2019年08月02日

◆ 対韓規制は甘すぎる

 韓国をホワイト国から除外することが決まった。これには賛成論ばかりなので、私は異論を唱えたい。

 ──

 世論が(同じ意見で)一色なのは気持ち悪い。かといって、異論を唱えるとしても、否定論では韓国の意見そのまんまになってしまって、詰まらない。
 そこで、韓国とは逆の方向から批判したい。
 「ホワイト国から除外なんて、それだけじゃ、甘いんだよ、ボケ。もっと厳しく懲らしめろ!」
 というわけだ。 (^^);

 (1) ほぼ無効

 賛成論は、こう言って正当化する。
 「単に優遇しなくなっただけであって、普通にするだけだ。冷遇するわけじゃない」
 なるほど。その通り。しかし、それだからこそ、懲らしめる効果は少ない。
 実際、この措置がなされても、韓国に対する影響はごく軽微だろう。韓国は「困ったことになる。首に手をかけられる」というふうに思うだろうが、首に手をかけても、首を絞めるには至らない。実害はほとんどない、ということになりそうだ。(ちょっと輸出入の手間が増えるだけだ。)
 こんな措置をやったって、たいして効果はないのである。ただのイヤガラセみたいなものだ。実質的な効果はほとんどない。

 (2) 福島の水産物への輸入規制

 一方で、韓国は日本の水産物を輸入規制している。特に、東北のホヤなどを輸入規制している。これは、日本が安全を確認したものばかりなので、輸入規制は妥当でない。
 ただ、この件は、WTO で日本の敗訴が決まった。だから日本政府は諦めている。
 しかし、二国間交渉では、諦める必要はない。粘り強く「輸入不許可の停止」を要求するべきだ。

 (3) 輸入規制への対抗措置

 韓国が輸入規制をしているのだから、それへの対抗措置を取るといい。ここでは、「ホワイト国からの除外」なんていう甘いものではなくて、具体的に輸入規制をするべきだ。甘くはなくて、激辛の措置を取るべきだ。

 (4) 韓国品の輸入禁止

 韓国品の輸入禁止をするとしたら、どうするといいか? もちろん、激辛の措置を取るのだから、キムチを輸入禁止にすればいい。 (^^);
 理由は韓国の場合と同様で、理不尽な理由でいい。たとえば、こうだ。
 「韓国の農産物は、福島の放射性物質が風で運ばれて混入したので、危険である。また、日本近辺の海流が韓国にも寄せたので、韓国の食品は危険である。たとえ測定した結果が安全だとしても、それを否定していいというのは、韓国が主張したとおりだ。ゆえに、韓国の農水産物を、輸入禁止にする」

 あるいは、こうだ。
 「韓国の生鮮食品には、中国の PM2.5 が混入しているので、危険である。ゆえに、韓国の農水産物を、輸入禁止にする」

 理屈は、理不尽なものであっていい。というか、理不尽であればあるほどいい。ただのイヤガラセにすぎないことが見え見えである方がいい。
 なお、はっきりと「ホヤなどを規制していることへの対抗措置だ」と言ってもよさそうだが、これだと、WTO 違反になってしまう。だから、それは裏に仄めかすだけにして、明言しない方がいい。(一般に、貿易で報復措置を取るには、WTO でいちいち許可を取ることが必要だ。勝手に報復措置を取ってはいけない。だから、報復以外の理由が必要となる。)

 (5) 韓国品の原産国表示

 韓国が日本製の商品をボイコットしているそうだ。ならば、日本でも韓国製品をボイコットできるようにするといい。
 普通の食品や電化製品や自動車ならば、すでに韓国品は壊滅的なほどシェアを落としている。ただし、完成品ではない部品は違う。部品は大量に輸入されている。
 特に、自動車部品だ。これは、日本のほとんどの自動車会社が韓国から部品を輸入している。なかでも特に韓国製部品の使用比率が高いのが、日産自動車だ。ゴーン改革のあとで、「安かろう、悪かろう」という方針を掲げたせいで、安い粗悪な韓国製部品が大量に使われるようになった。トヨタの自動車は「なかなか壊れない」という評判が立っているのに比べ、日産の自動車は「すぐに壊れる」という評判が立っていた。(一時はひどかったが、近年はいくらか改善しつつある。それでもトヨタには遠く及ばない。)
 というわけで、「韓国製の部品を使っている製品は買いたくない」という消費者の声に応えることが出来るように、「部品の原産国表示」を義務づけるといい。これを、カタログの「性能諸元一覧」などに記載させる。
 たとえば、「部品の原産国は、部品の使用比率が 10%以上の国をすべて記載すること」と決める。
 具体例で言おう。実際の原産国が下記のようであったとする。
  日本 70% 、韓国 25% 、中国 4% 、ベトナム 1%

 このような場合、「10%以上」に該当するのが日本と韓国だけなので、この2国だけを記載して、あとは「その他」にまとめる。次のように。
  「日本 70% 、韓国 25%、その他 5%」

 これがカタログに記載される。
 一方、韓国が 10% 未満であれば、韓国の名を出さずに済む。たとえば、次のように表記する。
  「日本 85% 、その他 15%」

 これだと、「韓国」という名前を出さずに済む。そこで、自動車会社としては、そうなるように、韓国製部品の使用率を 9.9%以下にするように努力するだろう。そのことで、韓国の部品の輸入量が激減する。
 韓国の輸出の柱は、電子部品だけではない。自動車部品もある。これをなかば輸入禁止に近い状態にすればいいのだ。そうしてこそ、はっきりとした報復措置となる。(すごく巨額の被害をもたらすからだ。)



 [ 付記 ]
 ちなみに、現状では、日産の九州工場で生産されているセレナが、韓国製部品の使用率が高いようだ。また、三菱の工場で作っている日産デイズも、韓国製部品の使用率が高いようだ。そのどちらも、安っぽい部品を使っていることが知られているので、韓国製部品の使用率が高いと推定される。
 ここで、原産国表示をすれば、これらの自動車は売上げが激減するだろう。それを避けるには、韓国製部品の使用比率を下げるしかない。(すると、同等の部品を国内で調達することになるので、国内の下請けは潤う。)



 [ 余談 ]
 ちなみに、ほぼ同じぐらいの時期に発売された日産デイズとホンダ N-WGN を比べると、後者の方が圧倒的に高品質であるようだ。
 たとえば、
 (1) 半自動運転の機能はどちらもあるが、日産は 100km/h まで対応。ホンダは 135km/h まで対応。
 (2) 夜間歩行者への対応は、日産は「なし」だが、ホンダは「あり」だ。
  → 『新型N-WGN情報かなりいいかも!デイズ/ek注文の方後悔するかも!』 価格.com クチコミ掲示板

 ただし、この二点については、「韓国製部品を使っているせいだ」とは言えなくて、もっと根源的な差があるらしい。日産は、スカイラインに注力していたせいで、デイズの方は手抜きしたのかもね。
 ま、この話は、本項とはちょっと関係ないな。あくまで(おまけの)余談だ。

 ──

 ついでだが、ホンダには独創的な技術が多いが、その理由を示すテレビ番組があった。
  → サイエンスZERO 「才能&金&時間の壮大な無駄遣い!? 伝説のアイデアコンテスト」

 番組の内容紹介は
  → 凄すぎる、ホンダのアイデアコンテスト! 〜 NHK サイエンスゼロより

posted by 管理人 at 23:31| Comment(2) | 一般(雑学)6 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
金融取引の停止(金融制裁)の記事かと思いました。
Posted by 通りすがり at 2019年08月04日 10:45
>原産国の表示

なるほど、近場のスーパーでも「辛」ラーメンは大幅値引きの
目玉商品なのに常に山積みで売れ残ってますね^^:

自身の安全にかかわる商品であれば、効果抜群かもしれません。
Posted by 参考になります。 at 2019年08月04日 12:29
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