2020年04月12日

◆ マスクの話題 3 (コロナ)

 マスクの話題を七つ。(不織布マスク)

 ──

 (1) 不織布マスク

 最近ではマスクをしている人が大部分(95%ぐらい)となってきた。( → 前項)
 では、マスク着用者はどんなマスクをしているか? 見たところ、不織布のマスクをしている人がほとんどであって、布マスクやガーゼマスクをしている人は滅多に見かけない。
 「いったいどこで、その不織布のマスクを入手したんだよ」と問い詰めたくなるぐらい、誰もかもが不織布のマスクをしている。
 以前は、「不織布マスクを持っていない人が多いので、マスクの着用率が低いのだ」と思っていたが、そうでもないようだ。もともと自宅にはあったのに、使わずにいた人が多かったらしい。

 さて。こんなに不織布マスクの保有率が高いのだとなると、政府の「ガーゼマスクの配布」は無駄に近いね。不評なのも、さもありなん。「そんなものをもらっても仕方ない。自分はすでに不織布マスクを何枚も持っているんだ。そっちを使う。布マスクなんか、もらっても、ゴミになるだけだ」と思うわけだ。
 その上で、「どうせなら、布マスクでなく、不織布マスクの交換品を持ってこい。在庫がなくなってきたんだよ」というふうに思うだろう。私もそうだ。

 つまり、政府は、
 「みんなはマスクを持っていないのだろう。だから、布マスクを配布する」
 という方針だったが、それはあっさり崩れたわけだ。みんなはマスクを持っていないのではなく、少数の不織布マスクを持っているのだ。ただ、在庫切れが不安なわけだ。
 となると、やはり、最初から「不織布マスクの配給」という方針を取るべきだった。


 (2) 不織布マスクの生産

 では、どうすればいいか? もちろん、不織布マスクを生産すればいい。しかし、ここで問題が生じる。
 不織布マスクを生産したくても、生産するための生産設備が入手できないのだ。なぜなら、世界各地で、生産設備の奪い合いが起こっているからだ。たいていは、中国やアメリカに買い占められてしまう。日本があとから出てきても、生産設備を買うことはできない。
 となると、不織布マスクの生産もできないことになる。

 官房長も、「他に方法はない」と居直っている始末だ。
  → 布マスク2枚に経費466億円 菅氏「代替手段はない」:朝日新聞

 ※ 例外的には、アイリスオーヤマが 3000万枚の生産を始めたが。
 アイリスオーヤマは同社の大連工場(中国・遼寧省)と蘇州工場(中国・江蘇省)に加え、宮城県角田工場の一部を改修してマスクの生産を実施する。
( → アイリスオーヤマが国内にマスク生産設備を導入 日本への供給能力を約8割引き上げ - ITmedia

 ※ シャープもマスクの生産を始めた。
 シャープが三重県多気町の自社工場でマスクの生産を開始しました。
 生産面では、液晶ディスプレイ生産設備を活用。クリーンルームの空きスペースにマスクの生産設備を設置します。空きスペースを有効活用するため、既存製品の生産計画への影響はないとのこと。生産量は当初は15万枚/日ですが、今後50万枚/日への増産を目指します。
( → シャープ、マスク生産開始 自社ECでも販売──新型コロナ受け - Engadget 日本版


 (3) 孫正義が3億枚

 この状況で、孫正義が3億枚の生産を発表した。
 「できました。5月から納品」――。孫氏の投稿によると、BYDから医療用の高性能マスク「N95」を1億枚、一般的な医療用マスクを2億枚調達する方針という。日本政府に協力する意向で「政府マスクチームと連携を図り、医療現場をはじめ1人でも多くの人々に無利益でマスクを供給する」としている。
 BYDは2月から中国でマスクの生産を始めており、今回の連携はBYDからSBG側に提案したようだ。孫氏はツイッターで、SBG向けの製造ラインが設立されたとしている。
( → ソフトバンクG、マスク3億枚供給 中国BYDと連携 :日本経済新聞

 これはあちこちで絶賛されているようだ。
 
 ※ 製造会社の BYD は電気自動車メーカーだ。ブリーフを製造するのは BVD なので、混同しないこと。


 (4) 生産設備は?

 ここで疑問が生じる。マスクを生産するための生産設備を、 BYD はどこから入手したのだろうか? ただの電気自動車メーカーが、独自の入手が可能なのだろうか? こう思って調べたところ、意外な事実が判明した。
 この会社は、電気自動車をつくるだけあって、先進的な会社らしく、テスラのように柔軟な経営システムがあるらしい。そこで、工場の転換をして、マスクの生産設備を自社開発したそうだ。
 中国のBYDは3月13日、世界最大規模のマスク工場を開設した、と発表した。
 BYDの会長が、さまざまな事業部門のリーダーと、研究開発、設計、加工、その他の役割に携わる3000人以上のエンジニアで構成される特別チームを結成した。
 BYDの特別チームは、迅速に動き、マスク製造装置の研究開発と実用化を7日間で完了した。
 BYDは、スマートフォンの組み立てに使用していた防塵室を、マスク生産システムの工場に変更した。これにより、BYDはマスク製造機を1日に12台以上生産できるようになった。
( → BYDが世界最大規模のマスク工場、1日500万枚生産…新型コロナウイルス対策を支援 | レスポンス(Response.jp)

 マスクの製造には、マスクを製造する機械が不足しそうだ……というのが、私の懸念だったが、BYDは、マスク製造機を自社開発して生産したのだ。マスクを製造する前に、マスク製造器を生産したわけだ。……ここが利口なところだ。

 ただ、こういうことが可能であるなら、日本でも大手の自動車メーカーなどが、マスク製造器を自社開発して生産できそうだが。今からでも遅くはないから、何とかならないものだろうか? 特に、トヨタとパナソニックには頼みたいものだが。

 ……と思ったら、実は、トヨタは一部実現済み。
 トヨタ自動車は、新型コロナウイルスの感染拡大を踏まえ、顔を覆う医療用フェースシールド(防護マスク)を愛知県内の工場で生産するなど医療現場の支援に乗り出す。人工呼吸器の増産に取り組む医療機器メーカーには、工程改善をはじめとしたトヨタ生産方式のノウハウを提供する。
( → トヨタ、医療用防護マスク生産へ:朝日新聞


 (5) マスクを配給せよ

 月3億枚も生産すれば、それで十分か? いや、そうではない。1億枚は医療用だから、一般向けは2億枚。これを1億3千万の国民に配ると、1人あたり月2枚弱となる。とうてい足りるものではない。
 とすれば、「1箱 50枚」のような形で販売すれば、たいていの人には行き渡らないことになる。
 この問題を解決する方法は、ただ一つ。「国による強制買収と、配給」だ。……実際、台湾はそうしているのだから、日本でもそうするといいだろう。
 
 政府は、布マスクの配給を打ち出したが、悪評さくさくだ。そこで、この方針を撤回して、孫正義の不織布マスクを(購入して)配給するといいだろう。孫正義と政府のコラボである。これが最も望ましいと言える。

 なお、仮に一般販売するとしたら? 孫正義によると、無利益で販売とのことだ。だが、無利益にすると、卸売業者が差益で暴利をむさぼる。それはまずい。
 むしろ、孫正義が高い利益を取った上で、その利益をコロナの被害者に寄付する方がいいだろう。……とはいえ、その方法は、あまりお勧めできない。やはり、政府による配給がベストだ。
 
 ※ ついでだが、布マスク(アベノマスク)は、1枚 200円のはずが、1枚 466円に値上げしてしまった。(配達費込みで。)……例によって、業者との間で、何らかの黒い問題が発生していそうだ。
  → 「466億円!!」布マスク2枚の配布費用に野党から批判相次ぐ | ハフポスト


 (6) 台湾のマスク

 マスクの生産と配給については、台湾という良いお手本がある。生産も、配給も、非常にうまくやっている。
 新型コロナウイルスの感染拡大で、マスクの品不足が課題となるなか、台湾で進められているマスクの増産や配給制が、日本でも注目された。
 この対策の根拠になったのが、現地の伝染病予防法が定めた「徴用」の権限だ。台湾当局は同法にもとづき、業者が製造したマスクの全量を強制的に買い取り、市民に配分している。
 高い評価の秘密は、試行錯誤しながら政策を進化させるスピード感だと、現地に暮らしていて思う。
 「マスク代金の支払い完了。指定のコンビニで受け取れます」
 台湾では3月末、新たにマスクのネット配給制が始まった。当局が開発したスマートフォンのアプリで申し込むと、メッセージが届き、最寄りのコンビニに各自のマスクが用意される。
 従来の配給制は、購入場所が指定薬局に限られていた。開店前から長蛇の列ができ、薬局が事前に整理番号を配るなど、昼間に仕事のある市民は入手が難しい状況もあった。不満解消のため導入したのが今回のネット受け付けだ。現地では「マスク配給制2・0」と呼ばれている。
 この間、台湾のマスク政策はアップデートを繰り返してきた。
 当局が1月末、流通管理を始めたときは、レジの販売枚数を1回3枚に限る措置だった。だが1人が何度も並んで買えるなど不公平感が残り、2月に健康保険カードで本人確認をする配給制に切り替えた。増産が進み、今月9日からは「1週間に3枚」の配給枠を「2週間に9枚」に拡大する。
( → 台湾、進化する新型コロナ政策 マスク配給制に見た政治の瞬発力 西本秀:朝日新聞

 台湾がこのようにうまくやっていることの背景には、政府の組織がうまくできていることがある。
 マスク不足問題の解決に活躍したのが、沈栄津経済部部長(経産大臣に相当)だ。彼は台湾国内におけるマスクの増産体制を作り上げるため、全国の工作機械組合、精密機械センター、マスク生産業者、紡績所、その他研究団体など30以上の企業と国家組織をまとめて、構築に3カ月から半年かかるといわれた60本のマスク製造ラインを、わずか1カ月で完成させた。
 現在、台湾は1日1300万枚の生産量を持つ、世界第2位のマスク生産大国になっている。
( → 台湾のコロナ対策が爆速である根本理由「閣僚に素人がいない」 ポストを実力本位で振り分けている )

 なお、日本政府も何もやっていないわけではなく、「マスクを生産してくれ」とお願いすることぐらいはしている。
  → 経済団体にマスク増産要望:朝日新聞デジタル
 
 しかし、お願いだけなら、馬鹿でもできる。問題は、いかに実効性を持たせるかだ。その点では、台湾政府と日本政府の間には、天と地ほどの距離がある。

 ※ 日本政府が今すぐなすべきことは、「マスクを生産してくれ」と頼むことではなく、「マスクを生産する製造装置を生産してくれ」と頼むことだ。
 ※ 「マスクを生産する業者に補助金を出す」という日本政府の方針は、まったく意味をなさない。なぜなら製造装置を購入できないからだ。政府はどうも、問題がどこにあるかを理解できていない。


 (7) マスク不足の理由

 マスク不足の理由は何か? これを調べた、次の記事がある。
  → 増産マスク、なぜ買えない? 新型コロナ、在庫速報サイトも登場:時事ドットコム

 あまりはっきりとしないようですね。
 私としては、「医療や介護の現場で、マスクを使い捨てにするのがいけない。再利用せよ」と思ったのだが、 twitter その他で検索すると、医療や介護の場でも、マスクはすでに再利用されているそうだ。「週に1枚しか与えられないので、それを洗って再利用している」という医者や介護職員の声が見つかる。
 となると、やはり、絶対的な数が不足しているようだ。マスクを大幅増産する以外には、解決策はなさそうだ。(需要の側ではどうしようもないから、供給の側で何とかするしかない、ということ。)



 【 関連項目 】

  → マスクの話題 1 (コロナ): Open ブログ
  → マスクの話題 2 (コロナ): Open ブログ
 
posted by 管理人 at 20:55| Comment(10) |  感染症・コロナ | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
https://www.ism.ac.jp/editsec/toukei/pdf/54-2-461.pdf

自分で計算してみようと思って、おじさんの論文読んでいたら、自分で非感染者(つまりほとんど全員)がサージカルマスクをすれば、R0=2.5 (おじさん値) のコロナが収まると、行動8割減よりは、はるかにまともな案を自分で出してるのに、忘れてしまっているようだ。

```
例えばSARSのR0は平均の推定値が約3で与えられることが流行
中の研究で明らかにされたが(Riley et al., 2003; Lipsitch et al., 2003),サージカルマスクの着用による感染予防効果を0.7であるすれば,感受性宿主の全てがマスクを適切に着用することによって再生産数は(1−0.7)×3.0=0.9となる.
```

もっとも管理人のように、感染者(コロナの場合は全員が容疑者なので全員だが)の効果に目を付けたものではないけど、それでも8割減よりはるかにまし。

しかし医者というのは、マスクは自分を守れないから意味がないと言っておきながら、こういうことを書く一方で、マスクは周囲へウイルスを撒き散らすのを防ぐと言っておきながら、そっちには言及しない。不思議な生き物ですな。
Posted by 佐賀 at 2020年04月12日 22:42
 (6) の最後に ※ の文章を二つ、追加しました。
Posted by 管理人 at 2020年04月13日 07:01
ソフトバンクの孫さんは立派だと思います。PCRは不評だった。ではマスクだ!
そう考えると、ユニクロの柳井社長は何をしているんだろうと思います。長者番付ばかり名前が出て、日本はこのままではダメだとか、講釈ばかり立派で、こういう時には一つも出てこない。
携帯電話の会社がここまでやるのに、アパレルの雄が一体なんだろうと思います。
Posted by SM at 2020年04月13日 07:14
 > (4) 生産設備は?
 > ……と思ったら、実は、トヨタは一部実現済み。

 トヨタグループで生産するマスクは、自給自足ぶんということで、デンソーが10万枚/日、トヨタ紡織が1.2万枚/日の計画(↓)です。休日なしで作っても、合わせて336万枚/月です。市場の負荷低減をはかるとのことですが、国内への供給量(実際の消費量は?)が6〜7億枚/月にも達している昨今、その0.5%の量では、目立った効果は見込めないと思います。

 フェイスシールドについては、自社工場生産ですが、月産500〜600個で町工場以下です。しかも、こんなシンプルな形状・構成の製品を、3Dプリンターを使って生産するとのことです。完全に3Dプリンターの使い方を間違えています。

 全くもって、申し訳ないことです……。
 
 https://www.bcnretail.com/market/detail/20200408_166926.html
Posted by かわっこだっこ at 2020年04月13日 13:03
 ※ 訂正します。上のコメントで、トヨタのフェイスシールドは週産500〜600個でした。
Posted by かわっこだっこ at 2020年04月13日 13:08
管理人さま

免疫学者の平野俊夫先生の「Immunity on line」掲載論文の記事を目にしましたので、ここで良いかどうかわかりませんでしたが投下します。

「COVID-19がサイトカインストームによって引き起こされるARDS(急性呼吸器不全)であり、白血病などのCAR-T治療における重篤な副作用であるサイトカインストームにより起こるCytokine release syndrome (CRS)が抗IL-6受容体抗体で治療できる事実をふまえ、COVID-19に見られる重篤な呼吸器不全であるARDSも抗IL-6受容体抗体で治療できる可能性を提唱」

この先生のWeb記事

新型コロナウイルス感染症 第1報〜第4報
http://toshio-hirano.sakura.ne.jp/Hirano/xin_xingkoronauirusu_gan_ran_zheng_COVID-19.html

第2報
http://toshio-hirano.sakura.ne.jp/Hirano/Blog/entori/2020/4/5_dibaonazeCOVID-19hakorehodo_kongrerareteirukaguo_duni_kongreru_bi_yaohanaiga_jueshite_diwo_gankumitehaikenai_1.html

第4報
http://toshio-hirano.sakura.ne.jp/Hirano/Blog/entori/2020/4/11_COVID-19ke_fuheno_dao.html

BGCの新型コロナ感染症にたいする「免疫」効果について、自然免疫系の「訓練免疫」という新しい知見から展望。

Trained Immunity(訓練免疫)(Kleinnijenhuis et al, PNAS, 109, 17537, 2012)

はじめて目にした言葉です。

重症肺炎治療の有望な標的として、自然免疫系の生理活性物質・炎症性サイトカイン産生の連鎖を阻害する薬の可能性から、
「重症呼吸器不全を治療することができればCOVID-19も恐ろしい病気ではなくなります。そうなって欲しいと強く願います。」
と述べておられる。

感染症罹患に対応した免疫記憶は、獲得免疫系での抗原特異的な免疫=「液性免疫・抗体と細胞免疫」による防御系だけではなく、自然免疫系で抗原非特異的な免疫=「訓練免疫」という前衛部隊による防御系がある、ということですね。

結核や溶連菌感染症やマラリアなどの原虫感染症などが日常的である医療後進地域では、この訓練免疫系が、インフルエンザやコロナなどのありふれたカゼウイルス感染症から住民を守っている可能性がありそうです(アフリカや南アジアなどの医療後進地が新型コロナ「地獄」になるという可能性は低い?)。

日本での新型コロナ肺炎による死亡例の少なさは、社会文化的要因+容易に医療崩壊しない日本の医療者の粘り強さ、生物学的要因=BCGの訓練免疫効果、既往コロナ感染歴などとの交叉(差)免疫効果、という結果になっているし、そうなる期待大。
Posted by geturin at 2020年04月13日 22:20
 BCGについては、同じ国の年齢層で分けて、BCGの接種歴のある年代の萌芽、新型コロナへの感染率も死亡率も高かった……というふうなデータを見た覚えがあります。つまり、「BCGをすると、新型コロナに対して弱くなる」という結果。
 統計的にはっきりと有意になるほどかどうは不明。
Posted by 管理人 at 2020年04月13日 22:27
 抗IL-6受容体抗体 という発想は面白そうですが、実用化という点では、現在開発中のワクチンに大幅に後れを取りそうです。
 アビガンはすぐに実施されるし、他の薬も開発中(探査中)だし、ワクチンは1〜2年での実用化が見込まれる。
Posted by 管理人 at 2020年04月13日 22:31
不織布のマスクは、何日も使っていたり、洗って再使用してる人は多いんじゃないと。
自分も、この先いつまでマスクが必要になるのかわからないので、洗って消毒して再使用してます。
それでも、ガーゼマスクよりはマシらしいので。
Posted by gu at 2020年04月15日 22:53
 洗濯機を使わないで、手もみ洗いすると、長持ちします。
 枚数が少ないと面倒だが、7日分ぐらいをまとめて洗えば、たいした手間にはならない。
Posted by 管理人 at 2020年04月15日 23:10
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