2019年08月05日

◆ 太陽光発電による環境破壊 3

 太陽光発電による環境破壊の例。川に土砂が溜まって、魚が全滅。

 ──

 記事を一部抜粋しよう。
 自然に優しいエネルギーの決定版のように語られる太陽光発電だが、京セラによる発電所の設置工事現場では、聞こえるのは悲鳴ばかり。引き起こされていたのは「自然に優しい」が聞いて呆れる環境破壊だった。





 国木原太陽光発電所について、ネットなどには、「日本の未来に貢献」といった文言が躍るが、現場の下方を流れる十王川の川底には、異常なほど土砂が溜っているのが、素人目にも確認できる。その上流の黒田川に至っては、堆積した砂が水面の上にまで顔を覗かせる。
 「工事が始まると土砂が流れ出た。雨が降るたびに粘土質の黄色い土砂が流れ出し、工事が始まってから時間が経過しても、全然改善されないのです」
「十王川では毎年4〜6月にヤマメやイワナを放流して釣り客を誘致し、住人は日釣り券の売り上げを生活の足しにしてきました。漁協もあって組合員が200人くらいいます。ところが昨年は、放流した稚魚が全滅。粘土質の土砂が混ざった濁流が流れ込み、土砂がエラに詰まって窒息死してしまったのです。魚を狙う野鳥も現れなくなりました」
 どうしてこうなるのか。工事関係者に尋ねると、
「京セラの子会社の下に下請けがいますが、県も“京セラの看板があるなら大丈夫でしょう”と、安心して許可を出した。工事は2017年末ごろ始まりましたが、手順が滅茶苦茶でした。木を伐採すると土地の保水能力が落ちます。だから木を伐る前か、遅くとも並行して、水を溜める調整池を設ける必要があるのに、それを作らなかったのです」
 別の工事業者に話を引き継いでもらう。
「県の指針で、雨を集める調整池の設置が定められているのに、当初それをまったく作らず、県に言われてようやく作った。ところが、その後も調整池に水が溜ると、ポンプを入れて濾過もせず強制排水していた。調整池の役割をまったく果たしていません」
 これが例外ならまだしも、
「太陽光発電は、福島の原発事故以降、急速に進んだため、規制がないに等しい。自治体ごとに指針を設けるなどしているものの、業者は高い利益率を追い求めて工事費用を安く済まそうとするため、このケースのように平気で破られてしまう。その結果、全国で同様の被害が出ています」
( → 京セラの「自然に優しい」太陽光発電がイワナ・ヤマメを全滅させた!(デイリー新潮)

 なるほど、なるほど。

 私としては特に意見はありません。読めばわかるとおりだし。
 ただし、この話は、これに限ったことではない。これまですでに、同種の話を何回か、掲載した。下記に示す。



 【 関連項目 】

  → 太陽光発電による環境破壊: Open ブログ
   ※ 埋め立て地の太陽光パネルのせいでトンボ絶滅。

  → 太陽光発電による環境破壊 2: Open ブログ
   ※ ホタルの生息地で環境破壊。ホタル絶滅の恐れ。

  → 太陽光発電による環境破壊: Open ブログ
   ※ 草地を刈り取ったことで、緑地減少。炭酸ガス増加。


  → メガソーラーの自然破壊: Open ブログ
   ※ 湿地をつぶしたことで、野生生物や野鳥の環境が破壊される。



 [ 余談 ]
 関連して、別の話題。次のニュースが飛び込んできた。
 《 大規模太陽光発電、買い取り除外に 再エネ支援策見直し 》
 再生可能エネルギーでつくった電気を大手電力会社に全量買い取ってもらえる固定価格買い取り制度(FIT)について、経済産業省は5日、新設の大規模な事業用太陽光発電と風力発電を対象から外す見直し案の概要を公表した。これにより2011年の東日本大震災と東京電力福島第一原発事故以降に本格化した再生エネの支援策は転換点を迎える。
 見直し案は5日午後の有識者会議に示す。今秋に詳細を詰め、来年の通常国会にも改正法案を提出し、21年度以降の実施を目指す。実現すれば、12年の制度開始後初の抜本的な見直しとなる。制度改正前に認められた分は引き続きFITの対象となる。
 FITにより再生エネは一定程度の導入が進んだが、新規参入しやすい太陽光に偏るほか、家庭や企業が払う電気料金に上乗せされる「賦課金」の負担が重くなるなどの課題も浮上し、経産省が見直しを進めていた。
( → 朝日新聞

 一挙に外すというのは、ずいぶん思い切った方策だ。
 しかし、どうせなら、数年前から料金を大幅に引き下げておくべきだったね。
 結果的には、高い料金での買い上げが保証された先行者ばかりが特別な利権を得ることになる。孫正義あたりはウハウハかもしれない。その一方で、国民の大多数は高い料金負担を強いられる。また、今後は一挙に「廃止」となるので、今後の推進が減じられる。
 もともと低い額で実施しておけば、「細く長く」という形になるので、低料金で大規模な発電供給ができたはずなのだが。拙速のあまり、「高料金で小規模な発電供給」となってしまった。愚かとしか言いようがない。

( ※ 「だから言っただろ。それ見たことか。私の言うことを聞いておけばよかったのに」という感じだ。「ざまあみろ」とは思わないが。……被害者は自分自身だしね。 (^^);

posted by 管理人 at 22:05| Comment(0) | エネルギー・環境2 | 更新情報をチェックする
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