カレーとシチューは、いっしょに作るといい。
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材料はどちらもほぼ同じ。最後に入れるルーだけが違う。
そこで、ルーを入れる直前に、二つの鍋に分けて、そのあとでルーを別々に入れれば、カレーとシチューをいっしょに作ることができる。1つの手間で、二つの料理。
これが特に便利なのは、牛肉を煮込むときだ。特に、すじ肉。すじ肉は、煮込み時間が1時間以内だと、あまりおいしくない。
30分だと、ヌルヌルして、まずい。
1時間だと、柔らかくなって、そこそこおいしい。
2〜3時間だと、ヌルヌルの成分(コラーゲン)がすっかりスープのなかに溶け出して、肉にはヌルヌルの成分が残っていないので、普通の肉のようになって、おいしくなる。しかも、コラーゲンはスープのなかに出るので、スープの部分はおいしくなる。(フカヒレみたいなものだ。)
シチューにせよ、カレーにせよ、すじ肉を使うといいのだが、煮込み時間が長くなりすぎるのが面倒臭い。前の日に3時間煮込んで、翌日に利用すると簡単だが、それでもやはり面倒臭い。
そこで、大量のすじ肉を用意して、一度で二つの料理を作れば、手間を省ける。
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なお、レシピの材料は普通にわかるが、私が工夫しているのは、次の四点だ。
・ 多めのニンニク
・ トマト缶(ホール・1缶)
・ エノキダケ
・ 牛脂(バラ肉の脂身だけ)
シチューとカレーで家族の計2回分を作ると、かなり大量になるので、トマト缶を1缶、使い切ることができる。ちょうどいい量だ。
他に、普通の野菜も入れるが、こういうふうに野菜を多く入れると、野菜が多くて、健康によろしいですね。レトルトカレーは野菜が不足するので、自分でカレーを作ると、野菜たっぷりで、健康にいい。トマトも健康にいいし。
味ももちろん、よろしくなる。使うルーが高級品でないせいか、食べた瞬間には「特においしい」というほどではないのだが、普通においしいし、食べたあとの充足感が大きい。「ああ、栄養たっぷりに食べたな」という充足感がある。
一方、レトルトカレーは、食べている最中は「おいしいな」と思うのだが、食べ終えたときに、「何か物足りない」という感じになるんだよね。卵やフランクフルトを添えて食べるので、タンパク質もたっぷりあるのだが、それでも物足りなさがある。これはたぶん、野菜系の物足りなさかな。あと、脂肪不足かもね。私の自作だと、牛脂をかなり足しているので、コクが出る感じだ。
2019年12月03日
過去ログ
私のカアちゃんは 保存するのを心配するんです 食中毒を 何処かで聞いたらしいですが 家庭用冷凍庫では かえって細菌の増殖適温時間が長くなってしまうとか そいでも 大鍋いっぱい カレーを作っやがるけど
3回 つづくと飽きます 因みに 私の中では カレーとシチュー 区別ありません 白いご飯にかけます
→ http://j.mp/2OMV8yQ
と書いてあって、注文したらそのもののシチューをかけたご飯が出てきたのですが
(味は可もなく不可もなく)、なるほど途中まで工程は一緒だったんですね。
ひょっとしてもともとはまかない飯だったのかもしれませんね。