアメリカのニューヨーク、イタリア、スペインがひどい。
ところが現地在住の日本人が亡くなったという報道がありません。
日本にいたら当然マスク着用率は上がるでしょうが、
西洋人にとって口を隠す行為は、コミュニケーションの支障になるので変人意外か、病気の人以外はしない、との事。マスクは防御能力ではなく無症状者からの感染拡散防止が強いツールです。だとすると在住の日本人は郷に従ってマスクしていない可能性が高いし、仮に日本人が変人覚悟でマスクしていたとしても現地人はしてない訳だから死亡率は日本人も同様のはず、と思いました。だから日本人の死亡例が海外でないのは靴脱ぎ清潔好きの習慣的側面かBCG等の予防接種が原因と思ったのです。管理人様は中国韓国の例を挙げ否定されていますが日本株ではありません。
https://news.yahoo.co.jp/byline/kimuramasato/20200405-00171556/
報道する価値がないからでしょう。基本的に、米国在住の日本人は、帰国できる人はみんな帰国しているはず。帰国する気のない人は、現地に溶け込んでいるから、今さらいちいち報道する価値もない。死んだ人はいっぱいいると思いますが、国籍で区別する必要もないから、情報も入ってこないし、報道もしないだけでしょう。統計データもあるはずがないし。
あと、死ぬのは基本的に高齢者だから、余計に報道する価値もない。日本だって、有名人以外は、死者が個別に実名報道されることはありません。死者は 600人もいるけれど、実名報道されたのは、俳優の二人だけでしょう。ほとんどは報道されません。
https://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press4_008322.html
中国におけるものです
どういうルールで記載しているのか、それ以外ないのかは分かりません
1.感染者の咳、くしゃみ、唾、痰、便などからウィルスが飛散
2.飛散したウィルスがつり革、取っ手、便座、地面などに付着
3.ウィルスが付着したものを触る、あるいは靴に付着するなどのルートで非感染者へ
4.ウィルスが付着した手で口や鼻、目を触る、食材を触り、それを食べる、といったルートで体内へ
となると思います。
このうち4.に関しては、誰もほとんど何も言っていないように思います。
手にウィルスが付着したからといって、皮膚から直接ウィルスが侵入するわけではなく、鼻や口などから体内に取り込まれているはずです。
マスクの効果は、他人にうつさない効果として
1.の飛散を防ぐ(特に新型コロナは自覚症状がないうちからウィルスをまき散らすので義務化が必須)ことにより2.の付着も減らす
他人からうつされない効果としては
×1.で空気中、もしくはエアロゾルとしてまき散らされたウィルスを吸い込まないため
ではなく、
○喉を保湿し、抵抗力を高めるため
◎4.の「ウィルスの付着した手で鼻や口を触ることを防ぐ」ため
があり、そのためにはN95マスクなんか不要で、布マスクが一番安価かつ効果的なのではないでしょうか?
うまくマスクを使えないとかえって感染しやすくなるのは、マスクがあることによってかえって鼻や口を頻繁に触り、ウィルスを取り込む危害が増えるからではないでしょうか?
中国ではN95マスクをつけて体育で走り、中学生3人が死亡したそうです。何をやってるんだかです。
室内で暑いとしたら、冷房をしない方が悪い。