2020年04月04日

◆ 東京都の感染急増 2

 東京都で感染急増がひどくなりつつある。「感染爆発が起こりかねない」と危惧する人もいる。これをどう考えるべきか?

 ──

 東京都で感染急増が起こったことについては、前に論じたことがある。
  → 東京都の感染急増: Open ブログ

 これは3月26日の記事だ。それから 10日ほどたった現時点で、改めて考え直そう。


 (1) 東京で感染者急増

 3月26日から1週間たつと、急増の度合いがさらにひどくなった。さらに、ここ三日間ほどは、いっそうひどくなっている。
  → 東京都 新たに118人感染確認 うち81人感染経路不明 新型コロナ | NHKニュース
  → 国内の感染者数 初の1日300人超 | NHKニュース

 これを見て、「このままだと感染爆発が起こりかねない」と危惧する人もいる。
  → 東京の感染倍増する時間「欧州に近い」 専門家の見方:朝日新聞

 まあ、数字とグラフだけを見れば、そう思うのも無理からぬところだ。


 (2) 都市封鎖(ロックダウン)

 感染爆発を過剰なほど心配する人々もいる。特に、感染学の専門家がそうだ。



 似て非なるが、「強い外出制限を掛けて、人と人との接触を8割減らす」というふうに提案する学者もいる。これは、「ロックダウン」という言葉は使わないが、ほぼ同趣旨だと言える。
 新型コロナウイルスの今後の感染の広がりについて、人と人との接触をふだんより2割減らしたとしても爆発的な感染拡大は避けられず、8割削減した場合は感染が収束に向かうとするシミュレーションを感染症の専門家グループがまとめました。専門家は「今がまさに重要で国や行政は早急に対策をとるべきだ」と指摘しています。
 シミュレーションを行ったのは、感染症が専門で国のクラスター対策班のメンバーでもある北海道大学の西浦博教授などのグループです。
( → 人と人との接触 8割削減で感染収束へ 専門家グループ | NHKニュース

 次の記事もある。
  → 「欧米に近い外出制限を」 北大教授、感染者試算で提言 :日本経済新聞

 いずれにせよ、彼らはロックダウン(または強力な外出制限)を推奨する。これは、どういうことだろう?
 実は、彼らは「最悪の場合」を想定するのが仕事だから、どうしても「最悪の場合」を想定しがちなのだ。その上で、「都市封鎖(ロックダウン)をせよ」というようなことを、軽々しく口に出すのだ。
 つまり、ロックダウンにはどのような弊害があるかということもろくに理解しないまま、とにかく「感染爆発を防ぐことが大切だ」と考える。当然ながら、感染爆発の危険がない場合にも、「感染爆発が起こりかねない」と警鐘を鳴らす。
 これはまあ、「オオカミが来るぞ!」と何度も嘘をつく嘘つき少年みたいなものだ。本人はいたって善意で「オオカミが来るぞ!」と唱えるのだが、それをまともに信じた大人は馬鹿を見るばかりだ。そういうこともわからないまま、愚かな善意で「オオカミが来るぞ!」と唱える。

 で、たいていの人は、こういう意見を過剰に聞き入れるものだ。実際、はてなブックマークでも、ロックダウンへの賛成者が多い。「さもないと感染爆発が起こるぞ。そうなってからでは手遅れだ」という危機感ゆえだ。

 ※ まあ、「危機を煽るとだまされる人が多い」というのは、詐欺師の常ではあるが。


 (3) ロックダウンは可能か?

 「ロックダウンをしろ」と口に出すのは簡単だが、現実には不可能であることもある。特に、日本ではそうだ。なぜなら、ロックダウンをする法律がないからだ。
  → 緊急事態宣言でロックダウンは|NHK 首都圏のニュース
  → 特設サイト 新型コロナウイルス「緊急事態宣言」が出た場合 東京都の対応|NHK

 要するに、「自宅待機」を要請することはできるが、命令することはできない。
 そして、要請だけならば、今でも都知事がやっているが、さんざん無視されている。 (^^);

 現実的にできもしないことを「やれ」と言うのだから、学者というのは机上の空論だけを言っていればいいのだとわかるね。

 ※ 仮に実効性を持たせるとしたら、「国会は立法せよ」とか「都議会は条例化せよ」となるが、時間がかかりすぎる。成立したときにはたぶん無意味化している。(出し遅れだ。)

 《 加筆 》
 外国では「政令」で義務化しているところもあるそうだ。
 イタリアでは、コンテ首相が政令で、3月10日に全土の外出制限、同12日には生活必需品を扱う店を除く商店の閉鎖を命じた。街中では警官が検問を実施し、行き先と理由を記した「証明書」を携帯していない人は最大3千ユーロ(約35万円)の罰金となる。政令は即日施行で議会承認は事後だった。
( → (新型コロナ)オーバーシュート、起きるのか:朝日新聞



 (4) ロックダウンしたら? 

 もっと問題なのは、「ロックダウンしたらどうなる?」ということを、人々はまるきり理解できていないということだ。 
 どうなるかは、下記に現地の体験記がある。
  → 【新型コロナ】外出禁止令の英国から、日本の皆さんへ 「ロックダウン(都市封鎖)」になる前に(小林恭子)
  → 「ロックダウン」の恐怖と絶望感…ロンドン在住の日本人が証言する

 生易しいことではないようだ。経済活動が停滞することで、所得がゼロになる人も多い。政府の保証がある事例もあるが、飲食店などの事業者は惨憺たる状況になりそうだ。
 スーパーなども棚が空っぽになることがあるようだ。

 日本の場合は、さらにひどくて、軽症者向けの施設が未整備であるせいで、患者が病院にも行けず、治療も受けられず、自宅隔離の形で放置されることも多くなりそうだ。(軽症のまま自宅隔離になったあとで、一挙に重症化して、手当てを受けられないまま、栄養失調になってから、衰弱して病死する……というケースもありそうだ。)

 というわけで、ロックダウンをするというのは、とても賢明だとは思えない。だからといって、放置することで感染爆発を招くというのも、いっそうまずい。
 では、どうするべきか? 


 (5) 感染爆発はあるか?

 ここで、最初から考え直そう。そもそもの前提は「感染爆発がある」ということだった。だが、本当に、感染爆発はあるか? これを考え直そう。

 なるほど、グラフと数値だけを見ると、急増があるように見える。これを見て、「このあと感染爆発が起こりかねない」と懸念するのも、もっともだ。
 ただし、そのくらいならば、小学生でもわかることだ。大人ならば、もっと頭を働かせて考えてみたいところだ。

 頭を働かせて考えと、感染爆発が起こりそうな予兆はないとわかる。

 仮に、感染爆発が起こるとしたら、次の二点が成立するはずだ。
  ・ 全国的に、急増がある。
  ・ 感染者数は、指数的に増えている。

 ところが、この二点は成立していない。

 第1に、(東京都でなく)全国規模では、あまり大きな急増はない。


corona-week.png
出典:都道府県別新型コロナウイルス感染者数マップ


 第2に、東京都では、急増はあるが、指数的ではない。
   ( グラフは、累計ではなく、1日ごとの新規感染者数。
   3本の灰色水平線は、50人、100人、150人 のこと。)



tokyo-corona.png
出典:都内の最新感染動向 | 東京都 新型コロナウイルス感染症対策サイト


 第1のこと(全国では急増していないこと)からして、今回の急増には、東京都だけの局所性があることがわかる。東京都だけで急増しているのならば、何か特別な理由がありそうだ。

 第2のこと(指数的な増加でないこと)からして、今回の急増は、市中の二次感染で増えたのではなく、別の理由で一次感染が増えたのだと推定される。

 いずれにせよ、感染爆発とは別の形で急増があったのだと推定される。
 では、それは何か? そのことは、すでに先の項目で説明した。
  → 東京都の感染急増: Open ブログ

 この項目の話を再論する形で、以下でも説明しよう。


 (6) 東京都の検査数

 東京都の感染者数が急増しているのは、東京都の検査実施数が急増しているからだ、と推定される。
 前回項目では、「そうではない」というふうに記したが、それは「それだけではない」と記すべきだった。

 実は、その後のデータを見ると、東京都の検査実施数が急増していることが確認された。
 ここではグラフを掲載しないが、下記にグラフが二つあるので、そちらを見てほしい。(東京都の検査実施数)
  → 都内の最新感染動向 | 東京都 新型コロナウイルス感染症対策サイト

 検査実施数がこれほどにも急増しているのであれば、感染者数が急増しているのも当然だ、と言えそうだ。
 これまでは検査しないで隠されされていた感染者が、検査することで表に出ただけだ、と言えそうだ。

 ※ それがすべてではないにせよ、その要因が大きいと言えそうだ。

 ──

 なお、次の見解も参考になる。(岩田健太郎教授)



 これについての読者の見解もある。
  → はてなブックマーク


 (7) 海外からの流入

 上では、次のように述べた。(引用する)
 第2のこと(指数的な増加でないこと)からして、今回の急増は、市中の二次感染で増えたのではなく、別の理由で一次感染が増えたのだと推定される。

 この件については、先に別項でも言及した。
  → 東京都の感染急増: Open ブログ
 
 ここで言う「別の理由」とは、「海外からの流入」だ。スペインやアメリカを旅行して、感染した日本人が、日本に戻ってから、潜伏期を経て、陽性になる。
 この間に、帰国した人々は野放しになっているから、一時感染者として、市中に大量のウイルスを撒き散らしていたことになる。
 海外からの帰国者の量は、ずっと同じであるが、スペインやアメリカで大流行が起こると、その時期に現地を旅行していた日本人も感染するから、2週間ほどの潜伏期を経て、日本で陽性になるわけだ。
 これが、このところの感染急増の真の理由だと思える。

 そしてまた、感染急増を防げなかった理由は、「ロックダウンをしなかったから」ではなく、「海外からの帰国者を野放しにしてたから」なのである。

  ※ 帰国者だけでなく、外国人旅行者も含まれる。

 この件は、先の項目でも述べたが、あらためて経過を見よう。

 私が「入国規制をせよ」と提言したのは3月17日だった。
 日本政府はひどい。イタリアと韓国の入国規制をしたが、そのあとは何もしない。
 感染者数は、スペイン、フランス、ドイツで急増しているし、他の欧州諸国も同様だ。ならば、これらの欧州諸国から来る人々には、入国規制するべきだろう。イベント中止や休校なんかよりは、ずっと有効な施策となるはずだ。
( → 新型コロナウイルスの話題 16: Open ブログ

 その後に、3月26日にも(感染者の急増を見て)あらためて入国規制・入国制限を提言している。
 原因は何だったか? 
 すでに述べたように、海外からの感染者が多かったが、そのわけは、政府の入国規制が甘かったことだ。
 実際、入国制限や自宅隔離は、まだ義務とはなっていない。義務のかわりに推奨があるだけだ。

 今でもまだ入国規制は緩いのだ。こういうふうに緩い入国規制が、今回の感染者急増をもたらした原因だと言える。
 政府は、休校やイベント自粛なんかに熱中していたが、そんな下らないことをやるよりは、さっさと入国制限をするべきだった。そちらの方がよほど大きな効果があったのだ。
 国内感染の増加を防ぐということばかりに目を奪われて、海外からの感染者を止めるということができなかった。大きな穴があいたままだった。頭隠して尻隠さずだった。……こういう間抜けぶりこそが、原因だったと言える。
( → 東京都の感染急増: Open ブログ

 その後、政府は「外国人の入国制限」は実施したが、日本人の帰国者については野放しとなっていた。かくて、日本人の帰国者はウイルスを市中にバラマキ続けた。そして、現在のものすごい感染者急増が起こった。


 (8) 入国規制の実施

 しかしその後、政府はついに入国規制を実施するようになった。では、いつからか? 4月3日からだ! (遅すぎますね。)
 政府は3日からアメリカや中国、韓国全土を含む73の国と地域からの帰国者全員にPCR検査を実施します。
 政府によりますと、3日から外国人の入国を拒否する国と地域を大幅に増やしてアメリカや中国、韓国全土、それにヨーロッパのほぼ全域の合わせて73の国と地域が対象となりました。こうした地域から帰国する日本人全員についてPCR検査を実施し、新型コロナウイルスへの感染の有無を調べます。「陰性」でも14日間、自宅やホテルなどで待機して公共交通機関を使わないよう要請します。さらに、対象となった国と地域以外から入国する人についても発熱やせきなどの症状がある人にはPCR検査を実施し、「陰性」となった人や症状がなく検査を受けなかった人も14日間の待機要請の対象となります。
( → 73の国と地域が対象 帰国者全員にPCR検査を実施

 要点は次の通り。
  ・ 帰国者全員に PCR検査する。
  ・ 3日からようやく実施する。(それまでは未実施)


 これまでずっと検査を未実施だったわけだ。3月17日から4月2日まで、海外で感染していた人は野放し状態だったわけだ。これで、東京都で感染者が急増した理由もわかる。

 なお、「陰性の場合、14日間の自宅隔離」とのことだ、これは、「要請」だけだ。「命令」ではないから、違反への罰則はない。この点でも、立法化の不備があるとわかる。

 ※ ちなみに、海外では、「自宅待機命令」が出たあとで、違反者が出ると、刑罰があるようだ。

 ※ 記事には特に記していないが、陽性の場合には強制入院という形で、隔離されるようだ。阪神・藤浪は「嗅覚以外は無症状の軽症だから、隔離されない」と思っていたようだが、その翌日ごろには強制入院となったようだ。
  → コロナ陽性反応の藤浪、伊藤隼、長坂が入院 - 野球 - SANSPO.COM
  → 阪神藤浪らの入院長期化も「思った以上に手強い」 - プロ野球


 (9) 今後の見通し

 4月3日に、海外からの流入という穴はふさがれたようだ。となると、今後は、急増はなくなりそうだ。(ひょっとしたら、減るかもしれない。)

 この時点でロックダウンなんかをしたら、自殺行為になりかねない。ただの枯れ尾花を「幽霊だ」と思ったあげく、幽霊に怯えて逃げ出して、川に落ちて、溺れ死ぬ……という感じだ。
 「あの人も粗忽者でなければ、長生きできたのに」
 と弔辞で読まれそうだ。

 《 加筆 》
 韓国では感染者数の急増は起こっていない。日本で急増が起こる前のレベルになっている。(感染者数は1日 100人以下、死者数も1日5人以下)
  → 世界の感染者数データ(コロナ): Open ブログ
 入国規制が十分ならば、日本でもこのレベルにすることは可能だったはずだ。
 国内の二次感染だけならば、恐れるほどにはならないはずだ、ということが、韓国の例を見てもわかる。

 ※ 実際にはそうならなかったのは、韓国と違って、日本の入国規制がずさんすぎたからだ。また、日本の検査体制がひどいという問題もある。下記の (10) を参照。


 (10) 入国規制は十分か?

 上に述べた入国規制は、これで十分か? いや、不十分だ。
 「帰国者全員に PCR検査する」
 というふうに述べたが、PCR検査では感度が低いので、感染初期には偽陰性が発生しやすい。
 また、検査に何時間もかかるのも問題だ。
 結果判明までは最短で6時間かかり、神戸や民間で検査すると、朝に到着した帰国者が翌日夕方まで待たされるケースもあるという。国際線の便数は平常時の5%程度に激減しているが、帰国者数の増加次第では、根本的な見直しも迫られる。3日からは厚労省が空港内のホテルの一部を確保し、自宅以外で結果を待つ対象者の待機場所として使用している。
( → 「人員や設備面で限界」関空検疫がパンク寸前 PCR検査増加で - 毎日新聞

 こんなに面倒なことをするせいで、人員不足になっているそうだ。
 関西国際空港では、検疫所担当者が「検査結果が出るまで時間がかかる。関空の検疫所だけでは人員や設備面で限界だ」と対応に苦慮している。
( → 同じ記事から )

 これについては、次の二つの代替策がある。
  ・ 抗体式の 迅速検査キットを使う。
  ・ キヤノンの 高速遺伝子検査装置 を使う。( PCR 式)


 どちらにしても、短時間で簡単に大量処理ができるので、十分な代替策となる。私としては、迅速検査キットの方を強くお薦めする。「早い・安い・高感度」という三拍子がそろっているからだ。(後述で訂正する。)

 なお、現実には、「遅い・高コスト・低感度」という従来型の PCR検査が実施される。このうち「低感度」というのが特に問題だ。軽症者のうち、3割ぐらいが見逃されるだろう。そうなると、その人たちが市中で二次感染を巻き起こすことになる。
 ※自宅待機の要請を守ってくれればいいのだが、守ってくれない人がかなり多いのが現実だ。そもそも「義務」ですらないし、罰則もない。

 【 訂正 】
 抗体式の迅速検査キットは、実は使い物にならないと判明した。詳細は次項で述べる。




 [ 付記1 ]
 小さな話題。
 検査実施状況の最新版がある。(データ)
   → https://www.mhlw.go.jp/content/10906000/000618484.pdf

 このデータを見ると、国立感染研 の数字が急に増えている。どうして急増したのだろう? キヤノンの 高速 PCR検査装置を導入したのかもしれない。
 もしそうなら、他の部門でも同様に導入するべきだが。

 [ 付記2 ]
 東京都の感染者の急増では、永寿総合病院という病院で院内感染があったのが大きな理由となる。市中感染でもなく、海外からの流入でもなく、ただの院内感染のせいで、多数の感染者が出た。
 となると、「よほどレベルの低い劣悪な病院なのだろうか?」と疑って、Google マップで評判を見たら、まさしくそうだとわかった。すごく評判が悪い。「この病院にだけは行くな」というぐらいの悪評だ。
 台東区で最大の病院だというが、規模は大きくても、質は低いようだ。病院経営がメチャクチャなのかもね。院長または理事長に問題があると、病院がひどくなることはよくあるらしい。テレビドラマでは、しょっちゅうそういう話題が出てくる。
 


 【 関連サイト 】
 朝日新聞の記事。どちらもたいした情報はないが。

 (1) ロックダウンについて
   → 緊急事態宣言で何が起きる? ロックダウンとの違いは:朝日新聞

 (2) 感染爆発について
   → (新型コロナ)オーバーシュート、起きるのか:朝日新聞

 タイトルだけは興味深いが、内容はろくに情報がない。
 ただし、グラフだけは有益だ。これ。
  → グラフ
 10日前までは、感染増大が鈍化傾向にあったことがわかる。本来ならば、このまま収束に向かってもいいはずだった。ところが、海外からの流入が野放しであったせいで、ここでふたたび増加傾向を取った。(ただし全国規模で見れば、増加のレベルはたいした量ではない。)
  ・ 本来ならば、伸びは鈍化していた。(韓国並み)
  ・ 一時的要因で、日本だけで急増した。

 という二点を理解しておけばいいだろう。このことからも、「オーバーシュートが起こる!」なんていうオオカミ少年のような警告は不要だ、とわかる。
 やるべきことがあるとしたら、自宅待機者への待機の「要請」を、強力な「義務」に転じることぐらいだろう。

 《 加筆 》
 次のグラフもある。
  → 一人の感染者が何人に感染させるか
 「一人の感染者が何人に感染させるか」という感染倍率は、ずっと1前後である。(マスクのおかげだろう。だから日本では指数的な増加が起こらない。)
 この数値が急激に上昇したという根拠はない。したがって、二次感染の割合はずっと同様であって、一次感染だけが急増している、と見なせる。これはつまり、「海外からの流入が一時的に増えただけだ」ということだ。
 こうして、先に述べたことが、グラフからも裏付けられる。

posted by 管理人 at 23:59| Comment(5) |  インフルエンザ | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
 最後のあたりに (10)  を追加しました。

 その直前にも、(9) の 《 加筆 》 を追加しました。
Posted by 管理人 at 2020年04月05日 07:21
 (3) の最後に 《 加筆 》 を追加しました。政令でロックダウンを実施する、という話。

 ──

 本項の最後に 【 関連サイト 】 を追加しました。朝日新聞の記事の紹介。
Posted by 管理人 at 2020年04月05日 11:28
 すでに多くの飲食店が休業または開店休業の状態だという。朝日新聞の記事。
  https://j.mp/3dY2t9e
  https://j.mp/2XlloVZ

 一方、 twitter 検索によると、昨日はお花見の人出がものすごくたくさんあったという。
 私も「行こうかな」と思ったことはあったんだけど、「人が多そうだからやめておこう」と思った。
 現実には、多そうだというどころではなく、メチャクチャに多かったらしい。繁華街はガラガラだから、その分、広い公園に行く人は増えたんだろうね。

 知りたければ、 twitter 検索で、その公園の地名を入れて調べればいい。ただし、新宿御苑や上野公園は閉園中。(だから他の公園が余計に混む。)

 マスクをしていない人も多い、という書き込みがある。こういうときにわざわざ出向くような人は、マスクもしない人が多いのかな。
Posted by 管理人 at 2020年04月05日 12:46
 最後の 【 関連サイト 】 の、そのまた最後に、 《 加筆 》 を追加しました。感染倍率は、ずっと1前後である、という話。
Posted by 管理人 at 2020年04月05日 13:29
緊急事態宣言ですが、確かに自粛要請しかできないので、一見何の効果もなさそうですが、この国はそうはいきません。
緊急事態宣言が出されると、その地域のほとんどの産業の大企業はもれなく右に倣えでこれに従います。そうなると、その企業の社員のみならず、関連会社、取引会社にも波及するので、今までよりより強力に外出を抑制する力が作用します。
この効果は無視できないと考えます。
Posted by やまさん at 2020年04月06日 09:35
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