2019年12月28日

◆ 氏名公表で風評被害

 犯人の氏名だけが公表されると、同姓同名の人に風評被害が及ぶ。

 ──

 ヘイトスピーチをする「保守速報」の管理人の氏名が公表された。
 大阪市は 27日、市のヘイトスピーチ抑止条例に基づき、ヘイトスピーチと認定された2件について、発信者の氏名をそれぞれ公表した。
 市が公表した氏名は、インターネットまとめサイト「保守速報」運営者の栗田香氏と、政治団体「朝鮮人のいない日本を目指す会」の川東大了氏。
( → 大阪市、ヘイト認定の氏名初公表 「保守速報」運営者ら:朝日新聞

 ここでが氏名が公表されたが、このことで、同姓同名の人に風評被害が及ぶ。
 とすれば、大阪市はこのような迷惑行為を取り締まるつもりで、自分自身が迷惑行為をしていることになる。これではまるで、警察官が公務で犯罪を犯しているようなものだ。狂気の沙汰だ。

 では、どうすればいいか? もちろん、人物を特定できるように、情報を追加すればいい。性別・年齢・住所・顔写真などの情報だ。
 なのに、その情報が抜けている。そのせいで、大阪市自身が犯罪みたいな行為をしていることになるのだ。

 考えても見てほしい。あなたの名前と同姓同名の人物が、同じようなヘイトスピーチをして、その名前が公表されたとする。あなたとしては大迷惑だ。会社や近所では、「あの人が……」とひそひそ話をされて、白い目を向けられる。たまったものじゃない。

 大阪市としては、「氏名以外の個人情報をさらすべきではない」というふうに、自己抑制したつもりなのだろう。しかしそのせいで、かえって無辜の一般人に風評被害が及ぶようになった。まことに思慮が浅いというしかない。
 ついでに言えば、こんないい加減な情報を掲載するマスコミも同罪だ。こんな情報を掲載したマスコミは、風評被害を受けた被害者に、高額の賠償金を払うべきだろう。



 [ 付記 ]
 「そういうおまえは?」
 という声も出そうだが、私はすでに出た情報を二次的に引用しただけであって、私が特に何かを情報公開しているわけではない。私がここで氏名を出そうが出すまいが、被害者の被害の程度はまったく変わらない。(砂浜における一粒の砂みたいなものだ。)

posted by 管理人 at 16:25| Comment(1) | 一般(雑学)6 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
かつては同じ豊田で風評被害というのもありました
同名の人が信用を汚して
クレジットスコアに悪影響を受けたという話は聞いたことがあります
とんだトバッチリですが馬鹿にできませんね
Posted by 先生 at 2019年12月28日 21:53
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