2019年07月03日

◆ 避難所では食事を出せ

 「豪雨なので避難すべき」という警報が出ても、避難する人は少ない。そこで、避難所で食事を出すといい。

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 鹿児島の豪雨では、「豪雨なので避難すべき」という警報が出たが、NHK の報道を見たところ、避難する人は少ない。学校の体育館は、ほぼガラガラに近い。数十人は来たが、大多数の住民は自宅にいる。これだと、被害に遭う人もいるだろう。

 そこで、避難所で食事を出せばいい。そうすれば、食事に釣られて、避難してくる人が増える。特に、(貧しい)お年寄りほど、食事に釣られるだろう。

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 というか、そもそも、食事を出さない方がおかしい。今回の例で言えば、「午前9時には避難所に来た」という人がいて、豪雨のピークは夜間だから、朝から朝まで、丸1日を避難所で過ごすことになる。その間、3度の食事をすべて持ってくるのは、面倒だ。
 避難所にはもともと非常食があるはずだ。それには賞味期限か使用期限みたいなのがあるので、何年もずっと保存し続けるわけには行かない。だったら、避難所に人々が来るような災害時には、その非常食を食べてしまえばいいのだ。(あとで捨てずに済む。)

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 逆に言えば、こういうときに食べてしまえるように、非常食は食べやすいものであることが好ましい。乾パンというのは、固くて、お年寄りには食べにくいので、お年寄りにも食べやすいような、柔らかな非常食が好ましい。
 また、給湯設備も用意しておくことが好ましい。台風が来たって、ガスも水道も使えるのだから、給湯設備によって熱い湯を提供できるようにするべきだ。
 そうすれば、カップラーメンだって食べられるし、おかゆや白飯みたいな米飯も食べられるだろう。
 おかずも、缶詰を用意しておけば、お年寄りも栄養豊富なものが食べられる。(サバ缶あたりが安くてお薦めだ。)

 野菜も、乾燥野菜を湯戻しで食べられるはずだ。たとえば、乾燥ワカメを味噌汁で食べる。(味噌汁が必要だが。)
 別途、缶詰のフルーツでもいいし、ペットボトルのトマトジュースでもいい。これらも野菜のかわりになる。

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 以上のようにして、乾パンなんかのかわりに、「米飯と味噌汁と野菜とサバ缶」みたいな食事を提供すればいい。これで、多くの住民が食事目当てで避難所にやってくるようになる。めでたし、めでたし。



 [ 付記 ]
 乾燥ワカメは、結構値段が高いのだが、「肉のハナマサ」というスーパーでは、けっこうお安く売っているのがわかった。
(大容量だが、どうせ保存食だし。)



 【 追記 】
 実状はどうか……ということを、ネットで調べてみた。わかったことは、こうだ。
  ・ たいていの避難所では、非常食が提供される。
  ・ ただし、炭水化物が1食だけ。(アルファ化米など)
  ・ 量も種類もまったく足りない。
  ・ 野菜やタンパク質は皆無に等しい。
  ・ 給食設備のある学校では、まともな食事が提供される。
   ただしその割合は多くない。(地域差あり。)
  ・ 何も提供されない避難所も、いくらかある。


 情報源は、下記だ。
  → 愛媛県の豪雨で避難所の食料事情 - ぐるなび
  → 熊本地震直後の避難所の食事。衝撃の記録ツイート
  → 熊本地震のときの新聞記事
  → 2018年の西日本豪雨の避難所(アレルギー患者向けの食事はない)
  → はてなブックマーク(アレルギー対応食について)

 《 加筆 》

  → 熊本地震のときの避難所の食事の一覧(画像)出典

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 実状を見ると、最低限のものは提供されるようだが、現実的にはまったく不足しているので、自分で缶詰やレトルト食品やカップラーメンなどを持っていく方がいい……という結論になる。
 で、そんな現状では駄目だから、自治体の方で缶詰やレトルト食品やカップラーメンなどを用意するようにするべきだろう。

 なお、給食設備があるとしても、食材はないはずだから、給食設備向けの食材が提供されるとしたら、地震が起こってから二日目か三日目になってからだろう。
 豪雨の場合には、(まだ危険な)当日中に食材が提供されるとは思えないので、結局は、給食設備を使う食事は提供されないままとなりそうだ。
 


 [ 余談 ]
 上のリンクから一部抜粋すると、熊本地震のときには、避難所に CoCo壱番屋のレトルトカレーが届いたそうだ。下記。




 毎日、アルファ米やパンばかりを食べていた人々にとっては、肉と野菜がたっぷりと入っている温かなカレーは、生き返るようにありがたい食事だったようだ。
 同様に、東日本大震災のときにも、大量のカレーを送付したそうだ。
  → 『カレーハウスCoCo壱番屋』がカレー6万6千食を被災地へ支援
 東日本大震災のときにこういうことをやったのは、CoCo壱番屋だけだ。

 ちょっと似た話が、下記にある。
  → 大学時代のバイト先だった CoCo壱番屋に「結婚式でサンキューギフトにゼリーを使いたいので大量購入希望」とメールを送ったら返事が感動的だった - Togetter

 CoCo壱番屋でバイトをしていた男女が、二人の出会いの場である CoCo壱番屋のゼリーを購入しようとしたら、会社がサービスしてくれた……という話。
 これもいいけれど、被災地にカレーを提供した、というのが、何よりも光る。

 ※ あと、山崎パンもパンを提供した。これも偉い。
   だけど、主体は炭水化物だから、ちょっと物足りない。
   まあ、他の企業よりは、よっぽど偉いんだが。
 ※ 熊本地震では、牛丼・吉野家も炊き出しをしたそうだ。
    → 【熊本地震】牛丼1000食を現地で炊き出し :産経ニュース
posted by 管理人 at 21:35| Comment(2) |  地震・自然災害 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
 最後に 【 追記 】 を加筆しました。
 タイムスタンプは 下記 ↓
Posted by 管理人 at 2019年07月04日 06:56
 最後に [ 余談 ] を加筆しました。
 タイムスタンプは 下記 ↓
Posted by 管理人 at 2019年07月06日 17:32
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