2020年03月02日

◆ 給食中止で食材廃棄

 休校のせいで給食が中止になったので、食材が廃棄されているそうだ。

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 この件は、はてなブックマークで話題になった。給食会社の社員が解説している。
  → 元給食営業マンが「なぜ新型コロナ感染防止の臨時休校方針で給食食材取扱業者が厳しくなるのか」その背景を簡単に説明してみた

 要旨:
 給食会社の食材は、地産地消で、現地での消費が原則となっているので、給食が中止になると、他には回しにくいので、廃棄せざるを得ない。

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 何だか、極端に特殊な事情にあるように思えたので、信用しがたかった。その後、新聞記事やテレビ報道が出た。
 小中学校の臨時休校に伴い、愛知県一宮市で2日、学校給食で使うはずだった野菜や果物の一部が市役所前で販売された。食品ロスを減らそうと、給食用食材を調達する市学校給食会が即売会を開き、エコバッグを持った主婦らが長い列を作った。
 市役所前に段ボールのまま並んだのは白菜500個、大根2千本、ニンジン6千本、長ネギ280束、リンゴ2千個。白菜は1個100円、リンゴは2個100円と小売価格の半値ほどで売られ、白菜はわずか15分で売り切れた。
( → 休校で給食食材余った…即売に長い列、15分で売り切れ:朝日新聞





 番組で聞いた話を、ざっと紹介しよう。
 米は保存できるので、問題ない。牛や豚は、屠殺中止にして、生かしておけば、無駄にはならない。これらは大丈夫。
 牛乳は毎日搾乳する必要があるので、中止にはできない。やむなく給食以外への用途に転用しているが、大変だ。何とか廃棄しないで済むように努力しているが、一部では能力的に転用できなくなって、部分的に廃棄せざるを得なくなっている。(その一方で、「せめて牛乳だけでも学校で毎日飲ませてほしい」という保護者の要望もある。)
 納豆は、(一般販売の許可を得ていないので)転用ができない。廃棄せざるを得ない。
 野菜は、地方市場に出せればいいのだが、手続きなどで難しいそうだ。一部は直売しているが、格安販売なので、赤字になりがちだ。そもそも、野菜をスーパーなどの店頭に出すには、小分けや袋詰めの手間が必要となって、面倒があるようだ。

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 以上は、ネットやマスコミから得た情報だ。
 一方、私としては、提案したいことがある。困ったときの Openブログで、うまい案を出そう。こうだ。

 (1) 同業者へ

 小分けや販売が難しいというのは、わかる。給食用の食材の生産者は、もともと販売の能力がないからだ。
 そこで、余った食材については、自分では販売しないで、同業者にまとめて一括販売すればいいだろう。
 そうすれば、あとは同業者が自分で販売する。地方市場に出してもいいし、契約している大手小売業者に販売してもいいし、大手企業に販売してもいい。また、自社設備や自社人員で小分けしてもいい。
 ともあれ、同業者が、余った食材を引き受けて、どこかに販売する。販売する手間は、同業者が担当する。
 これなら、流通経路の問題をなくせるので、食材を無駄なく提供することができるだろう。また、価格をやたらと引き下げることもなくなるので、食材業者の赤字も最小限で済むだろう。

 (2) 金券

 業者が自分で直売をするのなら、(現金やキャッシュレスではなく)金券を使うといいだろう。
 朝日新聞の記事では、100円単位の値付けになって、市価の半分ぐらいの価格で売っているようだ。これでは利幅が少なすぎて、赤字になりそうだ。売り切れたのはいいが、15分で売り切れたりするので、価格が低すぎることがわかる。
 とはいえ、100円単位で値付けすると、「相場の 10割か、5割か」というふうになりがちだ。「相場の2〜3割引」という適正な価格にするのが難しい。(いちいち少額の計算をしたり、小銭のやりとりをするのは、レジを使い慣れていない人々には無理だ。スーパーのおばちゃんじゃないんだから。)

 そこで困ったときの Openブログ。うまい案を出そう。こうだ。
 「 100円単位(または補助的に 50円単位)の金券を販売する。その金券を、額面の2〜4割引ぐらいで販売する。割引率は、日によって変えていい。当初は宣伝を込めて、額面の5割引。客が大勢来て、宣伝の必要がなくなるにつれて、割引率をどんどん減らして、1〜2割引ぐらいにする」

 たとえば、白菜1個は現状では 100円だ。これを、次のようにする。
 「白菜1個の値段は 200円だが、それを買うための金券を、額面の5割引の価格で売る。そうすれば、実質的には、100円で買えることになるので、客は何も困らない」

 この方式の利点は、次の通り。
  ・ 日によって割引率を変えることができるので、少しずつ値上げできる。
  ・ 店頭では、わかりやすい金券の取引が生じるだけなので、計算やお釣りの面倒がない。


 たとえば、200円の白菜を3割引の 140円で販売するとしよう。
 これを現金でやると、面倒な計算が発生するし、紙幣と硬貨による計算の手間もかかる。普段は農産物しか作っていない人には、とても大変だろう。
 一方、これを金券でやれば、すごく簡単だ。200円の白菜なら、100円の金券2枚で販売すればいい。150円の人参なら、100円の金券1枚と、50円の金券1枚だ。……いずれにせよ、面倒な計算は不要だし、お釣りの必要もない。たまに、50円の金券でお釣りを出す必要があっても、特に面倒臭くはない。

( ※ 100円の金券をあらかじめ3割引で売っておく必要がある。といっても、これは別に面倒ではない。100円の金券 10枚のセット[額面 1000円]を、700円で販売するだけだ。)
( ※ 金券の割引率は、日によって変える。)

 なお、金券が余ってしまった人向けには、金券を引き取ればいい。手数料を取って、現金に戻せばいい。(たとえば、100円の金券3枚を、270円で引き取る。)



 [ 付記 ]
 金券というのは、ネットやコンビニで「ポイント」と呼ばれているものと同様だ。ただし、電子的なポイントとは違って、(アナログな)紙の金券を使う。
 これだと、年寄りでも使えるので、便利だろう。

  ※ 若い人が「キャッシュレスにしたい」と言っても、お断り。
(1カ月も続かないイベントのために、コストのかかるキャッシュレス用の設備を導入するわけがない。)

 
posted by 管理人 at 19:02| Comment(0) |  インフルエンザ | 更新情報をチェックする
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