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茨城一家殺傷事件は、いろいろと疑問点が多い。
・ 室内が荒らされていないので、強盗ではないらしい。
・ 相手への怨恨ならば、家族までそろって殺すのがおかしい。
・ あまりにも用意周到すぎる。
最後の「用意周到」という点は、次のことだ。
「生体証拠を落とさないように完全防備である」
→ 茨城一家惨殺事件、犯人っぽい奴がガチ勢すぎる件【画像あり】
さらに事前の調査までしている。
近くの60代男性は事件前々日の21日午後10時ごろ、現場から西に200メートルほど離れた路上で「黒っぽい服装の男性のような人物を見た」と説明。近辺で夜中に歩く人はめったに見ないといい、警察に伝えたという。
( → 茨城新聞 )
現場近くの60代男性によると、21日か22日の午後11時ごろ、小林さん宅から100メートルほど離れた路上で、白いマスクをつけた男が小林さん宅の方から歩いてくるのを目撃したという。男性は週3日ほど車で通るが「こんな時間に歩く人を初めて見た。おかしいと思った」。近くに住む別の60代男性も21日午後10時ごろ、小林さん宅から約300メートル離れた路上で、小林さん宅の方に歩く黒っぽい服を着た男を目撃したという。
( → マスクの男、目撃証言 茨城殺傷、事件前の夜:朝日新聞 )
行き当たりばったりの強盗ではなく、綿密に計画を練って事前準備していたことがわかる。
他の情報もある。
場所は下記。
非常に奥まった場所にあり、そこに建物があることさえわかりにくいところだ。行き当たりばったりの空き巣や強盗ではない。ここを注意深く狙っており、当の相手にまさしく狙いを定めている。
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以上を考えると、「怨恨」が動機に思えるが、それにしてはあまりにも用意周到すぎる。
そもそも、「怨恨」ならば、相手に苦痛を与える必要がある。おのれの悪行を思い知らせる、というふうにする必要がある。なのに、相手が寝ているうちに、わけもわからずに死んでしまうようにするのでは、「恨みを晴らす」ことにならない。
かといって、「金品狙い」というのもおかしい。こんなところに住んでいる人が高額な金品をもっているはずがないからだ。
かくて、「わけがわからない」という状況になる。
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そこで、困ったときの Openブログ ……と言いたいところだが、私としても決定的な正解を見出すことはできないでいる。ただし、一つだけ、有力な候補が思い浮かんだ。それは、下記事件との類比だ。
大阪府吹田市の吹田署千里山交番の前で、警察官が包丁で刺されて拳銃を奪われた事件で、強盗殺人未遂容疑で逮捕された33歳の飯森裕次郎容疑者は……精神障害の障害者手帳を所持していたということなので、何らかの精神疾患によって被害妄想を抱いていた可能性が高い。
( → 吹田・警官襲撃の飯森容疑者、無差別殺人計画の可能性…精神障害の治療を勝手に中断か )
精神病の患者と健常者との中間的な人物、というわけだ。まともな判断力や思考力はあるのだが、性格的には異常者の性格をしていて、殺害したがる傾向が強い。「サイコパス」と呼ばれることもある。
テレビでは、次の番組の真犯人が似ている。
→ 伊勢谷友介“雫”の狂気に「悲鳴とまらない」…「ボイス 110緊急指令室」
やっぱり伊勢谷友介の狂った演技が刺さりすぎてやばい
— もょもと (@nattou46) September 21, 2019
本郷雫が怖いのか伊勢谷友介が怖いのか分からなくなってきたもんな。
伊勢谷さんはわりと悪役敵役が多い印象だけどボイス110の本郷雫は飛び抜けてヤバい奴だった#ボイス110#伊勢谷友介 pic.twitter.com/4hIQpl382a
今まで推しイケオジは我らが長崎の大スターましゃ兄こと福山雅治だったけど、ボイスで圧倒的首位を更新してしまったのがサイコ役の伊勢谷友介です。演技も然ることながら顔面が強すぎる。もっと観たかった…雫ロス… pic.twitter.com/2RTq71RESe
— もはみん (@mohamoha_min) September 24, 2019
こんな感じの、頭のイカレた利口者、という犯人像だと、わりとしっくり来る。
似た例は、下記にもある。
→ 神戸連続児童殺傷事件 - Wikipedia(酒鬼薔薇事件)
→ 酒鬼薔薇聖斗「絶歌」を読んだ人の感想まとめ - NAVER まとめ
→ 名古屋大学女子学生殺人事件 - Wikipedia(タリウム事件)
どちらの場合も、非常に頭のいい犯人が、殺人衝動を抑えきれずに、大量殺害(未遂を含む)に及んでいる。
今回も、何らかの目的や原因があって殺害したというよりは、殺害そのものを目的としている異常者による凶行だ、と見なすと、わりとしっくり来る。
「これが正解だ」と断定するほど強い確信があるのではないのだが、犯人像の一つとしては、有力な候補となりそうだ。
なお、これが真相だとしたら、調査先は下記だ。
「現場から遠くない地域で、精神病の受診歴のある男性。体格が写真に写っているような体格であること」
こういう形で調査すると、犯人を絞れるかもしれない。
( ※ プロファイリングですね。)
[ 付記 ]
別解もある。
「殺人事件が起こった家は、事故物件として安く売り出されるので、その物件を購入しようとした犯人が、あえて持主に手をかけた」
この場合は、事故物件を購入した人が怪しい。
参考 → “関西最恐の事故物件”とは? | 文春
※ すぐにバレるから、そんなことはありそうにないが。
なお、「その物件を購入しようとした」ということの動機には、次のことが考えられる。
「昔、銀行強盗犯が、その場所の地下に3億円を埋めておいた。ところが、しばらくしたら、その場所には家が建ってしまったので、3億円を掘り出せなくなってしまった。その3億円を取り返すには、一家を殺して、家が競売に出るのを待つしかない」
これちょっと、2時間サスペンスっぽい。
警察は今、周辺の監視カメラの映像を洗い出し
ているはず。
もしかして、
近所に住む高校生とかじゃないのか?
なっている事件だけど、近所の住人怪しい。
人を見たら吠える犬だけど、その時間帯、
犬は吠えていないってインタビューで
言ってた人。
https://smart-flash.jp/sociopolitics/15283