2019年08月03日

◆ 天才は東大・理3に行くな

 東大・理3に行くような超秀才は、医学部に進むべきではない。

 ──

 東大・理3に行くような人物は、超秀才と言えるだろう。(字義通りの天才とは言えないまでも、天才的とは言える。)
 このように優秀な人物は、東大・理3に進むことが多いが、これでは社会にとって損失だ。超優秀な人材は、医者になるよりは、別の分野に進むべきだ。

 こう思ったのは、次の例があるからだ。
  → 【転職エントリ】Googleに入社します|Lillian|note

 女性でありながら、東大・理3を経て、医者になり、血液内科医となり、現職は血液内科医長だ。そういう人物が、プログラムを勉強し始めて、プログラマになって、あっという間にプログラム技術を習得して、Google に採用された……という話。

 はてなブックマークでは、「あまりにも天才すぎて、参考にならない」という声がひしめいている。
  → はてなブックマーク

 東大在学中には、数学オリンピック(女性版?)にも出場したことがあるそうだ。となると、相当、頭のレベルが高いことになる。
 それなのに、医者として働き続けたそうだ。しかし、それでは、能力の無駄遣いだろう。

 そもそも、医者というのは、能力の差が付きにくい。どんなに優れた医者でも、他人の何十倍もの手術をこなせるわけではない。せいぜい、「難度の高い手術をやれる」ということぐらいだ。しかも、そこでは、頭の良さよりも、手先の器用さの方が、重視される。
 たとえば、ブラック・ジャックや、ドクターXだ。いずれも架空の存在ではあるが、とにかく、そこで優れているのは、知性もさることながら、手先の器用さが決定的に重要となっている。こういう分野では、「超秀才」の出番ではないのだ。

 ──

 世の中には純粋に知性の良し悪しが問題となる分野がある。将棋や囲碁やチェスはその一例だ。また、プログラムもそうだろう。頭の良し悪しがただちに結果に結びつく。
( ※ たとえば、ビルゲイツは、マイクロソフトの社内でも、たいていの分野で傑出した能力をもっていた、という証言がある。→ 出典 / つまり、もともとの頭の出来が抜群だったわけだ。)

 先の女性医師の例に戻ると、こういうふうに特別に頭のいい人は、医学部に進むべきではない。医者になっても、せいぜい 2000万円ぐらいの年収にしかなるまい。一方、ITの分野では、桁違いに裕福になれる。ビル・ゲイツやジョブズは言うに及ばず、孫正義だって大富豪だ。そして、彼らがそれほどの大富豪になれたのは、その何倍もの価値を社会にもたらしたからなのだ。

 先の女性医師を見て、「Google に採用されたから、羨ましい。年収 2000万円ぐらいもらえそうだ」と思う人もいるかもしれない。しかし、彼女は成功例ではない。真に頭のいい人ならば、こう思うだろう。
 《 「東大を出て大企業」は「負け組」と実感した話 》
東大卒アラサー、業界トップメーカー勤務サラリーマン。
学生の頃は東大トップ層ではないが、落ちこぼれでもない程度。
おれたちは勝ち組なんかじゃない。所詮、プロレタリアートだ。
( → はてな匿名ダイアリー

 他人に雇用されている労働者である限りは、いくら高所得であっても、搾取される側であるにすぎない。真に能力があるならば、起業して、莫大な富を得る側にまわるのだ。それはまた「自分の手で社会を変革する」ということでもある。

 ま、そういうことは、「東大トップ層ではないが、落ちこぼれでもない程度」の東大生には無理だろう。とはいえ、「東大・理3で、数学オリンピック出場」というクラスのレベルであれば、ITの分野ではかなり大きな成果を上げることが出来ただろう。

 ──

 実を言うと、私の同年代でも、「受験生時代には全国模試で抜群のトップレベル」という人が3人ぐらいいたのだが、いずれも「東大・理3から医者へ」というコースを取った。その後、いずれも非常に優秀な医師になったが、ノーベル賞を取ったわけではない。その一方で、東大には入れなかった山中伸弥(神戸大学卒)が、抜群の業績を上げて、ノーベル賞を取った。
 医学という分野では、頭の良さが直接的には業績には結びつかないものなのだ。そもそも、山中伸弥の iPS という業績が特別な例外であって、彼以外の医者はいずれも「天才的」と言うような業績を上げていない。医学というのはすごく地味な分野なのだ。「医学は天才には向いていない」と言えるだろう。

 だからこそ、私は唱えたい。
 「天才的な頭脳の持ち主は、医者にはなるな」
 と。

( ※ つまり、東大理3や東大医学部に在籍している人々のほとんどは、さっさと別の分野に転身するべきだ、ということ。頭が良ければ、医学以外の分野でも成功するはずだ。)
( ※ とはいえ、テレビ出演の分野だけは、お薦めしない。下記を見ればわかる。)



 [ 付記 ]
 抜群の知性のある脳をもちながら、東大医学部に進学したが、その後、知性を十分に発揮するための場を見出すことが出来ないまま、テレビ番組なんかに進出して、そこで暇つぶしをしたあげく、女遊びを覚えて、女の体をもてあそんだあげく、女を捨てた……という事例もある。
  → “東大王”水上颯は妊娠していた私に……女子大生恋人が中絶トラブルを告白
  → 「東大王」水上颯の“妊娠中絶トラブル”で「また東大生か」の呆れ声

 いくら優秀な脳をもっていても、自分でその能力を発揮させることができないまま、性に溺れて、脇道に逸れてしまうわけだ。情けない。自分で才能をつぶしているのも同然だ。
 しかも、これは一人だけの例外かと思ったら、似たような事例が二人もあるそうだ。

 やっぱり、超秀才が医者の道に進むと、ろくなことがないね。
 自分の能力を発揮する場がどこにも見つからず、道がどん詰まりであると感じて、暴走してしまうのだろう。
 これが他の分野であれば、いくらでも難問を見つけて(研究や事業に)没頭できるはずなのに、医学の道だけは、そうではないからだ。

 ついでだが、SF の世界では、「過剰にパワーアップをしたが、その巨大なパワーを自分で制御できなくなって、暴走する」というテーマが、しばしば見出される。古くは鉄腕アトムもそうだ。

posted by 管理人 at 23:07| Comment(5) | 一般(雑学)6 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
東大生の長所とは、無論、有能な東大生についてですが、
答えがある問題について、その答えを正確に早く出すことだと聞いたことがあります。
これは答えを出すしかない問題も含むと思います。

東大とは、その主軸が官僚育成にあると言われていますが、
それはその通りなのでしょうね。
Posted by サク at 2019年08月04日 00:00
> 答えがある問題について、その答えを正確に早く出す

 それは、並みレベルの東大生。
 灘とか筑駒とか理3とかだと、そういうレベルのは落ちこぼれになる。本項の対象外。
Posted by 管理人 at 2019年08月04日 00:12
>> 東大・理3に行くような超秀才は、医学部に進むべきではない。

医学部=臨床医なの?でも本稿の話は”ノーベル賞”を持ち出しているあたり研究者の話が中心みたいだけど、ぐちゃぐちゃになってますよね。

>>いずれも非常に優秀な医師になったが、ノーベル賞を取ったわけではない。

あなたの評価指標はノーベル賞しかないの?ノーベル賞しか知らないだけでは?

>>医学という分野では、頭の良さが直接的には業績には結びつかないものなのだ。そもそも、山中伸弥の iPS という業績が特別な例外であって、彼以外の医者はいずれも「天才的」と言うような業績を上げていない。医学というのはすごく地味な分野なのだ。「医学は天才には向いていない」と言えるだろう。

臨床と研究の話がぐちゃぐちゃになってますよね?ちなみに山仲教授の臨床の成績は良くなかったそうですが。
Posted by 細波 at 2019年09月15日 20:02
 あなた、揚げ足取り以外に、人生の生きがいがないの? もっと意味のある人生を生きたらどう? かわいそうに。
Posted by 管理人 at 2019年09月15日 20:25
揚げ足というか、本稿の主張「医学部に行くな」は意味が解らないのですが。
べつに本人が医学部に行きたいなら行けばいいじゃん。
医者だって覚える量が莫大だから秀才があつまるのに越したことはないですから。

あと、臨床と研究をごちゃまぜに書いているのはなんで?
それにドラマに感化されているあなたの医者のイメージは外科系みたいですが、医者は外科系だけではありませんよ?
Posted by 細波 at 2019年09月15日 20:37
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