2020年03月03日

◆ 飛沫感染と空気感染

 飛沫感染と空気感染について説明する。また、私の考え方の根拠も示す。 【 重要 】

 ── 

 飛沫感染と空気感染を正しく区別するべきだ……という趣旨の話は、前日に述べた。
  → 空気感染はあるのか?: Open ブログ
 本項では、その続きの話をしよう。

 ──

 まず、飛沫感染と空気感染の違いは、次のように説明されている。前にも言及したが。
  → クルーズ船で感染拡大: Open ブログ

 そこで示したリンク先の内容を紹介しよう。
 咳やくしゃみをすると、口から細かい水滴が飛び散りますよね。この細かい水滴を飛沫と言います。この飛沫に病気の原因となる細菌やウイルスが含まれていた場合、これを吸い込むことで感染するのが飛沫感染です。例えば、インフルエンザは、この飛沫で感染します。
 一方、これとよく似た感染経路に「空気感染」という言葉があります。空気感染と飛沫感染はどう違うのでしょうか? 空気感染は別の言い方で飛沫核感染といいます。飛沫核とは、飛沫の水分が蒸発した小さな粒子のことで、これを吸いこむことで感染するのが飛沫核感染、つまり空気感染ということになります。
 飛沫は水分を含んでいるためそれなりの重さがあり、体内から放出された後、すぐに地面に落ちてしまいますが、飛沫核は水分が無いぶん軽いため、長い時間たっても空気中に浮遊し、しかも遠くまで飛んでいくことができます。従って、患者から十分な距離をとっていても感染してしまうのです。

  飛沫  …… 直径 5μm より大きい
  飛沫核 …… 直径 5μm より小さい

( → 飛沫(ひまつ)感染と空気感染の違いって何だろう?

 図が記してあるが、あんパンでたとえると、あんパンの中心部にあるのが「飛沫核」で、そのまわりにあるパンが「水分」だ。
 水分があると、大きくて重いので、すぐに落下する。水分がないと、小さくて軽いので、いつまでも浮遊する。
 この場合、浮遊する範囲はとても広いので、大きな空間の遠くの方にまで飛ぶことが知られている。大きな空間に少ない人数しかいなければ稀薄化されるだろうが、大きな空間に多い人数がいれば、大量の飛沫核が浮遊して、大量の人々が一挙に感染することも考えられる。(空気感染があるという前提で。)

 ──

 インフルエンザの場合には、空気感染が起こることは皆無ではないが例外的であって、感染の大部分は飛沫感染であることが知られている。
 インフルエンザは「飛沫(ひまつ)感染」でうつります。「飛沫感染」では、くしゃみや咳で飛んでいくのは、「空気感染」と比べて大きくて、水分を含んだ重い粒。口から飛び出しても、通常は1〜2m以内で地上に落ちてしまいます。
 インフルエンザのような「飛沫感染」のウイルスは、いつまでも空中をただよってはいません。
( → なぜインフルエンザにかかってしまうのか?〜原因から考える予防法〜 │ 駒込病院 スタッフコラム

 一方で、「空気感染がある」という研究報告もある。
 この研究で得られた結果は、インフルエンザ感染者が普通に呼吸しているだけで、ウイルスが吐き出され、それが感染を広げる可能性があることを示しました。狭い空間での感染を防ぐには、こまめな換気を心がけ……た方がよさそうです。
( → インフルエンザ 飛沫でない「空気感染」リスクも|ヘルスUP|NIKKEI STYLE

 これが「空気感染はある」ということの根拠であると見なせる。

 ただし、ここで注意。これは「空気感染がある」と結論しているが、学問的にはひどい論理ミスがある。そのことは、以下の記述からわかる。
なお、呼気採取中に、くしゃみはまれにしか見られておらず、感染性のある微細粒子の産生にくしゃみは必須ではないと考えられました。

 ここでは、「呼気採取中に、くしゃみはまれにしか見られておらず」ということから、「飛沫感染ではない」と結論して、「ゆえに空気感染だ」という論理になっている。
 一方で、その前には、こう記している。
 呼気の採取は、自由に話したり、咳やくしゃみをしたりする中で30分間行いました。

 ここで、「咳やくしゃみ」というのは例外的なものだとして否定されている。そこはいい。しかし、「自由に話したり」とも記されている。ここが問題だ。

 話すことと呼吸することは同じだろうか? 「ほとんど同じだ」と思う人が大部分だろう。しかし、実は大違いだ。
 たとえば、しゃべりながら、口の前に手を当てておくといい。しゃべっている最中には、口から呼気が出る。その呼気は、人が呼吸しているときと同様である。くしゃみのような強い呼気が出るわけではない。だから、その意味で、「話すことは呼吸することと同様だ」と考えてもよさそうに思える。
 しかし、である。「パピプペポ」の音を出すときには差が出る。「パピプペポ」の音を出すと、強い呼気が生じる。それは(口の前に置いた)手に、はっきりと感じられる呼気だ。このとき、呼気に水分が含まれていなければいいにせよ、食事中などで(あるいは別の理由で)口のなかに水分が多ければ、発音と同時に飛沫が拡散することは十分に考えられる。
 上の研究はそのことを誤認している。「話の前提が狂っている」とも言える。
  ※ 医学の問題ではなく、別の問題だ。「呼吸学」みたいな。

 ──

 結局、こう言える。
 飛沫感染は、「咳やくしゃみによってのみ生じる」と思っている医者が多い。しかしそれは誤りだ。ただの呼吸ではともかく、しゃべるときには、「パピプペポ」の音を出すときに、強い呼気が生じる。それにともなって、飛沫も拡散する。
 「口角泡を飛ばす」という言葉がある。そんな調子でしゃべっている人の前に立つと、しぶきがこちらの顔面に飛び散るので、「ツバが飛んでいるよ」と文句を言うハメになることがある。こういう実例があるのだ。人はしゃべるだけで、飛沫を飛ばすのである。
 そして、これこそが、「しゃべることで飛沫が飛ぶ」ことの証左となる。
( ※ たいていの医者はそれに気づいていない。「口角泡を飛ばす」という現実を理解できない。「咳やくしゃみ」という教科書に書いてある実例がすべてだと思い込む。本で学ぶだけであって、実体験を認識できない。)

 ──

 ともあれ、人々が「空気感染」だと思っていることの実態は、実は、「しゃべることを通じた飛沫感染」なのである。

 飛沫感染と空気感染について、たいていの人は誤認している。「咳・くしゃみだけが飛沫感染の原因であり、それ以外は空気感染だ」というふうに。
 この誤認のせいで、「狭い空間でいっしょにいること」ばかりを重視する。そのあげく、「しゃべるときの飛沫」を無視しがちなのだ。実は、それこそが最重要なのだが。

 繰り返す。たいていの人は、飛沫感染と空気感染について誤認しているのである。そのせいで、真犯人を見失っているのだ。

 ※ しゃべるときの飛沫は、マスクで防げる。だからこそ「マスクが重要だ」と言える。認識が正しければ、対策も正しくなる。
 


 [ 付記1 ]
 「しゃべるときの飛沫は、目に見えないぐらい小さいんだから、空気感染の一種だろ」
 と思う人もいるかもしれないが、冒頭の定義を読み返してほしい。
 飛沫とは、直径5μm よりいくらか大きいというレベルのものも多いので、それらはしょせんは目に見えないのである。そのくらい小さいのだ。
 「目に見えないから飛沫ではない」という発想は成立しないのだ。

 [ 付記2 ]
 政府は、「換気が悪くて、狭い空間にいることが危険だ」という認識をしている。再掲しよう。
 新型コロナウイルスの感染が広がっていることを受け、安倍晋三首相は1日、政府対策本部の会合で、換気が悪く、人が密集するような空間に集まることを避けるよう国民に求めた。専門家による調査で、スポーツジムや屋形船などで小規模な患者の集団(クラスター)が発生し、1人が12人に感染させた例があったという。
( → 空気感染はあるのか?: Open ブログ

 しかし、「換気が悪く、人が密集するような空間」の例として、スポーツジムや屋形船は該当しない。
  ・ スポーツジムは換気が良好である。(スポーツ用で。)
  ・ 屋形船の感染の経路は(空間でなく)食事だろう。

 ゆえに、スポーツジムや屋形船をもって「換気が悪く、人が密集するような空間」と見なすのは、論理的に妥当でない。(上記項目でも述べた通り。)

 さらに言えば、「換気が悪く、人が密集するような空間」が問題であるなら、「満員電車は危険なので全面ストップさせよ」と主張するべきだ。
 なるほど、満員電車は駅で停車するたびに換気されるので、「換気が悪い」と言えるほどではないかもしれない。とはいえ、駅間では、換気の悪い状態がしばらく続く。ならば、大量の乗客がいる以上、「換気が悪く、人が密集するような空間」と言える時間帯があるので、「満員電車は危険なので全面ストップさせよ」という結論になるはずだ。

 現実には、そうはならない。満員電車は「換気が悪く、人が密集するような空間」であっても、「ペチャクチャとしゃべらない限りは、飛沫が飛ばないので、危険性は低い」のである。そして、大切なのは、「満員電車に乗らないこと」ではなくて、満員電車では「マスクをすること。しゃべらないこと」なのである。(上記項目に述べたとおり。この二点が重要だ。)
 
 そしてまた、スポーツジムや屋形船で危険が生じることの理由は、「換気が悪く、人が密集するような空間」にいることではなくて、スポーツジムでは「飛沫感染と接触感染」であり、屋形船では「会話しながらの食事」なのである。こちらが真犯人だ。この真犯人を見失って、別の犯人ばかりを追い求めても、事件は解決しないのである。そのあげく、真犯人が野放しになったせいで、被害者が続出することになる。

 [ 付記3 ]
 「換気の悪い狭い空間で感染」という説については、これに否定的である見解もある。


   ※ パブリックヘルス = 公衆衛生

 [ 付記4 ]
 政府の認識が正しいかどうかについては、実験的に確認することが可能だ。こうすればいい。
 「陽性の患者と、80cm の距離で会話しながら、食事する」
(*)
 ( ※ 席は対面すること)

 これは、模擬的に「屋形船」を模したものだ。
 政府の認識では、「換気の悪い狭い空間」が問題なのだから、広い部屋で換気を十分にすれば、上記の(*)をしてもいいはずだ。空気感染も起こらないはずだ。(特に気流を相手側に流せばいい。)
 だから、専門家会議の人は、この実験に参加して、(*) のことを実行してもらいたいものだ。

 ただしこれは安全ではないはずだ。私の認識では、上記の条件では、相手がしゃべりながら、「パピプペポ」を発音したときに、その見えない飛沫がこちらの料理の上に飛びかかる。それを口にすれば、感染の危険は極めて高い。たとえ広い部屋で換気を十分にしても、(空気感染はともかく)飛沫感染が起こるはずだ。……私の認識では。

( ※ 反論もありそうだ。「だったら、おまえも狭い部屋で陽性の患者といっしょに過ごせよ」と。それは、ごもっとも。……ただし、私はたぶんすでに実行済みである。満員電車に何度も乗っているからだ。それでも感染しない。 / また、小学校の生徒も、換気の悪い部屋に長時間いることがあったが、同じクラスで感染したという例はこれまで一例も見つかっていない。既存の感染者も、会社の同僚にうつした例は多くない。それどころか、クルーズ船の乗客ですら、同室した夫婦で感染していない妻の例がある。……これらのことから、空気感染の危険はかなり小さいと見てよさそうだ。ゼロだとは言い切れないが。)

 [ 付記5 ]
 推奨方針としては、「換気が悪く、人が密集するような空間に集まることを避ける」よりは、「近くで会話しないこと」に留意するべきだろう。とりわけ、「食事中には会話しないこと」が大事だ。
 この意味で、「知人と会食する」というのを何度もやっている安倍首相の行動は、最悪だと言える。これをただちにやめるべきだ。
 ただし、この方針は、安倍首相の行動を直接的に批判することにつながる。それゆえ、政府や専門家会議が、この正しい方針を打ち出すことは難しそうだ。(前出)
 
 [ 付記6 ]
 「空間除菌剤」という詐欺商品がある。ただの安価な二酸化塩素なのだが、それを「ウイルス感染を予防します」という宣伝で高額販売する。
 これを「新型コロナウイルスを死滅させる効果があります」という宣伝で高額販売すれば、うまくボロ儲けできそうだ。しかも、「空気感染がある」という政府のお墨付きだ。
 しかし、である。「空間除菌剤」というものには効果がない。インフルエンザはもともと空気感染なんかしないからだ。空気中にウイルスがウヨウヨと漂っていて感染するわけじゃない。(本項で述べた通り。)
 それどころか、空間除菌剤は有害である。塩素が空気中に漂うことで、人間の呼吸器を傷つけるからだ。その意味で、病気予防どころか、病気にさせる効果がある。(逆効果だ。)
 政府は「空気感染がある」などと言い出すと、詐欺師が跋扈するのを助長するわけだ。

 参考(過去記事)
  → 空間除菌ブロッカー & ウイルスプロテクター: Open ブログ
  → ウイルスブロッカーの危険性: Open ブログ



 【 補説 】
 飛沫感染と空気感染のほかに、「接触感染」もある。
sesshoku.png
  → 新型コロナウィルスを防ぐには(厚労省)

 接触感染については、以前、NHK の番組で紹介されていたことがある。(サイエンスゼロみたいな科学番組だったような気がするが、よく覚えていない。)
 ウイルスの飛沫は、通常は目に見えないが、それを可視化するセンサーカメラ(赤外線カメラや紫外線カメラに似たもの)がある。
  ※ ウイルスそのものを使ったのではなく、ウイルスのかわりに蛍光剤を使った模擬実験だったように思う。

 それによって、室内のどこにウイルス( or 蛍光剤)があるかを撮影した。室内は、インフルエンザの感染者が生活した場所。(感染者は、別に咳やくしゃみを連発したわけではない。)
 実験すると、数時間後には、ウイルスは室内のいたるところに残っていた。こうした場所に共通することがあった。それは、「手で触れたところ」である。特に、ドラのノブが中核的だ。ここには毎度毎度、手を触れる。そして、ドアのノブに触れてから、そのあとで手に触れた場所が、次の伝達場所となっている。こうして、机の上や荷物など、手で触れたあらゆる場所にウイルスが残る。一方で、手を触れていない場所(高い場所など)には、ウイルスが残っていない。
 こうして部屋中がウイルスだらけになるので、感染者が一人いれば、そのウイルスは、同じ部屋にいる人たちの全員に感染すると推定される。

 この実験のあとで、手洗いを励行したら、ウイルスが室内にばらまかれる量は激減した。
 
 以上のことは、「手洗いこそが非常に有効な感染防止策であること」を示している。
posted by 管理人 at 20:12| Comment(14) |  インフルエンザ | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
別に国だってnot マスクをしろbut換気が悪く密集する場所にいくなといっているのではなく、not only マスクをしろ but also 換気が悪く密集する場所にいくなといっているでしょう。
まあ診察していると管理人さんみたいな読解力が不自由な患者さんは少なくないので驚きませんが…

マスクは大事ですが、マスクからの呼気は40%近くはマスクを通さず、隙間からツーツーで出ます。
もちろん飛沫もです。飛沫の運動エネルギーはマスクをしていないより少ないでしょうから2mは飛ばないことになりますが、やはり飛散します。したがって相対距離が2m以下になるのが普通になるような換気が悪く「密集する」ところに行くことは得策ではありません。

付け加えるとそして今はスギ花粉の時期。もはや国民病といって差し支えない花粉症の患者さんに行き当たらない可能性の方が低いでしょう。その患者さんがコロナウイルス陽性だったら…

念押ししておくと手洗いは大事です。ここは100%同意します。ただしマスクの石鹸洗いはおすすめしません。不十分でも国の推奨する不十分なアルコール
消毒のほうがマシです。
なぜならいくら感触で石鹸が落ちたと思ってもマスクの目に石鹸がつまってツーツー率が高まるからです。
Posted by とおりがかり at 2020年03月04日 00:04
 マスクをするかどうかじゃなくて、「しゃべるな」が大事だ、と何度も何度も強調しているんだけど。「パピプペポ」と書いてある部分も、まったく覚えていないの? 私の話はすべて、あなたの頭をスルーしてしまったのかな。

 まあ受診していると***さんみたいな聞き方の不自由なお医者さんは少なくないので驚きませんが…

 なお、国は「しゃべるな」なんて、どこにも書いていないです。
Posted by 管理人 at 2020年03月04日 00:27
 マスクを石鹸で洗うと、汚れが出てくるんですけど、アルコールを噴霧しただけでは、汚れは取れません。
 大量のアルコールで洗浄するならともかく。

 「汚れを付けたまま、洗浄しなくていい」というのには同意できません。

 あと、石鹸って、普通は洗剤のことです。もともと液体のことも多い。固体でも溶かせば液体になる。液体なんだから、詰まることはまずありません。通常は 50度ぐらいの温水で洗うので、完全に溶けます。

Posted by 管理人 at 2020年03月04日 00:29
> その患者さんがコロナウイルス陽性だったら…

 別に同室にいることは危険ではありません。しゃべる呼気が直接こちらにかからないように、マスク越しにしゃべってもらえば大丈夫。
 できれば、医者の方でなく、そっぽを向いてもらう。医者のいない方に呼気がかかるようにする。

 ま、あなたのように「密室」にこだわるなら、患者とは別室にいて、インターホン会話するしかないでしょうね。……それで客(患者)は激減するだろうけど、そういう非現実的な案を言うのが政府だ。
 そのせいで、一斉休校とか、イベント中止とか、莫大な被害が生じる。
 その理屈で言えば、病院だって密室なんだから、病院も閉鎖するべきなんだけどね。待合室には人が多いし。
Posted by 管理人 at 2020年03月04日 00:50
山手線に乗っていると
混んでいても遠くのほうから
耳障りな外国語が聞こえてくる

Posted by 老人 at 2020年03月04日 06:18
 最後の少し前に [ 付記5 ] [ 付記6 ] を加筆しました。
Posted by 管理人 at 2020年03月04日 08:17
飛沫核という言葉に曖昧さを感じました。リンクの説明では水分が抜けた体液の残滓なので、本来大きさは関係ないと思います。残滓内あるいは本当に単独でウイルスがどのくらい生き残れるかなんでしょうね。飛沫の粘性が高ければ恐らく残滓の保湿能力も高くウイルスの生存期間も長くなりそうですね。
Posted by 権兵衛 at 2020年03月04日 10:24
 いつも記事をありがとうございます。

 筆者(管理人さん)の論考の主旨に対するコメントは、また別に投稿しますが、先にひとつ、エアロゾルについての「気づき」を投稿します。

 今朝のTVワイドショーで、街の歯科医院でのマスク不足を報道してましたが、この歯科ってエアロゾルの大発生源なのでは?

 口中の清掃・洗浄で、高圧水?みたいなのを吹き付けますよね。また、歯を削るタービンドリルも、水を噴射しながら回っています。このときにエアロゾルが大発生するのではないかと。まあ、エアロゾルうんぬんはともかく、下のリンク記事を見ると、この病気が飛沫感染だけだとしても、歯科医院での感染リスクは極めて高いものと推定できます。

 https://0-haisha.com/water2
Posted by かわっこだっこ at 2020年03月04日 10:45
 口のなかを洗浄しておけば、ほぼ大丈夫でしょう。

 ウイルスは気管支や鼻腔・口腔や肺などにいると思えますが、それらが治療中に出てくる量は僅少でしょう。咳でもしない限りは。

 治療中のエアロゾルは、たとえあっても、ウイルスをほとんど含まないので、危険性は少ないでしょう。
 本項の冒頭の引用の図で言えば、飛沫核がウイルスではないような飛沫であるにすぎない。

 リンク記事だと、血液は飛散しそうなので、エボラや HIV なら、危険性はありますね。
Posted by 管理人 at 2020年03月04日 12:01
>ウイルスは気管支や鼻腔・口腔や肺などにいると思えますが、それらが治療中に出てくる量は僅少でしょう。咳でもしない限りは。

 うーん、そうなんでしょうか。私の場合もですが、治療中に口を開けてると、口の中に唾液がたまります。その唾液を、歯医者さんでは、どんどんチューブで吸い取りますよね。

 私が別の記事のコメントで紹介した、WHOの報告書によると、「COPID-19 は、気道吸引・気管挿管など、医療現場で『エアロゾル』を生成するような特定の作業が実施される場合は、それ(空気感染)が想定されうる」なんですよね。

 気道からの痰の吸引が危険ならば、歯医者さんでの唾液の吸引も同じではないですか? 管理人さんが強く主張する「飛沫感染」の飛沫というのは、痰も少しはあるかもしれませんが、唾液が主体ですよね? 「しゃべるとき」にあまり痰は飛ばないと思いますし。
Posted by かわっこだっこ at 2020年03月04日 13:02
 歯の治療のときには、直前に口をすすぐので、口全体が洗浄されます。ウイルスがいても、ほとんどが洗い流されます。
 その後に唾液が出るとしても、唾液腺の奥にはウイルスはほとんどいません。

 しゃべるときは、その直前に、口をすすがないので、口のなかはウイルスだらけです。

 とはいえ、ご指摘のことを考えると、歯科の治療の直前には、消毒薬を入れた水で口をすすぐとよさそうですね。それでどれだけの違いが出るかというと、たぶん、ほとんど差はないと思うけど。ま、気休め程度ということで。

Posted by 管理人 at 2020年03月04日 18:28
 エアロゾル感染の傍証になるかはわからないですが、3/5 AFP通信の記事です(元は3/4の米国医師会雑誌から)。

 シンガポールの隔離所で、感染者(症状:咳のみ)の部屋の空気のサンプルは陰性だったが、排気口(天井?)から綿棒で集めたサンプルは陽性だったそうです。ウイルスを含む飛沫が、空気の流れで排気孔に運ばれてたまった可能性があるとの推定。

 https://www.afpbb.com/articles/-/3271700?utm_source=yahoo&utm_medium=news&cx_from=yahoo&cx_position=r1&cx_rss=afp&cx_id=3271871
Posted by かわっこだっこ at 2020年03月09日 00:46
 エアロゾル感染の疑いが弱いのは、たとえ存在しても、部屋の空気中に拡散されてしまうため、濃度が低いからです。
 よほど換気が悪い部屋に長時間滞在して、呼気を出し続けない限り、量的に感染を引き起こす量になりません。
 定性的よりも定量的な理由。

 排気口ならば、定量的にたまる量が多くても不思議ではない。
Posted by 管理人 at 2020年03月09日 07:36
> エアロゾル感染の疑いが弱いのは、たとえ存在しても、部屋の空気中に拡散されてしまうため、濃度が低いからです。(中略)
> 定性的よりも定量的な理由。

⇒ 濃度・定量性については、私が既に、「イタリアで感染拡大(3月05日)」についての、下記時刻のコメントで言及しています。お忘れなく。
 いつもの、「本歌取り」「牽強付会」「我田引水」のトリプルコンボ。

 Posted by かわっこだっこ at 2020年03月07日 19:01
Posted by かわっこだっこ at 2020年03月09日 09:24
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

  ※ コメントが掲載されるまで、時間がかかることがあります。

過去ログ