前出項目のコメント欄の最後に、二つのコメントがある。それを下記に転載する。
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二つのコメント:
当事者の京急の運転士ですが、どうやら異常信号を把握できていなかったか、大幅に把握が遅れた可能性がありますね。
様々なニュースの情報をまとめると、
・衝突の約40秒前に踏切の異常検知。
・電車の時速を120キロとすれば、踏切の約1.3キロ前あたりを通行していたときから異常信号が発出されていた。
・その異常信号は、踏切の約600m前から運転士は視認可能。
・すべての電車は、緊急停止操作をしてから600m以内に停止できるように設計されている。
これらのことから、踏切の600m手前で緊急停止操作をしていれば、衝突を回避できた可能性があります。
(もし踏切前で止まれなかったとしても、少なくともあれほどの衝撃でトラックと衝突することはなかった)
Posted by 反財務省 at 2019年09月08日 00:42
情報ありがとうございます。ここに記してありますね。
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6335788
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さらに調べると、重大なことがわかった。
> 直前の20秒間ほど警笛が鳴り続け、先頭にいた乗客が「ぶつかる」と叫んだ直後に衝突。同駅は通過駅だったため、「電車が減速している様子はなかった」という。
https://www.kanaloco.jp/article/entry-193261.html
>>警報がなってしばらくしてからブレーキって証言
> オレも聞いた。電車が警笛を20秒くらい鳴らして、衝突直前に非常ブレーキを感じたということだった。 推測するに、警告灯を見た運転手が警笛を鳴らすことで、進入した人などが避けてくれると思っていたら、視認できる距離まで近づいたところであわてて非常ブレーキをかけたんだと思う。
http://blog.esuteru.com/archives/9374363.html
> この運転士は車掌から運転士になって1年1カ月だったということです。
https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000163691.html
Posted by 管理人 at 2019年09月08日 06:47
【 追記 】
コメント欄も参照。特に、
at 2019年09月08日 12:24
の箇所。「どうやらブレーキはほとんど作動していなかったらしい」という話。
電柱などで隠れてしまって300m先から用意に確認できないとワイドショーでビデオ検証してましたよ
思ったよりも小さいので夜なら解るかもしれないけど
夕日が当たる午後なんかは運転手は逆光になって見にくいと思う
運転手がベテランかどうかなんて関係なく
運転初日だって100%視認できなくては意味がない
赤信号に気づいていなければ警笛は鳴らさない。
> 電柱などで隠れてしまって300m先から用意に確認できない
それが本当ならシステムそのものが不備であったことになるが、まずありえない。一時的に見えなくなることはあっても、基本的には見えるはず。
赤信号が点滅するので確認できる……と朝日の記事にある。
→ http://j.mp/2Lsqsjq
事故発生時刻は正午よりも前(11:40頃)だったので、少なくとも西日(逆光)による視界不良は考えづらいのではないでしょうか?
67歳になっても必死に働いて、最後に自分が生き延びる唯一の方法が、大型トラックで目の前の人々を轢き殺すとわかったとき、彼は何を考えただろうか?ひとり逃げ出すのではなく、運転席で覚悟を決めたのかな。
今は彼の冥福を祈りたい。確かに事故の最初の原因は彼のミスだったのだろうが、誰でも犯しえるミスをカバーするはずのシステムは機能してなかった。
コピペです
その理由として推察できることは、こうだ。
「ダイヤの厳守を厳命されていた。特に快特は遅れをなくすことが重視された」
これは、JR西の大事故が起こった事情と同じだ。それが今回もあったのだ……という推定もできる。(断言はしない。)
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事故現場の踏切内の異常を知らせる信号は約340メートル手前にあり、電車の運転士は信号からさらに約260メートル手前で信号を見ることができた。つまり約600メートル手前で確認できた状況で、その時点で急ブレーキをかけていれば、100メートル近く手前で止まることも可能だった。
信号は運転席から見えやすい位置にあり、京急は「見落とすことはない」と説明。実際、運転士はその信号の発光を確認し、「急ブレーキをかけた」と説明している。
https://www.sankei.com/affairs/news/190907/afr1909070016-n1.html
(1) NHK
突然警笛が「ファー」と約20秒間鳴り続けた後、前方に座っていた乗客が「ぶつかる」「逃げろ」と叫んで後方に逃げてきた。
座席の乗客らは衝撃音とともに床に投げ出され、窓の外では炎が上がったという。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO49458460V00C19A9CC1000/
(2) J-CAST
衝突直前の様子について、先頭車両に乗っていた男性は「警笛が20秒ぐらい途切れずに鳴りっぱなしだったので、絶対ぶつかるんだろうなと思った。ブレーキの衝撃はほとんどなくて、そのまんまぶつかった感じがしました」と証言している。
https://www.j-cast.com/tv/2019/09/06366863.html
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どうやらブレーキはほとんど作動していなかったらしい。
ということは、実際の状況は、
・ブレーキを掛けていなかった
・ブレーキを掛けたつもりが動作せず
・ブレーキを掛け、動作はしたものの、動作したタイミングが遅すぎた
のいずれかになろうかと思います。
> 自分が乗ってた電車が人をひいた時も、警笛を鳴らし続けてノーブレーキで轢いてたな。近所の阪急もよく人身事故で止まるし、鉄道の安全意識ってどうなってるんだ。
https://b.hatena.ne.jp/entry/4674154805713741410/comment/theta
ブレーキを掛けずに警笛だけを鳴らすことは、特別な例外ではなく、普通にあることらしい。
つまり、踏切に迷い込んだのがトラックではなくて、仮に子どもやお年寄りだったとしても、運転士はブレーキをかけず、無慈悲に撥ね飛ばすということですか?!
トラック運転手は小さなミスをしたかもしれない。
自治体は小さなミスをしたかもしれない。
京急は小さなミスをしたかもしれない。
電車の運転手は小さなミスをしたかもしれない。
小さなミスも重なれば、それは大事故を生み出す。
本事件に於いて特定の犯人を捜すことの無意味さよ。
京急の安全対策は機能していたのか、これの検証のどこが無意味なのか?
電車の運転手はなぜノーブレーキで突っ込むのか?これの検証のどこが無意味なのか?
>無慈悲に撥ね飛ばすということですか?!
京急に聞いてください。何故管理人に聞くのか?
おかしな人間が多い世の中でございます。
航空機業界を見習ってほしいものです。
航空機業界はパイロットは故意に墜落させたなどでない限りは責任を問われない。その代わり事故調によって徹底的に原因究明され、データベース化再発防止に努める制度が構築されています。
→ https://www.asahi.com/articles/ASMBT5449MBTULOB00X.html
・経験年数の少ない運転士による操作ミス
・緊急停止システムを整備していない京急
・600m手前はカーブだからそもそも緊急信号の視認が難しかった?
・スピードに拘る京急の体質
事故に繋がった要因をまとめたら
こんな感じでしょうかね。
(一つ目は、運転士のスキルに起因。
二つ目から四つ目は、京急電鉄という
会社の体質に起因。)