2019年09月17日

◆ 単眼カメラ方式の限界(自動ブレーキ)

 日産の自動ブレーキで異常動作があったそうだ。(車種はリーフ)

 ──

 下記に異常動作の報告がある。車道から左折してショールーム前の駐車場に入ろうとしたら、異常が生じたそうだ。
  → ガバナンスに揺れる日産、“車の安全”は本当に大丈夫なのか
 ここには、次のような話がある。(事後分析)
 おそらく、車が車道のレーンから外れ、歩道との段差を斜めに超えたことで、車としては危険な状況が起きたと判断して、衝突回避システムが働き、自動ブレーキがかかったのではないかと思う。自分の運転感覚では全く想定外のブレーキだったので、反射的にアクセルを踏んだ。その瞬間、自動ブレーキが外れて突っ込んだのではないか。自動ブレーキがかかっていたら、アクセルを踏んだのかブレーキを踏んだのか、混乱する可能性がある。

 ──

 私が思うに、これ、単眼カメラのせいかもね。ステレオカメラなら起こるはずがない現象だろう。
 単眼カメラは、直進時には有効だが、回頭しているときには性能が極端に落ちるはずだ。そのせいで、誤認識が生じて、異常動作したものだと思える。(推定)

 やっぱり単眼カメラ方式は危ないようだ。特に、それ単独である場合には。

 なお、この事例では、高速で回頭していた(左折していた)そうだが、もし直進していたら、建物にぶつかっていたはずなので、単眼カメラ方式はそのように誤認識したのかもしれない。
 似た例で言うと、カーチェイスして、自動車の間をすり抜けるような高度なハンドルさばきをしようとしたら、日産の自動ブレーキは誤作動しまくるかもしれないね。(直進したらぶつかるので。)



 【 関連項目 】

 → 単眼カメラ方式の限界(自動運転): Open ブログ
 → 単眼カメラ方式の欠陥(自動運転): Open ブログ

 → 日産の自動ブレーキに欠陥: Open ブログ(2019年09月14日)

posted by 管理人 at 21:09 | Comment(0) | 自動車・交通 | 更新情報をチェックする
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