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首相記者会見で、しゃべっている首相自身がマスクをしないのは仕方ないが、まわりで聞いているだけの誰もがマスクをしていなかった。
首相記者会見は、政府公式のサイトで動画が公開されている。
→ 令和2年2月29日 安倍内閣総理大臣記者会見 | 首相官邸ホームページ
これを見ると、誰もマスクをしていなかった。(冒頭 10秒の動画)


演壇の右側には警護員のような人々がいて、演壇の左側にはカメラマンなどがいる。そのいずれも、マスクをしていない。
首相の前面にも何人かの人々が列席しているが、いずれもマスクをしているようには見えない。(ただし未確認)
そもそも、首相の口から飛沫の飛ぶところに人を配置する、というのも非常識だ。もっと離れたところに配置するべきだろう。(たとえば5列後方)
いずれにせよ、政府関係者には「マスクをする」という意識が皆無であることがわかった。
また、首相自身も、記者会見の前と後には、マスクをしなかった。普段の記者との「ぶら下がり取材」でも同様であるようだ。
要するに、他人には「休校」を命じておきながら、自分自身はマスクすらしていない、ということだ。首相も、政府役人も。
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なお、マスクの重要性については、前項で述べた。
その根拠は、前々項の後半にある [ 付記 ] で述べたように、韓国の感染爆発の理由だ。(マスクをしないせいで感染爆発が起こっているらしい、ということ。)
下のリンクは、2/28に北海道の鈴木知事が、むこう3週間の「緊急事態宣言」を発した際の、記者会見時のニュース画像です。見てわかるとおり、知事はもちろん、幹部職員を含めてマスクをしていない人はいません(少なくとも喋る人は)。鈴木知事は、他の記者会見でも必ずマスクをしていますし、真っ当な行動原理をお持ちなのでしょう(PCR検査に対する姿勢もそうですが)。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200228/k10012306531000.html
一方で、他の自治体ではこれと対照的です。次のリンクは、首相の一斉休校の声明を受けて対応を協議する、愛知県(大村知事ら)と名古屋市(河村市長ら)のニュース映像・画像ですが、誰もマスクをしていません(しているのは一人くらい?)。
https://www2.ctv.co.jp/news/2020/02/28/83183/
同じく、大阪府(吉村知事ら)の協議現場はこんな感じです。
https://www.nnn.co.jp/dainichi/news/200129/20200129026.html
また、京都市教育委員会の協議現場はこんな感じです。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200228-00274040-kyt-l26
いずれも、この状況下において、危機感に欠けるとしか思えません。