2020年04月11日

◆ 専門家会議の失敗の理由

 専門家会議がどのように方針を決めていったか、という内実を報道した NHK の番組があった。これを見ると、失敗の理由もわかる。

 ──

 番組の要旨


 NHK の番組は4月11日の午後9時から放送された。下記番組だ。
  → NHKスペシャル 「新型コロナウイルス瀬戸際の攻防〜感染拡大阻止最前線からの報告」
  → 「新型コロナウイルス 瀬戸際の攻防 〜感染拡大阻止最前線からの報告〜」 - NHKスペシャル

 番組の要旨は、次の通り。
  ・ 感染者を分析すると、わかったことがある。
    8割は他人に感染させない。
    1割は1人ぐらいに感染させるだけだ。
    1割は多数に感染させる。(クラスターを発生させる)
  ・ 最後の1割を止めれば、クラスターの発生を抑止できる。
   だからその1割に着目して制御することが最も効果的だ。
  ・ その1割の特徴は何か? 属性を調べたが、不明だ。
  ・ 人的な属性ではなく、環境が原因だと推定された。
  ・ その環境とは、「三つの密」である。
  ・ 「三つの密」をなくせば、クラスター発生を抑止できるはずだ。
  ・ この方針は奏功した。欧米に比べてずっと低い感染数。大成功。
  ・ そこへ、海外からの流入という、感染の第二波が発生した。
  ・ 第二波を止めるには、外出の自粛が有効だろう。
  ・ 数理モデルから、「人と人との接触を8割減らせば収束」と判明。
  ・ ゆえに、「人と人との接触を8割減らせ」と推奨。
  ・ ↑ 今ココ。


 なお、番組では、二人の教授が中心となっていることが報道された。
  ・ クラスター対策の 押谷仁 
  ・ 数理モデルの 西浦博

 という二人の教授だ。

 以下では、この二人に分けて、論じよう。

 クラスター対策


 クラスター対策を主導したのは、押谷仁だ。その方針決定の過程は、上記の通り。
 だが、この過程を見ると、いくつかの問題があるとわかる。
 番組では、日本の感染者が少ないことを、「三つの密」というクラスター対策が奏功したからだ、というふうに自画自賛している。
 しかし、これはおかしい。
  ・ 日本の感染者が少ないのは、「三つの密」という方針以前だからだ。これを自分たちのおかげだと威張るのは、我田引水過ぎる。(手柄の横取り。)
  ・ 「三つの密」という方針を取っても、感染の第二波を止めることができなかった。ここでは、クラスター対策が奏功したわけではないのに、クラスター対策の成果だと誤認する、という認識ミスがある。のみならず、「入国規制 を提言しなかったという失敗がある」のだが、それについての自己反省はゼロだ。

 時系列を見る限り、日本の感染が少ないのは、専門家会議が何かをしたからではなく、国民が独自に何かをしたからだ(真相はマスクをしていることが理由だ)。なのに、国民の成果を、専門家会議は「自分たちの政策のおかげだ」と自画自賛している。これには「勘違い野郎」と言うしかない。呆れる。
 また、日本で「第二波」が起こったのは、明らかに「入国規制」をしなかったからなのだが、専門家会議はそれを怠ったことについて何ら自己反省をしない。
 結局、プラス面については、他人の成果を「自分の成果だ」と言い張り、マイナス面については自分の責任を「他人のせいだ」と言い張る。我田引水と責任転嫁。……厚顔無恥ぶりには呆れるばかり。

 ──

 さらに、最大の問題として、次のことがある。
 「クラスターを発生する人が1割だとわかった、というのは妥当だろう。しかし、その1割の理由として、三つの密があったからだというのは、おかしい。それは環境の問題であって、人間の問題ではないからだ。クラスターが発生するのが1割の人だということは、場所に応じて決まるのではなく、人によって決まるということだ。人の属性を、場所の属性で説明するのは、根本的に矛盾している」

 誰かがクラスターを発生させる人である(スーパースプレッダーである)ということは、あくまで属人的な性質だ。それを「三つの密」という環境で説明するのは、根本的におかしい。
 要するに、押谷仁は、「その人がクラスターであることの属人的な理由を見出せなかったから、三つの密に転じてしまった。
 しかし、三つの密ならば、「10割のうちの1割」というふうにはならないはずだ。三つの密という場所に行くことは、誰もが可能であって、属人的に決まる性質ではないからだ。

 では、属人的に決まる性質とは何か? 押谷仁はそれを見出せなかった。つまり、真犯人を見出せなかった。(無能だった。)
 となれば、真犯人を見つけるには、無能な教授のかわりに、名探偵の登場を願うしかない。


tantei.png


 名探偵のモットーは「論理的に考えればわかる」ということだ。では、論理的に考えると? 
 番組では、こう示されていた。
 「三つの密の空間では、会話するときに、多数の微粒子が空中に漂うので、感染が生じる」
 なるほど。その通り。そして、ここから、専門家会議(押谷仁)は「三つの密の空間が原因だ」と推理した。しかし、それは妥当ではない。
 会話するときに多数の微粒子が口から出るのが原因なのだから、問題は、マスクをしなかったことにある。マスクをすれば微粒子の排出を防げるのに、マスクをしないから微粒子が排出する。
 つまり、真犯人(真因)は、「マスクをしないこと」なのである。そして、これは、属人的な性質である。10割のうちの1割の人が、マスクをしないまま飛沫を撒き散らすので、その1割の人がスーパースプレッダーとなって、クラスターを発生させるのだ。

 結局、「クラスターの発生が問題だ」という認識は正しかったのだが、その犯人を「三つの密」と見なしたのが間違いあった。それは誤認逮捕である。真犯人は、「マスクをしないこと」であり、こいつがクラスター発生をもたらしたのだが、専門家会議はそのことに気づかなかったのである。
 「クラスターの発生が問題だ」とばかり、馬鹿の一つ覚えのように繰り返していたが、そのクラスターを発生させる真犯人について、まったく見当違いのことをしていたのである。

 ※ 「クラスター対策をしよう」という方針は正しかったのだが、「クラスター対策とは、マスクをすることだ」と気づかなかった、ということ。そのせいで、見当違いのこと(三つの密)をやっていた。
 ※ 三つの密にこだわったせいで、会食を制限しないのも、失敗の一つだ。その結果、あちこちで会食による感染が発生した。
 ※ なすべきことは何か? マスクの義務化だ。これこそが最高のクラスター対策だ。残る1割のスーパースプレッダーをなくすからだ。

 数理モデル


 数理モデルを出していたのは、西浦博だ。その結論は「人と人との接触を8割減らせ」であるが、その根拠は番組では示されなかった。
 そこで、かわりにネットを探すと、次のページが見つかる。
  → 「このままでは8割減できない」 「8割おじさん」こと西浦博教授が、コロナ拡大阻止でこの数字にこだわる理由
  ※ 新たに探したわけではなくて、もともと知っていたけどね。 (^^);

 ここには、次の文言がある。
 1人当たりが生み出す二次感染者数というのは、欧州では平均で2〜3人と言われています。これを再生産数と言います。
 基本再生産数が2.5になるように計算して8割となったわけです。

 基本再生産数(本サイトの用語では「感染倍率」)が 2.5 であるという前提に立って、「人と人との接触を8割減らせ」と結論したわけだ。
 しかも、この 2.5 という数値にはよほどこだわっているらしくて、あとで2.0 に修正されたことには、不平たらたらだ。
 「緊急事態宣言当日 諮問委員会で差し替えられた資料」というタイトルで、「なぜ7〜8割になったのでしょうね」という疑問に、こう答える。
 私の知らないところで諮問委員会の資料の数値が書き換えられていたのです。
 基本再生産数が2.0と、私が作った資料より感染力を低く見積もっての数字になっていた

 あくまで 2.5にこだわる。しかし、その典拠は、上記のように、「1人当たりが生み出す二次感染者数というのは、欧州では平均で2〜3人と言われています」ということだけだ。
 ところが、欧米と日本では、その数値が異なる。
  ・ 欧米では、2〜3日で数字が倍増する
  ・ 日本では、7日間で数字が倍増する。


 ※ 日本の増加率は、朝日新聞の下記サイトでわかる。
  → 新型コロナウイルス感染者数の推移:朝日新聞デジタル
    2500から5000まで、7日間かかっているとわかる。

 上のことから、欧米に比べて日本の感染倍率は半分弱だと推定できる。具体的には、いくつか? 2.5の半分の 1.25 か? 違う。1.7 ぐらいだ。( 2.5 と1との差の半分を、1に足す。)

 こう推定していたが、そのあとで NHK の番組を見たら、この推定は妥当であるとわかった。


corona-bai15.jpg

corona-bai17.jpg

 
 番組では、次のように報道されていた。
  ・ 3月28日には 1.5
  ・ 4月2日には 1.7
   (※ 東京都の値。2週間前のデータを反映。)


 私の推定も、番組で示された値も、ほぼ同じである。この値が、日本における感染倍率(基本再生産数)である。だから、この数値(1.7)ぐらいを取るべきだ。
 なのに、西浦教授は、2.5 という数値にこだわる。日本でなく欧米の値にこだわる。その上で、「8割削減が必要だ」と言い張る。
 これはもはや、「ただの馬鹿」としか言いようがないね。

 さらに言うと、番組の冒頭付近では、次のグラフが明示されていた。


corona-graph3.jpg


 同等のものは、下記にもある。(前に紹介した。)


corona-graph.jpg
出典: twitter


 図でわかるように、日本の伸び率は、欧米各国よりもずっと低い。つまり、感染倍率は 2.5 よりもずっと低い。(傾きは半分だ。)
 にもかかわらず、西浦教授は、「欧米と同じぐらいの伸び率だ」ということにこだわって、そのあげく、「8割削減」という数値にこだわる。
 「モデルは現実に即して決めるべきだ」というのが原則なのに、その原則を捨てて、「現実離れした別の数値を勝手に取って、当てはめる」ということをやっている。これはもはや、虚構の「モデルごっこ」であるにすぎない。あまりにも馬鹿げている。

 ──

 さらに、別の問題もある。「人と人との接触で起こる」ということを前提としていて、「人と物との接触で起こる」という接触感染を前提としていないことだ。これは、致命的とも言える認識ミスだ。
 現実には、接触感染が 86%であり、飛沫感染は 14%だけであるにすぎない。
  → 接触感染とマスク: Open ブログ
 
 ここで、飛沫感染の量を8割減らしたとしても、14%が3% になるだけだ。11ポイントの低下が起こるだけにすぎない。一方で、86% の方はそのまま残るから、合計して、86 + 3 の 89% は残る。
 「人と人との接触」を8割減らすことの効果は、100% から 89% へと 11ポイントの低下(約1割減)の効果しかもたらさない。残りの9割は、そのまま残る。
 つまり、「人と人との接触で起こる」ということの効果は、「感染者の発生を1割減らすだけ」だから、ほとんど効果はないも同然だ。
 そして、その理由は、感染のほとんどは、「人と人との接触」でなく、「人と物との接触」で起こるからだ。たとえば、人がドアノブに触れたり、タブレットに触れたり、というふうな。ここでは、たとえ「人と人との接触」を減らしても、ほとんど意味がないのだ。
 そして、そういう無意味なことを狙って、「人と人との接触」を8割減らすというふうにして、経済活動を大幅に停滞させようとする。
 これではただの「自殺の薦め」であるにすぎない。

 はっきり言って、西浦教授は、日本に自殺を薦めているのであって、これでは、西浦教授は、コロナウイルスよりも百倍も危険な悪性生物であると言うしかない。

 ──

 そして、この危険な悪性生物に、日本の首相は感染してしまった。
 新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、安倍総理大臣は、政府の対策本部で、全国で夜の繁華街の接客を伴う飲食店の利用を自粛するよう呼びかけました。また、「緊急事態宣言」の対象となっている7都府県のすべての事業者に対して、テレワークを原則とし、やむをえず必要な場合でも出勤者を最低7割減らす取り組みを改めて要請するよう関係閣僚に指示しました。
( → 首相 出勤者を最低7割減 “接客伴う飲食店利用自粛”全国に | NHKニュース

 ※ 12日の朝日朝刊でも、1面トップの記事だ。
   → オフィス出勤者の7割減、首相要請 宣言の7都府県対象:朝日新聞

 「出勤者を最低7割減らす」だってさ。8割を7割に緩和したのは、まだマシかもしれないが、それでも、7割も減らしたら、経済活動は成立しなくなる。これでは自殺も同然だ。
 欧米のように莫大な死者が出ている状況なら、出勤停止もやむを得ないかもしれない。しかし日本では、欧米のような感染爆発は起こっていないのだ。死者数も非常に少ない。
 アメリカ、スペイン、イタリアでは、死者数が1万8千人前後になっている(4月10日)が、日本ではたったの 90人だ。1%のそのまた半分の数字であるにすぎない。これほどにも状況には差があるのだ。
  → https://www.worldometers.info/coronavirus/#countries

 なのに、これほどにも差があることを無視して、「日本では欧米と同じような感染爆発の状況にある」ということを前提とした上で、「経済活動をほぼ全面停止せよ」というような提案をするのは、狂気の沙汰だ。
 こんな悪性の危険人物の唱えることに従うのは、あまりにも馬鹿げている。

 ──

 以下は、感染倍率についての細かな話。(読まなくてもいい。)

 ※ 上記では、感染倍率を 1.7 と想定したが、実際には、もっと小さいと見込まれる。なぜなら、感染者の発生には、海外からの流入による一次感染者が含まれているからだ。1.7 という数値は、すべてが二次感染者であると前提とした上での数値だ。一方、海外からの流入を考慮すれば、二次感染者の数は減るから、感染倍率は 1.7 よりも低くなる。1.3 ぐらいだろうか。

 ※ 《 訂正 》
 感染倍率が 1.7 というのは、約2週間前のデータに基づくもので、これは第二波の急増が起こる前だ。とすると、第二波の急増があったあとでは、数値は上がっていると見込まれる。
  ・ もともとの感染倍率が 1.7 ぐらい
  ・ 第二波のあとでは、もっと上 ( 2.2ぐらい?)
 とすれば、海外からの流入がなくなったあとでは、1.7 に戻るだけだろう。

 ※ 1.7 ぐらいだとすれば、このあと、マスクの使用率を上げることで、感染倍率を 1.2ぐらいまで下げることができるだろう。さらに、外出の自粛を組み合わせることで、感染倍率を 0.9 ぐらいまで下げることができるだろう。つまり、ロックダウンみたいなことをしなくても、感染を収束させることは可能なのだ。

 ※ とすれば、このあとやるべきは、マスクの義務化と、会食の禁止の徹底ぐらいだろう。あとは、接触感染の防止のために、手袋の推奨ぐらいで十分だ。(手洗いはすでに推奨済み。)
 

 マスク無視


 今回のテレビ番組で最も驚いたことは、専門家会議の人々がマスクをまったく無視していることだ。
 世間では、マスクをしている人が多数いるし、職場でもマスクをしている人が多い。( twitter 検索をするとわかる。職場ではマスクしている人が結構多いそうだ。戸外ほどではないが、半分ぐらいの人がしているということも多い。)
 なのに、(テレビ画面に映った)専門家会議の人々は、以前ではマスク使用率がゼロ同然で、最近でもごく少数だ。押谷・西浦の両教授は、マスクなしで、飛沫を飛ばしながらたがいにしゃべっている。これでは専門家会議の内部でも感染が生じかねない。
 西浦教授は、さらにひどい。東京都に説明に向かうという路上を歩くときには、マスクをしないで戸外を歩いている。そのまま駅に入って、電車に乗った。(自分が感染させてもいいというつもりだな。)
 しかも、マスクをするときには効果を損ねるというヒゲ面だった。その後に、批判されたらしくて、ヒゲを剃ったが、3月30日の時点では、ヒゲをしたままだ。
 西浦教授以外でも、3月30日の専門家会議の会議場では、マスクをしている人は 2〜3割でしかない。3月31日の記者会見では、一転して、ほぼ全員がマスクをして記者会見の場に出ている。……これはたぶん、首相(および閣僚)が布マスクをして記者会見をしたことの同調だろう。自分で自発的にマスクをしたのではなく、首相に同調する形でしかマスクをしない。
 だからこそ、記者会見のあとでは、専門家会議の会議場でも、専門家会議の職場でも、ほとんどの人がマスクなしで過ごしているのだ。( NHK の番組で暴露された。)
 
 これほどにも、マスクをする意識がない。……つまり、彼らは自らがクラスターの発生者になろうとしているわけだ。自分ではそうと気づかないまま。
 呆れるしかないね。

 「阿呆が音頭を取り、それに国王が従えば、その国は滅びるのさ」 ( ※ シェークスピアふう )



 [ 付記 ]
 なぜ専門家会議の人々は、これほどにも愚かなのか? ……そう疑問に思う人が多いだろう。そこで、答えよう。
 実は、彼らだけが特別に愚かなのではない。WHO を初めとする、感染症の専門家は、「マスクには効果がないので、マスクの使用を推奨しない」というのが、長年の常識だったのだ。
 ここでは、「マスクの使用者には効果がない」という点だけを見て、「マスクは他人に飛沫を飛ばさない」という効果を見抜けなかった。
 そして、それはどうしてかというと、「マスクをするのはアジアの人々だけであって、欧米の国々では誰もマスクをしない」という慣習があったからだ。感染症の専門家は、欧米にかぶれている人が多いので、「欧米人はマスクをしない」という慣習を知って、「マスクなんか無意味だ」と思い込んでいる。その思い込みから、抜け出せないのである。

 その後、最近になると、WHO や CDC を含む欧米諸国でも「マスクは有効だ」というふうに転向する人が続出した。しかるに、何事も欧米の真似をすることしかできない学者たちは、自分の頭で考える能力がないがゆえに、欧米の真似をするのにはかなり長い時間がかかるのだ。
( ※ 潜伏期みたいなものである。感染から発症までには、時間がかかる。)
 


 【 関連サイト 】
 番組内容の紹介。

  → NHKスペシャル 新型コロナウイルス瀬戸際の攻防?感染拡大阻止最前線からの報告 画像と最後一部動画 - Togetter
  → 【文字起こし】2020.4.11放送 NHKスペシャル▽新型コロナウイルス瀬戸際の攻防〜感染拡大阻止最前線からの報告 - Togetter
posted by 管理人 at 23:59| Comment(18) |  感染症・コロナ | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
どうして専門家会議は
マスクの効果をこれほどまでに
軽視するのでしょうかね?

その理由が知りたいところです。

私の頭では思いつきません。

専門家会議は、
専門バカが過ぎて視野が狭いのでしょうか?
Posted by 反財務省 at 2020年04月12日 00:35
 最後に [ 付記 ] [ 蛇足 ] を加筆しました。
Posted by 管理人 at 2020年04月12日 00:41
30年ほど前に数理モデル屋さんとぶつかった経験を思い出しました。
物理を無視して、たまたまだろう!と突っ込みたくなるモデルを
振りかざしてきました。
あなたので持ちのデータではあったのでしょうが。。。
と物理を持ち出しても譲りません。
数学屋は周りが見えなくなる傾向がある、悪口じゃないですがね。
Posted by 船橋のひと at 2020年04月12日 01:34
田舎のスーパーでもレジの前にビニールのカーテンがついたし
人の並ぶ位置まで丁寧に2m間隔で指示してあるけど
隣同士のレジに並ぶとくっつくよ
マスクをしてる人も文句を言わずにきちんと並んでいる
あとレジ袋に納める台も客同志で濃厚接触してる
マスク無しなら客の入場制限しないとダメなんだなあと思う

田舎のホームセンターやドラッグストアには
あいかわらずマスクの入荷はない
みんなしてるけど何処で買ってるんだろ
Posted by 田舎の老人 at 2020年04月12日 03:42
 西浦氏の数理モデルについては、下記で解説されている。モデルの正体がわかる。
  → http://jun-makino.sakura.ne.jp/articles/corona/note001.html
Posted by 管理人 at 2020年04月12日 08:30
マスクが効果がないというのは現代の天動説かもしれませんね。
Posted by 権兵衛 at 2020年04月12日 09:04
数理モデルのご紹介ありがとうございました。
ご指摘の点よく理解できました。
勝手は感情論を持ち込んでしまい申し訳ありませんでした。
Posted by 船橋のひと at 2020年04月12日 09:53
 感染倍率が 1.7 というような画像を二つ、追加しました。

 その小項目の最後に 《 訂正 》 という箇所の文章を挿入しました。 (さらに一部を書き改めました。)
Posted by 管理人 at 2020年04月12日 10:11
 >ところが、欧米と日本では、その数値が異なる。
  ・ 欧米では、2〜3日で数字が倍増する
  ・ 日本では、7日間で数字が倍増する。

 ご参考として、日本全体と、緊急事態宣言の出ている都府県の数字(と増加推移のグラフ)を提示します。出典は、早野龍五氏のTwitter(下のリンク@)からです。早野氏がデータを取られているデータベースは、下のリンクAのようです。

 これによれば、累積感染者が倍増するのに要する日数は、日本全体で7.2日、東京でも6.5日、以下大阪6.1日、神奈川7.1日、千葉10.0日、埼玉5.8日、兵庫7.5日、福岡5.6日です。地域ごとにみてもこうなので、まずは「6〜7日で倍増」と考えて対策検討をしてもよろしいと思われます。

 Posted by 管理人 at 2020年04月12日 08:30
 > 西浦氏の数理モデルについては、下記で解説されている。モデルの正体がわかる。

 数理モデルは、SIR(西浦)でも、SEIR(大橋)でも、遅れ(時定数)付きSIR(佐藤)でも、私はいいと思いますが、基本再生産数 R0(筆者の用語だと感染倍率)については、上に示したような実測値をもとに見直してから、シミュレーションをして欲しいものです。R0の初期値やR0の減少率を、決め打ちして見直さないというのは、確かに違和感があります。最も厳しい接触機会削減を唱える佐藤氏(自身のブログで計算の中身を公開している)については、モデルの妥当性以外にも、交差検証(要はウラ取り)をしていないという指摘もあるようです(下のリンクB)。

 日本が欧米に比べて基本再生産数(感染倍率)が低そうな件については、筆者指摘のとおり、マスクが最有力容疑者(貢献者)でしょう。私自身は、遺伝学的要因(ヒト白血球抗原型HLAなど)やBCG履歴も容疑者として捨てきれませんが、そういう分析・検証は後でやればいいのであって、今すぐに徹底できて更なる効果が見込めるのはマスクだけです(私が別記事のコメントで書きました、洗剤を工夫しての手洗い→接触感染抑制も加えてもいいかもしれない)。これだけ国内各地でクラスターが頻発している状況では、現在の人員ではとても追いきれません。論文研究目的の「クラスター探偵団」は早期に解散させたほうがいいでしょう。
 
 @ https://twitter.com/hayano/status/1249097938938167296
 A https://gis.jag-japan.com/covid19jp/
 B https://www.sano-lab.com/
Posted by かわっこだっこ at 2020年04月12日 11:04
> あとは、接触感染の防止のために、手袋の推奨ぐらいで十分だ。(手洗いはすでに推奨済み)。

 手前味噌で恐縮ですが、別記事でコメントさせてもらった、コロナウイルスに効く台所用洗剤(ある種の界面活性剤)を用いての手洗い(下のリンク@)に加えて、手袋を併用するとさらに効果があると思います。

 下のリンクA(北里大学の資料の42ページ)では、アルコールのかわりに、台所用洗剤で消毒液を作る方法が紹介されています。手袋をした上でこの液に手を浸してそのまま乾かせば、表面に界面活性剤の成分被膜ができます。アルコール系だと揮発してしまうだけですが、界面活性剤は残りますので、それだけでも接触感染抑制に効果があると推測します。

 @ http://openblog.seesaa.net/article/474477672.html#more
   Posted by かわっこだっこ at 2020年04月10日 03:34
 A https://www.kitasato-u.ac.jp/vmas/download/coronavirus_200220lecture.pdf
Posted by かわっこだっこ at 2020年04月12日 11:24
 最後に 【 関連サイト 】 を加筆しました。
Posted by 管理人 at 2020年04月12日 12:19
渋谷健司先生の記事が【土日限定無料】で読めます。
https://m.newspicks.com/news/4805047/body?sentlog
日本人が今できる、たった一つのこと
Posted by 創薬屋 at 2020年04月12日 14:51
 渋谷健司さんの意見は見ましたが、私としては「初めから最後まで全部見当違い」と判定します。完全な間違いとまでは言えないが、見当違い。
 たとえば「家にいろ」と言うが、そんなことをしたら国民全員が餓死するだけだ。日本は滅びる。「病気は治りました、患者は死にました」という方向を目指している。
 正しい方策は「マスクの義務化」だ。それさえもしないで「家に閉じこもっていろ」というのは、順序が反対だ。そもそも、マスクという言葉が1回も出てこない。

 検査数を増やせともいうが、どうすれば増やせるかを示していない。私は前項 (6) で示しているけどね。
Posted by 管理人 at 2020年04月12日 16:00
マスクの効果、マスクの義務化に言及しないのは、やはり、安倍政権への忖度が働いているとしか思えないです。


『品薄マスク今後も入手困難か…菅官房長官「改善には一定程度の時間を要する」、2月の「緩和」発言を軌道修正』
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200328-03280018-sph-soci

この記事の後に、『マスク2枚配ります』の政府発表があり、さらに大顰蹙を買いました。

北大の西浦教授の『8割削減』についても、マスクなしを前提にして算出したのではないかと私は思います。
Posted by 反財務省 at 2020年04月12日 16:12
 誰もコメントしないので、僭越ながら私がコメントを。

 以前の見出しが(1),(2),……となっているのに対して、本稿から(と思いますが)色つきの付箋のような見出しになっているのは、見やすくてとてもいいと思います。
Posted by かわっこだっこ at 2020年04月12日 19:24
 番号分けしていたのは、それぞれの小項目が小さくて、列挙する場合。別々のミニ・テーマの列挙の形。
 番号があると、あとで指定しやすい。
 

 一つのテーマで長々と論じて、章分けする必要があるような場合(全体の分量が大きい場合)には、見やすさのために、本項のようにしています。

 ※ 以前からも使っています。
Posted by 管理人 at 2020年04月12日 20:25
> 都府県の数字(と増加推移のグラフ)

 かわっこだっこさん、情報をありがとうございました。次項の最後で引用させていただきました。

 手洗い洗剤の話も、引用させてもらうかもしれません。(未定)
Posted by 管理人 at 2020年04月13日 08:01
> 手洗い洗剤の話も、引用させてもらうかもしれません。(未定)

 確認と返信が遅くなってしまってすみません。こちらはご自由にどうぞ。これ以降のコメントも、もし使ってもらえるのでしたら、断りなくお使いになって構いません。
Posted by かわっこだっこ at 2020年04月13日 13:57
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