──
これは、次の記事で報道された。
→ スマホ1年間充電不要に? 次世代光通信システムで大幅省電力化
→ NTT・インテル・ソニーが構想「光でデータ処理」の未来
電子のかわりに光子を使えば大幅に高速化する、という原理はわかる。問題は、それが実現可能かどうかだ。記事には
「25年ごろからの実用化を目指す」
「2030年ごろの実用化を目標に掲げる」
というふうに書かれているが、目標がどうかではなくて、現実にそれは可能なのか? 特に、研究室段階では成功しているのか? そこが問題だ。
仮に研究室段階で成功していないとしたら、とんだ大ボラになって、恥をかくだけだ。そこで、「たぶん研究室段階では成功しているのだろう」と見当をつけて、探してみたら、まさしくそうだと判明した。
→ NTT,超省エネ光変調器と光トランジスタを実現 | OPTRONICS
→ 光変調器と光トランジスタの超省エネ化に成功――光電融合型プロセッサチップへの応用に期待 NTT
→ 共同発表:光変調器を超省エネ化し、高速高効率な光トランジスタを実現〜光電子融合型の超低消費エネルギー・高速信号処理へ前進〜
どうやら本当に「光トランジスタ」の開発に(部分的に)成功したようだ。ショックレーの(電子型の)トランジスタの発明以来の、画期的な業績だと言える。これまでの半導体の原理そのものを根本的に変えてしまうことになる。
光コンピュータの重要なことは、それ自体が量子コンピュータであるとも言えることだ。
「光コンピューター」は量子コンピューターの中でも究極のものです。これは光の粒子(光子:フォトン)のスピン、左回りの自転か右回りの自転かという性質を利用した超々高速のコンピューターです。
( → キヤノン:技術のご紹介 | サイエンスラボ 光コンピューター )
ここまで来ると、話はもはや高度に学術的になってくる。研究開発の最先端領域(最前線)になってくる。「既存の知識の紹介」というような生易しい話ではなくなっている。本項で紹介できるような話ではない。
本項では、話の最初のあたり(さわり)だけを、簡単に紹介しておいた。それで我慢してほしい。
[ 付記 ]
何が何だかわかっていない人々(烏合の衆)は、いる。
→ はてなブックマーク
ここでは、人々はまるで「群盲象を撫でる」というありさまだ。元記事もメチャクチャだが、はてなでコメントする人々も何が何だかわかっていない。
そこで、本サイトで初歩的なことを紹介したわけだ。
電子回路で光素子 いまじゃいっぱい使われてますがね リモコンは古いな 半導体との組み合わせのも当たり前に使われてる 光トランジスタの発明も予定通りかな
光子のスピンを使う究極の ひかり回路AI誕生まで 案外近いかもしれないですね 2045年 特異点 遺伝子工学の優位により人間が テクノコアAI群に対し卓越 出来るか
指数関数的に なんですか 管理人さん <技術>の拡大 反して私等の頭は カラッポなんです 意識の変革は間に合いそうにない シアワセって奴は 難しい 知とは何か その極北までいく存在は 世界を変えるのか 知りたい
神 作り出すのは AI 現実味あるな