2020年03月09日

◆ 新型コロナウイルスの話題 10 

 新型コロナウイルスの話題を八つ。

 ──

 (1) 世界の感染者数

 世界の感染者数を示す、動的なグラフがある。
  → 新型コロナウイルスの国別感染者数(中国以外)

 当初は日本が上位に来ていたが、あっという間に抜かれて、今では韓国・イタリア・イランが上位に来ている。日本は、フランス、ドイツ、スペイン、アメリカにも抜かれた。小国のスイスにさえ抜かれそうな勢いだ。

 特にイタリアの急増ぶりはめざましい。天井知らずという感じだ。(現在、世界1位)
  → イタリアにおける2019年コロナウイルス感染症の流行状況 - Wikipedia


 (2) 原因は? 

 これほどにも世界各国で急増しているのは、どうしてか?
 私の判断は、こうだ。
 「これらの国は、いずれもマスクをしないからだ。マスクをしないことで、感染者が増える」

 マスクをしないという点については、「(国名) マスクをしない」でググればわかる。イタリア、韓国、フランス、ドイツ、アメリカ、スイス、すべてがそうだ。(イランは不明だが、たぶん当てはまる。イランはもともと砂漠の多い国で、暑いし、マスクをしそうにない。)


 (3) イタリアの死者

 感染者数はともかく、イタリアの死者が非常に多いのはどうしてだろう? この感染症では、あまり重症化しないと言われていたのだが、どうしてこんなに死者が多いのだろう?

 すでに判明している事実は、次のことだ。
  ・ 死者のほとんどは 80歳以上の病気持ちだから。
  ・ 感染者数がもともと多いので、死者も多い。


 前者はわかるが、後者は疑問だ。
   366/7375=0.05
 だから、致死率 5%となり、(日本に比べても)高すぎる。どうしてこんなに死者が多いのか?

 私の推測は、こうだ。
 「高齢者がマスクをしないと、呼吸器に冷たい空気が触れるので、呼吸器の免疫力が低下して、重症化しやすい。一方、日本の高齢者は、外出するときにマスクを付ける。だから、呼吸器に冷たい空気が触れないので、呼吸器の免疫力が低下しないから、重症化しにくい」

 これで説明が付くと思う。

 マスクは、自分が飛沫を飛ばさないだけでなく、冷たい空気を吸わないことで、呼吸器の免疫力を高めて、重症化を防ぐのである。それが高齢者の命を救っているのだろう。

 ※ なお、致死率が高すぎるのは、検査されない感染者が多いからだ。致死率が5%にもなるはずがないので、実際の感染者数は報道された数の5倍ぐらいになる、と思える。
 ※ 5倍だとすれば、実際の感染者は4万人ほどとなる。この数は、インフルエンザの感染者数としては少なめなので、このあとさらに5倍ぐらいまで感染者が増えたとしても、不思議ではないだろう。
 ※ 人々は新型コロナに恐れおののくが、普通のインフルエンザだって、感染者や死者は結構たくさん出ているのである。(超過死者を考えると、米国では死者 1.4万人になる、と言われる。→ CNN.co.jp : 全米でインフルエンザの猛威続く 死者 1.4万人、感染者2600万人

 《 加筆 》

 以下の記述は誤りだと判明したので、取り消します。


 イタリアの死者数があまりにも多いので、別の理由があるのではないかと推測したすえに、こう思いついた。
 「イタリアは、気温は日本と同程度だが、風が強いのでは? そのせいで体感温度が下がるなど、悪影響を及ぼすのでは?」
 こう推測したあとで、データを調べると、明らかに「風が強い」というデータを得られた。(2〜3月)
  → フィレンツェの平均風速は 12m/h  :  → 東京の平均風速は 4m/h 以下
 これほどにも大差がある。とすれば、風の強さが健康に影響を及ぼすということは、十分に考えられる。特に、マスクをしていないせいで、顔面が強い風に吹きさらしになる場合には。( ※ 風が強い日にマスクなしだと、顔が寒いですよね。)



 (4) 日本では死者の収束

 日本では、感染者数自体は(二次感染を通じて)そこそこ増えているのだが、死者については、ほとんど収束していると言える。
  → 新型コロナウイルス感染者数の推移:朝日新聞
 3月1日に6人目の死者が出たあとは、3月8日に1人追加されただけで、その間はずっと死者が出ていない。このあともチラホラと死者が出ることはありそうだが、目立つような数はなるまい。
 これは、マスクをしていることが理由だろう。
 さらに、3月9日からは気温がかなり暖かくなり、春らしくなってきた。こうなると、死者が出る危険性もさらに下がりそうだ。
 軽症の患者はこのあともどんどん増えるだろうが、死者数に関しては、この先は楽観できそうだ。


 (5) 五輪は中止?

 世界レベルでは感染が爆発的であることから、「五輪は中止」という懸念する人も多いようだ。
  → IOC上級委員も「中止の公算が高い」と発言。スペイン語圏でも東京五輪開催を不安視する報道が

 しかし、日本国内では、死者数については収束しかけている以上、夏の五輪を中止にする必要はなさそうだ。
 ちなみに、豚インフルエンザ 2009 の場合には、夏にも週に数万人の感染者が出たらしい(推定)が、いずれも軽症であって、死に至る例はほとんどなかったようだ。ただの「夏風邪」という認識で済んだようだ。つまり、感染者が出たとしても、無視できるということだ。
 新型コロナウイルスについても、同様だろう。大量の感染者が出ることはありそうだが、いずれも軽症で済むので、気にすることはなくていいだろう。(死ぬとしても、棺桶に片足を突っ込んだような、病弱の高齢者だけだ。普通の人は、ただの軽い夏風邪ぐらいで済む。)

 ただ、国内感染の分は問題なくとも、海外からの観光客については、感染者が押しよせる危険はある。特に、イタリア、韓国、イランなどからは、観光客に大量の感染者が含まれているかもしれない。
 そこで、これらの国からの観光客については、「入国制限」をすることは考えられる。
 一方で、選手団については、ほとんど問題ないだろう。念のために、「選手村の外には出ていかないこと」というような外出制限を設けてもいい。

 問題は、イタリア、韓国、イランなどからの選手に感染者がいて、そこから選手間で感染が広がることだ。この問題を防ぐには、選手の全員に体温の検温を義務づけるといいだろう。毎日の体温の変化を調べれば、感染者をうまく排除することが可能だろう。
 また、イタリア、韓国、イランなどからの選手については、PCR 検査を義務づけてもいいかもしれない。

 ともあれ、いろいろと手を尽くせば、危険度を低めて、開催することは可能だろう。
 「日本は感染をストップした国です」
 というふうに、安全性を PR してもいい。


 (6) 休校の早期解除

 私はもともと休校には反対だが、すでに休校は始まってしまった。では、いつごろ解除すべきか? 当然ながら、「早期解除」を推奨したい。できれば今すぐにでも解除してほしいところだが、現実的には、早くて3月15日だが、標準的は3月25日だろう。
 下手をすると、(安倍首相の思惑通り)春休みいっぱい、休校が解除されなくなるが、それには大反対したい。

 なお、休校の早期解除には、条件がある。以下の条件を守るべきだ。
  ・ マスクをする。
  ・ 授業中もマスクをして、しゃべらない。
   (生徒への質疑応答などはしない。)
  ・ 教師はしゃべるが、飛沫が飛ばないように工夫する。
  ・ 教師は教壇から離れない。(生徒の方には行かない。)
  ・ 場合によっては、自習だけでもいい。(無言)
  ・ 給食は、熱いものだけを食べる。おしゃべり禁止。
  ・ 休み時間も、生徒同士のおしゃべり禁止。
  ・ 筆談はOK。(マスクをしていてもできる。)


 本当は、ここまで厳しくやる必要はないのだが、休校中止に反対する人たちを説得するためには、ここまで譲歩してもいいだろう。とにかく、休校中止にすることが大事だ。

 なお、上記とは別に、大切なことがある。休校の再実施の条件を定めておくことだ。それは、こうだ。
 「新型コロナの感染者が1人でも発生したら、その学校は休校とする」

 さらには、念のため、次のことも実施するといい。
 「学校では何度も検温する。朝、昼、午後など。検温して、37.5度以上になったら、早退する。早退者と病欠者が一定数(3人?)以上いたら、学級閉鎖。学級閉鎖が複数で、学校閉鎖」

 この条件は、新型コロナの感染者に限らず、ただのインフルエンザ感染者を含む。それでも念のために、こういうふうにしておけば、「一斉休校」をやめることができそうだ。

 ※ 参考記事:
    → 新型コロナウイルス対策としての「休校」は本当に有効? 感染が広がる英国で波紋|WIRED.jp
 一部抜粋。
 学校閉鎖は大きな経済的負担を伴い、「学校関連の労働者の人口統計学的特徴から、医療・社会的ケアに不均衡に大きな影響を及ぼす」という。

 学校閉鎖がプラスの効果をもたらす可能性があるのは、ごくわずかな期間だ。ウイルスが国内に定着してしまった時点で、学校は閉鎖しないという方針が英国における基本的な政策である。

 もはやあちこちにウイルスは拡散しているので、今さら学校閉鎖をしたところで、効果はたかが知れている、というわけだ。
 実際、満員電車とか、繁華街とか、会社とか、政府機関とか、いろいろと感染源はある。学校を閉鎖するのであれば、会社や政府機関や満員電車も、同時に閉鎖するのでなくては、道理が通らない。

 実を言うと、新型コロナの影響など、今となっては、普通のインフルエンザと大差ないのである。死者もほとんど出ていないし。
 この状況では、もはや休校を続ける意味はなくなっている。特に、暖かくなった3月9日以降は。

 ※ ただし寒い北海道を除く。


 (7) プロ野球が開幕延期

 プロ野球が開幕延期を決めた。
  → プロ野球、公式戦開幕の延期決める「遅くとも4月開幕」:朝日新聞

 これはまあ、やむを得ないと言える。私は「イベント中止」には原則として反対だが、それは、屋内開催を前提としているからだ。
 一方、プロ野球やサッカーは、屋外の夜間開催が多い。デイゲームならともかく、ナイターだと、3月では気温が低すぎる。3月中の中止はやむを得まい。
 そもそもプロ野球は、もともとは4月開催だった。今年の 3月20日開催が(オリンピックのせいもあって)特別に早いだけだ。多少は遅らせても、仕方ない。
 Jリーグもいくらか遅らせるようだが、これもまた同様。

 ※ 四月のどの時期に開催すべきかは、勝手にどうぞ。


 (8) トイレットペーパーは解決

 トイレットペーパーは店頭にいっぱい並んでいるよ……という報告がたくさんある。 twitter や、はてブで報告されている。
 私もさっき、イオンに行ったら、在庫がいっぱいあるのがわかった。
 私はそれを買うか? いや、まだまだ家に在庫があるので、買う気はない。半月後に買えば、十分に間に合う。
 
posted by 管理人 at 20:22| Comment(14) |  インフルエンザ | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
 いつも記事をありがとうございます。

> 3月1日に6人目の死者が出たあとは、3月8日に1人追加されただけで、その間はずっと死者が出ていない。このあともチラホラと死者が出ることはありそうだが、目立つような数はなるまい。

 その後、神奈川県で1人(年齢性別非公表)、東京都で1人(90代男性)死者が出ているので、現在の死者は9人です(クルーズ船除く;下のリンク)。※ 日本の情報サイトは更新が遅いものが多いです。下のサイトは、中国のサイトを引き写しているようです(私見)。

 https://newsdigest.jp/pages/coronavirus/
Posted by かわっこだっこ at 2020年03月09日 22:36
 (3) の後半に 《 加筆 》 を付け足しました。
 イタリアでは風が強い、という話。
Posted by 管理人 at 2020年03月10日 00:10
 フランスの最新データ。
  https://www.worldometers.info/coronavirus/country/france/

 世界の最新データ。
  https://www.worldometers.info/coronavirus/#countries


 フランスの現地報告。
  https://www.designstoriesinc.com/jinsei/daily-465/
Posted by 管理人 at 2020年03月10日 08:00
以下に中国、南京市のコロナ対策を添付します。
驚きました。やる気を感じさせます。
https://creators.yahoo.co.jp/takeuchiryo/0200056742

この中でピストルのような非接触体温計が出てきました。
私は体温計といえば脇に差し込むものしか知らなかったのですが、日本でも普通に売られているとのことでした。
こんな非接触で瞬時に体温を正確に測れるものがあるなら、東京都は事業体、飲食店、公共の建物などに無償配布して体温が37.5°以上の人は入場不可にし、自宅待機を勧めるようにできるのではないかと思いました。
それでも南京市には及びませんが、相当インパクトがあるのではないかと思いました。
Posted by sm at 2020年03月10日 08:51
ここ25年ほど欧州・米国各国頻繁に訪問する機会があり感じていること。
キリスト教国、特にカソリック国の老夫婦は外出時、或は室内でも手をつないでいる時間が長い。キスをする機会が非常に多い。
日本人には考えられないほど夫婦、或は親しい友人との身体的接触を行う。
これは生活様式がそうなっているためだと言える。
プロテスタント諸国でも見られるがカソリックでの特徴的行動様式ですね。
イスラム国。外国人から目に見える範囲では男女の接触機会はほとんど無い。(トルコのぞく)。家に帰ったらどうかは判らないが。
しかし男同士での接触となると日本人では考えられないほど濃密になる。
親しさを表しているとも言えるが水煙草の回し飲みがが当り前。
キリスト教、イスラム教、とも日本人より濃密な接触があります。

2月初旬に訪問したイタリアはコロナの影響を全く感じさせず、相変らず中国人観光客で溢れかえっていた。(大丈夫か?と思ったほど)
現地で、イタリア人との会議も行った。
唾を飛ばしながらしゃべり出したら止らないのがイタリア人。
相手の話を遮ったら失礼だと思うでしょ。しかしイタリアでは相手の話に割込んできて話はじめようとする。
だから5人以上で話すと複数の会話が同時進行するんです。
結局、訳が分らなくなってもう一度やり直すことになる。
だから一つのテーマで話しても日本の二倍から三倍話す努力惜しまないと意思の疎通が出来ないですね。
その点、暗黙の了解、事前根回しが機能する日本(それが良いのか悪いのかは別にして)は楽です。
Posted by summilux at 2020年03月10日 10:58
 Posted by 管理人 at 2020年03月10日 08:00

 管理人さんが、フランスや世界のデータサイトを上のコメントで示されていますが、いずれも Total Recovered(回復者数)や Active Cases(闘病中?の数)を掲載しています。死亡者数と感染者数だけでは感染症の「死亡リスク」は評価できないってことを、日本人以外はきちんと分かってるってことですね。
Posted by かわっこだっこ at 2020年03月10日 13:05
単位をお間違えのようです。

フィレンツェの平均風速は 12m/h
→ 12km/h=3.3m/s

東京の平均風速は 4m/h 以下
→ 4m/s 以下
Posted by ken at 2020年03月10日 13:32
 ご指摘ありがとうございました。
 該当箇所に、打ち消し線を入れて、取り消しました。
Posted by 管理人 at 2020年03月10日 14:21
> (4) 日本では死者の収束
> このあともチラホラと死者が出ることはありそうだが、目立つような数はなるまい。

⇒ まだ最終ではないですが、本日も死者が1人増えて10人になりました(下のリンク)。毎日1〜2人増えるのが続く状態は、「チラホラ」or「収束」でしょうか?
  
 https://newsdigest.jp/pages/coronavirus/


 Posted by 管理人 at 2020年02月29日 23:18
> 過剰な反応をするより、科学的合理的にふるまうべきなのです。

 Posted by 管理人 at 2020年02月29日 23:25
> 死者数もそれほど多くにはならないでしょう。本日の時点で5人ですが、これが 10人を越えるようになるとは思えない。もう冬は過ぎたし。

⇒ もう少ししましたら、管理人さんが考える「科学的合理的」な振り返りを伺いますね!
Posted by かわっこだっこ at 2020年03月10日 17:02
 すみません、上の管理人さんのコメント2つは、「新型コロナウイルスの話題 5」のものです。

 http://openblog.seesaa.net/article/473800360.html#more
Posted by かわっこだっこ at 2020年03月10日 17:07
 予想なんて、当たることもあるし、はずれることもある。天気予報だって同様だ。ちょいちょい、はずれる。

 超能力者じゃないんだから、予想に百発百中なんて無理。誰もそんなことは期待していない。

 逆に、事後諸葛亮なら、誰でもできる。
Posted by 管理人 at 2020年03月10日 17:42
> 逆に、事後諸葛亮なら、誰でもできる。

⇒ また言い合いになるので一言だけ。

 その「誰」というのは誰のことですか〜? 私のほうは、2月時点からデータを正しく活用して推測していたのは、過去のやり取りをみればわかります。「予測」じゃなくて、科学的合理的な「推測」なので!
Posted by かわっこだっこ at 2020年03月10日 21:15
 末尾の文章を間違えました。

(正)「予想」じゃなくて、科学的合理的な「推測」なので!

 
Posted by かわっこだっこ at 2020年03月10日 21:20
 読んで字のごとし。英語で言えば anyone ですよ。
Posted by 管理人 at 2020年03月10日 21:53
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