2020年03月23日

◆ 新型コロナウイルスの話題 20

 新型コロナウイルスの話題を七つ。

 ──

 (1) 欧米で外出禁止

 欧米では外出禁止が続いている。これを是認する人が多い。
 だが、外出禁止は解決策ではない。一時的な応急手当みたいなものであるにすぎない。なぜなら、外出禁止はいつまでも続けることはできないからだ。(やれば餓死する。)
 なるほど、今現在なら、感染の時期分布を遅らせるとともに、感染のピークを下げる効果はある。そのことで当面の死者数を引き下げる効果はある。とはいえ、このあと永遠に外出禁止を続けることはできない。一時的に感染の集中を回避することはできるが、このまま永遠に回避し続けることはできない。(やれば餓死する。)
 当面は、「引きこもり状態」で逃げることはできるが、このままの状態を続けることはできない。「出口戦略」が必要なのだ。そのことを考えるべきだ。

 ※ ではどうすればいいか……ということは、次項で示す。つまり、夏に感染することで、冬のピークを前倒しすることだ。これで、ピークを平準化することができるから、死者総数を減らすことができる。


 (2) 各国の致死率

 世界各国の致死率は大幅に異なる。たとえば、イタリアの致死率は非常に高い。韓国の致死率は低い。これは医療の差で説明できそうだが、次の事実もある。
 「日本の致死率は韓国の10倍もある」
 これは不思議だ。日本の医療が韓国の 10倍も悪いということはありえそうにない。

 そこで、次の推測も生じる。
 「実は、日本の感染者は、報告の 10倍ぐらいあるのだ。そうすれば、日本の致死率も、韓国並みとなるので、合理的に説明が付く」
 しかし、これは勘違いである。

 では、真相は? こうだ。
 「各国の人口構成(人口ピラミッド)が異なる。イタリアや日本は、高齢者が異常に多いが、韓国では高齢者が非常に少ない。それゆえ、国ごとに致死率が異なる」

 これが成立するのは、次のことがあるからだ。
 「新型コロナの致死率は、年齢ごとに大差がある。若者の致死率は低くて、高齢者の致死率は高い。特に、70歳以上や 80歳以上だと、致死率が極端に高くなる」

 この事実があるので、各国の人口構成(人口ピラミッド)しだいで、「その国の致死率」が大幅に異なってしまうのだ。
 それではなぜ、検査に熱心な韓国でこれほど死者が少なく、検査プログラムの導入が遅れたイタリアではこれほどまでに多くの人が亡くなっているのか?
 イタリアの人口構成は世界の大半の国々とかなり異なっている。2015年の国連の報告書によれば、同国の人口の28.6%は60歳以上だ(33%の日本に次いで世界で2番目に高い割合)。これに比べ、韓国では60歳以上の人口は全体の18.5%と、世界で53番目の水準になっている。
 この不均衡がもたらす影響は、新型コロナウイルスによる死者を分析すれば一目瞭然だ。イタリアでは本稿執筆時において、死者の9割を70歳以上の人々が占めている。
対照的に、韓国での感染拡大ははるかに若い年代の間で発生した。感染者のうち、60歳以上の占める割合は2割に過ぎない。最も感染者の多い年代は20代で、全体の3割近くがここに集中している。
( → CNN.co.jp : 新型コロナの死亡率、韓国で低くイタリアで高い理由は

 この記事では、年齢構成が要因とされているが、他にも、性別とか喫煙率とかも、要因として掲げられている。詳しくは上記記事を参照。

 ※ なお、上で述べたことのほかに、イタリアでは医療崩壊が起きている、ということもあるようだ。(というのは、同じイタリアでも、時期的に、ある時期以後では致死率が急激に上昇したからだ。この境界の時期が、医療崩壊の起こった時期だろう。)


 (3) 韓国で医療崩壊

 韓国では医療崩壊があった……という噂が広がったが、これはデマであることが判明している。だまされないように注意しよう。
 要するに、一部地域で一時的な医療不足が発生したことはあったが、国全体としてみれば、医療崩壊などはなかった。むしろ韓国は、欧米諸国に比べて、ずっとまともな状態にある。感染者数の割に、死者数はずっと少ないし。
 これはどうしてかというと、韓国では前に MERS というコロナウイルスが流行したことがあって、そのときにいろいろと医療の分野で対策が進んだからだ。韓国では PCR検査の能力・量も十分だが、これも、MERS の経験があったからだ。
 また、今回も、2月に患者が増えたあとでは、軽症者専門の施設を建設することで、医療のキャパ不足の問題を解消したが、これも、いまだにできていない日本よりもずっと進んでいる。
 ともあれ、ほとんど無為無策の日本に比べると、政治的になした医療対策は、韓国は日本よりもはるかに進んでいる。
 ※ 日本が進んでいるのは、民間でやっている分野だけだ。政府のやっている分野では、日本は大幅に遅れている。

 このテーマでは、下記に参考情報がある。
  → 「韓国とイタリアは検査しすぎて医療崩壊した」とかいう狂気のデマ
  → 「韓国はコロナ検査しすぎて医療崩壊した」 なるデマを流布した医師Twitter一覧
  → 韓国が医療崩壊を回避できた理由 →軽症者・無症状者を隔離ケアをする「生活治療センター」が大きな役割 - Togetter
 × 韓国で医療崩壊が起きている→  局地的に危機はあったが乗り切っており、致死率も低い。今週中に入院待機者も解消。


 なお、一時的に局地的な不足は発生した。2月末。
  → 韓国(全土)の医療崩壊は起きていないが、新型コロナの過剰検査で韓国(テグ・大邱)の医療崩壊は発生した - 井戸端会議・瓦版
  → 韓国の新型コロナ感染者 7000人超=死者は48人 | 聯合ニュース

 軽症者を分離しなかったので、病床不足が発生したこともあったが、その後は、軽症者を分離したので、重症者への病床不足はなくなった。


 (4) PCR検査の問題

 PCR検査の実施数が不足している……と言われている。これについて、裏事情を解説する記事がある。「検査はものすごく手間がかかって大変なんだ」という趣旨。
 今行われているリアルタイムPCR検査は手順が複雑で技術的にも難しく、大量・短時間の検体処理には向いていない。指定医療機関で患者から痰や鼻・のどの奥に綿棒を突っこんで検体を採取し、マイナス80℃以下で保存して検査所に運搬。検査所では検体からウイルスの遺伝子を抽出(前処理)し、増幅させて解析する。
 「前処理に2時間ほどかかるため、最終的にデータが取れるまで約6時間かかる」と検査所を持つ企業は説明する。採取、運搬にかかる時間、多数の検体が集まっている場合の順番待ちなどを考慮すると最短でも1日、通常数日はかかる。民間検査所には通常業務もあり、新型コロナウイルス検査だけにかかり切りになるわけにはいかない事情もある。また、こういった感染症ウイルスの検査にあたっては安全確保の観点からBSL-2(バイオセーフティレベル2)の施設と技術者の熟練が必須だ。
 検体を採取する医療者にもリスクがある。採取時に患者が咳き込んだりくしゃみをすると飛沫を浴びて感染してしまうため、防護服や採取場所の選定、採取後には部屋の消毒も必要だ。こうした施設や用具を用意できない医療機関では検体採取は行えない。かかりつけ医で鼻の奥で綿棒をぐりぐりしてから10分ほどで結果が出るインフルエンザの迅速検査とは違う。
 しかも、これほどのリスクを冒す検査にもかかわらず、検査精度はそれほど高くない。ウイルス陽性の検出は20〜60%程度ともいわれている。のどや鼻の奥で採取したときその部位にたまたまウイルスがいなければ陰性になるが、実は体内にいるということは少なからずある。
 特に感染早期や軽症患者では、たとえウイルスを採取できたとしても少量すぎて検出レベルにまで増幅できず、陰性になることもある。
( → 保険適用でも気軽に使えない「PCR検査」の実態 | コロナウイルスの恐怖 | 東洋経済

 その裏事情を説明する記事もある。PCR検査キットの消耗品による制限だ。
 国内でのPCR検査数は日本の8倍超の約30万件に達する。
 大量の検査が可能になった背景には検査キットの充実がある。政府は1月、中国での感染拡大をみて、未承認の医療機器でも一時的に流通させられる特別な制度を使い、民間企業に検査キットなどの開発を要請した。制度は、かつて同国で38人が死亡したMERS流行の教訓からつくられた。
 医療機器会社「ソルジェント」は検査キットの開発を決めたうちの1社だ。政府の要請時点では、国内で感染者が出ておらず、需要を疑問視する社員らを兪在亨代表が押し切った。その後、生産規模を拡大し、現在は月120万人分の検査キットをつくる。世界に感染が広がり、取引先は25カ国に及び、日本企業ともやりとりを始めている。
( → コロナ対応、MERSの教訓 韓国・PCR検査数、日本の8倍:朝日新聞

 ただし、十分に検査されるようになってきた、という話もある。
  → 北川/脳神経内科医/開業準備中さんのTwitter
 ここから一部抜粋。
 日本の検査数が少ないと報道されていますが、確かに当初は「なぜこの人を検査してくれないのか?」といったケースもありましたが、現在では概ね中等度以上の患者はほとんど検査されており、その実数に大きな乖離はないように思います。

 中等度以上は検査されている、ということだが、軽症者は検査されていないわけだ。

 また、そもそも、諸外国では大量の検査がなされているのだから、「検査の大変さ」は、余り理由にならないという気もする。日本だけで「検査の大変さ」があるわけじゃあるまいし。


 (5) 迅速検査キット

 PCR検査には、手間が大変だとか、感度が低いとか、いろいろ問題があるとわかった。(仕事をやりたがらない人の、言い訳みたい。)
 だが、それならそれで、迅速検査キットを使えばいいはずだ。理由はこうだ。
  ・ 手間がかからない (簡便なので、大量処理が可能)
  ・ コストが安い
  ・ 感度が高い


 最後の「感度が高い」という点については、前に記した。ウイルスを直接検出するのではなく、血液中の抗体を調べるので、感度が高くなるのだ。
  → 新型コロナウイルスの話題 16: Open ブログ の (2)

 このことから、迅速検査キットは軽症者の検出にも適している、とわかる。
 現状では、軽症者の検査には及び腰である病院が多いのだが、迅速検査キットを使うことで、軽症者にも検査をするべきなのだ。


 (6) 軽症者対策の検査

 病院は、重症者の検査ばかりをして、軽症者の検査をしたがらない。だが、軽症者の検査は必要だ。なぜか? 患者の発見のためだ。つまり、目の前にいる患者を治療するためではなく、どこかで新規に発生しそうな未来の患者を抑止する(予防する)ためだ。
 医者は、目の前にいる患者を治療することばかりを考えているから、「軽症者なんか治療しなくてもいい。自宅で療養していろ」とか、「病院がしっかり治療するべきは重症者だけだ。だから検査する」とか、そういうふうに「治療重視」の発想をしがちだ。
 しかし、軽症者の感染を調べるのは、「軽症者を中心として発生する二次感染者を予防するため」なのである。なぜなら、誰が感染者であるかが判明させることで、そこからの二次感染者を予防できるからである。

 このように、「検査をきっちりやれ」ということは、WHO も指摘している。
  → 新型コロナウイルスの話題 16: Open ブログ の (1)

 また、政府も次のように述べている。新たに重要な報告を出したのだ。一部抜粋しよう。
 《 新型コロナウイルス感染症対策専門家会議|「新型コロナウイルス感染症対策の見解」 》
 これまでは症状の軽い人からも感染する可能性があると考えられていましたが、この一両日中に北海道などのデータの分析から明らかになってきたことは、症状の軽い人も、気がつかないうちに、感染拡大に重要な役割を果たしてしまっていると考えられることです。なかでも、若年層は重症化する割合が非常に低く、感染拡大の状況が見えないため、結果として多くの中高年層に感染が及んでいると考えられます。
( → 厚生労働省

 次の記事もある。
  → 米の新型コロナ感染者、2カ月で65万人に拡大も 症状軽く気付かず―コロンビア大:時事

 こういうことがあるから、軽症者を検査して見つけることは大切なのだ。(見つけたあとは、自宅隔離やマスク着用などを義務づけることができる。)

 なお、検査をしない理由として、「軽症者には検査をしても、精度が低くて偽陰性になることが多いから」というものがある。たしかに、偽陰性が3割ぐらいになることもあるようだ。
 だが、検査をしなければ、全員が「陰性」という扱いになる。これは「偽陰性が 10割だ」というのに等しいだろう。
 「偽陰性が3割あるから、検査しない」というのは、「偽陰性が3割あるのが気に食わないから、偽陰性が 10割の方を選ぶ」というのも同然だ。ナンセンスだと言えるだろう。

 p.s.

 オマケで CT の話。
 ある医者は、「 CT で肺炎患者を検出することができる」という話をしている。
  → ツイート集:『やはり日本はCTが普及していることと、誰でもその医療を受けられることがとても役に立っているようだ』 - Togetter
 だが、 CT で肺炎患者を検出することができるのは、肺炎になった重症者だけだ。そのことは、軽症者を発見して感染拡大を防ぐ話には、影響しない。
 どうも、医者というのは、治療することばかりを考えていて、「感染防止」という公衆衛生の概念がないようだ。たいていの医者がそうだ。
 そう言えば、専門家会議もそうだな。だから、マスクのことなんか考えもしないわけだ。(公衆衛生の発想がもともとないから。)


 (7) ワクチンの開発

 ワクチンの開発が進んでいて、7月には動物実験を開始するそうだ。人間の治験は、その後。……今冬には、間に合いそうにない。(大量生産がすぐには無理なので。)
  → アイロムG、新型コロナのワクチン製造へ :日本経済新聞
posted by 管理人 at 18:50| Comment(17) |  インフルエンザ | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
 最後に、  (7)  を追加しました。
 ワクチンの開発 という話。
Posted by 管理人 at 2020年03月23日 23:05
NHKスペシャル パンデミックとの闘い・感染拡大は封じ込められるか
専門家会議 押谷仁氏の発言

「日本は、爆発的な感染の拡大にならない所に留まっている。
本当にどこまで持ちこたえられるのか。
いつ何が起きても、おかしくない状態です。」と切迫した危機感を持ちながら、

PCR検査が進んでないことについては、
「PCR検査によって、早期にクラスターを見つけ、潰していくのが可能になっている。
見逃しているのなら、オーバーシュートが発生しているはずだ。
そうなっていないのは、クラスターを見つけるための十分な検査がなされているからだ。」

一つの番組の中での矛盾発言に、本人は気づいていないのだろうか。
専門家会議は、PCR検査を感情的に嫌っているのでしょうか。
Posted by 経営者B at 2020年03月23日 23:27
 ※ 今回のこの部分は、別記事での私の疑問に答えていただいたものと思いますので、少しだけコメントが長くなります。

> (2) 各国の致死率
> 「各国の人口構成(人口ピラミッド)が異なる。イタリアや日本は、これ医者(コメント者註:高齢者)が異常に多いが、韓国では高齢者が非常に少ない。それゆえ、国ごとに致死率が異なる」

 ⇒ 日本の年代別人口(下のリンク@)、韓国の年代別人口(下のリンクA)、中国での年代別死亡率(下のリンクB)から、両国での年代別の死亡者数を出してそれらを合計し、全人口に対する死亡率(※1)を出してみると、

 日本の死亡率:約2.9%
 韓国の死亡率:約1.7%

となります。なお、下のリンクBによると、中国の死亡率は約2.3%です。

 ※1 死亡率=死亡者数÷人口

 よって、日本と韓国の死亡率の比は 2.9:1.7 ですから、1.7倍の違いしかありません。これで、日本と韓国の致死率(※2)の比 10:1 を仮に説明しようとすると、日本人は韓国人より新型コロナに5.9倍(=10÷1.7)も感染しにくいことになってしまいます。

 ※2 致死率=死亡者÷感染者

 確かに、筆者が指摘するように、両国では人口の年代比構成が違うことを考慮すると、「日本の真の感染者数は報告されている(公称値の)10倍くらいあるのだ」とはならないですが、真値と公称値とにかなりの乖離があると考えるほうが自然でしょう。

 @ https://seniorguide.jp/article/1040444.html
 A https://www.populationpyramid.net/ja/%E5%A4%A7%E9%9F%93%E6%B0%91%E5%9B%BD/2017/
 B https://enterprisezine.jp/article/detail/12771
Posted by かわっこだっこ at 2020年03月24日 01:53
イタリアでは火葬が追い付かない状況のようです。
日本でも通常の葬儀がなされずに、火葬場へ直行という話を聞きました。
これを仕方ないと考えるか、可哀想と考えるかですね・・・
https://sp.fnn.jp/posts/00050886HDK/202003231912_goody_HDK
Posted by Hidari_uma at 2020年03月24日 06:23
すみません・・・棺桶をあけて最後のお別れが出来ないだったかな?
Posted by Hidari_uma at 2020年03月24日 06:40
他の国ではコロナウィルス以外の重傷者が見放されるケースがあるのでは?
それは医療崩壊と言えないのか
韓国は1000人あたりの看護師が日本の半分
看護師が重労働で一斉退職したケースもある
ドイツではフィリピン人の看護師を雇うそうだ
1000人あたり看護師が韓国の倍以上いる国でさえ
不足する状態なのか
そもそも統計のとり方が国によって様々だ
ドイツでは老人の死亡はコロナウィルスの統計に入れないって
ドイツのニュースが報じていた
中国では感染していても症状の出ない人は統計に入れていないって香港のニュースで報じていた
CTの検査も検査数に含めているようです
それでも日本の検査数は少ない
東京都では1日340件検査できるらしいが
1日100件以上を検査した日はすくない
Posted by 老人 at 2020年03月24日 06:47
 かわっこだっこさんの死亡率の計算は、変ですよ。計算ミスでしょう。

 たとえば、日本の死亡率はどうか? 65〜69歳では、人口が 1024万人で、コロナの死者数は(たぶん)ゼロだから、死亡率も致死率もゼロです。
 一方、韓国ではかなりの数の死者が出ているようなので、死亡率はそこそこ高いでしょう。65〜69歳では、人口は男女計 229万人で、コロナ死者数は 20人ぐらい(?)なので、死亡率は 10万分の1です。
 同様にして、80歳以上の高齢者を見ると、日本ではかなりの死者がいるが、該当年齢の人口も多い。
 日本の感染者数が韓国の1割であることを勘案しても、別に数値上でおかしなことはありません。

 ただし、それとは別に、日本では検査不足があるという問題はれっきとしてあるので、「真値と公称値とにかなりの乖離がある」というのは事実でしょうが、それでも、日本の感染者数は、公称値の3倍ぐらいで済むでしょう。


 ※ 韓国のコロナ死者数総数は 100人ほど。
Posted by 管理人 at 2020年03月24日 07:35
 イタリアと比較しながら、韓国が医療崩壊しなかった理由を分析した記事がある。「イタリアよりはるかに多い豊富なベッド数」があるので、死者数がずっと少なくて済んだのだ、という趣旨。
  → https://diamond.jp/articles/-/232537

 医療の差のおかげだ、という趣旨だが、とんでもない間違いだ。
 韓国で医療崩壊が生じなかった理由はただ一つ。感染者数が増えなかったからだ。その理由は、マスクをしているからだ。つまり、原因はマスク。
 なのに、この記事ではマスクについてまったく言及していない。マスクの重要性をまったく理解していないという点で、この医師も馬鹿だな、とわかる。

 なお、イタリアが医療崩壊を起こした(死者が急増した)のは、感染者数が 1.5万人に達したころから。
  → http://openblog.seesaa.net/article/474027795.html

 韓国では、その水準に達する前に、ピークを越えた。国民が怖がってみんなマスクをしたせいだろう。
 外出を減らしたという点では、両国は同じだっただろうが、マスクの有無が決定的に違った。
 イタリアでは、外出禁止を続けても、いまだに感染爆発が止まらない。これはたぶん、屋内での感染が続いているせいだろう。家族同士の感染など。
 家庭でもマスクをすれば、家庭での感染は減らせるのだろうが、イタリアでは無理であるようだ。マスク嫌いだからだ。下記。
 → http://openblog.seesaa.net/article/474188332.html の (2)
Posted by 管理人 at 2020年03月24日 08:00
 ※ ご質問がありましたので、その部分についてだけ返信させてもらいます。 

 Posted by 管理人 at 2020年03月24日 07:35
> かわっこだっこさんの死亡率の計算は、変ですよ。計算ミスでしょう。

 ⇒ 計算ミスはないと思います。その仮定に基づいた計算方法はおかしい、ということはあるかもしれませんが。

 自分のその「仮定」というのは、中国の年代別死亡率を、無理やりにでも両国の年代別人口構成にあてはめて、人口ピラミッドの違いの影響をキャンセルしようとする試算でして……。

 中国の年代別死亡率なんか使わずに、日本のそれを使えと仰るかもしれませんが、日本の公式のそれ(公開されてるのでしょうか?)を使っても、当然公称の死亡者数、感染者数を裏付けるものしか出てこない訳で。韓国の年代別死亡率もまだよくわからないですし。

 ちなみに、この方法で計算すると、韓国の死亡者数は87人となり、現実とほぼ合います。対して日本の死亡者数は368人となります(現実の8〜9倍)。

 あくまで、日本の死亡者数や感染者数が、年代別人口構成を考慮しても、韓国のその2つとは違ったものになるので、その理由はどこにあるのか? ということを考察するための試みです。
Posted by かわっこだっこ at 2020年03月24日 08:29
 Posted by かわっこだっこ at 2020年03月24日 08:29
> ちなみに、この方法で計算すると、韓国の死亡者数は87人となり、現実とほぼ合います。対して日本の死亡者数は368人となります(現実の8〜9倍)。

⇒ 1点補足です。韓国は終息に近くなっているので、試算と現実はほぼ合う(ピンチの時期があったので、試算よりは少し高くなっている)。いっぽう日本は、このまま医療崩壊せずに緩慢に感染者数が伸びていけば、(いったん)終息時の死亡者は368人とか400人程度になるだろう、という解釈は成り立つかもしれません。
Posted by かわっこだっこ at 2020年03月24日 08:40
> 全人口に対する死亡率

 が2%ぐらいというのは、おかしいでしょう。1億人の2%ならば、200万人がすでに死んでいるはずです。

 p.s.

 あ、死亡率というのは、コロナの死亡率でなくて、全部の死亡率ということ? だったら、おかしくないですね。

Posted by 管理人 at 2020年03月24日 09:44
 Posted by 管理人 at 2020年03月24日 09:44
> 全人口に対する死亡率が2%ぐらいというのは、おかしいでしょう。1億人の2%ならば、200万人がすでに死んでいるはずです。

⇒ すみません。データの取り扱いにひとつ間違いがありました。最初のコメント(3/24 01:53)のBのリンクから採用した「中国の年代別死亡率」は「中国の年代別致死率」でした。したがって、先のコメントの要旨の部分だけ言い換えますと、

 <以下訂正後>
 全年代の感染率が仮に同じだと仮定して計算すると、

 日本の致死率:約2.9%
 韓国の致死率:約1.7%

 なお、リンクBによると、中国の致死率は約2.3%です。

 よって、日本と韓国の、年代別人口構成を調整した致死率の比は 2.9:1.7 ですから、1.7倍(=2.9÷1.7)の違いしかありません。以前に両国の感染者数の違いから導き出した日本と韓国の致死率の比は 10:1(10倍)ですから、この乖離を仮に説明しようとすると、日本人は韓国人より新型コロナに5.9倍(=10÷1.7)も感染しにくいことになってしまいます。

 しかも、実際は「全年代の感染率が同じ」ということはなく、高齢者ほど感染しやすい(高齢者の比率の多い日本のほうが感染しやすい)のですから、先ほどの乖離は全く埋めることができず、日本の真の感染者数は公称の5.9倍にはとどまらず、10倍程度かもしれません。

 ただし、昨日時点での両国の感染者数(8961人、1128人)と死亡者数(111人、42人)から計算できる致死率の比は、3.00:1 (3倍)まで縮まっています。したがって、先ほどの2.9:1.7 (1.7倍)との乖離は、1.8倍になります。つまり、日本の真の感染者数は公称の1.8倍にはとどまらないにしても、3倍程度かもしれません。

 Posted by 管理人 at 2020年03月24日 07:35
> ただし、それとは別に、日本では検査不足があるという問題はれっきとしてあるので、「真値と公称値とにかなりの乖離がある」というのは事実でしょうが、それでも、日本の感染者数は、公称値の3倍ぐらいで済むでしょう。

 ⇒ 結局、管理人さんの推測のとおりかもしれませんね。大変失礼しました。ご指摘ありがとうございました。
Posted by かわっこだっこ at 2020年03月24日 12:03
作家の大石英司さんが、本人のブログのコメント欄に「貴方たちはパニックに陥っている。それをネットで拡散させるのはおやめなさい。厳に慎みなさい」と仰られてますね。(もっと長いコメントですが)
単なる風邪なのに(と言うと、過剰に怒る不思議な人がいますが)この狂騒…人類の歴史の汚点です。
Posted by 名無し at 2020年03月24日 15:55
改めて確認したのですが、韓国の状態は各種報道より酷いみたいです。

韓国では「PCR検査の不確実性」についてほとんど議論されないまま検査をやりまくっていたみたいですし、
https://www.fnn.jp/posts/00050819HDK/202003191800_WatanabeYasuhiro_HDK
院内集団感染が発生したり、
https://news.naver.com/main/ranking/read.nhn?sid1=&rankingType=popular_memo&oid=003&aid=0009769221&date=20200321&type=1&rankingSectionId=102&rankingSeq=3
重症にもかかわらず治療を受けられなかった事例があったり、
https://s.japanese.joins.com/JArticle/263881?servcode=400&sectcode=400
死者数が増加傾向にあるなど、
https://japanese.joins.com/JArticle/263950
良くない話がまだ出てます。

やはり耐えたように見せかけて、実際は医療崩壊してそうです。
Posted by イカロス at 2020年03月24日 20:48
https://22nd-century.jp/environment-issues/air-pollution-ranking/
コロナに紫外線が有効だという話を聞いて。
逆に言えば、紫外線が届かない曇天の地域、あるいは大気汚染が酷くて、紫外線による恩恵を受けられない地域で症状が悪化しやすいのでは?
Posted by はる at 2020年03月24日 20:57
 本項の (5) と同趣旨のことを、岩田健太郎医師が 26日になって言っている。
 以下、引用。

 ──

> そろそろポピュレーションベースの抗体検査で感染者数を正確に把握するべき。
 
  > PCR検査ではなく抗体検査ですね?
  
    > そうです。

https://twitter.com/georgebest1969/status/1242973124682891264
Posted by 管理人 at 2020年03月26日 16:48
コロナ肺炎についてですが、インフルエンザと比較して相当苦痛を伴うようです。
患者の生の声を書いた記事を見つけました。
同様の記事は外国人含めいくつかありました。

このような苦痛を伴うのなら、感染、発症を抑えようとする各国政府のやり方についての理解が深まりました。
参考までにシェアします。
https://timeline.line.me/post/_dQ1Y_j2esjS70zsIqDP0laAUx8vfLib9ovNb44s/1158596591701083371
Posted by やまさん at 2020年04月06日 10:01
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