2020年01月26日

◆ 新型肺炎ウイルスの薬

 新型肺炎ウイルスの薬がいくつか見つかった。1月25日の報告。

 ──

 解説はこちら。
  → 新型コロナウイルス由来タンパクの立体構造解析と阻害剤同定の発表について - Togetter

 一部抜粋。



 中国の記事の機械翻訳。
  → Google 翻訳

 一部抜粋。
 候補薬には、プロテアーゼ阻害剤であるインジナビル、サキナビル、ロピナビル、カーフィルゾミブ、リトナビル、および他の12の抗HIV薬が含まれます。薬剤、抗呼吸器合胞体ウイルス薬2種類、抗ヒトマクロファージ薬1種類、抗統合失調症薬1種類、免疫抑制剤1種類、およびその他2種類の薬剤

 ずいぶんいろいろと薬剤が並べられているが、これらをざっと見たところでは、「いくらかは効果がある」というものがほとんどだろう。「顕著な効果がある」と見込まれるものはなさそうだ。(特記されていないので。)

 ──

 一方で、次の記事もある。新型コロナウイルスでなく、MERSコロナウイルスに対する薬剤だ。やや古い記事。(2016年)
 ● 中東呼吸器症候群(MERS)の原因ウイルス(MERSコロナウイルス)の感染の最初の過程であるウイルス外膜と細胞膜との融合を簡便かつ定量的に評価できるハイスループット測定系を開発し、MERSコロナウイルスの感染を効果的に阻害する薬剤を同定した。
 ● 感染性の生ウイルスを用いずにハイスループットでウイルス外膜と細胞膜との融合を阻害する化合物を探索できる測定系を開発し、従来発表されている阻害剤に比べて約100分の1の低濃度で効果を有する阻害剤nafamostatを見いだした。
( → ドラッグリプロファイリングによる中東呼吸器症候群(MERS)コロナウイルス感染を阻害する薬物の同定 | 国立研究開発法人日本医療研究開発機構

 こちらの方が有望だと見込まれる。
 この化合物をさらに変化させることで、いっそう有効な薬剤となりそうだ。



 [ 付記 ]
 ファビピラビルについては、調査されていないので、効果は不明。中国で調べた薬剤よりはマシだという気がするが、すぐ上に述べられたもの(MERSコロナウイルスの阻害剤)には劣るかもしれない。
 詳しくは、前項。
  → 新型肺炎には抗ウイルス薬を: Open ブログ


posted by 管理人 at 08:38| Comment(1) |  インフルエンザ | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
 最新記事:
 「中国では新型コロナウイルスに対抗すべく、臨床試験が次々に始まった」

 → https://wired.jp/2020/02/15/china-launches-a-crush-of-clinical-trials-aimed-at-covid-19/
Posted by 管理人 at 2020年02月15日 21:47
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