2019年08月06日

◆ スーパーの冷房は弱い?

 スーパーの冷房のレベルには、店によって違いがある。省エネのために冷房が弱すぎる店もあるようだ。

 ──

 「冷房が弱いな」と感じたのは、イオンの店だ。スーパーの食品売り場なので、冷房は十分に効かせてあるとはずなのだが、どうもそう感じられない。夏の 35度の戸外から店内に入ると、涼しいという気がしない。戸外で熱した体温がなかなか下がらない。「だるいなー」という気分が続く。買物をしたい気分にもならない。店内を歩いているうちに、「かったるいから、よその店に行くか」と思って、買物を切り上げて、さっさと店を出た。

 次の店(イオンではない)に入ったら、ここは冷房がバッチリ効いていた。入ってすぐに、ひんやりとした。戸外で熱した体温がどんどん下がる。血管が収縮するせいかもしれないが、気分が引き締まり、頭も冴えてくる感じだ。同時に、食欲が増して、「いろいろ食べたいな」という気分になる。「いっぱい料理して、いっぱい食べたい」と思うので、あれやこれやと買物をしたくなる。野菜売場では野菜がどれもおいしそうだし、肉売場では肉がどれもおいしそうだ。食欲があふれて、買い物の意欲も湧く。そこでせっせと買物をした。

 ※ イオンはたぶん 25度ぐらい。次のスーパーはたぶん 20〜22度ぐらい。

 ──

 これを店の立場から見れば、こうなる。
  ・ 室温が高いと、客の買う気が鈍り、売上げが減る。
  ・ 室温が低いと、客の買う気が刺激され、売上げが伸びる。

 換言すれば、こうだ。
 「コスト削減を目指して省エネにすると、売上げも利益も減る」


 お金儲けをしようとしたあげく、かえってお金儲けに失敗する、というわけだ。「ケチはかえって損する」というわけ。「欲張りはかえって損する」とも言える。

 似た話はある。
  ・ 「舌切り雀」の強欲婆さん
  ・ 「金の斧」の欲張りな木こり


 ただのおとぎ話か寓話かと思っていたら、現代の企業経営にも通じる話だったのかもね。



 [ 付記1 ]
 昔はもっと冷房が効いていたようだ。
 たとえば、2004年の記事で、次の話がある。
 ショーケースの近辺の室温が約14℃〜15℃、その他の部分でも約18℃以下です。
( → スーパー食品売場の冷えすぎについて

 そう言えば、昔はどこのスーパーも、食品売場は「冷えすぎて、寒いくらい」だった。それが一変したのは、東日本大震災のときだろう。以後、たいていの店で冷房が弱まったようだ。

 [ 付記2 ]
 室温が高いと、生鮮食品の鮮度が下がりそうだ。(ただし、冷蔵ケースに入っているものは除く。)
 野菜の鮮度については、その心配がある。
 
posted by 管理人 at 23:43| Comment(3) | 一般(雑学)6 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
私の自宅近所のスーパーはガンガンに冷えてますよ。
従業員(特にレジ打ちの人)が寒そうにしています。体調管理が大変そうです。
Posted by 反財務省 at 2019年08月07日 09:51
天井の高さにヒントがありそうです。
Posted by 先生 at 2019年08月08日 10:48
フロアが「食品スーパー」として設計されているか、
「総合スーパー」として設計されているかによっても
温度が違ってくる気がします。

関東ですとサミットやらベルクとかの食品スーパー系は
低めで、面白いのは当初ディカウントストアで出発した
ロジャースなんかは生鮮食品売り場を1Fに移行した
建て替えをしてから冷房の効きが強くなりました。

一方、イオンは店によっては内部にゲームセンターや
シネコンまで持っていますし、入場してすぐのエリアで
あらかたの用事が済んでしまう食品スーパーと、奥(あ
るいは上階)の別フロアまで顧客を呼び込む事が必要な
百貨店型のスーパーの違いが影響している可能性もある
かと思います。
Posted by 参考になります。 at 2019年08月14日 04:32
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