2019年08月26日

◆ 不動産業の過剰営業

 不動産業では常軌を逸しているような過剰営業がなされている。

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 ネットで話題になっていたツイート。新卒の女の子に(会社の方針で)路上営業をやらせている、という事例があった。


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 実は、これだけではない。不動産業は、メチャクチャに過剰な宣伝をしている。特に、私の家には、「家を売りませんか」という宅配チラシや郵便物が山のように送られてくる。
 これらには、おまけとしてノベルティ・グッズは同封されていることもある。「濡れたティッシュ」「入浴剤」などだ。
 まったく、よくもまあ、次々と送ってくるものだ。配布のコストだけでもバカにならないだろうに。

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 では、どうしてこういうバカげたことが起こるのか? それは、不動産の取引というものが、メチャクチャに利益が出るからだ。その額は、取引額の 3% だ。(さらに6万円が追加される。)
  → 売却時の仲介手数料とは?いくらかかる? | SUUMO

 たとえば、1億円の取引だと、 306万円。5千万円の取引だと 156万円。たった1回の取引で、これだけの手数料を得る。ほとんどボロ儲けと言える。
 不動産取引なんて、ネットでオークションみたいにしてやれば、たいして手間もコストもかからないはずだ。なのに、それほど簡単なことをやるだけで、150万円前後の金がガッポリ入ってくる。こんなに楽な商売はない……と思う人が多いらしい。かくて、業界は過当競争となる。
 まったく、ひどい競争だ。たいして物件数は多くもないのに、日本全体の不動産取引業の労働者の数はものすごく多い。以前は駅前の不動産屋ぐらいだったのに、今ではそれに輪をかけてネット上の不動産会社まである。もう、メチャクチャな競争である。
 で、どうせなら、手数料を値下げすればいいのだが、「手数料の値下げ競争」なんてことはなくて、どの会社もほぼ上限の金を徴収するようだ。(手数料の額は明示しないで売り手を勧誘するようだ。)
 というわけで、3%の暴利がまかり通っているので、この暴利をめがけて、あまりにも過剰なハイエナたちが群がるのである。

 でもって、その「なれのはて」みたいになったのが、冒頭の事例だ。3%の暴利をめざして、ゴミみたいな会社が、若手の新入社員を薄給で雇用して、とんでもない営業をやらせたあげく、ほとんどの新入社員に逃げられるハメとなる。
 まったく、何やっているんだか。

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 こういうバカげた状態をなくすには? 
 私の案はこうだ。
 「上限手数料を3%から1%に引き下げる」

 こうすれば、無駄な営業努力なんかをする余力はなくなるから、ネットと店頭で普通の商売がなされるだけだろう。今みたいに「押しかけ営業」みたいな、異常な営業は消滅するだろう。(他の産業と同様になるだけだ、とも言える。)

 今の日本を見ると、おかしな状況があちこちでまかり通っているので、冒頭のようなおかしな事例も起こるわけだ。

posted by 管理人 at 23:22| Comment(1) | 一般(雑学)6 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント

@ たいして物件数は多くもないのに、
A 日本全体の不動産取引業の労働者の数はものすごく多い。

冒頭部分の一行で、本質を喝破している所、さすがです。

今回の記事で、パチンコ業界も同等の状態にあるのでは、
と思いました。潜在的なユーザーはどっさり存在していても、
少数派のヘビーユーザー(金をつぎ込む層)めがけて
設備をやたら豪華にして(パチンコ台はいまや一台40万円)
結果、全体の衰退が止まらない状況にどこか類似するものを感じます。
Posted by 参考になります。 at 2019年08月27日 07:03
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