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新型肺炎のウイルスは、コウモリの SARS に由来する、という説がある。両者のウイルスには、遺伝子では 96%の類似度があり、最も類似度が高いからだ。
→ MIT Tech Review: 中国の新型コロナウイルス、コウモリが感染源か
→ 新型肺炎ウイルス、コウモリのSARSに近い 患者の特徴も類似―香港大:時事ドットコム
それは良いとしても、コウモリから人間に感染する経路が不明だ。コウモリが人間に噛みついて感染した、ということはありえそうにないからだ。(ドラキュラじゃあるまいし。)
そこで、次の説が出た。
中国湖北省の武漢市で発生した新型コロナウイルスについて、中国に生息するアマガサヘビやタイワンコブラが感染源だった可能性を指摘する論文が、このほど学会誌に発表された。
野生のヘビはコウモリを餌にすることがある。武漢市の海産物市場ではヘビも販売されていたことから、コウモリからヘビに感染した新型コロナウイルスが人へと広がり、今回の流行を引き起こした可能性が高くなった。
( → CNN.co.jp : 新型コロナウイルス、ヘビが感染源の可能性 武漢の市場で販売 )
ここでも問題は、「ヘビから人間に伝わる経路があるか?」ということだ。ヘビが人間に噛みついて、感染する、ということはありえそうにない。ヘビを焼いて食べることはありそうだが、ヘビを焼いたらウイルスは死滅する。
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ここで、思いついたことがあった。
「ヘビ酒ならば、ヘビを加熱しないで生のまま使う。ここから感染したのでは?」
これは、たしかに成立しそうだ。ヘビ酒は中国には多いからだ。
→ 蛇酒 - Wikipedia
一方で、「ウイルスはアルコールには弱いのでは?」という疑いもある。調べたところ、「ウイルスは消毒用アルコールで壊れてしまう」と判明した。
ただし、消毒用アルコールは濃度 80% ぐらいの高濃度だ。一方、ヘビ酒のアルコールは、せいぜい 40% ぐらいだ。アルコールが浸透していく過程では、30% 程度にまで下がってしまう。こうなると、ウイルスが生き残る可能性も高い。
そのヘビ酒を飲んでしまったら、コウモリのウイルスがそのまま……というふうに想像できる。
とんだヤブヘビだったかな。冗談じゃないぞ、と言いたくなる。
[ 付記 ]
新型肺炎の患者は、すでに日本でも4人目が確認された。
《 新型肺炎 日本国内で4人目の感染者 武漢から来日しバスツアー 》
旅行で日本を訪れた武漢に住む40代の男性が26日、新型のコロナウイルスに感染していることが確認されました。国内で感染が確認されたのは4人目です。
国内ではこれまで、武漢に渡航していた神奈川県に住む30代の中国人男性と、武漢に住み観光で東京を訪れた40代の男性と30代の女性が新型のコロナウイルスに感染していることが確認されていて、国内で確認された感染者は4人となりました。
( → NHKニュース )
来たのが確認されただけならまだいいが、そのうち、二次感染が発見されそうだ。潜伏期間を経て、さらに広範に大流行する可能性も十分にある。
ウイルスの入手はできたのだから、日本でも薬剤の開発に邁進するべきだろう。「中国にいる日本人観光客を帰国させる」というような対策ばかりが話題になっているが、そんな少数の人を守ることより、日本人全体を守ることを考えるべきだ。そのためには、隔離も必要だろう。
どうも、日本政府は、やるべきことを間違えているとしか思えない。たぶん、政府の目的は、こうだ。
「患者の発生数をなるべく減らすこと。そのためには、治療法を開発するのではなく、患者の数という真実を隠蔽すればいい。桜の会や、モリカケで、真実を隠蔽したのと同様に」
だったら、武漢にいる日本人を帰国させないでしょう。発病こそしていないが感染いている人もいそうだし。
第一、隠蔽なんてバカバカしい。そんなことできる訳ない。
ネタニマジレスカコワルイ。
p.s.
あなた、何度も何度も書き込む常連さんなんだから、ちゃんとしたコテハンを使って、きちんと名乗ってください。
そうすれば、あなたが馬鹿な書き込みをするたびに、「またあの馬鹿がピエロをしているぞ」とわかって、読者が楽しめます。