2020年03月29日

◆ 政府のジョーク政策

 新型コロナウイルスへの政府の対応は、もともと不十分だったが、今やほとんど冗談レベルになってきた。

 ──

 (1) 布マスクの配給

 政府がマスクの配給を決定した。……と思ったら、とんでもないことになっていた。
 政府は全国の小中学校の児童や生徒、教師、1人に1枚のマスクを配布する方針を固めました。配布するマスクはガーゼでできたもので、洗うことで複数回使うことができるものです。
( → 政府がマスク配布へ 小中学生に1人1枚

 不織布マスクを5枚ぐらい配給するのかと思ったら、ガーゼマスクを1枚だけだ。呆れるばかり。

 そもそも、洗濯するには、最低でも2枚が必要だ。それで1日ごとに洗濯できる。
 1枚しかないのでは、洗濯できずに、汚れたまま使う人が多発するだろう。これではかえって逆効果になりかねない。感染防止どころか、感染拡大になりかねない。正気かよ、と疑うレベルだ。まあ、冗談レベルなんだけど。

 そもそも、こんなことをするくらいなら、「使い捨ての不織布マスクも、洗って再利用できます。1回だけで捨てないでください」とPRするべきだ。それだけでマスク不足は大幅に減じるはずだ。

 ──

 《 蛇足 》

 ガーゼマスクや布マスクは、配るべきものではなく、自作するものだろう。どうにも入手できないから仕方なく自作するという場合のものだ。積極的に配るべきものではない。
 
 どうせ配るなら、ガーゼマスクよりも、不織布そのものを(未加工のまま)配る方がいい。不織布があれば、マスクを自作できる。中学生以上なら、ミシンや手縫いで、不織布からマスクを自作できるはずだ。
  ※ 自作の仕方は、ネットで簡単に見つかる。

 不織布ガーゼは、品薄ではあるが、まだ入手可能だ。ネット上でも入手できる。たとえば、
  → https://amzn.to/3aq1w7v

 こうして不織布を入手したあとで、自作でマスクを作れば、あとは不織布マスクを再利用すればいい。(ガーゼマスクなんていう馬鹿げたものを使う必要はない。ガーゼマスクなんて、昭和かよ。)

 ※ ただし、マスクメーカーが「不織布が品薄だ」と言っているので、不織布を大量配布するのは難しいかも。不織布とマスク製造装置のどっちがボトルネックになっているのかは不明。


 (2) マスクの需給

 では、ガーゼマスクや布マスクは配るべきないとしたら、かわりにどうすればいいか? それは、前に何度も述べたとおりで、こうだ。
  ・ 配給するか、小分け販売する。
  ・ 各人は、不織布マスクを洗って、再利用する。


 不織布だって、布の一種なのだから、洗って再利用できるのだ。普通の織物に比べると、耐久性が低いので、何十回も洗うことはできないかもしれないが、そんなに何十回も洗って使うものではない。10回ぐらい再利用できれば十分だ。

 だから、あとは「配給」「小分け販売」のいずれかで、国民全員にまんべんなく行き渡るようにすればいい。(政府の指導または強制措置で。)
 ところが、政府はそうしない。無為無策だ。それどころか、またしても超楽観主義で、「無為無策でも自然に解決する」と信じている。
 来月には月に7億枚のマスクの供給が可能になる見通しですが、政府は「品薄状況の解消には一定の時間がかかる」としています。
( → ニュース動画 :youtube

 一定の時間がかかるだと? 一定の時間で片付くというのか? 馬鹿じゃなかろうか? 計算ができないのだろうか?
 月に7億枚で、国民が 1.3億人。ならば1人あたりで、月5枚だ。これを再利用するなら、きちんと間に合うが、使い捨てにしたら、間に合うわけがない。(使い捨てなら、月30日で、月 30枚が必要だからだ。)
 「品薄状況の解消には一定の時間がかかる」と言うことは、使い捨てを前提とする限りは、ありえない。「一定の時間で解消する」のではなく、「永遠に解消しない」のである。それが「無為無策」の結果だ。
 要するに、「ただ待っているだけ」では、いつまでたっても解決できないのだ。計算すれば、そのことがわかる。
 とすれば、解決するには、政府が介入するしかない。その方法が「配給」「小分け販売」のいずれかだ。
 政府が小学生レベルの計算ができないのには、呆れるばかり。

  ※ なお「月7億枚も生産されたマスクはどこに行った?」という疑問を出す人もいるが、その答えも簡単にわかる。「使い捨てにされて、ゴミ箱に行った」のである。つまり、「どこに?」という質問への答えは「ゴミ箱」だ。……そして、その無駄を解消する根源的な方法が、「配給と再利用」だ。

 なお、マスク不足を解消する、もう一つの方法もある。「大幅な価格アップ」である。たとえば、こうだ。
  → 東京都内にマスク売っていた…意外な場所で発見
 東京・新大久保にある輸入食材を扱うお店でバングラデシュ人がマスクを販売しています。値段は10枚入りで750円。26日もバングラデシュから3000枚を入荷しました。さらに、輸入食材を扱うお店から徒歩7分ほどの韓流グッズのお店。ここにも1袋10枚入りのマスクが置かれています。こちらのお店では先週にマスク約2万枚を中国から入荷しました。値段は10枚入りで1600円です。

 そこいらのドラッグストアが、正規の価格で販売したりしないで、「10枚入りで1600円」ぐらいの価格にすれば、たいていの人は買わなくなる。そうすれば、マスク不足も自然に解消する。……これは、「小分け販売」によって自動的に解消する方法だ。


 (3) 休校期間

 政府は2月末に「一斉休校」を決めた。かと思えば、4月6日ごろから新学期の開始を認めるらしい。これも、ほとんどジョークとしか思えないような施策だ。
  ・ 危険性のほとんどない3月中に一斉休校をする
  ・ 危険性の高まった4月に学校を再開する


 これじゃ、時期が逆でしょう。本来ならば、次のようにするべきだった。
  ・ 3月中は一斉休校をしない
  ・ 4月頃に一斉休校をする (感染者が急増していれば)


 つまり、「危険度の低いときには休校しないで、危険度の高いときには休校する」というわけだ。これが本来のあり方だ。
 なのに、政府はその逆のことをやる。また、たいていの国民も、専門家会議も、安倍首相の「一斉休校」という方針を支持したので、同罪だ。
 逆の方針を取ったのは、私ぐらいだろう。

 なお、岡部信彦は、安倍首相の「一斉休校」という方針に当初は批判的だったが、その後は専門家会議の一員として賛成するようになった。
 岩田健太郎は、いくらか批判的であるが、はっきりと批判したわけではない。こうだ。
── 政治主導と言えば、安倍首相が全国の小中高に3月2日から春休みまで臨時休校を要請し、今は一斉休校の真っただ中です。

 (岩田) 感染者を「一日でどれだけ減らすか」といった目標設定もなく、専門家の意見も聞かずに場当たり的に発表されたので、今後この判断が妥当だったか検証する必要があります。
( → (2ページ目)コロナ・パニック「それでも私が告発をやめない理由」――岩田健太郎医師インタビュー | 文春オンライン

 歯切れが悪いですね。いつもは歯切れのいい人なのに。「いったいどっちなんだよ」と突っ込みたくなるね。

 ──

 では、どうして、人々は間違うか? それは、新型コロナを過剰に恐れすぎるからである。「非常に危険なものなので、一切近づけてはならない」と過剰に恐れる。だから、ちょっとでも感染が増えると、「一斉休校しよう!」と大騒ぎする。
 しかし、新型コロナを過剰に恐れるべきではない。むしろ、「ある程度は感染を覚悟して、新型コロナと共存する」という方針を取るべきだ。
 そうすれば、「少しぐらいの感染があったからといって、あわてふためかない」というふうに落ち着いて対処できる。そして、こうできる。
  ・ 少しの感染があったときや初期には、黙ってやり過ごす。
  ・ 感染がピークになりそうなときにだけ、休校する。

 これが最も合理的な方針だ。なのに、現実には、その逆のことをやる。
  ・ 少しの感染があったときや初期には、あわてて休校する。
  ・ 感染がピークになりそうなときには、そこへあえて突入する。

 馬鹿丸出しと言うべきか。ほとんどジョークだ。いや、狂気かも。船で言えば、「晴れの日には出港停止して、嵐の日には出港する」という感じ。船長が馬鹿だと、船は遭難する。


 (4) イベント自粛の弊害

 イベント自粛も、休校の時期とほぼ同じだが、これも馬鹿げている。イベント自粛のせいで、多くのフリーランスの人々が無収入同然になっている。それを補償するために、政府は巨額の金を出すそうだ。
 収入が減少し、生活が困難になるおそれがある世帯などに対象を絞って、現金給付を行う方針を示しました。
 現金給付の対象について、「中小・小規模事業者やフリーランス、個人事業者の方々、そして、日々の生活に大変に不安を感じている方々がたくさんいる。そうした皆さんの事業を継続してもらうため、あるいは生活を維持してもらうために、現金給付を行いたい」と述べ、すべての国民に一律に給付することに慎重な考えを示しました。
( → 安倍首相 「リーマン時上回る緊急経済対策 10日程度のうちに」 | NHKニュース

 当初は国民全体に現金給付にする予定だったのが、「フリーランスなどに限定」という形になった。一部の特定の人々ばかりに集中的に大金を投入する一方で、大多数の国民は無視されることになった。ひどいものだ。

 この方針がなぜ駄目か? そもそも「イベント中止」なんていう馬鹿げたことをやらなければ、この巨額の出費はまったく不要だったのだ。安倍首相が勝手に「イベント中止」なんていことをやったから、その補償に莫大な金が必要となった。つまり、安倍首相の決断だけで、数兆円規模の損失が発生したことになる。これぞ狂気の沙汰だ。

 では、どうすればよかったか? 3月中の「イベント中止」なんて、やるべきではなかった。やるとしたら、3月28日からの2週間程度だけで十分だった。このくらいならば、フリーランスの人々も耐え切れただろう。「春に2週間休んで、その分、夏休みのころに2週間余計に働く」というふうにすれば、帳尻を付けることも可能だっただろう。これならば、国庫の出費はまったく不要だった。
 そして、その分、国民(大人)全体に1人 10万円ぐらいの現金給付が可能となっただろう。なのに、それができなくなったのは、安倍首相の馬鹿げた「3月中のイベント中止」のせいだ。

 ※ 一時は「商品券」という案が出たあとで、「お肉券」「お魚券」という案まで出て、笑い話になっていたのだが、最終的には、「一律給付はなし」というゼロ回答になった。羊頭狗肉よりも、さらにひどいゼロ回答。冗談を通り越して、地獄のありさまだ。

 ──

 なお、そもそも「イベント中止」という方針自体が根本的に間違っている。こんなことをしても、部分的な効果しかない。なぜなら人々は毎日、満員電車で通勤するからだ。
 「感染のレベルを2割ぐらい下げる効果があるだろう」という狙いでやっているのだろうが、こんな小さなことなど、やってもたいして意味はない。
 やるべきことは、もっと別にある。「都市封鎖」もその一つで、これならきちんと効果はある。ただし弊害も大きい。
 では、弊害の少ない方法は? 次に述べよう。


 (5) 入国規制

 弊害の小さい方法は、「入国規制」だ。
 そもそも、イベント中止であれ、外出自粛であれ、それは「感染していない人々」を制限するものだ。しかし、「感染していない人々」を何千万人も制限するのは、弊害が大きい割に、効果が小さい。
 それよりは、「感染している少数の人々」を制限するべきだ。具体的には、スペインや米国などからの入国者(帰国者を含む)を、自宅隔離などで行動制限することだ。
 では、それはできたか? まったくできなかった。というか、何もしなかったも同然だ。
 本日の朝日新聞・投書欄に、こうある。(マドリードから帰国した日本人留学生の声)
 私が帰国した日本の空港では、検温どころか自己申告の呼びかけすらありませんでした。すでに欧州で2番目に感染者が多かった国から直行便で帰国したのに、こんな甘い対策で良いのでしょうか?

 21歳の女子大学生に怒られちゃった。ああ、情けない。これが日本の政府や専門家会議の打ち出した方針だ。
 かくて、入国者経由で、感染者が大量に流入した。
 要するに、閉じるべき穴を閉じていないせいで、その穴から大量の「漏れ」が発生したわけだ。
 その一方で、穴とは違うところで、必死になって防護措置を取っている。
 比喩で言うと、バケツの底に穴があいているのだから、その穴をふさげば、水は漏れない。なのにその穴は放置して、大量の水をせっせと手ですくうことで、水漏れを減らそうとする。そんなことをいくらやっても、穴をふさがない限りは、無駄なのだが。
 やたらと無駄な努力(休校・イベント中止)ばかりをやっていて、有効な措置をまったく取らない……というのが、今の日本の政府の状況だ。ほとんど冗談だね。

 ──

 イベント中止は、休校とは違って、ほとんどやる意義はない。もともと観客がマスクをしていれば、感染の危険性は低いからだ。また観客も、若い人が多いので、高齢者は少ない。(高齢者だけが自発的に出席中止をすればいい。)……普通のビジネスが中止にならないのだから、イベントだって中止にする必要はないのだ。そうしておけば、数兆円の無駄な出費もなしで済んだ。

 なのに、政府や世論が「イベント中止」に肯定的なのは、「不要不急の事業はやめてもいいだろ」ということだろう。ここでは「やりやすいことだけをやっている」のであって、「効果のあることをやっている」のではない。そのことに注意。

 比喩。
 財布を落とした人が、路上で財布を探している。しかし彼は、電灯の下ばかりを探している。それを見た人が不思議がった。
 「どうして電灯の下ばかりを探すんですか? 何度も探しても、無駄でしょう? それより、ここまで通ってきた道を探す方が、財布は見つかりやすいはずです」
 「財布がどこに落ちているかは関係ない。電灯の下は、探しやすいんだ。探しやすいところを探すんだ。その方が手間がかからないので、無駄が少ないだろ?」

 政府の新型コロナ対策もまた同じ。政府は「効果のあることをやっている」のではない。「やりやすいことだけをやっている」だけなのである。効果などはどうでもいいのだ。「何かをやっているポーズ」だけが大事なのだ。


 (6) 正解

 では、いったいどうすればよかったのか? 政府や安倍首相がジョーク政策ばかりをするようであれば、正解はいったい何か? それに答えよう。
 ヒントは、東日本大震災の時の民主党政権だ。あのときは、菅直人が枝野を選任して、情報を集約した。そのあとで、菅直人と枝野のトップ裁断の形で、福島原発への注水などが決まった。かくて原発の暴走を止めることができた。(メルトダウンは起こったが、最悪のチェルノブイリ事態だけは避けることができた。……原発近辺と飯舘村だけは被害がひどかったが。)

 これに習って、次のようにするべきだった。
 「感染症対策の全権を握る担当者に権限を集中して、その担当者が、若手の専門家の意見を聞いて、最善の対策を決断する」
 これが最善だろう。非常時には。(今すぐ日本版 CDC を創設することなどはできないからだ。長期的にはともかく、即時的には、こうするのが最善だ。)

 ひるがえって、現実にはこうだった。
  ・ 最高責任者は、馬鹿老人である安倍首相。
  ・ 専門家のアドバイスはなく、首相の思いつきだけで。
  ・ 専門家会議に若手はいない。70歳以上の老人が大半。


 安倍首相が、せめて 50代の河野太郎あたりを選んで、全権を委託したなら、これほどひどくはならなかっただろう。しかるに、独裁者というのは、何事も自分で決めたがるので、素人が無知のまま暴走することになる。それが現状だ。
 東日本大震災の当時は、枝野( 40代)みたいな人材がいたので、日本は幸運だった。

 ※ まともな政策としては、「休校」や「イベント中止」なんかよりも、マスクというのが最大の対処策となる。マスクこそが最善の政策となるのだ。なのに現実には、これがろくにできてないというのは、冒頭でも述べたとおり。

 ──

 ※ 余談だが、NHK の 岩田明子という人(政治部記者兼解説委員)が、安倍首相のヨイショばかりをして、ちっとも批判的なことを言わないというので、ツイッターでは大いに話題になっているようだ。
   →  twitter  #岩田明子
 ※ 国谷裕子さんをクビにした時点で、わかっていたけどね。独裁政権では、NHK は北朝鮮の国営放送と同じ。




 [ 付記 ]
 給付金について、経済学的に論じよう。
 政府が莫大な金を投じるのは、「困った人を助ける福祉政策」ではなく、「経済が悪化して、一国経済が縮小する」という経済問題を解決するためである。つまり、不況対策だ。
 ここでは、国民の総需要を増やすことが必要だから、国民全体に金を渡すことが必要になる。そうすれば、国民全体が金を使って需要を増やすから、不況を避けることができる。
 一方、困窮した少数の人たちだけに巨額の金を投入すると、その人たちだけは助かるが、彼らがいくら金を使っても、せいぜい元と同じになるだけだ。一方で、たいていの人々は金がなくて購入を増やさない。つまり、国全体で縮小した需要(≒ 消費)が回復しない。……これでは、景気回復効果がない。
 つまり、金を投入するならば、国民全体に金を投入して、国民全体で需要を増やすしかない。一方、特定の困窮者にだけ多額の金を投入しても、縮小した需要は縮小したままなので、景気回復効果はない。

 ※ わかりやすく言うと、1人に大金を渡しても、その1人が増やす消費は1人分でしかない。一方、10人に総計で同額を渡せば、10人が 10人分の消費を増やす。1人がレストランで消費する額は1人分だが、10人がレストランで消費する額は 10人分だ。1人の胃袋は1人分だが、10人の胃袋は 10人分だ。……だから、消費を増やすためには、多くの人にばらまくのが最善なのだ。( 10人だから 10倍になるとは限らないが、とにかく人数は増やす必要がある。)
 
 ※ これを理解しているから、トランプ政権は全員への現金給付を即時、実行した。安倍政権や財務省は、マクロ経済学の知識が皆無だから、「総需要を増やす」という発想がまったくない。感染学の専門知識がないだけでなく、経済学の知識もない。(大学の経済学部生にも劣るレベルだ。ひどいものだ。)



 【 追記1 】
 日本政府はウイルスをあえて日本に流入させようとしている。嘘みたいだが、ホント。海外の日本人留学生に「奨学金停止」という形で。
 日本学生支援機構などからの奨学金支給は、「感染症危険情報」の「レベル2」以上の国・地域(24日で41)で停止される規定になっていたからだ。「本人の身の安全を確保するため、速やかな帰国を促す趣旨」(同機構)だったという。
( → 日本人留学生受難 奨学金停止、すぐ帰国できず… 文科省「柔軟対応」転換も不安消えず - 毎日新聞

 「速やかな帰国を促す」だってさ。海外の危険地域にいる日本人は、なるべく日本に帰国しないことが望ましい。なのに、日本政府はあえて彼らを日本に流入させようとしているのだ。
 「奨学金停止」なんていう無謀なことをしなければ、彼らも現地に留まれたのに。

 【 追記2 】
 政府はようやく、米国滞在者への入国制限を決めつつある。(まだ未実施。)
 政府は新型コロナウイルスの世界的な感染拡大を受けて米国、中国、韓国の全土からの入国を拒否する方針を固めた。欧州は英国を含む約40カ国に対象を広げ、中南米や東南アジアの一部も追加する方向だ。外務省は全世界に不要不急の渡航中止を促す感染症危険情報のレベル2を出す。日本人を含む全ての国からの入国者に対し入国後14日間の待機要請をする調整に入る。
( → 米中韓からの入国拒否 政府方針、欧州は40カ国に拡大 (写真=共同) :日本経済新聞 2020/3/30 11:05更新

 あまりにも遅いので、呆れるしかない。ちなみに、本サイトで警告したのは、3月13日だ。
  → 欧州の医療崩壊を救うには?: Open ブログ

 13日に警告を始めた。そして 14日以降では(警告通りに)米国の感染者数が急増している。(図表のデータからわかる。)
 だから、13日に入国規制を決定して、14日に入国規制を実施すれば良かったのだ。私だったら、そうしている。
 ところが政府はその後、2週間以上も無為無策だ。3月30日になっても未実施だ。
 そして、その間に、バケツの穴から漏れるように、大量の感染者が日本に流入した。その間、政府も東京都も、「外出自粛を」なんて大騒ぎをするだけで、海外からの流入者というバケツの穴をふさぐことは一切やらなかった。
( ※ 正確には、一切やらなかったわけではなく、「自宅待機の要請」ぐらいはしていた。だが、ただの「要請」ぐらいに留まった。口先だけの言葉を出していたにすぎない。本来ならば、隔離に近い措置が必要だったのだが。……で、そうしなかったから、各地で二次的な感染が起こった。それが現状だ。無為無策の結果。)
posted by 管理人 at 22:11| Comment(19) |  インフルエンザ | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
 最後のあたりに  (6) 正解  という小項目を追加しました。
Posted by 管理人 at 2020年03月29日 22:32
>NHK の 岩田明子

この人は、ネトウヨもびっくりするくらいの安倍応援団員です。超有名。
Posted by 反財務省 at 2020年03月29日 22:44
財務省がマクロ経済について知識がない?
そんなバカな
Posted by 名無し at 2020年03月29日 22:46
 財務省に知識があって、そうしているのなら、あえて国民を虐待したがっているのか、あるいは、国家を自殺させたがっているのか、どちらかでしょう。
 馬鹿なら、無知ゆえに、間違って失敗することがある。
 利口が(わかっていて)故意に失敗するなら、犯罪的な悪意があることになるね。
Posted by 管理人 at 2020年03月29日 22:49
>財務省がマクロ経済について知識がない?そんなバカな


『マクロ経済の知識があれば不況からとっくに脱出していた』のは間違いないでしょう。

『 』が真ならば、その対偶もまた真です。
Posted by 反財務省 at 2020年03月29日 22:52
 お岩さん こぼれ話。

 リンクの記事より:15年以上に渡って、首相就任前から安倍さんとべったり。数年前に、安倍首相の渋谷区冨ヶ谷の私邸のそばに引っ越して、屋敷内にも頻繁に出入りする。首相と携帯でメールのやり取りをするほど近しい存在。一切カメラが入れなかった首相官邸の執務室で、安倍首相に独占インタビュー(録画)を敢行。安倍氏の実母の洋子さんにも気に入られ、こちらも独占インタビューをしたことも。まあ、独占スクープ狙いの記者魂、非常なやり手なんでしょうね。ちなみに、本人は独身だそうです。

 https://gurigetfree.com/iwataakikobunngeisyunjuu/
Posted by かわっこだっこ at 2020年03月29日 23:10
 入国規制 こぼれ話

 リンクの記事より:おっとり刀で入国規制を強化したものの、案の定何も受け入れ態勢を整えていなかったらしく、3/25日頃に、羽田空港で検疫待ちの大行列。4〜5時間待ちだったとのこと。TVニュースでは帰国者が撮影した写真も公開されていましたが、狭い通路で間隔も開けずに列が出来ていて、インタビューを受けた帰国女性は恐怖を感じたとのこと。しかも、検疫官は普段どおりのたった4人で、普通のマスク1枚で対応しており、こんな国は他にはないだろうとのこと。せっかく水際で止めようとしているのに、これではザルどころか、空港で感染が広がる懸念もあります。

 https://www.bookservice.jp/2020/03/25/post-42342/
Posted by かわっこだっこ at 2020年03月29日 23:25
政府の給付を行政機関下請けのNPO等に丸投げしそうです。行政はフリーランスのことなんて知ったことではないので、今回の件で、生活の困難な世帯に、聞き取り調査で給付を始めそうですよ。もともと行政の長の安倍首相の判断ミスの尻ぬぐいは部下はしたくないみたいですね。給付で行政が対応しなければ大混乱が発生しそうな勢いですが、安倍首相には情報が何も伝えられたない、裸の王様ですかね。
Posted by 32年前は現役 at 2020年03月30日 01:46
[ 付記 ]
> 給付金について

 どうせジョーク政策ならば、6か月後とかに新型コロナに罹患しなかった人には、ひとり頭5万円(蔓延)を給付、家族全員が罹患しなかったら、ボーナスでプラス10万円(蔓延)を給付、逆に一人でも感染したら、その家族には一銭も渡さないということにしたったら、感染拡大防止と経済刺激の一石二鳥です。
Posted by かわっこだっこ at 2020年03月30日 02:47
 最後に次の話を加筆しました。

> ※ わかりやすく言うと、1人に大金を渡しても 〜
Posted by 管理人 at 2020年03月30日 08:00
 正誤訂正

 ×  なお、岡部信彦は、安倍首相の「一斉休校」という方針に当初は賛成していたが、

 ◯  なお、岡部信彦は、安倍首相の「一斉休校」という方針に当初は批判的だったが、
Posted by 管理人 at 2020年03月30日 08:00
 最後に 【 追記 】 を加筆しました。
Posted by 管理人 at 2020年03月30日 08:03
政府がひどいのはいうまでもないがメディアもひどい。
一斉休校の時もメディアがSNSのハッシュタグ一斉休校してくださいみたいな話題を取り上げて暗に一斉休校を促すようなことをやっていた。
あとマスクの再利用ですが不織布マスクは洗濯せず
素手でお湯や石鹸などで洗って干せば連続でも使えると思うのですがどうでしょうか?
Posted by 山波 at 2020年03月30日 09:25
 最後に  【 追記2 】 を加筆しました。
Posted by 管理人 at 2020年03月30日 12:27
> 洗濯せず 素手でお湯や石鹸などで洗って

 洗濯と言っても、洗濯機を使うわけではなく、手もみ洗いです。
 マスクを洗濯機で洗うのは、パンツといっしょに洗うので、口に付けるものとしては抵抗がある人が多いでしょう。
Posted by 管理人 at 2020年03月30日 19:39
 ここは、新型コロナの項目なので、経済学のコメントは削除しました。場違いと数の多さが理由。(コメント内容には問題がありません。)
Posted by 管理人 at 2020年03月30日 20:18
 「名無し」「通りすがり」「匿名希望」という署名のコメントは、削除されやすくなります。同一人物であることが確認しにくいので。
Posted by 管理人 at 2020年03月30日 21:36
 3/31 12:00の厚労省発表で日本国内での新型コロナ感染確認者1887人中の1052人が日本国籍。44%が外国籍でした。3/28 12:00の厚労省発表では国内感染確認数1453人の内、日本国籍は984人。3/28〜3/31の3日間で感染確認されている435人中、日本国籍は68人で大半の367人が外国籍(含国籍確認中)になります。
 3/28時点でも約1/3が外国籍であることにビックリしたのですが、エープリルフールの前倒しとしか思えません。管理人さん、ご意見下さい。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html#kokunaihassei
Posted by φ at 2020年04月01日 12:40
 国内の二次感染はあまり多くなくて、外国で感染してから日本に来た外国人が検疫で引っかかったのが多い……と考えれば、おかしくない。
 実際にそうかどうかは断言できないが。
Posted by 管理人 at 2020年04月01日 13:40
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

  ※ コメントが掲載されるまで、時間がかかることがあります。

過去ログ