川のそばで洪水の被害を受けやすい農地では、洪水に耐えられる作物であるイモを作るといい。特に、ジャガイモだ。
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川のそばで洪水の被害を受けやすい農地では、洪水に耐えられる作物である根菜類(イモ・ニンジン・大根など)を作るといい……というような話は、前にも書いたことがあるかもしれない。(ちょっと見つからないが。)
根菜類のうちでも、特に、ジャガイモを作るといいだろう。というのは、次の記事を読んだからだ。
→ (けいざい+)「ポテチショック」その後 台風・害虫、ジャガイモを止めるな:朝日新聞デジタル
2016年には北海道を台風が襲って、ジャガイモに多大な被害をもたらしたせいで、ポテトチップの生産が滞ってしまった。ジャガイモ不足のせいで、一時、ポテトチップの生産中止。当時は「ポテチ・ショック」と呼ばれた。
これに懲りて、カルビーでは対策として、全国各地で分散して生産することにして、各地の農家とジャガイモ生産の契約を結んでいるそうだ。(上記記事)
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そこで、私が思ったのが、こうだ。
「だったら、洪水を起こしやすい川のそばの農地で、ジャガイモの生産をすればいい。今回の洪水で稲作や野菜生産で被害を受けた農家は多いはずだ。彼らに、ジャガイモならば被害が減りますよ、と教えることで、ジャガイモへの転換を促すことができる」
これは、農家とカルビーにとって利益になるだけではない。日本全体で、「農作における水害被害を減らす」というマクロ的な効果がある。日本全体の効率向上・生産性向上・被害軽減という効果があるのだ。
というわけで、この方針を推奨したい。特に、カルビーさん、聞いてくださいね。
2019年11月19日
過去ログ
それだけ
これが駄目なら、豪雨の降る地域はすべて駄目。つまり北海道以外のすべては駄目。だとすると、カルビーの方針自体が駄目。